【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています

空月

文字の大きさ
19 / 75
番外

登場人物覚え書き+α

しおりを挟む
登場人物解説のような形で伏線だったけど早期に畳んだために明かせなかった部分など補完できればと思ったのですが、語りすぎるのもどうかと思ったので微妙にふわっとした何かに。

ざっくばらんに書いているので、本編の余韻(?)などぶち壊す可能性がありますが、それでもよろしければどうぞ。


+ + + + + + + + +





◇フィオラ・クローチェ

シュターメイア王国に仕える魔法士。『善い魔法使い』。『確率で魔法が暴発するが、それは自分にのみ影響する』という代償を負う。
幼少時に『悪い魔法使い』に双子の片割れとともに攫われ、痛めつけられ、その末に『魔法使い』になった。その際に片割れが死に至ったため、その復讐と自分のような目に遭う人間をなくしたいという思いから『悪い魔法使い』を根絶したいと願い、遠因となったディゼット・ヴァレーリオを憎んでいる。
見た目は中性的という以外設定なし。愛想がないのは元々の性質でもあるが、『悪い魔法使い』に拷問まがいのことをされた影響もある。
冒頭で自分にかけようとしていた魔法は『姿変えの魔法』――男の姿になる魔法だったが、続かなかったし掘り下げなかったので作中で出せなかった。毎日その魔法をかけているのは片割れのことを忘れないためと、単純に女より男の方がいろいろと安全だから。ルカはその魔法のことを知っているので、別にBでLなアレではない。
『魔法使い』になってわりとすぐにシュターメイア王国に魔法士として仕え始めたので、魔法士の中では古株といえば古株。


◇ルカ=セト

シュターメイア王国の騎士団長(の一人)。『氷の美貌の騎士様』という恥ずかしい通り名がある。
モテにモテるが、本人はフィオラを何よりも優先すると決めているので、恋人はいない。
故郷を『善い魔法使い』から『悪い魔法使い』になった魔法使いに滅ぼされたので、シュターメイア王国に来た当初は魔法使い全般を憎んでいた。が、フィオラをきっかけに「普通の人間と同じように、好ましい魔法使いもそうでない魔法使いもいる」という考えに至ったので、今はそうでもない。
とにかくフィオラが好き。『好ましい』を究極的に煮詰めたような感じ。恋愛かもしれないが、恋愛だろうがそうでなかろうが同じだと本人が思っている。
普段のフィオラが自己完結型なので頼られたいと思いつつチャンスがなかったが、この度存分に頼ってもらえそうなシチュエーションになったのでちょっと羽目を外した感がある。
子どもが好きかどうかで言えば普通なので、あの態度はもちろんフィオラ限定である。


◇ディーダ・ローシェ

シュターメイア王国の魔法士長。『古の魔法使い』。年齢不詳。
『絶対に悪い魔法使いにならない』魔法使い。『悪い魔法使い』を根絶することを至上命題にしている。
ルビを多用する喋りをすることでメタ的に気付いた人もいるかもしれないが、異世界の知識がある(元異世界人)。
ディゼット・ヴァレーリオとは因縁の関係。


◇ジード・ガレッディ

ルカの団の副団長。ノリが軽い。人との距離の詰め方が上手い。
ワンコ系と見せかけた狼系。ただしその顔をフィオラは知らない。
たぶん笑顔で拷問とかできるタイプ。


◇ベリト・サヴィーノ

シュターメイア王国の新参魔法士。『悪い魔法使い』になろうかと思ったこともあったが、まだ『善い魔法使い』。超絶に顔がいい。毒舌。貸し借りを気にする。人間嫌い。
たぶんなんだかんだこれからフィオラと何らかの関係を築いたりするかもしれない。


◇ダリア・カゼッリ

シュターメイア王国の魔法士。フィオラの数少ない友人。無類の本好き。
話を転がすのに必要で出しただけなので特に裏話はない。
たぶん見た目は清楚系美人。きっと眼鏡。


◇ディゼット・ヴァレーリオ

稀代の『悪い魔法使い』。というか概ねすべての黒幕。『古の魔法使い』。
人の痛みも苦しみもなんとも思わないタイプ。快楽主義者。
あまり喋らせられなかったのでわかりにくいが、ディーダ・ローシェ魔法士長と同じく異世界の知識がある(元異世界人)。
ディーダ・ローシェ魔法士長とは因縁の関係。


◇女官
元はただルカに片思いして告白して玉砕した一人の女官だった。ちょっとだけ他の人より思考が利己的だったのをディゼット・ヴァレーリオに利用されてああいうことになった。



◆『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』

仕組みは概ねフィオラが作中で推測している通り。魔法使いになった時点のその人の性質や環境などが影響して『代償』が決まるが、それは基本的に他人に転嫁できる。つまり『善い魔法使い』というのは倫理観がどれだけあるかで決まるようなもの。
正確に言うならこの世界には『魔法使い』と『悪い魔法使い』しかいない。


◆フィオラの呼び名

『フィー』は元々フィオラ達双子がお互いを呼び合っていたもの(双子の片割れの名はフィオレ)。
ルカがフィオラの名を呼ぶようになったときに、まだ発音に堪能でなくうまく呼べなかったため、妥協案で『フィー』になった。


◆人物名

ルカ以外は名か姓をイタリア系からとったりもじったりしている。シュターメイア王国のある辺り出身の人物はみんなその予定だった。


◆フィオラとルカのこれから
フィオラが情動に鈍く、ルカが今の関係で満足しているので、何か大きなきっかけがないと進展しないと思われる。たぶんフィオラが死にかけたりでもすればちょっとルカがヤンデレ気味になって『ここにいる』ことを確かめたくて距離を縮めたりするのではないだろうか。そうです作者の性癖です。ディゼット・ヴァレーリオのちょっかいに乞うご期待。
まあお好きに想像してください。


+ + + + +  + + + +


他に「ここって伏線だったの?」「この辺り掘り下げて語ってほしい」などありましたらコメントでもくだされば語ったり濁したりするかもしれません。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!

珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。 3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。 高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。 これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!! 転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!

大自然を司る聖女、王宮を見捨て辺境で楽しく生きていく!

向原 行人
ファンタジー
旧題:聖女なのに婚約破棄した上に辺境へ追放? ショックで前世を思い出し、魔法で電化製品を再現出来るようになって快適なので、もう戻りません。 土の聖女と呼ばれる土魔法を極めた私、セシリアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡された上に、王宮を追放されて辺境の地へ飛ばされてしまった。 とりあえず、辺境の地でも何とか生きていくしかないと思った物の、着いた先は家どころか人すら居ない場所だった。 こんな所でどうすれば良いのと、ショックで頭が真っ白になった瞬間、突然前世の――日本の某家電量販店の販売員として働いていた記憶が蘇る。 土魔法で家や畑を作り、具現化魔法で家電製品を再現し……あれ? 王宮暮らしより遥かに快適なんですけど! 一方、王宮での私がしていた仕事を出来る者が居ないらしく、戻って来いと言われるけど、モフモフな動物さんたちと一緒に快適で幸せに暮らして居るので、お断りします。 ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――

婚約破棄で追放されて、幸せな日々を過ごす。……え? 私が世界に一人しか居ない水の聖女? あ、今更泣きつかれても、知りませんけど?

向原 行人
ファンタジー
第三王子が趣味で行っている冒険のパーティに所属するマッパー兼食事係の私、アニエスは突然パーティを追放されてしまった。 というのも、新しい食事係の少女をスカウトしたそうで、水魔法しか使えない私とは違い、複数の魔法が使えるのだとか。 私も、好きでもない王子から勝手に婚約者呼ばわりされていたし、追放されたのはありがたいかも。 だけど私が唯一使える水魔法が、実は「飲むと数時間の間、能力を倍増する」効果が得られる神水だったらしく、その効果を失った王子のパーティは、一気に転落していく。 戻ってきて欲しいって言われても、既にモフモフ妖狐や、新しい仲間たちと幸せな日々を過ごしてますから。 ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します

mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。 中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。 私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。 そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。 自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。 目の前に女神が現れて言う。 「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」 そう言われて私は首を傾げる。 「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」 そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。 神は書類を提示させてきて言う。 「これに書いてくれ」と言われて私は書く。 「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。 「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」 私は頷くと神は笑顔で言う。 「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。 ーーーーーーーーー 毎話1500文字程度目安に書きます。 たまに2000文字が出るかもです。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

他国から来た王妃ですが、冷遇? 私にとっては厚遇すぎます!

七辻ゆゆ
ファンタジー
人質同然でやってきたというのに、出されるご飯は母国より美味しいし、嫌味な上司もいないから掃除洗濯毎日楽しいのですが!?

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

処理中です...