4 / 23
嘘の発覚
しおりを挟む
『……もう、それ以上動くな。腕と足を噛まれているから、じきに血を失って死ぬぞ』
『はん、人間のアンタにアタシの何がわかるのよ!』
ガツン、という鈍い衝撃。パラサイトに変化した朱莉が放った尾が素早く動いて、同時に霧原の左肩と体の数箇所を刺し貫く。白衣や床へさらに血が飛び散るが、霧原は前に進む歩みを止めない。
(なんなんだこいつ……。これだけあちこち刺してるのに、なぜまだ歩けるんだ)
『そ、それ以上アタシに近づいたら……本当に殺すぞ。いいのか?』
朱莉の表情に焦りが見え隠れする。
『……もし嫌だ、と私が言ったらどうする』
着ているものを含めて、体中が傷と血だらけなのにまだ余裕がある……という雰囲気の霧原の表情に、ついにぷつりと朱莉の堪忍袋の緒が切れた。
『やっぱり死ね‼︎』
もう一度、体に生じた不恰好な尾が放たれ、相手の胸部の急所を刺そうとする。
『……そうか、それは残念だな。やっと君を見つけたのに』
霧原はなおも余裕の顔をくずさず、自分の胸めがけてまっすぐ向かってくる朱莉の尾を避けようとすらしない。
『坂咲青くんから、君を探してほしいと頼まれたんだが』
(は?……こいつ今、なんて言った。なんで青の名前を知ってる?)
朱莉がその一言に明らかに動揺したのが見えた。向かってくる尾の速度が一瞬だけ減速する。霧原はその隙を狙って伸びた尾の先端を爪の生えたを両手でつかみ、ぐいっ、と自分のほうに引きよせる。
『う、うわ‼︎』
あっという間に朱莉の体が床から浮き上がり、霧原に背を向ける格好で両腕を下から抱えられて拘束される。放った尾のほうは左足で強く床に踏みつけられていて、まったく動かせない。
『悪いな。こっちも君らパラサイトの保護が仕事なんでね……大人しくしてもらうよ』
『……なんだ、アンタもパラサイト……か』
そう言う霧原の体から何かが腐ったような臭いがする。彼が自分と同じだと気がついた朱莉はそれだけを言い残し、そのまま気を失った。霧原がさっきから拘束していた体からもすっかり力が抜けている。
(……安心して気を失ったか。手足の傷は少し再生し始めているが、正直なところ出血の程度がどれくらいか判断ができん)
ここから出て、支部に一旦戻ろう。医療スタッフの浅木なら何か対処方法を知っているはずだ。霧原は気絶した朱莉の両手を自分の肩に、両足を脇の下にまわしてしがみつかせてから背負うと、3年4組から廊下に出た。
「あっ……えっ、霧原さん?」
すぐそばから羊子の声がした。霧原がそちらを向くと、足元に自分が囮を指示したパラサイトくんがいて、ちらちらと彼を見上げている。その目はなんだかすごく申し訳なさそうに見える。
『……ごめんキリハラ。おいら必死に止めたのに、彼女がどうしても3階に行くって言って……』
おろおろしながら小声でつげるパラサイトくんは、目まで潤んで今にも泣きだしそうな表情だ。
『……いや、君に無理を言った私が馬鹿だった。謝らなくていい、どちらにしろ気づかれるのは時間の問題だったんだから』
『え、だってそれじゃ……わあ⁈』
パラサイトくんの言葉の最後のほうは、小さな悲鳴に変わった。霧原が床から彼をつかみ上げて自分の白衣の裾ポケットへ乱暴に押しこんだからだ。
「霧原さん……ずっと探してたんですよ! ちょっとその怪我どうしたんですか……白衣とかそこらじゅう緑色じゃないですか⁉︎」
駆けよってきた羊子が、霧原の左肩が大きく裂けて緑色のまだら模様になった白衣や中に着た黒のベストとスラックスにうがたれた穴にぎょっとした表情で動きを止める。
『君のほうこそ、私の指示を無視してここまで来たのか?』
「う……それは認めますけど、医療スタッフの浅木さんが青くんの目の傷は回復できるって言っていたので大丈夫かなって思って」
「私、こっちに残った霧原さんのことが心配で……だってあんな言い方ないでしょう」
羊子まで今にも泣き出しそうだ。霧原はどうしていいのか分からずふう、とため息をつく。
『……保健室での発言はすまなかった。今後は気をつけよう。それで、どうして君はもう一度ここに戻って来たのかね?』
「あ……それを言うのすっかり忘れてました。浅木さんからの伝言で、本部からの連絡がだいぶ前にあってこの旧校舎にいる調査対象のパラサイトを全員保護から処分に切り替えるように……って伝えてほしいって」
霧原の顔が羊子の口から伝えられる浅木からの伝言に、だんだんと険しくなってゆく。本部は一体何を考えている? 調査対象のパラサイトは保護と収容が優先されるべきではないのか?
「あの、霧原さん聞いてます?」
『……ああ。浅木くんからの伝言はそれだけかね』
「はい。他には何も」
羊子はうなずきかけ、霧原の背中に目をやる。セーラー服を着た髪や肌が異様に白い女の子を背負っている。誰だろう。
「あの、霧原さん。その背中に背負っている子って誰ですか?」
『彼女は黒河朱莉だよ。ほら、坂咲青くんのクラスメイトの子だ。そこの教室で倒れていたから保護した』
そこの教室というあたりで霧原は、自分が今出てきたばかりの3年4組を顔の向きで示す。羊子がすぐに教室に向かおうとするので、霧原は道をふさぐように移動してそれを止める。
『……中は見に行かないほうがいい。天井から床までパラサイトの血塗れだ、教卓の近くで教師らしき男性が1人と生徒5人がパラサイトになって死んでいる』
「一応私もパラサイト課の職員ですから、見に行きます。そこどいてください」
羊子が目の前で壁になっている霧原の体を手で押し退けて通ろうとした。
「……ぐっ⁈」
羊子の鼻を新校舎の保健室に放置されていたゴミ箱の中身をのぞいた時と同じ、あのなんともいえない生ゴミのよう強烈な臭いが襲う。体が拒絶して反射的に一歩後ずさる。
(これってまさか……霧原さんの臭いなの?)
『うん?……どうしたんだい柴崎くん。変な顔をして』
「……霧原さんもしかしてとは思うんですけど、私と別れた後に保健室のゴミ箱に何か捨てませんでした?」
そう言いながらスーツの袖で鼻をおおって顔を歪める羊子の様子を見て、霧原は気づく。彼女はあれを見たのだ。
『いいや、何も……と言ったところで言い訳にしかならないだろうから、素直に言おう』
『そうだよ柴崎くん、私は…………パラサイトだ』
しばらくの沈黙。羊子は驚きと信じられないという感情が入りまじった複雑な表情を浮かべている。
「……どうして、今まで言ってくれなかったんですか」
『言う必要がなかった。これからもずっと、君に私の正体を明かすつもりはなかった』
「だからってそんな……!」
『それにそんなことをしたら……今の職と研究を失うことになる』
「研究……ですか?」
霧原は背中に背負っている朱莉を一度床に下ろし、後ろにまわしていた自分の変化した両手が羊子に見えるようにする。
『パラサイトになった者を人間に戻す方法を探しているんだ』
『私はね柴崎くん、こんな中途半端な姿じゃなく……もう一度人間に戻りたいんだよ』
羊子はそう言う霧原の表情がどこか寂しそうに見えて、目をそらしてしまう。こういう時、何と返していいのかがわからない。それよりも今は……。
「……とにかく霧原さんのことは後からじっくり聞きますから、今は本部からの命令をどうするかを一度支部に戻って考えましょう」
『はん、人間のアンタにアタシの何がわかるのよ!』
ガツン、という鈍い衝撃。パラサイトに変化した朱莉が放った尾が素早く動いて、同時に霧原の左肩と体の数箇所を刺し貫く。白衣や床へさらに血が飛び散るが、霧原は前に進む歩みを止めない。
(なんなんだこいつ……。これだけあちこち刺してるのに、なぜまだ歩けるんだ)
『そ、それ以上アタシに近づいたら……本当に殺すぞ。いいのか?』
朱莉の表情に焦りが見え隠れする。
『……もし嫌だ、と私が言ったらどうする』
着ているものを含めて、体中が傷と血だらけなのにまだ余裕がある……という雰囲気の霧原の表情に、ついにぷつりと朱莉の堪忍袋の緒が切れた。
『やっぱり死ね‼︎』
もう一度、体に生じた不恰好な尾が放たれ、相手の胸部の急所を刺そうとする。
『……そうか、それは残念だな。やっと君を見つけたのに』
霧原はなおも余裕の顔をくずさず、自分の胸めがけてまっすぐ向かってくる朱莉の尾を避けようとすらしない。
『坂咲青くんから、君を探してほしいと頼まれたんだが』
(は?……こいつ今、なんて言った。なんで青の名前を知ってる?)
朱莉がその一言に明らかに動揺したのが見えた。向かってくる尾の速度が一瞬だけ減速する。霧原はその隙を狙って伸びた尾の先端を爪の生えたを両手でつかみ、ぐいっ、と自分のほうに引きよせる。
『う、うわ‼︎』
あっという間に朱莉の体が床から浮き上がり、霧原に背を向ける格好で両腕を下から抱えられて拘束される。放った尾のほうは左足で強く床に踏みつけられていて、まったく動かせない。
『悪いな。こっちも君らパラサイトの保護が仕事なんでね……大人しくしてもらうよ』
『……なんだ、アンタもパラサイト……か』
そう言う霧原の体から何かが腐ったような臭いがする。彼が自分と同じだと気がついた朱莉はそれだけを言い残し、そのまま気を失った。霧原がさっきから拘束していた体からもすっかり力が抜けている。
(……安心して気を失ったか。手足の傷は少し再生し始めているが、正直なところ出血の程度がどれくらいか判断ができん)
ここから出て、支部に一旦戻ろう。医療スタッフの浅木なら何か対処方法を知っているはずだ。霧原は気絶した朱莉の両手を自分の肩に、両足を脇の下にまわしてしがみつかせてから背負うと、3年4組から廊下に出た。
「あっ……えっ、霧原さん?」
すぐそばから羊子の声がした。霧原がそちらを向くと、足元に自分が囮を指示したパラサイトくんがいて、ちらちらと彼を見上げている。その目はなんだかすごく申し訳なさそうに見える。
『……ごめんキリハラ。おいら必死に止めたのに、彼女がどうしても3階に行くって言って……』
おろおろしながら小声でつげるパラサイトくんは、目まで潤んで今にも泣きだしそうな表情だ。
『……いや、君に無理を言った私が馬鹿だった。謝らなくていい、どちらにしろ気づかれるのは時間の問題だったんだから』
『え、だってそれじゃ……わあ⁈』
パラサイトくんの言葉の最後のほうは、小さな悲鳴に変わった。霧原が床から彼をつかみ上げて自分の白衣の裾ポケットへ乱暴に押しこんだからだ。
「霧原さん……ずっと探してたんですよ! ちょっとその怪我どうしたんですか……白衣とかそこらじゅう緑色じゃないですか⁉︎」
駆けよってきた羊子が、霧原の左肩が大きく裂けて緑色のまだら模様になった白衣や中に着た黒のベストとスラックスにうがたれた穴にぎょっとした表情で動きを止める。
『君のほうこそ、私の指示を無視してここまで来たのか?』
「う……それは認めますけど、医療スタッフの浅木さんが青くんの目の傷は回復できるって言っていたので大丈夫かなって思って」
「私、こっちに残った霧原さんのことが心配で……だってあんな言い方ないでしょう」
羊子まで今にも泣き出しそうだ。霧原はどうしていいのか分からずふう、とため息をつく。
『……保健室での発言はすまなかった。今後は気をつけよう。それで、どうして君はもう一度ここに戻って来たのかね?』
「あ……それを言うのすっかり忘れてました。浅木さんからの伝言で、本部からの連絡がだいぶ前にあってこの旧校舎にいる調査対象のパラサイトを全員保護から処分に切り替えるように……って伝えてほしいって」
霧原の顔が羊子の口から伝えられる浅木からの伝言に、だんだんと険しくなってゆく。本部は一体何を考えている? 調査対象のパラサイトは保護と収容が優先されるべきではないのか?
「あの、霧原さん聞いてます?」
『……ああ。浅木くんからの伝言はそれだけかね』
「はい。他には何も」
羊子はうなずきかけ、霧原の背中に目をやる。セーラー服を着た髪や肌が異様に白い女の子を背負っている。誰だろう。
「あの、霧原さん。その背中に背負っている子って誰ですか?」
『彼女は黒河朱莉だよ。ほら、坂咲青くんのクラスメイトの子だ。そこの教室で倒れていたから保護した』
そこの教室というあたりで霧原は、自分が今出てきたばかりの3年4組を顔の向きで示す。羊子がすぐに教室に向かおうとするので、霧原は道をふさぐように移動してそれを止める。
『……中は見に行かないほうがいい。天井から床までパラサイトの血塗れだ、教卓の近くで教師らしき男性が1人と生徒5人がパラサイトになって死んでいる』
「一応私もパラサイト課の職員ですから、見に行きます。そこどいてください」
羊子が目の前で壁になっている霧原の体を手で押し退けて通ろうとした。
「……ぐっ⁈」
羊子の鼻を新校舎の保健室に放置されていたゴミ箱の中身をのぞいた時と同じ、あのなんともいえない生ゴミのよう強烈な臭いが襲う。体が拒絶して反射的に一歩後ずさる。
(これってまさか……霧原さんの臭いなの?)
『うん?……どうしたんだい柴崎くん。変な顔をして』
「……霧原さんもしかしてとは思うんですけど、私と別れた後に保健室のゴミ箱に何か捨てませんでした?」
そう言いながらスーツの袖で鼻をおおって顔を歪める羊子の様子を見て、霧原は気づく。彼女はあれを見たのだ。
『いいや、何も……と言ったところで言い訳にしかならないだろうから、素直に言おう』
『そうだよ柴崎くん、私は…………パラサイトだ』
しばらくの沈黙。羊子は驚きと信じられないという感情が入りまじった複雑な表情を浮かべている。
「……どうして、今まで言ってくれなかったんですか」
『言う必要がなかった。これからもずっと、君に私の正体を明かすつもりはなかった』
「だからってそんな……!」
『それにそんなことをしたら……今の職と研究を失うことになる』
「研究……ですか?」
霧原は背中に背負っている朱莉を一度床に下ろし、後ろにまわしていた自分の変化した両手が羊子に見えるようにする。
『パラサイトになった者を人間に戻す方法を探しているんだ』
『私はね柴崎くん、こんな中途半端な姿じゃなく……もう一度人間に戻りたいんだよ』
羊子はそう言う霧原の表情がどこか寂しそうに見えて、目をそらしてしまう。こういう時、何と返していいのかがわからない。それよりも今は……。
「……とにかく霧原さんのことは後からじっくり聞きますから、今は本部からの命令をどうするかを一度支部に戻って考えましょう」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
皆さんは呪われました
禰津エソラ
ホラー
あなたは呪いたい相手はいますか?
お勧めの呪いがありますよ。
効果は絶大です。
ぜひ、試してみてください……
その呪いの因果は果てしなく絡みつく。呪いは誰のものになるのか。
最後に残るのは誰だ……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる