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猪瀬の事だ。
万一を考えて脱衣場などは、事故が起きないように陸が見えない配置にはしているだろう。だが……!
「皆さんも大潮は初ですよね?」
陸が宮下を見ながら無邪気に言う。猪瀬への攻撃ではなく、陸には私の番だという自覚がなかったのか。
「皆でワイワイしましょう!」
猪瀬以外は皆この別荘は初だ。
親睦旅行も初。
だが、陸と裸でワイワイ親睦を深める、だと?
陸は楽しみにしている……。
…………。眼の前は海だ。陸が満喫したら、魚の餌にてもするか。
猪瀬達がブンブンと首を振る。
………とはいえ、毎回私とだけだと陸が不審に思うだろう。陸に不信感を抱かせない為には……猪瀬くらいしかないな。陸と距離があり、私も妥協できるαは。
猪瀬が死んだ目を向ける。俺ですか……と。私が頷いた直後に愚か者の声が響いた。
「か、家族風呂サイズだから!狭いから二人位がちょうどいいぞ!」
宮下……貴様。明日の陸の言動が読める。
「「「「そうそう!」」」」
…………貴様ら全員海の藻屑にしてやろうか。
風呂は、斜行エレベーターで海岸まで降りていくというものだ。
「……家族風呂の定義はいかに?」
脱衣所から湯舟を覗きこんで、陸が呆然とつぶやく
「どうした、陸?」
「あ、いえ、想像以上に広かったので、驚いただけです。20畳以上ありますよね。家族風呂だなんて…宮下、今回が初参加だしここを見てないからそういったんでしょうけど。明日は宮下も誘ってみようかな……」
「……そう。それもいいかもね。」
やはり、あの愚か者は排除の一択だ
陸が服をポイポイ脱いでいく。
…目の毒だ。見ないように見ないようにと思うのについつい目がそちらにいってしまう。陸に不審に思われてしまう。
陸がくすりと笑っていった
「お先です~」
どうやら恥ずかしがっていると思われたようだ。
止める間もなくスマホを持って陸は風呂へと進んでいった。スマートウォッチも外していない。これでは情報が抜き取れない。
今日はしょうがない。切り替えよう。
陸を追って急な階段を数段下る。
シャワーブースでワシャワシャ体を洗っている陸に声をかける
「酷いな陸、置いていくとは」
陸の隣に腰掛けて自分も体を洗う。
猪瀬はちゃんと仕事をしているようだ。私たちが座っているところはやや死角になりがちな場所だった。
残り4個のシャワーブースは点在している。これなら陸の裸体は守られる。
陸の裸体を見れるのは私だけだ。
泡を纏った陸が隣に居る。
……散れ。さすがに今はまずい。下半身に熱があつまりそうになるのを必死にこらえた
「お先です~」
陸がスマホを持って湯舟に向う
「陸」
とっさに呼び止めらると、陸が振り向き私を見た。たまたま、たまたま私の下半身を見てしまったのだろう。慌てて目を逸らし、そしてちらりと自分のを見た
………………
「?どうした陸?」
「いえ…」
一瞬だが、もう一度わたしのをちらりと陸が見た。
これが欲しいの?見たいの?
陸のなんだから堂々と見ればいいのに。
そうこれはいずれ陸に食べさせてあげる。陸だけの…
「お、男は膨張率だ。硬度だ。」
ぼそりと陸の口から出た言葉で我に返る。
危ない、ここで反応していたらごまかしようがない。
とはいえ………
チラリ
肌色のまだまだ汚れていない陸のそれ
でもβの平均より大きいけれどαの中では小さい。
…………
………………
凹んでいる陸の俺の頭をポンポンと叩いた。
かわいい悩みだな
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
陸
『いや、余計に傷つくからやめて。』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エール、ありがとうございます
スコアを見るのですが、エールってやっぱりチートなんだな、と。詳しい計算は不明ですが、10~20くらいスコアがあがります。ありがたい……。けれど、それだけ読者様のナニカを犠牲にしている?ご無理の無い範囲でお願いしますね♪
万一を考えて脱衣場などは、事故が起きないように陸が見えない配置にはしているだろう。だが……!
「皆さんも大潮は初ですよね?」
陸が宮下を見ながら無邪気に言う。猪瀬への攻撃ではなく、陸には私の番だという自覚がなかったのか。
「皆でワイワイしましょう!」
猪瀬以外は皆この別荘は初だ。
親睦旅行も初。
だが、陸と裸でワイワイ親睦を深める、だと?
陸は楽しみにしている……。
…………。眼の前は海だ。陸が満喫したら、魚の餌にてもするか。
猪瀬達がブンブンと首を振る。
………とはいえ、毎回私とだけだと陸が不審に思うだろう。陸に不信感を抱かせない為には……猪瀬くらいしかないな。陸と距離があり、私も妥協できるαは。
猪瀬が死んだ目を向ける。俺ですか……と。私が頷いた直後に愚か者の声が響いた。
「か、家族風呂サイズだから!狭いから二人位がちょうどいいぞ!」
宮下……貴様。明日の陸の言動が読める。
「「「「そうそう!」」」」
…………貴様ら全員海の藻屑にしてやろうか。
風呂は、斜行エレベーターで海岸まで降りていくというものだ。
「……家族風呂の定義はいかに?」
脱衣所から湯舟を覗きこんで、陸が呆然とつぶやく
「どうした、陸?」
「あ、いえ、想像以上に広かったので、驚いただけです。20畳以上ありますよね。家族風呂だなんて…宮下、今回が初参加だしここを見てないからそういったんでしょうけど。明日は宮下も誘ってみようかな……」
「……そう。それもいいかもね。」
やはり、あの愚か者は排除の一択だ
陸が服をポイポイ脱いでいく。
…目の毒だ。見ないように見ないようにと思うのについつい目がそちらにいってしまう。陸に不審に思われてしまう。
陸がくすりと笑っていった
「お先です~」
どうやら恥ずかしがっていると思われたようだ。
止める間もなくスマホを持って陸は風呂へと進んでいった。スマートウォッチも外していない。これでは情報が抜き取れない。
今日はしょうがない。切り替えよう。
陸を追って急な階段を数段下る。
シャワーブースでワシャワシャ体を洗っている陸に声をかける
「酷いな陸、置いていくとは」
陸の隣に腰掛けて自分も体を洗う。
猪瀬はちゃんと仕事をしているようだ。私たちが座っているところはやや死角になりがちな場所だった。
残り4個のシャワーブースは点在している。これなら陸の裸体は守られる。
陸の裸体を見れるのは私だけだ。
泡を纏った陸が隣に居る。
……散れ。さすがに今はまずい。下半身に熱があつまりそうになるのを必死にこらえた
「お先です~」
陸がスマホを持って湯舟に向う
「陸」
とっさに呼び止めらると、陸が振り向き私を見た。たまたま、たまたま私の下半身を見てしまったのだろう。慌てて目を逸らし、そしてちらりと自分のを見た
………………
「?どうした陸?」
「いえ…」
一瞬だが、もう一度わたしのをちらりと陸が見た。
これが欲しいの?見たいの?
陸のなんだから堂々と見ればいいのに。
そうこれはいずれ陸に食べさせてあげる。陸だけの…
「お、男は膨張率だ。硬度だ。」
ぼそりと陸の口から出た言葉で我に返る。
危ない、ここで反応していたらごまかしようがない。
とはいえ………
チラリ
肌色のまだまだ汚れていない陸のそれ
でもβの平均より大きいけれどαの中では小さい。
…………
………………
凹んでいる陸の俺の頭をポンポンと叩いた。
かわいい悩みだな
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
陸
『いや、余計に傷つくからやめて。』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エール、ありがとうございます
スコアを見るのですが、エールってやっぱりチートなんだな、と。詳しい計算は不明ですが、10~20くらいスコアがあがります。ありがたい……。けれど、それだけ読者様のナニカを犠牲にしている?ご無理の無い範囲でお願いしますね♪
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