とにかく異世界に転生したい!!

風月 颯介

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一章

13話

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模擬戦が終了した後

「で、確か勝ったら私とパーティーを組んで欲しいって言ってたけど本気?」

「そうですね……本気は本気ですが、私はまだ7歳ですから」

「‘‘俺‘‘でいいわよ」

「えっ?」

「ちょこちょこでてたしね。私に勝ったんだから別に良いわよ」

「はぁ……そういうことならお言葉に甘えて。まだ7歳なので、冒険者登録できません。最低でもあと3年は要ります」

「別に構わないわよ。私もその3年で鍛えなおそうと思うし」

「そう言って頂けるとありがたいです。では、3年後に」

「えぇ、3年後弱くなってたらパーティーを組む話は無しよ」

「もちろんです。ルミアさんに相応しい男になって待ってます」

「なっ!?ま、まぁ期待してないで待ってるわ//」

「それじゃあルミアさん特別依頼の達成報酬ですが」

「いらないわ」

「へっ?」

「要らないわ。いい経験させてもらったしね。まぁ、3年後パーティーを組んだらその位はすぐに稼げるだろうしね。というか何より私、レギルに生活魔法しか教えてないし」

苦笑しながら言う。

「あっ名前…」

そう、今初めて本当の意味で名前を呼んでもらえたのだ。

「それは……パーティーメンバーをいつまでもこの子とか君とか呼ぶ訳にはいかないじゃない」

ぷぃという擬音が聞こえそうに首を横に振る。

「それじゃあ私は行くわ」

「えっ!?もうですか?」

「名残惜しくなるから」

「はい?」

小声で何か言っていたが聞こえなかった。

「何でもない。とにかく、3年後楽しみに待ってるから」

「はい」

この出来事が、後の伝説的パーティー‘‘ハルシオン・デイズ‘‘の結成の切っ掛けになる。






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