殺人犯当てゲーム開催しましょう?

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一人目の犠牲者

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ガタッ・・ガタッそんな机を動かすような音で目を覚ました
心里「ん・・・」と目を擦りながら音のした方をみる、するとなにかの通路みたいなのが見えた
心里「えっ?」キョトンという声を出してしまった、そこの通路の先を行くと先に起きていたクラスメイト何人かがいた、周りをよくよく見渡すと、1と書いてあるドアにはお風呂マーク 2と書いてあるドアにはトイレ そして通路出た先にある部屋はみんなと議論する場所と食事をするところだったそこにはたくさんの食べ物が並べられていた、お肉、魚、野菜一応栄養バランスは揃えてるみたいだった、周りをよくよく見ると数字が書かれてないドアが何個かあるようだった、外に繋がっているかよくわからない窓も取り付けられていた空気の入れ替えなのだろうか?
一応スマホの没収はされなかったが園外のため全くと言っていいほど役に立たないただの物体化とした、食卓はガヤガヤとしていたまるで旅行にきてるみたいな賑やかさだ、気分を紛らわしてるのか゛一番最初゛だからそうなのかよくわからなかった、静かに席について食事を食べるが、昨日のことがあったせいか、食事が中々喉に通らない、
こうこうしているうちにあっという間に議論の時間がやってきてしまった、スマホの時間を見ると12時を指していた゛議論は゛毎回昼の12時に始まるということがここで1つ目が分かった
突然『ピンポンパンポン』という音が流れ、一斉にみんながそちらに振り向く、
放送『さぁさぁ、議論のお時間がやってまいりました、話し合いは10分だけとさせてもらいます♫』となにやら楽しそうな声で言っていた、そしてこちらの反論もなくブチッと切れてしまい、大きなテレビのタイマーだけが動く 
有山「勝手・・すぎるだろ手かがりもないのに・・・殺人犯を見つけろって、何が楽しいんだよ!」そうテーブルをがんっと右手で叩く
その声を聞いた1人がボソリとつぶやく
田中「でも・・・怪しいやついるちゃいるよなぁ・・・」そう視線をある3人に向ける、それに同意するかのようにもう一人も声を出す
高橋「だよ・・な・・それしか考えられねぇよ・・・」絞り出したかのような声だった、みんながたしかにそう納得する直前である1人がそれを停止しにかかる
煙草「おい・・」すごい低いトーンだった、ある3人からそちらに視線が移る、
煙草「それって・・ アイ=バロンさん リナ=ユーラックさん リッタ=ムルアさんのことか?まさかだと思ってるけど゛外国人゛というだけで疑ってることなんて無いよな?」鋭い視線を田中に向けている、
田中「・・・・・・。」その言葉に対して黙るだけだった煙草がその反応見て、感情がより高まる
煙草「なんも・・・・ないのにか?有隣堂・・答えろよ!!なぁ!!!」そんな煙草の怒鳴り声が話し合いの場に哀しいことに響いていたそこにストップを掛けたのはリナ=ユーラックだった
ユーラック「・・落ち着いてください、私達は確かに外国人なので疑われても仕方ないことですから、」そう哀しい目をしていた、
バロン「はぁ・・」1人は不機嫌そうな顔していた
ムルア「I.am different.」この子は゛日本語゛がまだ話せないのだ、だが不満な声言ってるのはなぜか伝わった、
ムルア「I don't understand why people are suspecting us when we haven't done anything.」《私達は何もしてないのになぜ疑われるのかわからない》
その途中で違うところからテーブルのたたく音が《ドンッ》と響く
神崎「ねぇ・・・くだらないことよりちゃんと話し合いしようよ、それだけが理由にならないし」
ユーラック「えぇ、私達は他の国からこの国へ来ただけであって、それだけの理由で殺害をするのはおかしいと思うんですよ゛生徒会長゛さん」そう田中の方を向いて発言をする、
田中「だが・・・それしかねぇんだよ・・皆信じてきたクラスメイトだぞなのにこの中にこの状況を楽しんでるやつがいるんだろ 俺等はなにもてかがりがない・・・その状況なんだっ・・」嘆き・・哀しい声が響き渡る
ユーラック「たしかに二人は最初は違う国からきたわ、私は日本育ちだけど二人だって私の大切ないとこよ、それと貴方達はどう違うの?」たしかに一理はあった、それだけで疑うのはどう考えても可笑しかったからだ、
煙草「3人にだって俺達と何も変わらない・・」そう云う、神崎がそこにストップかける
神崎「止めにかかってるけど、謎の正義感ぶるのやめてくれない?どちにしろ゛1人殺害゛する人を決めないといけない」その言葉を再度皆口を閉じた、゛自分達の手、言葉゛で大切なクラスメイトの1人を殺めないといけないそれが゛正解゛ならいいが゛間違った゛場合死ぬべきではなかった人が死ぬのだ皆そんな恐怖に怯えている、その無言タイムが続いてる最中にタイマーが0となってしまった、
放送『ピンポンパンポン』またリズムの良い音が流れた、この人空気読めないのかなと一瞬思ってしまった
放送『ささ、投票のお時間となりました皆様は手元にある機械で一人の名前にボタンを押してください、皆様の手元の名前はそれぞれバラバラになってるので注意を願います、』
考える時間は《3分》までと決められていた、その間みんな真剣に考え、申し訳ない顔をしながらボタンを押していた、私は○○○・・にボタンを押したその時は胸にナイフを刺されたかのような痛みを感じた、皆が投票終わったらそこ画面はブチッと切れた、遠隔操作されているのがそこで2つ目が分かった
放送『ピンポンパンポン』とまたまたうざい音楽が流れた
放送『やあやあ、皆決まったみたいだね、面白い結果だよ本日処刑される人はーー』
その言葉に皆が息を飲んだそりゃそうだみんながみんな゛自分゛かもしれないという恐怖と戦っている皆は自分゛以外゛の人に入れていることは確定だから恐怖に落ちている心の安泰は一切ここにないのだ
放送『アイ=バロンさんです!お~めでとうございます!記念すべき一人目の゛犠牲者゛です、遺言をぜひ残してくださいませ~♫』
その結果を聞いたバロンは絶望の顔をしていた
バロン「・・・えっ」バロンはいま呆然とその場に魂を抜けたような表情をしている自分自身の耳を疑っているのだろう、そりゃそうだ゛死゛を意味しているのだから、そこにユーラックが皆に向かって立ち上がる
ユーラック「なんで・・なんで・・アイが殺されなくてはいけないのよ!?ねぇ!!なんでっみんなアイにいれたのっ」ポロポロと涙がテーブルに零れ落ちていた、皆は顔を背けるバロンはそんなユーラックの声も姿ももう目に入ってない聞こえてないのかいや、正確には周りの声がもう届かない状態が正しいだろう、
バロン「Why this result? Why! ! ? why do i have to die? Hey, someone please help me, buddy! ! We're friends! I don't want to die, I don't want to die, I don't want to die! Hey, I still want to live! !」《なぜ、この結果なの?なぜなの!?何故私が、死ななくてはならないの?ねぇだれか助けてよ!!仲間でしょ!!友達でしょ!死にたくない死にたくない死にたくないよ!ねぇ!まだいきたいよ!》かなり怒ってるのがつたわったその英語の意味がわかった人は下を俯くとても心苦しそうな顔をしていた、伝わらなかった人でも、その気迫で゛すごい゛ことをいってるのだけは分かった
ムルア「love・・ 」とても哀しそうな目をしていた、ユーラックはそのリッタに抱きつく
ユーラック「リッタ・・今はアイを見てはいけない・・」でも、その手を払い除けムルアはバロンに抱きつくバロンはその行動に一瞬正気が戻る
バロン「なによ・・・なによ・・」と壊れた人形のようにつぶやく
ムルア「I will always love you, I will never forget you, I will follow right behind you, I will always be by your side, I, you are my precious family, I will never let you be alone.」《私はいつまでもあなたを愛してる、忘れない私もすぐ後を追いますいつまでも貴方のそばにいますアイ、貴方は私の大切な家族です、貴方を1人になんてさせません》耳元ですごい早口で伝えていたほぼ全員にはわからなかったその人だけに伝わればいいのかバロンはその言葉を聞いて涙をポロポロと流す、その体はプルプルと震えていた無惨にもその感動シーンを切り裂くように声が流れた
放送『はーい、遺言タイムは終わりだよ~♫キリがないからねさっさと゛犠牲者゛には死んでもらうよ結果は゛犠牲者゛が死んでからわかるよ、さぁ、アイ=バロンさんドアにごあんなーい♫』その瞬間一つの書かれてない数字のドアからロボットが数人飛び出してきた《ガガガッ》バロンをめがけてやってきた哀しくも無理やりムルアは引き離され、バロンは叫んでいたやめてやめて、とだがみんなも止めようとしたが斧をもっていたりしたため安易に近寄れなかった、哀しくもドアに引き釣りこまれてしまった、その時の顔が絶望、助けて、恨みすべての感情が込められてるかのような顔をしていた、人間の顔があれほど怖いと思ったことはない、《バタン》とドアの音ってこれほど怖いものだと知らなかったドアの閉まる音がこれほど怖いと思うことなんてもうないだろう・・・・その10秒後ぐらいだろう耳を塞ぎたくなるような声が聞こえてきた
«イヤァァァァァァァァァコナイデエエエエエエエエエエエエエェ»ザシュザシュ«いたいたいいたいたいたい»ザクッガガガッ«ウデウデエエエエエェトラナイデエエエエェイヤァァァぎゃぁだ»ザッシュガリガリガリゴゴゴ気持ち悪い音が響き渡った、数分後には声が一切聞こえなくなってしまった、その数分間に気を失った人、泣き出した人、吐き出した人様々な人がでてきてしまった、中に起こってた事を想像すらしたくなかったいや考えたくもなかった゛人が゛殺されるのはこれほど気持ち悪いことなんだっておもってしまったのだ
放送『さてと・・゛一人目の犠牲者゛が処刑されました、アイ=バロンさんは善良なる市民でした、まだ殺人犯は潜んでるので皆様のご注意を尚、外されたため議論は続行とさせてもらいます、では皆様また議論の時間にお会いしましょう・・・・』その終わりの言葉と同時にブチッと切れた、淡々と゛仕事終わり゛みたいに今日が終わるそんなふうに思えた1つわかったのは声の先にいる人は゛人間゛ではないことだ、そこまで冷酷にできる人はわたしは知らない、というか知りたくもないそのシーンとしてる場面に一人が声を荒げた、
ユーラック「ほら・・ほら・・アイは無罪だった!ねぇ誰よアイに入れた人はねぇねぇ!自分が助かって嬉しい!!!!!!ねぇ!!!」とわぁぁぁと泣き叫んでいた、皆はそれに黙ってしまったそりゃそうだ、多数決で゛殺害゛されてしまったのだから、夜の時間になり・・食事はテーブルがぱかっと開いて食事が出てくるシステムみたいだ゛外部゛との関わりを徹底的に切ってるように思えただがその食事に皆は手を付けなかったいや手を付けれなかったなんせ、目の前で゛クラスメイト゛の殺害を見てしまった以上は食べれない食べても気持ち悪く思えてしまう、そんな気持ちだ
ユーラックは゛放心゛状態に近かった゛家族゛を殺害されてしまったのと同じだから゛ムルア゛も黙ってしまい、ユーラックのそばで駆け寄っていた、そこに一人の゛子゛が声を出す
心「・・・バロンさんに投票した数人の内の1人は私よ」そんな言葉を出すつい私は立ち上がる
心里「心っ!?」驚きが隠せなかった
心「お姉ちゃん、私は隠していても無意味だと思ってるのどうせ、皆毎回違う人にいれるし、どうせ選ばれたら死ぬし」そうつぶやく、心とは一卵性双子だ同じクラスメイトになれたのは単なる゛学校側゛のミスだった、ユーラックはその言葉を聞いて心を掴みにかかる
ユーラック「何故!!!!疑う人はたくさんいたはずでしょう!ねぇ!!!」心は掴まれた手を強く握りしめユーラックの手から血がポタポタと流れ出る、少し痛がってる様子だった
心「ここは・・っ・・ここでは情けを見せたら生きてはいけない・・怪しくも怪しくもなくても入れなくてはいけない殺害をされてしまう可能性大すらある」そういい、ユーラックを«ドンッ»と突き飛ばす、その反動でお皿が転げ落ち割れる
ユーラックはそのお皿を心に投げつけるその破片がほっぺをかすり血が«タラタラ»と流れ落ちる、
優山「おいっ!!!」二人を止めにかかろうとしたが、ムルアに止められユーラックを寝る場所へと連れ出されていた、みんなはその出来事にもあまり口を挟みたくないのか黙っていた、
心里「ねぇ!心っなんであのことを今この場面で言ったの」そう肩を揺らす タラタラと流れ落ちる血を全く気にしてない様子の心は今までにない冷たい目でこちらを見る
心「そういうおねーちゃんは誰に入れたの?」
その言葉につい黙ってしまった、反論のしょうがないというかできないに正しい、心はテーブルに置いてあったスマホを手に取りこちらを再度見る
心「・・・すくなくとも私はおねーちゃんよりは覚悟あるつもりだよ、覚悟の上での投票したつもりだよ、その人達の家族や友人に許してもらおうなんて考えてない考えてたらここでは゛死゛を意味するおねーちゃん投票しといて、考えが甘いんじゃない」そう冷たく言い放ち教室へと戻っていった、心の言ってることは正論に近すぎたナイフでさされたようなハンマーで殴られたような痛みを感じてしまったガンッと叩き潰されたかのような、まるで心が変わってしまったかのようにも感じたいや最初からあれが゛心゛なんだろうけど
いままで見えてこなかった皆の素が見えて気がして怖かった゛人間゛本当のその人達の素が゛死゛間際にして、みえてしまう今まで信用してた人達に裏切られてしまう皆そんな恐怖にかけられていたその思考を止めてくれたのは一人の男の子だぅた、
子虎「・・・皆さんもう寝ませんか?」これ以上争っても何言っても喧嘩しても状況がよくなるはず無いとみんなわかっていたため、その言葉に皆は頷くだけだったぞろぞろと教室へと戻っていく
そこにぽんっと肩をたたかれた、仲の良い持知だ
湯海「行こっか・・・」その言葉がどれだけ優しさの中にあるか実感したそれに頷き教室へと向かう、皆それぞれ壁に寄りかかったり丸まっていたりして寝ていたたってねてるひともいた警戒心強い人はなるべく皆から離れている人もいた、私は持知と寄りかかり合い眠りにつく はっきりいって夜がこんなにも怖いとおもったことない
明日という日がこんなにも来ないでほしいと想うことはこの先もうないだろう・・・
そう思いながら眠りにつく・・・明日はどうなるかも知らずに・・・・
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