62 / 228
61話 気付いている生徒気付いていない生徒
しおりを挟む
ジャンヌさんとパートナーになってから一週間が経過しました。パートナーになってみたらわかるります。あの子は本当に才能がない。
学園には碌な入学試験はない。それはより多くの人間を在学させるためと、学園で学ばせてから開花するであろう才能を見落とさないためだ。
だから乙女ゲームの主人公も、最弱の初期ステータスのまま入学できた。この世界はどうだかわからないけど、少なくともこの魔法学園は日本の高校や大学と違って受験が一大イベントになっていない。その変わり、力無きものは卒業どころか進級すらできない。
ジャンヌさんのステータスは正しくそれだ。しかし、主人公と違い、彼女は波動魔法しか使えない。あとは鍛えれば伸びしろがあるかないか。仮にパートナーが進級できなかった場合、私はまたパートナーを選びなおさなければいけない。
拒まれることはないでしょうけど、一週間前にあんなことをした姫を、快く受け入れてくれる人はいないでしょうね。あーあ、なんとか彼女も進級できるようにしないとね。
「おはようございます姫様!」
私のもとにとてとてと駆けつけてくるジャンヌさん。わざわざそんなお出迎えなんてしなくてもいいのに。
「おはようジャンヌさん」
彼女は私の一歩後ろを歩くスザンヌの隣を歩き始めます。完全に従僕させている図にしか見えせんね。一週間私について歩いたジャンヌのことを、誰も正面から悪く言おうとするものはいない。それどころか、あの日の私を見たクラスメイトたちからは、ジャンヌは私にいじめられているとさえ思われている。土日に心配になって王宮に来たミゲルから心配されてしまいました。
やはり幼馴染には私がわざとああいう態度をとったとバレバレだったのでしょう。
授業が始まりパートナーと組んで運動場まで行く。今日行われる授業はパートナーとタッグになって相手陣営のゴールに設置された風船を破壊する競技。バスケットボールのコートくらいの広さで両陣営の命である風船を両端に置き、タッグのうち片方がアタッカー、もう片方がディフェンダーに別れて戦う。
決め方はランダムリングと呼ばれるリングをはめてから魔力を送ると赤と橙に変色し、赤がアタッカー、橙がディフェンダーの役割をする。私とジャンヌが腕輪をはめると、私の腕輪は橙に変色した。
私がディフェンダーか。ディフェンダーは相手の風船に攻撃をした場合、逆に失点してしまう。つまり、ジャンヌさんしか風船を攻撃できない。
そして初戦、カトリーヌさんと男子生徒ペアだ。赤い腕輪はカトリーヌさんがつけていた。これはかなり不利ね。
カトリーヌさんの魔法は何度も目にする機会がありましたけど、豪快かつ大胆。超高火力の波動魔法を扱います。対するジャンヌの波動は魔法は…………輪ゴムをぴょんって飛ばしたような威力。風船が割れるか心配していましたが、それどころじゃありませんね。
適当にやって負けてしまいましょうか。
「それではぁ、試合開始ぃ!」
アンヌ先生の号令でコートの両端からカトリーヌさんとジャンヌさんが走り始める。私とカトリーヌさんのパートナーは守備の準備を始める。
「波動魔法隆起」
ジャンヌさんが走り去った場所から順に大地を隆起させて壁を作ります。
「波動魔法炸裂波動」
カトリーヌさんが波動魔法の中でも中級以上の魔法を使用し、隆起させた土を次々と破壊していく。コートの反対側では波動に翻弄されて中々近寄れないジャンヌさんの様子が見えます。風船の割り方は自由。最悪拳で叩いても問題ありません。が、問題はジャンヌが風船手前までたどり着けるか。
カトリーヌさんはこちらの波動魔法を粉砕して前に進んできます。防衛ってこんなにじれったいのね。ゲームのルール上波動魔法しか使えない。せめて時空魔法が使えれば本領発揮もできるというのに。…………コートの向こう側で諦めずに風船目掛けて走るジャンヌさんの姿が目に入る。
そしてこちらの風船の後ろ側にいたクラスメイト達の話声。
「あーあ、あの平民。姫様の為に走らされてやんの」
「カワイソー」
「俺、選ばれなくてよかったぁ。この試合負けたらキツイお仕置きにでもありそうだし」
言いたい放題じゃない。試合中で私が後ろを向けないことを良いことにわざと聞こえる場所で言っているわね。でも残念、私とジャンヌの勝ちよ。私は試合中にも関わらず、今、わざわざ私に聞こえるようにお喋りをしていた生徒たちの方に向き直る。
「貴方たち、顔と名前は覚えたわよ」
「ひぃ!?」
後ろにいた四人の生徒たちは蜘蛛の子が散るように逃げ出す。そして後ろからカトリーヌさんが私に向かって叫んだ。
「よそ見してんじゃないわよ!! 波動魔法一文字」
三日月のような形をした波動が風船と私目掛けて飛んできた。そして風船が破裂する音がグランドに響く。それと同時に、腰を抜かしたように座り込むカトリーヌさんが、割れていない私達の風船を見つめ、少しずつ首を後ろに向けると、ジャンヌさんがカトリーヌさんたちの風船をたたき割っていた。
「なん……で? どうして? 確かに私は風船目掛けて攻撃したのに、そっちの風船が割れていなくて、なんで私達の風船が割れているのよ!」
私はゆっくりと彼女の前に立ちふさがった。そして私はさっきしたことをもう一度実演する。
「ジャンヌさんでも割れた理由は単純よ。私が大地に波動を流して彼女の背中を風船の前まで押し込むように隆起させたから」
「では、貴女たちの風船が割れていないのは?」
「簡単な話でしょ。貴女の波動魔法では、このクリスティーン・ディ・フォレスティエの肌はおろか制服にすらかすり傷を与えられない」
「そう、まだ私じゃ貴女を超えることは無理そうね。本当に無駄の多い姫様。そんなに偉そうな態度、似合いもしないくせによくできるわね」
やはりカトリーヌさんは今の私が本心からこういう態度をとっている訳ではないことは察しているようですね。
「貴女に不都合は?」
「ありませんわ」
「では口出しはなしよ」
しばらくして笑顔で駆けつけてくるジャンヌさん。よほど勝てたことが嬉しかったのでしょうが、一度彼女はみっちりコーチして差し上げないとですね。それから、私も貴女に直接的に優しくしたらこの一週間が無駄になるから嬉しそうに駆け寄ってこないで欲しい。照れる。
私達グランドの授業風景は、BクラスやCクラスの教室から丸見えである。そこで一人の生徒。ジョアサンが、私と私に抱き着くジャンヌを眺めていたことを、私は気付かなかった。
学園には碌な入学試験はない。それはより多くの人間を在学させるためと、学園で学ばせてから開花するであろう才能を見落とさないためだ。
だから乙女ゲームの主人公も、最弱の初期ステータスのまま入学できた。この世界はどうだかわからないけど、少なくともこの魔法学園は日本の高校や大学と違って受験が一大イベントになっていない。その変わり、力無きものは卒業どころか進級すらできない。
ジャンヌさんのステータスは正しくそれだ。しかし、主人公と違い、彼女は波動魔法しか使えない。あとは鍛えれば伸びしろがあるかないか。仮にパートナーが進級できなかった場合、私はまたパートナーを選びなおさなければいけない。
拒まれることはないでしょうけど、一週間前にあんなことをした姫を、快く受け入れてくれる人はいないでしょうね。あーあ、なんとか彼女も進級できるようにしないとね。
「おはようございます姫様!」
私のもとにとてとてと駆けつけてくるジャンヌさん。わざわざそんなお出迎えなんてしなくてもいいのに。
「おはようジャンヌさん」
彼女は私の一歩後ろを歩くスザンヌの隣を歩き始めます。完全に従僕させている図にしか見えせんね。一週間私について歩いたジャンヌのことを、誰も正面から悪く言おうとするものはいない。それどころか、あの日の私を見たクラスメイトたちからは、ジャンヌは私にいじめられているとさえ思われている。土日に心配になって王宮に来たミゲルから心配されてしまいました。
やはり幼馴染には私がわざとああいう態度をとったとバレバレだったのでしょう。
授業が始まりパートナーと組んで運動場まで行く。今日行われる授業はパートナーとタッグになって相手陣営のゴールに設置された風船を破壊する競技。バスケットボールのコートくらいの広さで両陣営の命である風船を両端に置き、タッグのうち片方がアタッカー、もう片方がディフェンダーに別れて戦う。
決め方はランダムリングと呼ばれるリングをはめてから魔力を送ると赤と橙に変色し、赤がアタッカー、橙がディフェンダーの役割をする。私とジャンヌが腕輪をはめると、私の腕輪は橙に変色した。
私がディフェンダーか。ディフェンダーは相手の風船に攻撃をした場合、逆に失点してしまう。つまり、ジャンヌさんしか風船を攻撃できない。
そして初戦、カトリーヌさんと男子生徒ペアだ。赤い腕輪はカトリーヌさんがつけていた。これはかなり不利ね。
カトリーヌさんの魔法は何度も目にする機会がありましたけど、豪快かつ大胆。超高火力の波動魔法を扱います。対するジャンヌの波動は魔法は…………輪ゴムをぴょんって飛ばしたような威力。風船が割れるか心配していましたが、それどころじゃありませんね。
適当にやって負けてしまいましょうか。
「それではぁ、試合開始ぃ!」
アンヌ先生の号令でコートの両端からカトリーヌさんとジャンヌさんが走り始める。私とカトリーヌさんのパートナーは守備の準備を始める。
「波動魔法隆起」
ジャンヌさんが走り去った場所から順に大地を隆起させて壁を作ります。
「波動魔法炸裂波動」
カトリーヌさんが波動魔法の中でも中級以上の魔法を使用し、隆起させた土を次々と破壊していく。コートの反対側では波動に翻弄されて中々近寄れないジャンヌさんの様子が見えます。風船の割り方は自由。最悪拳で叩いても問題ありません。が、問題はジャンヌが風船手前までたどり着けるか。
カトリーヌさんはこちらの波動魔法を粉砕して前に進んできます。防衛ってこんなにじれったいのね。ゲームのルール上波動魔法しか使えない。せめて時空魔法が使えれば本領発揮もできるというのに。…………コートの向こう側で諦めずに風船目掛けて走るジャンヌさんの姿が目に入る。
そしてこちらの風船の後ろ側にいたクラスメイト達の話声。
「あーあ、あの平民。姫様の為に走らされてやんの」
「カワイソー」
「俺、選ばれなくてよかったぁ。この試合負けたらキツイお仕置きにでもありそうだし」
言いたい放題じゃない。試合中で私が後ろを向けないことを良いことにわざと聞こえる場所で言っているわね。でも残念、私とジャンヌの勝ちよ。私は試合中にも関わらず、今、わざわざ私に聞こえるようにお喋りをしていた生徒たちの方に向き直る。
「貴方たち、顔と名前は覚えたわよ」
「ひぃ!?」
後ろにいた四人の生徒たちは蜘蛛の子が散るように逃げ出す。そして後ろからカトリーヌさんが私に向かって叫んだ。
「よそ見してんじゃないわよ!! 波動魔法一文字」
三日月のような形をした波動が風船と私目掛けて飛んできた。そして風船が破裂する音がグランドに響く。それと同時に、腰を抜かしたように座り込むカトリーヌさんが、割れていない私達の風船を見つめ、少しずつ首を後ろに向けると、ジャンヌさんがカトリーヌさんたちの風船をたたき割っていた。
「なん……で? どうして? 確かに私は風船目掛けて攻撃したのに、そっちの風船が割れていなくて、なんで私達の風船が割れているのよ!」
私はゆっくりと彼女の前に立ちふさがった。そして私はさっきしたことをもう一度実演する。
「ジャンヌさんでも割れた理由は単純よ。私が大地に波動を流して彼女の背中を風船の前まで押し込むように隆起させたから」
「では、貴女たちの風船が割れていないのは?」
「簡単な話でしょ。貴女の波動魔法では、このクリスティーン・ディ・フォレスティエの肌はおろか制服にすらかすり傷を与えられない」
「そう、まだ私じゃ貴女を超えることは無理そうね。本当に無駄の多い姫様。そんなに偉そうな態度、似合いもしないくせによくできるわね」
やはりカトリーヌさんは今の私が本心からこういう態度をとっている訳ではないことは察しているようですね。
「貴女に不都合は?」
「ありませんわ」
「では口出しはなしよ」
しばらくして笑顔で駆けつけてくるジャンヌさん。よほど勝てたことが嬉しかったのでしょうが、一度彼女はみっちりコーチして差し上げないとですね。それから、私も貴女に直接的に優しくしたらこの一週間が無駄になるから嬉しそうに駆け寄ってこないで欲しい。照れる。
私達グランドの授業風景は、BクラスやCクラスの教室から丸見えである。そこで一人の生徒。ジョアサンが、私と私に抱き着くジャンヌを眺めていたことを、私は気付かなかった。
0
あなたにおすすめの小説
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜
みおな
恋愛
私が転生したのは、乙女ゲームの世界でした。何ですか?このライトノベル的な展開は。
しかも、転生先の悪役令嬢は公爵家の婚約者に冤罪をかけられて、処刑されてるじゃないですか。
冗談は顔だけにして下さい。元々、好きでもなかった婚約者に、何で殺されなきゃならないんですか!
わかりました。私が転生したのは、この悪役令嬢を「救う」ためなんですね?
それなら、ついでに公爵家との婚約も回避しましょう。おまけで貴方にも仕返しさせていただきますね?
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
わがままな婚約者はお嫌いらしいので婚約解消を提案してあげたのに、反応が思っていたのと違うんですが
水谷繭
恋愛
公爵令嬢のリリアーヌは、婚約者のジェラール王子を追いかけてはいつも冷たくあしらわれていた。
王子の態度に落ち込んだリリアーヌが公園を散策していると、転んで頭を打ってしまう。
数日間寝込むはめになったリリアーヌ。眠っている間に前世の記憶が流れ込み、リリアーヌは今自分がいるのは前世で読んでいたWeb漫画の世界だったことに気づく。
記憶を思い出してみると冷静になり、あれだけ執着していた王子をどうしてそこまで好きだったのかわからなくなる。
リリアーヌは王子と婚約解消して、新しい人生を歩むことを決意するが……
◆表紙はGirly Drop様からお借りしました
◇小説家になろうにも掲載しています
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる