私の異世界転生~私は幸せになりたい~

柚希

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2章 1人目の夫との出会い

出会い?

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部屋に入った瞬間に戦闘が始まった。


冒険者の大剣が振り下ろされるがノエルは余裕で避ける…
避けた時にすかさず魔法を放って冒険者を追い詰めていった。


冒険者の方もノエルの攻撃をギリギリ躱したり受け止めたりしていて、なかなか決着がつかない。


ハラハラと画面を見つめているとノエルの攻撃が冒険者の防具を切り裂き、着ていた服までも切り裂いた。
ちょうど左胸が見える辺りが切れ、冒険者の番紋が見えた…


ばぁん!


思わずモニターを叩き食い入るように見つめる…


「まさか…嘘でしょ…」


「マスターどうしました?」


不安そうに尋ねる羅刹をゆっくりと振り向く…


「羅刹…どうしよう…彼、私の番かも…」


「え?…あの冒険者がですか?」


「うん…はっきり番紋を見たわけじゃないから確実ではないけど…」


羅刹が呆然とモニターを見つめる。


「マスター…ノエルに念話で殺さないように伝えてください。捕獲してほしい、と。じゃないとノエルが殺してしまいます。」


その言葉にハッとなり、慌ててノエルに念話を送る。


『ノエル!その人、私の番かもなの!殺さないで!』


お願い!伝わって…。
祈るような気持ちでノエルに念話を送り続ける。


『主、それは本当か?』


戦闘中にも関わらずノエルから念話が届く。

『番紋が似てるの…私が持ってるのと…お願い捕獲にしてくれない?』


『…………分かった』


何なのその変な間は!

『よろしくね!』


そう言って念話を切る。


「ふぅ……」

「ノエルは大丈夫そうですか?」

「多分、大丈夫だと思う」


大丈夫だと思うと言ってもハラハラしてしまい、モニターを食い入るように見つめる。

どれくらいそうしていたのか分からないが、程なくしてノエルが影魔法で冒険者を拘束した。


「あ、拘束したね。この後どうしよう?」


「あちらに会いに行ってみてはどうでしょう?マスター」


「え、いきなり会うの?」


「会わないと分からないでしょう?」


当然のことなんだけど…心の準備が…!
1人悶々としている私を見て羅刹は不思議そうな顔をしている。

なかなか決心が出来ないでいるとノエルから念話が届いた。


『主、言われたとおり拘束したが、この後どうする?』


そうだよね、ずっとダンジョンに居させるわけにも行かないよね。

『うーん、こっちに連れてきたらまずいかな?』


『番かどうかまだ確証がないなら連れていかない方が良いだろうな。』


『そうだよね』


『可能ならボス部屋の奥に部屋を作ってそこで話をしてみたらどうだ?ダンジョン内だから主も安心だろう。もちろん我が護衛につく。』


あ、部屋を作れば良いのか、そうしよう!


『OK~!部屋、作っちゃうね!あと10分くらいかな。できたらまた念話するね!』


「よし!羅刹、今からボス部屋の奥に部屋を作るからお茶の準備お願いしていい?ノエルの分もね!あとついでにリリスにおやつも用意してあげて~」


「承知しました、マスター。リリス、おいで。向こうでおやつにしましょう」


「はーい!!」


ポチポチと画面を操作しながら羅刹とリリスを見送る。


んっと、広くても無駄だから15畳くらいの応接間をイメージして。
ソファセットとテーブル。
絨毯くらいかな……
即席だから、まぁ、いいか……


『ノエル、出来たよ。繋ぐから冒険者を連れてきてくれる?』


『承知した。』


はぁ……ドキドキする……


「羅刹、先に部屋に行ってるから!お茶お願いね!」


き、緊張する……


ドキドキする胸を押さえつつ、ソッと扉を開けた。
 

そんな挙動不審な私をリオンが変な目でみてたのは気づかなかった…。











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