10 / 86
ばんそうこう
なっちゃんはかわいい
しおりを挟む
5S活動はお昼休みが終わる13時から15分間。
午後の仕事もがんばりますか。
「遠山さん、今日は朝倉さん彼氏ちゃんとデートなんだって。二人だから居酒屋にしません?」
席に着くなり飲みの話。
今日はお給料日。私たち3人は毎月お給料日を祝って食事に行っている。
「焼き鳥は?」
「いいねー。焼き鳥行きましょ」
朝倉さんはオシャレなお店をよく知っていて、いつもおいしくてハズレない店に連れて行ってくれる。
お酒の飲み方も上品で、なっちゃんのように己の限界に挑戦するような飲み方はしない、まさに大人のオンナ。
私も立派な大人ながら、ハタチになったなっちゃんとバカみたいなお酒の飲み方をするのは嫌いじゃない。今日は飲み対決ですな。
ふふふ、と互いに不敵な笑みを浮かべつつ、仕事に取り掛かった。
金曜の夜、焼き鳥屋には男性客の方が圧倒的に多い。
「難波さんはこんな安い店来なさそう」
「入りにくい店好きそうだよね」
「入りにくいの、高級店。私はこういう庶民的なお店が雰囲気好きなんだけどなあ」
「価値観合わない人と付き合ってもしんどくない?」
「難波さんと付き合えるなら私の価値観は捧げます」
「誰に?」
ベロベロに酔っぱらったなっちゃんは、先ほどトイレから戻るとこちらの椅子に来て私の隣に座った。
子犬みたいに腕にしがみつくなっちゃんガチかわいい。大好き。
「マッコリとあんず酒のソーダ割ください」
「喜んでー」
ひとしきり、いつも飲むチューハイやハイボールを飲んで、飲んだことないお酒を飲んでみようタイムに突入している。
「遠山さん! 厚木さん!」
「え? あ! 浜崎さん!」
難波さんと違って庶民的な焼き鳥屋が似合う浜崎さんだ。
「マジやべえ。偶然じゃん。いや運命かな。一緒に飲まない?」
素朴な浜崎さんがらしからぬチャラいことを言うから、驚いてなっちゃんと見つめ合ってしまう。
『どうする?』
『ぶっちゃけめんどくさい』
『気を使うだけだもんね』
我らも超能力者。
首をかしげる、眉をひそめる、うなずく、だけで分かり合える。
「ちょうどこっち側空いてるし。大輝呼んでくる」
「難波さんと来てるんですか?!」
なっちゃんの顔がパアッと明るくなる。
「わっかりやす。いいよ、協力したげる。あいつ今彼女はいねえし」
彼女いないんだ……。
またしてもなっちゃんと見つめ合ってる間に浜崎さんは消えた。
「マジ奇跡! やだこれ、運命かな?!」
「どうする? なっちゃん向こう戻る? 難波さんと隣がいいんじゃない?」
「えー、むり」
「ツーショ狙ってたんでしょ」
「やだ、無理。遠山さん、いて」
かわいい……。
甘えられるのって最強じゃないかなあ。こりゃあ難波さんも好きになっちゃうに決まってる。
「なーに女の子同士でくっついてんのー。遠山さん、こっち来て」
「え」
ごめん、なっちゃん。
難波さんが来て秒で浜崎さんに腕をつかまれ、テーブルを挟んだ反対側に連れて行かれてしまった。
私が座っていた場所に難波さんが座る。
私によりかかっていたから、なっちゃんが慌てて奥へと座り直した。
「おっ、お二人が仲良いなんて意外でした」
「そう? 俺と大輝は同期だし、同じ総務部じゃん」
「総務と経理で仕事ハッキリ別れてるからほとんど接点ないけどね」
「プライベートはよく一緒に遊ぶの、俺たち」
浜崎さんが俺って言ってるの違和感……。
でも、そっか。会社では僕、プライベートは俺って使い分けてるのか。へえ、なんか男って感じ。女子はいっつも私だもんな。
「同期? 浜崎さん35歳くらいだと思ってました」
「失礼な! 俺もピチピチの27歳です!」
「あはは! 老けてるでしょ」
「お前が童顔なんだよ」
難波さん、結構年上だったんだ。
6歳も下なんて、恋愛対象外かなあ……じゃない、なっちゃんは7歳下!
「お待たせしましたー」
マッコリとあんず酒がやってくる。
「何これ?」
「いくつくらい年下まで付き合えますか?!」
聞かねば!
との使命感で意図せず浜崎さんの質問をスルーしてしまった。
正面に座る難波さんがキョトン顔を披露した後、笑う。
「僕は年にはこだわらないかな」
「大輝は守備範囲広いからねえ」
「誰でも年取って行くんだし、今の年がいくつでも気にならないんだよ」
誰でも年を取る。そういう考え方、好きだな……じゃない!
「これはマッコリとあんず酒です」
「え、自分で質問しといて回答にはスルー?」
「あ、ごめんなさい。ありがとうございました」
浜崎さんの指摘を受けて、お礼を述べると浜崎さんも難波さんも爆笑なさる。
「遠山さんってしゃべると見た目と印象違うね」
「そうなんだよ。遠山さんっておもしろい子だよ」
そうだ、難波さんはおっちょこちょいなドジっ子が好き。
なっちゃんのドジエピソードで好感度アップ!
……ん?
なっちゃんのドジエピなんか何も思いつかない。
なっちゃんはかわいくて割と要領の良いちゃっかりしっかりした子だ。
「遠山さん、この間お昼ごはんにオムライス買って来たって言って、開けたらカレーなんですよ。どういう間違い?! ってなりました」
「あはは! どういうこと?!」
「朝倉さんの誕生日が8月2日なんですけど、2月8日にお誕生日おめでとうってお菓子持ってきたから3人で食べたり」
「あはは! それはちょっと分かる。逆に覚えちゃってたんだ」
「けど真夏と真冬ですよ。誕生日聞いた時、私も夏の夜生まれだから紗夜って名付けられたんですって話してたのに」
なっちゃん……私のドジエピはいらないんだよ!
やっちゃってるよ、なっちゃん!
「今です! 今あの子ドジっ子です!」
「え?」
アピールしなければ、となっちゃんを指差した。
ポカンとした空気を感じ、バッとアルコールの熱が顔に火をつけた。
「何それ、かわいいー。遠山さんって天然さんなんだー」
「違っ……誤解です」
あー、あっつ。
もうだいぶ暖かくなってるってのに、この店暖房入れてない?
マッコリを飲んでグラスから手を離すと、隣に座る浜崎さんがサッと取る。
「俺マッコリって飲んだことない。ひと口ちょうだい」
いいよ、なんて言ってないし思ってないのに勝手にゴクッと飲んでしまう。
ええー、私知らない人とグラス共有とか嫌なんだけど……。
「これ酒なの? 俺、焼き鳥には日本酒が好き」
浜崎さんがグイッと自分のグラスを私の前へと差し出す。
ひと口のお返しって感じなのかな。
え、いらない……。
午後の仕事もがんばりますか。
「遠山さん、今日は朝倉さん彼氏ちゃんとデートなんだって。二人だから居酒屋にしません?」
席に着くなり飲みの話。
今日はお給料日。私たち3人は毎月お給料日を祝って食事に行っている。
「焼き鳥は?」
「いいねー。焼き鳥行きましょ」
朝倉さんはオシャレなお店をよく知っていて、いつもおいしくてハズレない店に連れて行ってくれる。
お酒の飲み方も上品で、なっちゃんのように己の限界に挑戦するような飲み方はしない、まさに大人のオンナ。
私も立派な大人ながら、ハタチになったなっちゃんとバカみたいなお酒の飲み方をするのは嫌いじゃない。今日は飲み対決ですな。
ふふふ、と互いに不敵な笑みを浮かべつつ、仕事に取り掛かった。
金曜の夜、焼き鳥屋には男性客の方が圧倒的に多い。
「難波さんはこんな安い店来なさそう」
「入りにくい店好きそうだよね」
「入りにくいの、高級店。私はこういう庶民的なお店が雰囲気好きなんだけどなあ」
「価値観合わない人と付き合ってもしんどくない?」
「難波さんと付き合えるなら私の価値観は捧げます」
「誰に?」
ベロベロに酔っぱらったなっちゃんは、先ほどトイレから戻るとこちらの椅子に来て私の隣に座った。
子犬みたいに腕にしがみつくなっちゃんガチかわいい。大好き。
「マッコリとあんず酒のソーダ割ください」
「喜んでー」
ひとしきり、いつも飲むチューハイやハイボールを飲んで、飲んだことないお酒を飲んでみようタイムに突入している。
「遠山さん! 厚木さん!」
「え? あ! 浜崎さん!」
難波さんと違って庶民的な焼き鳥屋が似合う浜崎さんだ。
「マジやべえ。偶然じゃん。いや運命かな。一緒に飲まない?」
素朴な浜崎さんがらしからぬチャラいことを言うから、驚いてなっちゃんと見つめ合ってしまう。
『どうする?』
『ぶっちゃけめんどくさい』
『気を使うだけだもんね』
我らも超能力者。
首をかしげる、眉をひそめる、うなずく、だけで分かり合える。
「ちょうどこっち側空いてるし。大輝呼んでくる」
「難波さんと来てるんですか?!」
なっちゃんの顔がパアッと明るくなる。
「わっかりやす。いいよ、協力したげる。あいつ今彼女はいねえし」
彼女いないんだ……。
またしてもなっちゃんと見つめ合ってる間に浜崎さんは消えた。
「マジ奇跡! やだこれ、運命かな?!」
「どうする? なっちゃん向こう戻る? 難波さんと隣がいいんじゃない?」
「えー、むり」
「ツーショ狙ってたんでしょ」
「やだ、無理。遠山さん、いて」
かわいい……。
甘えられるのって最強じゃないかなあ。こりゃあ難波さんも好きになっちゃうに決まってる。
「なーに女の子同士でくっついてんのー。遠山さん、こっち来て」
「え」
ごめん、なっちゃん。
難波さんが来て秒で浜崎さんに腕をつかまれ、テーブルを挟んだ反対側に連れて行かれてしまった。
私が座っていた場所に難波さんが座る。
私によりかかっていたから、なっちゃんが慌てて奥へと座り直した。
「おっ、お二人が仲良いなんて意外でした」
「そう? 俺と大輝は同期だし、同じ総務部じゃん」
「総務と経理で仕事ハッキリ別れてるからほとんど接点ないけどね」
「プライベートはよく一緒に遊ぶの、俺たち」
浜崎さんが俺って言ってるの違和感……。
でも、そっか。会社では僕、プライベートは俺って使い分けてるのか。へえ、なんか男って感じ。女子はいっつも私だもんな。
「同期? 浜崎さん35歳くらいだと思ってました」
「失礼な! 俺もピチピチの27歳です!」
「あはは! 老けてるでしょ」
「お前が童顔なんだよ」
難波さん、結構年上だったんだ。
6歳も下なんて、恋愛対象外かなあ……じゃない、なっちゃんは7歳下!
「お待たせしましたー」
マッコリとあんず酒がやってくる。
「何これ?」
「いくつくらい年下まで付き合えますか?!」
聞かねば!
との使命感で意図せず浜崎さんの質問をスルーしてしまった。
正面に座る難波さんがキョトン顔を披露した後、笑う。
「僕は年にはこだわらないかな」
「大輝は守備範囲広いからねえ」
「誰でも年取って行くんだし、今の年がいくつでも気にならないんだよ」
誰でも年を取る。そういう考え方、好きだな……じゃない!
「これはマッコリとあんず酒です」
「え、自分で質問しといて回答にはスルー?」
「あ、ごめんなさい。ありがとうございました」
浜崎さんの指摘を受けて、お礼を述べると浜崎さんも難波さんも爆笑なさる。
「遠山さんってしゃべると見た目と印象違うね」
「そうなんだよ。遠山さんっておもしろい子だよ」
そうだ、難波さんはおっちょこちょいなドジっ子が好き。
なっちゃんのドジエピソードで好感度アップ!
……ん?
なっちゃんのドジエピなんか何も思いつかない。
なっちゃんはかわいくて割と要領の良いちゃっかりしっかりした子だ。
「遠山さん、この間お昼ごはんにオムライス買って来たって言って、開けたらカレーなんですよ。どういう間違い?! ってなりました」
「あはは! どういうこと?!」
「朝倉さんの誕生日が8月2日なんですけど、2月8日にお誕生日おめでとうってお菓子持ってきたから3人で食べたり」
「あはは! それはちょっと分かる。逆に覚えちゃってたんだ」
「けど真夏と真冬ですよ。誕生日聞いた時、私も夏の夜生まれだから紗夜って名付けられたんですって話してたのに」
なっちゃん……私のドジエピはいらないんだよ!
やっちゃってるよ、なっちゃん!
「今です! 今あの子ドジっ子です!」
「え?」
アピールしなければ、となっちゃんを指差した。
ポカンとした空気を感じ、バッとアルコールの熱が顔に火をつけた。
「何それ、かわいいー。遠山さんって天然さんなんだー」
「違っ……誤解です」
あー、あっつ。
もうだいぶ暖かくなってるってのに、この店暖房入れてない?
マッコリを飲んでグラスから手を離すと、隣に座る浜崎さんがサッと取る。
「俺マッコリって飲んだことない。ひと口ちょうだい」
いいよ、なんて言ってないし思ってないのに勝手にゴクッと飲んでしまう。
ええー、私知らない人とグラス共有とか嫌なんだけど……。
「これ酒なの? 俺、焼き鳥には日本酒が好き」
浜崎さんがグイッと自分のグラスを私の前へと差し出す。
ひと口のお返しって感じなのかな。
え、いらない……。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【完結済】25億で極道に売られた女。姐になります!
satomi
恋愛
昼夜問わずに働く18才の主人公南ユキ。
働けども働けどもその収入は両親に搾取されるだけ…。睡眠時間だって2時間程度しかないのに、それでもまだ働き口を増やせと言う両親。
早朝のバイトで頭は朦朧としていたけれど、そんな時にうちにやってきたのは白虎商事CEOの白川大雄さん。ポーンっと25億で私を買っていった。
そんな大雄さん、白虎商事のCEOとは別に白虎組組長の顔を持っていて、私に『姐』になれとのこと。
大丈夫なのかなぁ?
惚れた男は根暗で陰気な同僚でした【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
イベント企画会社に勤める水木 茉穂は今日も彼氏欲しさに合コンに勤しむ、結婚願望が強い女だった。
ある日の週末、合コンのメンツが茉穂に合わず、抜け出そうと考えていたのを、茉穂狙いの男から言い寄られ、困っていた所に助けに入ったのは、まさかの男。
同僚で根暗の印象の男、【暗雨】こと村雨 彬良。その彬良が会社での印象とは全く真逆の風貌で茉穂の前に現れ、茉穂を助けたのである………。
※♡話はHシーンです
※【Mにされた女はドS上司に翻弄される】のキャラを出してます。
※ これはシリーズ化してますが、他を読んでなくても分かる様には書いてあると思います。
※終了したら【プラトニックの恋が突然実ったら】を公開します。
【完結】育てた後輩を送り出したらハイスペになって戻ってきました
藤浪保
恋愛
大手IT会社に勤める早苗は会社の歓迎会でかつての後輩の桜木と再会した。酔っ払った桜木を家に送った早苗は押し倒され、キスに翻弄されてそのまま関係を持ってしまう。
次の朝目覚めた早苗は前夜の記憶をなくし、関係を持った事しか覚えていなかった。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
【完】経理部の女王様が落ちた先には
Bu-cha
恋愛
エブリスタにて恋愛トレンドランキング4位
高級なスーツ、高級な腕時計を身に付け
ピンヒールの音を響かせ歩く
“経理部の女王様”
そんな女王様が落ちた先にいたのは
虫1匹も殺せないような男だった・・・。
ベリーズカフェ総合ランキング4位
2022年上半期ベリーズカフェ総合ランキング53位
2022年下半期ベリーズカフェ総合ランキング44位
関連物語
『ソレは、脱がさないで』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高4位
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高2位
『大きなアナタと小さなわたしのちっぽけなプライド』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高13位
『初めてのベッドの上で珈琲を』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高9位
『“こだま”の森~FUJIメゾン・ビビ』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高 17位
私の物語は全てがシリーズになっておりますが、どれを先に読んでも楽しめるかと思います。
伏線のようなものを回収していく物語ばかりなので、途中まではよく分からない内容となっております。
物語が進むにつれてその意味が分かっていくかと思います。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる