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学園1年生編
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しおりを挟む「あれ、ルネちゃん?」
「お先してますわ」
今日も今日とて生徒会室に来たのだが…なんとルネちゃんもいる。それは良いんだけど…。
「…何故ルキウス様は、セレスちゃんを抱き上げていらっしゃるの…?」
僕にも分かりません。この人いつもこうなんです。
実は昨日も、扉を開けたら目の前に立ってて…僕を高い高いした後、満足してソファーに座ってました。
僕はこっそり楽しんでるからいいけど…ルネちゃん的にはアウトらしい。
「ルキウス様。セレスちゃんは小柄とはいえ、あまり子供扱いはおやめください。
そういうスキンシップこそ、弟であるルシアン様にすべきですわ」
ルキウス殿下が僕を降ろした後、彼女はビシッと言った。
言われたほうはたじろいでいる、ルネちゃん強い!!
「セレスちゃんも!貴女はレディなのよ、自覚なさい!」
「はーい…」
小声でそう注意された。確かに…もし僕がご令嬢だったら…絵面的にマズいよね。でもなー…。
「でも…僕抱っこされるの嫌いじゃない…」
もちろん相手によるが。もしこれがあのハゲ親父だったら、その少ない毛を全て毟り取ってやるとも。
「く……!!ま、まあルキウス様は来年卒業ですし…それまでなら…」
わーい!ルネちゃん優しい!
そんなやり取りをしていたら、ルキウス殿下が不思議そうな顔をした。
「2人が親しいとは聞いていたが…随分と距離が近いのだな。
もしや、婚約でもしたか?それなら残念だ」
「ただのお友達ですわ。それと、何度もお断りしておりますが…私とルシアン様が婚約することはございません」
え。ルネちゃんと…ルシアン殿下が!?でも公爵令嬢な訳だし、あり得なくもないのか…。
「ええ。お話だけ何度かいただいてますの。それより!本題に入りましょう」
そうだね。昨日と同じ場所に座…おっと、1人掛け×1と2人掛け×2しかソファーが無い。昨日は1人席にランドール先輩が座っていた訳だが。
どうやらルネちゃんは急遽参加したらしい。ランドール先輩がソファーをもう1つ用意すると言ったのだが…。
「結構ですわ。私達3人でこちら座らせていただきます」
彼女は強引に座った。僕を真ん中にして。
ぎゅうぎゅうだがなんとか座れるので…エリゼも「仕方ないな」と諦めた。
さて、今日のメニューは…?あ、エビのパスタ!!わーい!!ローストビーフもある!
「では…ルネ嬢も協力してくれるということで、作戦を変更しようと…」
もぐもぐ
「幸いにも、私とセレスちゃん達は親しくさせていただいておりますので…私からの紹介、としたほうがよろしいですわね」
ぱくぱく
「問題はその後ですね。ルシアンの事ですから、「何故私がルネの友人と親しくする必要がある?」くらい言いそうですし」
はむはむ
「まあルシアン殿下は単純だからな。そこはルキウスが「学友は必要だ」とか言えば納得するだろ。実際、何人か宛てがおうとした事あるだろう?」
もりもり
「ああ。全員長続きしなかったが…。出来る事なら友人というものは、自然になれれば良いのだがな」
ごくごく
「皇族なのですから、周囲が友人を用意されるのもよくある事でしょう。……ところでセレス、聞いているのか…?」
む?ごくん
「…もちろん!ルネちゃんがルキウス殿下に僕達を推薦して、お近付きになればいいんですよね?」
「まあ…その通りだ」
なら話は早い。早速今日にでも引き合わせてもらおうっと。
いやー、しかし美味しい。箸…じゃなくてフォークが進みますなあ。
ぶっちゃけ、ああいうタイプにあれこれ策を講じても無駄。全力でぶつかるのみ。
もし相手がエリゼとかパスカルだったら、「自分と親しくするとこんな特典ありまっせ」的な営業もやむなし。
まあ実際彼らとは自然と友達になれたから、そんなもん関係無いんだけどね。
しかし僕以外の面々は不安そう。そりゃ僕だって不安だけど…別に親友になれって話でもないでしょう?程よい距離感で付き合えればいい。
例えば。卒業式で泣きながら別れを惜しみ、その後1~2年は会ったりするけど…いつの間にか連絡すら取らなくなる友人のような。
……まあ正直、そこまで仲良くなれる自信もないが…。
※※※
放課後、まずロッティ達には事情を説明した。
これから暫く、お昼とか一緒になれなそうだし…。
「そう、なの…。でも仕方ないわね…」
あからさまにしょぼんとしていたが…皇太子殿下のお願いだからという事もあり、納得してくれた。
「じゃあパスカル様はお昼どうする?貴方、お兄様がいるから一緒にいたのでしょう?」
「それは否定しないが…今はセレスタン抜きにしても、君達と親しくしたいとは思っているよ」
あら、それは嬉しい事を言ってくれる。
パスカルって僕以外には壁作ってる感じだったから…この機にロッティ達と仲良くなってくれればいいな。
「あ…そろそろ行かなきゃ。今から殿下に会いに行くの」
「あ、お兄様!」
ん?僕、ルネちゃん、エリゼで教室を出ようとしたら…ロッティに呼び止められた。
「…あまり辛いようなら、戻って来てね?」
「………ん、ありがと。じゃあね」
ロッティはいつだって僕を優先してくれる。以前バジルが言っていた…僕の為なら国も滅ぼすって言葉。
ふふ、なんだか心が軽くなったかも?最悪殿下を怒らせて罰を与えられる事になろうとも…僕には頼もしすぎる妹がいてくれるからね!!
「兄上、コイツらですか?随分と貧相な輩ですね」
前言撤回、心が鉛のようにクソ重くなりやがったわ。
僕達は現在生徒会室にいる。ここで殿下と顔合わせの予定だったのだが…。
約束の時間を20分遅れて来たかと思えば、謝罪も無しにとっととソファーに座りふんぞり返る。
そして僕達の顔を見るなりこの発言。エリゼは…堪えてはいるが、彼も短気だからなあ…イラついてるわ。
「ルシアン!お前はどうしていつもそう…!」
「はいはい、お説教は結構です。…おい貴様ら、名乗れ」
ピキ…
「ラサーニュ伯爵家が長男、セレスタンと申します」
「ラブレー子爵家次男、エリゼと申します…」
「ふん…伯爵家に子爵家か。大した家柄でもないな」
ピキキ
「ルシアン様、口が過ぎますわ。家柄など関係ありません、彼らは…」
「お前の小言は聞き飽きたわ!何故ルネまでここにいる!?」
「彼らは私の推薦ですから」
「余計な事を…」
あー…予想より性格悪いわコイツ…。
黒い髪に赤い目、外見はザ ・王子様な美形なのに…口を開けばこの有様。
そうか、17歳になった彼は…多少なりとも大人になっていたって事だったのか…。少なくとも、いきなり貴様とか言わないよ。
「おい、ラサーニュ」
「はい」
とにかく僕らは、今日は反論しない。彼の人となりを見極めるため。そして早速ご指名ですか、なんか用?
「貴様のその頭、癪に触る。顔を見せてみろ」
「……分かりました」
エリゼが横で、「大丈夫なのか?」と小声で言ってきた。そっか、彼には伯爵の命令で顔を隠してるって言ったんだっけ。
ルネちゃんも心配そうだ。でも平気だよ。
僕は髪をかき上げ、持ち歩いているピンで留めた。そして眼鏡も外し、真っ直ぐに殿下を見据える。
「ふん…顔面はまあまあか。
この私と共にいる以上、美しい者でなくてはならん。喜べ、貴様らは合格だ。
ラサーニュ。今後一切先程の装いは禁止する」
ビキィ……
「そうですか…眼鏡は着けさせてもらいますが」
「…好きにしろ」
好きにします。すると彼は立ち上がり、部屋を出ようとする。そこへエリゼが声をかけた。
「どこへ行かれるのですか?」
「街だ。ついて来るなら勝手にしろ」
勝手にしていいなら行きたくありません。という訳にもいかんのよな…。てか護衛は?
「必要ない」
いや必要だろ。自分が皇子だって解ってんの?それとも護衛が要らない程お強いの?
ちらっとルキウス殿下に視線を向けると…彼は軽く頷いた。なるほど、護衛は隠れてついて来んのね。
その後スタスタと歩き出す殿下の後を追い…僕達も街へ向かうのであった…。
「…大丈夫でしょうか…」
「彼らを信じるしかない…」
兄皇子2人は、今度も駄目だったらもう弟に友人は出来ないかもしれない…と心配しているのであった。
※※※
学園の生徒がよく訪れる学生街は、色々なお店がある。そして貴族の子供達も気軽に来れる程度には、警備もしっかりしている。
だからまあ、護衛が要らないってのもあながち間違ってないけど…やっぱ皇族は特別だからね。
「おい…ボクはあまり口を出したくないぞ。すでにキレそうだ」
「君はそうだろうね…。まあ、なるべく僕が対応するよ」
むしろエリゼにしては頑張ってるほうだね。いつもの彼なら、「いい加減にしろ!!」くらい言ってる頃だ。仕方ない…僕がこの話を受けたせいだもんな、頑張るか。
しかしルシアン殿下はどこへ行くのやら。ずっと無言で歩き続けてるよ。僕達は平気だけど…ルネちゃん大丈夫?
「ええ、ご心配なく」
ならいいけど…全く、女性の歩幅に合わせてくれないと!!
と思っていたら、急に止まった。あれ、口に出てたかしら?
「おい、貴様ら。アレを買って来い」
アレ…?殿下が指差す先は…行列の出来る洋菓子店だ。
「構いませんが…少々時間が掛かりますので」
「余計な時間を掛けるな。皇子が所望しているんだ、他の客なぞ蹴散らせ」
ビキビキ…
「……そういう訳にはまいりません。こちらで待つのがお嫌でしたら、後で使いの者を…」
「私は!今食べたいんだ!!!」
ぷちー…ん
「……どうして貴方の為に、マナーを守って並んでいる人々が譲らなければならないのですか…?」
「…貴様、口答えする気か…?」
「口答えではありません、忠言です」
「同じであろうが!!」
「まっっったく違います」
殿下は僕が反論するとは露とも思っていなかったようで、顔を歪ませている。
あ"ー……まだ12歳だし、子供の癇癪なんて聞き流せばいいと思っていたけど…。
ここで権力を持ち出しますか、そーうですかー……。
「貴方が皇子である事と、行列を並ばなくていい事。なんの関係がございますか?」
「民とは皇族の為に存在するもの!皇子が望むままの物を差し出すのは道理であろうが!!」
「では殿下は皇子として何を為しておりますか?」
「私はただ存在するだけでいい!」
イライライライラ。
僕達が今いるここは大通り、沢山の人が行き交っている。そんな場所で皇子だ皇族だと喚かれちゃあ困るな…。
よし、強硬手段だ!!
「!?おい離せ、無礼者!!」
彼になんと言われようと、僕はこの手を離す気はない。殿下の左腕を取り、人の少ない場所を目指す。するとエリゼが僕に倣い、逆の腕を取った。
「……こうなりゃ一蓮托生だ、ボクも付き合おう」
…ふ、そうこなくちゃ!「離せ!おい誰か!!」と殿下は騒いでいるが…無視して半ば引き摺るように連行する。
道行く人は何事かとこっちを見ているが…ルネちゃんが「なんでもありませんのよ~」と言ってるお陰か子供の喧嘩程度にしか捉えていないようだ。
途中視界の隅に騎士と思しき男性が2人、戸惑いながらこっちの様子を窺っているのが見えた。護衛か…悪いが無視して進む。
そうして人の少ない公園に殿下を連れ込んだ。ここはいつも散歩やジョギングをする人くらいしかいないが…大声で怒鳴り散らす殿下の姿を見ると、誰もが踵を返し離れて行く。そら関わりたくないもんね。
「貴様ら!!皇族にこのような行い、不敬だぞ!!すぐに罰して…」
「お言葉ですが。僕達は皇太子殿下より、ルシアン殿下にどのような態度を取ろうと一切不問にすると許可を得ております。
これは皇帝陛下も了承されました、ご理解ください」
「ハア!?兄上と父上が…!?嘘を吐くな!!」
「本当ですわよ。私が保証致します」
もちろん嘘なんかじゃない。なんなら帰ったら確認するこった。
そしてそれは…ルキウス殿下とルクトル殿下が、僕達を信頼してくださっている証だ。
その信頼に応えられるかどうかはまだ分からないけどね!
僕達が強気でいるためか、ようやく殿下は現実を受け止めたようだ。
項垂れて、近くにあったベンチに座り込む。
「ご理解いただけたようで何よりです。これも偏に殿下を想う…」
「そうか…やはり私は、父上達にとってその程度の存在か…」
「「「……はい…?」」」
あ、あれ、殿下…?
思ってた反応と違う、もっと「ふざけるな!!だからどうした、この無礼者共があ!!!」とか言われると思ったのに…?
予想に反し、殿下はしょぼくれている…え、え、え?
「…………帰る」
「へ!?あ、はい」
そのままとぼとぼ歩き出し…僕達は、またも追いかけるのであった…。
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