私の異世界転生~私は幸せになりたい~

柚希

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1章 異世界のようです。

異世界?

「んぅ…ん~…」



ゆっくりと微睡みの中から覚醒する








「ん……いせ…か…い?」





目を覚ました場所はシンプルな部屋だった。


ゆっくりと体を起こし周りを見渡す。



見えるのは小さな丸テーブル、椅子が2脚、小さなドレッサーと椅子。

そしてこのシングルベッドと枕元にある卵。
扉が2つ。


床はフローリングっぽい。


見覚えのない部屋に思わず卵を抱きしめる。
すると、プルプルと卵が震え出した。


「えっ……!?」



ビックリして取り落としそうになり、慌てて枕元に戻す。

しばらくプルプル震える卵を見つめているとピキピキっとヒビが入りパリンっと上半分が砕けた。


そっと覗いてみると銀色のフワフワの何かがモゾモゾと動く。


「か、可愛い…。」


フワフワがモゾモゾ動いただけで可愛い。


「きゅう、きゅうー」


フワフワからピョコンと耳のようなものが飛び出し小さな鳴き声が聞こえてきた。



「ママ?」


ふと幼い声が聞こえてきた。

キョロキョロと声の主を探すと銀色のフワフワと目が合った。


銀色の犬っぽい可愛いのがこちらを見つめている。



「ママ?ママって呼んでいい?」



「この声は君?」


「そうだよ!さっきから目のまえにいるでしょ!」


「そ、そうね。わんちゃんと話せると思ってなかったからちょっとビックリしちゃった」



私の知ってる犬はしゃべらないからね。


こちらの世界では動物と喋れるのかな?



「ママ!ママ!僕にお名前つけて!」


「名前?」


「そう!ママに格好いいお名前つけてほしい!」


「わかった。ちょっと考えさせて?」



名前、名前かぁ。


犬?狼かな?
格好いい名前…んー…


「私の好きな響きの名前でいい?」


「もちろん!!」



「じゃあ、リオンとかどうかな?」


「リオン…うん!僕、リオン!!」


ベッドの上でピョコピョコと跳ねながら喜ぶ姿がとても可愛い。


「リオン、よろしくね」


「よろしくママ!僕がママのサポート兼案内役だから何でも聞いてね!!」



ん?
なんか聞こえたような気がする。

「リオンがサポート?シオンさん達が言ってた?」


「神様から僕の卵もらったでしょ?」


「もらった」


貰いましたとも。
何の説明もなかったけど!


「紫色の卵はナビゲーターの神獣の卵なんだ。その卵から生まれたから僕はこの世界についての知識はたくさんもってるよ!それに!今回はダンジョン関係の知識もバッチリ
だよ!!」



「そうだったんだね。知らなかった…」




「じゃあ、ママ!早速ステータスの確認しよ?」




「そういえば確認してって言われてたね」



「ママ、早く!」



「わかったよ。【ステータスオープン】」






感想 3

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