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1話 異なる人生へ
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「ハッ!!ここは?」
晃は飛び起きた。
周りを見渡すと、見たことのない部屋だ。
やはり単なる夢ではなかったようだ。
と…なると。
晃はワクワクしつつ、ゆっくりと視線を落とし自分の胸を見る。
そこには二つの大きなメロンが。
「ひゃぁっこれは素晴らしい!メロンが大きすぎてお腹が見えないだと!実っている、実っているぞ!」
晃は思わず大声で叫んでしまう。
そして晃はゴクリと喉をならしつつ、ゆっくりと両手を胸へと向ける。
「ぽよん」という効果音が鳴るかと思うほどの柔らかさ。
な…なんだこれは、マ、マシュマロか?
柔らかい、柔らかいぞ。
晃は夢中で胸を揉み続けていたが、部屋の外から物音が聞こえることに気付く。
トントンと部屋の扉が叩かれた。
「アメリア様!どうかなされましたか?何やら声が聞こえましたが。」
大声を出しすぎたな、童貞が故の過ちか…。
でもケガの功名言うべきかわからないが、俺の名前がアメリアということを早々に知ることができた。
「なんでもない、ちょっと虫が出たので驚いただけだ。でももう撃退した、問題ない。」
アメリアとやらがそんなキャラなのかわからないが、とっさに思いつく言い訳が他にはない。
「そうでしたか。一旦中へ入ってもよろしいでしょうか?」
おおっ、こんな時なんて答えればいいんだ?
「問題ない、中に入ることを許可する。」
とりあえず偉そうに行ってみたが…。
ガチャリと部屋の扉を開けて、少し年を取りつつも品の良さそうな女性が頭を下げつつ入ってきた。
偉そうな物言いに問題はなかったようだ。
入ってきた女性は、服装から考えると恐らく使用人なのだろう。
使用人らしき女性が頭を上げてこちらを見ると、急にギョッとした。
「アメリア様!そのお顔の血はどうなされたのですが!」
「へっ、血?」
思わず間抜けな声が出る。
ん?そういえば何となく鼻の下あたりが…。
とりあえず鼻を手で拭ってみると、べったり血がついている。
しまったぁ、これ鼻血だ!
さっき夢中になって胸を揉んでいたとき、あまりに興奮しすぎたみたいだ。
でも、そのまま伝えるわけにはいかないので言い訳しなければ。
「たぶん虫を撃退するときに、少し興奮しすぎたせいだ。」
とっさに虫が出たと言い訳したさっきの俺グッジョブ!
「そうでしたか、アメリア様がそれほどまでに興奮するとはさぞ立派な虫だったのでしょう。」
使用人のような女性はハンカチを手渡してくる。
晃は感謝しつつハンカチを受け取り、鼻を拭った。
「具合はだいぶ良くなったようですね。最近ずっと顔色が悪く、調子も優れないようでしたから。」
晃は、女神アメーデの話を思い出す。
たしか…、置かれている状況が良くなかったんだっけ?
まだ詳しくはわからないが、なんとなく察するに精神的にやられていたのではないだろうか。
「ああ、だいぶ良くなった。もう大丈夫だ。」
「左様でございますか。明日は戦ですので心配しておりましたが、今のご様子であれば大丈夫そうですね。安心しました。明日の朝食はこのレイアが腕によりをかけて作りますので、楽しみにしていてください。」
そう言うと、レイアはそっと部屋を出ていく。
この使用人らしき女性はレイアと言うのか。
ふむふむ…、でも今なんか不穏なこと言っていたような?
戦って、闘いのことかな?
そんなまさか、確かに将軍という話は聞いたがすでに戦争中なのか?
無理だぞ、いきなり戦場に行って戦うなんて。
俺なんて闘いどころか、喧嘩だってしたことないのに……、それどころか他人との会話もほとんどしてないから口喧嘩の経験すら…。
まずい、まずすぎる。
鼻血たらしながら胸なんか揉んでいる場合じゃなかった……なんてことはないな、そんな場合だよ!一番重要なことだし。
それが楽しみで、異世界に来たと言っても過言ではないしな。
まぁアメーデの強制だったけど。
とはいえ、せっかく素晴らしいメロンを持つ女騎士の勝ち組になれたというのにこのまま死ぬわけにはいかない。
うーん、どうするべきか……考えても思い浮かびそうにないな。
晃はそのまま寝ることにした。
晃は飛び起きた。
周りを見渡すと、見たことのない部屋だ。
やはり単なる夢ではなかったようだ。
と…なると。
晃はワクワクしつつ、ゆっくりと視線を落とし自分の胸を見る。
そこには二つの大きなメロンが。
「ひゃぁっこれは素晴らしい!メロンが大きすぎてお腹が見えないだと!実っている、実っているぞ!」
晃は思わず大声で叫んでしまう。
そして晃はゴクリと喉をならしつつ、ゆっくりと両手を胸へと向ける。
「ぽよん」という効果音が鳴るかと思うほどの柔らかさ。
な…なんだこれは、マ、マシュマロか?
柔らかい、柔らかいぞ。
晃は夢中で胸を揉み続けていたが、部屋の外から物音が聞こえることに気付く。
トントンと部屋の扉が叩かれた。
「アメリア様!どうかなされましたか?何やら声が聞こえましたが。」
大声を出しすぎたな、童貞が故の過ちか…。
でもケガの功名言うべきかわからないが、俺の名前がアメリアということを早々に知ることができた。
「なんでもない、ちょっと虫が出たので驚いただけだ。でももう撃退した、問題ない。」
アメリアとやらがそんなキャラなのかわからないが、とっさに思いつく言い訳が他にはない。
「そうでしたか。一旦中へ入ってもよろしいでしょうか?」
おおっ、こんな時なんて答えればいいんだ?
「問題ない、中に入ることを許可する。」
とりあえず偉そうに行ってみたが…。
ガチャリと部屋の扉を開けて、少し年を取りつつも品の良さそうな女性が頭を下げつつ入ってきた。
偉そうな物言いに問題はなかったようだ。
入ってきた女性は、服装から考えると恐らく使用人なのだろう。
使用人らしき女性が頭を上げてこちらを見ると、急にギョッとした。
「アメリア様!そのお顔の血はどうなされたのですが!」
「へっ、血?」
思わず間抜けな声が出る。
ん?そういえば何となく鼻の下あたりが…。
とりあえず鼻を手で拭ってみると、べったり血がついている。
しまったぁ、これ鼻血だ!
さっき夢中になって胸を揉んでいたとき、あまりに興奮しすぎたみたいだ。
でも、そのまま伝えるわけにはいかないので言い訳しなければ。
「たぶん虫を撃退するときに、少し興奮しすぎたせいだ。」
とっさに虫が出たと言い訳したさっきの俺グッジョブ!
「そうでしたか、アメリア様がそれほどまでに興奮するとはさぞ立派な虫だったのでしょう。」
使用人のような女性はハンカチを手渡してくる。
晃は感謝しつつハンカチを受け取り、鼻を拭った。
「具合はだいぶ良くなったようですね。最近ずっと顔色が悪く、調子も優れないようでしたから。」
晃は、女神アメーデの話を思い出す。
たしか…、置かれている状況が良くなかったんだっけ?
まだ詳しくはわからないが、なんとなく察するに精神的にやられていたのではないだろうか。
「ああ、だいぶ良くなった。もう大丈夫だ。」
「左様でございますか。明日は戦ですので心配しておりましたが、今のご様子であれば大丈夫そうですね。安心しました。明日の朝食はこのレイアが腕によりをかけて作りますので、楽しみにしていてください。」
そう言うと、レイアはそっと部屋を出ていく。
この使用人らしき女性はレイアと言うのか。
ふむふむ…、でも今なんか不穏なこと言っていたような?
戦って、闘いのことかな?
そんなまさか、確かに将軍という話は聞いたがすでに戦争中なのか?
無理だぞ、いきなり戦場に行って戦うなんて。
俺なんて闘いどころか、喧嘩だってしたことないのに……、それどころか他人との会話もほとんどしてないから口喧嘩の経験すら…。
まずい、まずすぎる。
鼻血たらしながら胸なんか揉んでいる場合じゃなかった……なんてことはないな、そんな場合だよ!一番重要なことだし。
それが楽しみで、異世界に来たと言っても過言ではないしな。
まぁアメーデの強制だったけど。
とはいえ、せっかく素晴らしいメロンを持つ女騎士の勝ち組になれたというのにこのまま死ぬわけにはいかない。
うーん、どうするべきか……考えても思い浮かびそうにないな。
晃はそのまま寝ることにした。
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