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第一章:馬鹿神のミスから始まる生活。
もう限界だ、人間なんて大嫌いだ。
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動物の友達が出来て私は、とても嬉しかった。
そのまま、また私は道沿いにと歩くけど…
人間の数も増えた。
でも最初からだった…
どうしても私を皆が不思議な目で見てくる。
皆の目を見ると、敵意でもない。
完全に疑問の目だった。
私は考えながらも歩く。
服も変えたし?
持ち物も片手程度…
それでも、どうして?
皆が不思議にと見る?
そう思いながらも一人。
流石に声まで、かけて来る人は居なかったけど。
どうにも…
判らない…
皆の方を見ても…
別に服装だって。
持ち物だって。
そこまで大きな違いがあるとも思えないし?
疑問に思いながらも歩いてると。
どうにか帝国の城だろうか?
それが見えた。
**************************
私は少し止まって、頭の中を整理する。
あれが、この帝国、ガランドル帝国の?
王城内部と呼んでる場所かぁ。
確かに門らしいところだけの出入りしてるなぁ。
でも意外と大きめ?
まぁ、でも…
都心だと小さいの?
14階…
いや、そこまで無いか?
ちょっと判断が難しいなぁ…
でも…
何だか王城と言うより…
何だろうか…
あれは…
ある意味…
篭城してる様な…
そう、城の形もだった。
かなり歪な形なのもある。
けれど、それよりも…
それを囲う様な高い鉄板みたいな判らないもの。
素材すら判らないけど。
真っ黒な板で囲まれてたから中は見えなくても…
王城が僅かに見える程度の高さ。
私は首を傾げながらも思った。
何だ、あれ…
もう変な物体にしか見えないけど?
ふと、くだらない事も思った。
もし、あんなのを意図的に造ったとしたら…
センスないな!!
ダサいを通り越して、住みたくないと思うけど!?
私はどうにか、くだらない思考は振り払う。
一応、入れないかもしれないけど。
門まで行って話して来るかぁ。
もう私はサッパリな感覚になりながらも。
門の方にと向かった…
そこには流石に兵士も多かった。
他にも並んでる様子だったけど。
人数も居ない。
それを眺めて、どうするかを考えてた時だった。
「そこの女!!
止まれ!!」
いきなり大きな声が聞こえて見た。
そこには大柄な男の兵士が居た。
そして明らかに私らしい。
うん?
何かしたかな?
まだ何も言ってもないし。
それに近付いただけだけど…
そう思いながらも、どうにか言う。
「えっと。
それは私の事ですか?」
大柄な兵士は…
その身体と同じぐらいの大きな大剣を背負ってた。
私が言うと、なぜか大きく言った。
「そうだ!!
お前は、どう見ても帝国民ではないだろう!!
なぜ、ここに居る!!」
まぁ、確かに帝国民ではないかなぁ。
日本国民と言う、世界すら違うし?
一応、すぐ考える。
ここは、でも帝国の敷地なんだし?
だったら許可みたいなのがないと…
でもなぁ。
どこに出すか判らないし?
やっぱり、王様とかの許可が必要?
「えっと。
詳しい話は長くなるんですけど。
この国に居る王様?
帝国だから…
皇帝って人に?
少し話があるのです。
会う事は出来ますか?」
そう言った瞬間。
大柄な兵士が剣を手に取った。
私も驚く。
「皇帝陛下にだと!!
それこそ、身分でも僅かにしか会えないにも関わらず。
それすらも知らないならば。
他国民が、どうやってここまで来た!!」
どうやって…
一応、また考える。
いきなり居たんだけど…
森に…
そんな説明してもなぁ…
取り敢えず、どうにか考えてる時だった。
「答えられないならば、切る!!」
また私は驚く。
そして見た。
既に剣を振り上げてたのをだった。
すぐ私は手を翳して言う。
『消えろ』
その瞬間。
大柄な兵士は消えた。
**************************
もう私は…
何が、何だか?
判らなくなりそうだった…
まぁ、でも…
今のは明らかに正当防衛か。
そして、それを考えてる間にだった。
急に包囲される様に兵士が多く集まって来た。
えぇ!?
「お、女!?
今、何をした!?
まさか、術師か!!」
術師?
いや、判らないし…
「術師ではないです。
今のは、いきなりだったので。
正当防衛でしたけど…
こちらも判らないので。
先に話をと、考えてましたけど…」
その言ってきた兵士の目を見る。
明らかな疑惑と若干の敵意。
「あの、いきなり、切り付けられたら。
多分、誰でも防ぐと思うのですけど…
話を聞いて欲しいと思って?
ここまでは来たので…
それを皇帝陛下にと?
説明したいと、考えてますが。」
「だが…
どう見ても、その容姿…
他国の者だろう?
ならば、書状でもあるのか?」
書状…
紹介状みたいなものかなぁ。
「いえ、ないですが。
でも、この話は、した方がと。
思って来たのですけど…」
「書状もなしに、どうやってここまで…
それに、お前の様な容姿の女など。
見たこともない。
その黒髪に、黒の瞳だと!?
他国でも黒髪の者は居たが。
その者達とも違って肌色だけでも。
帝国民よりも白いなど。」
それは、まぁ、日本人だし?
確かに普通よりは?
色白では、あるけど…
そんなにかぁ?
「えっと。
もう陛下と話せないなら。
別に去っても良いですけど…
それは帝国内で良いのですか?
多分、国籍なんて、ないと思うけど。」
そう言った瞬間、皆が一気に武器を構えた。
そして攻撃する状態でもあった。
私は危険すら感じて手を上に挙げて言う。
「門の兵士は全て『消えろ』。」
その瞬間、また一気に消えた。
僅かに残った人達は確かに居た。
門に並んでたり…
他の兵士ではない人達だと思うけど…
でも…
皆が私の事を見てるのは判る。
そして皆の目を見ると…
敵意じゃなく、恐怖。
誰も言えない様子で静まってた。
**************************
私はウンザリもする。
何なんだ?
門に近付いただけで、これか?
私の話すらも全く?
聞かない様子で?
いきなり?
正当防衛でしょ?
私は溜息を出した。
何だかなぁ。
動物の方が、やっぱりかぁ…
私はもう苛立つよりも呆れた。
でも…
せっかく。
ここまで来たのにかぁ。
また少し門の方へと行った。
受付らしい職員なのか判らないけど。
私が近付くだけでだった。
目を見ると、もう敵意でもなかった。
でも一応と思って言う。
「あの、入っても良いですか?」
その言われた職員らしい人は頷くだけだった…
私は王城内部へと入って、また一応、王城へ。
向かうけど、やっぱり皆の視線がだった。
今度は不思議な目でもなかった。
疑念。
そんな中で歩いてる時。
すぐ目に入った。
あれは!!
人間に捕まっただろう。
友達になった動物と同じ、兎の様な生き物だった。
でも、まだ生きてる!!
檻に入れられてたのに、すぐ私は近付いた。
その動物達の声は…
『助けて!!』
『お腹、空いた…』
『痛いよ…』
『恐い!!』
『苦しい。』
もう私は側に居た人に言った。
「この動物達は!?
どうするの!?」
その店の店員なのか、店主なのか判らないけど。
今までとも明らかに違う服装の太った、中年男性だった。
いきなり私が、だったからか…
凄く嫌な目で言ってきた。
「この動物を知らないのか?
これは高値で売れる商品なんだ。
毛皮にも出来る、肉も上手い。
人気商品だ。
アンタの服装からすると、この中に居るのが疑問だが。
どうせ買えないだろ?
帰ってくれ。
商売の邪魔だ。」
私は凄く驚いた。
商品!?
毛皮!?
肉!?
それでも、生きたままで…
咄嗟に言った。
「だったら、この子達は私が買うから!!
他にも居るなら全部、買っても良い!!
この子達を元の森にと…」
「ふざけんな!!」
それを言ってる途中に大きく男の声に遮られた。
私を見下す様に睨んでくる。
でも私は、それを無視した。
すぐに檻の側で言った。
「私の言葉は判るでしょう?
私の友達なら、もう仲間に居るから。
今から助ける、その子にと事情を聞いてね?」
そう言った時。
動物達の皆が鳴くのを止めて、私を見てた。
でも何も言えない様子でもあった。
「おい、何、勝手な事を言ってるんだ!!
アンタみたいなのが買える訳ないだろ。
高値だって言っただろうが!!」
私に睨んでくるオジさんにすぐ言う。
「いくらなの!?
だったら、貴方の言い値で買う!!」
そのオジさんが少し呆れる視線でだった。
「だったら。
こいつら全部のか?
15万パルだ。」
私はすぐに背を向けてから、指輪に触れて小声で言う。
また見慣れない紙、それが分厚く出た。
それを私が差し出して、すぐ言う。
「これで充分でしょう?
そのまま全部、買うから!!」
そうしたら凄く驚いた顔を、したと思ったら急にだった。
作り笑いで態度すらも変えた。
「申し訳ありませんでした。
まさか、その様な服装をされてると思わず。
無礼をお赦し下さい。
でしたら、この動物全てのお買い上げですね。」
そう言ってから、私から金を受け取ると。
今度は丁寧に檻を、そのまま外して渡してきた。
もう私は、その態度の豹変に呆気。
でも先にと…
私は走って、その檻を持ったまま…
また門から出た。
それから、すぐ中に皆に言う。
「これで自由になるよ!!
動くのが大変かも知れないけど。
森の側に離すからね。
私の友達も居るの。
だから今は急いで、移動してね?
それから友達にと話を聞いて?
必ず、また私も助けるから!!」
僅かに鳴いた声を聞いた。
『言葉が…』
『助けてくれたの?』
『友達が…』
私は急いで側の茂みにと、皆を檻から出して言う。
「うん。
私の友達が居るの。
私にも皆の言葉も判るから、大丈夫。
理由は友達に聞いてね?
今は急いで、逃げて。」
そう言うと皆がだった。
それそれ鳴いてから、どうにかと。
動いて行くのを見た。
私は、もう怒りすら湧き上がる。
どう使うかもだけど。
あんな…
生きたまま…
ずっと売れるまで、どうでも良い様に…
苦しませても、更に何も…
それに、また金かぁ!!
湧き上がる怒りがあるけど、どうにか私は振り払う。
それから、また門の方へと向かった。
**************************
そうすると私は、また疑問だった。
さっきまで居た人と違う?
その人は若い青年だった。
笑いながら私にと丁寧な姿勢をした。
「先程の騒動なども全て、報告がありました。
その際に件で、皇帝陛下にとの事だったと伺ってます。
それを陛下に申したところ、是非、貴方様をお連れしろとの事。
大変、栄誉な事です。
宜しければ、このままご案内をさせて頂きたいのですが。」
また私は急に豹変した様子にウンザリする。
すぐに目を見た。
私は溜息を出した。
この目は…
我欲か…
出世とかの事とか?
考えてるだろうなぁ…
でも私はウンザリしながらも、どうにか言った。
「判りました。
早く済ませましょう。
その方が両方共に都合良いでしょう?」
青年が少し動揺したけど。
すぐ、また作り笑いで対応した。
「はい。
私共も陛下とお会い出来る機会は少ないので。
とても嬉しく思ってますよ。
それに随分と、お金も持って居る様ですね。
ですが、その商品は、どちらへ?」
「もう、逃がしました。」
それに対して…
また青年が動揺を隠せなかった様子だった。
「な、15万パルを、捨てた様な事ですよ?
それを、何も…」
私は思い出すと苛立つ。
でも、また我慢して言う。
「お金なら…
別に、いくらでも、どうにでもなるでしょう?
早く陛下だかのところへ、案内して下さい。」
青年が、どうにかと作り笑いをして言ったきた。
「かしこまりました。
では、着いて来て下さい。」
私は青年の少し後ろにと着いて行く。
でも…
その間。ずっとだった。
王城内部で歩いてると誰もが、そう…
完全に変わった。
さっき私が金を出したからかぁ。
皆の目が、もう…
欲、疑念、嫉妬、更に僅かな敵意だった。
もう私はウンザリするだけでもある。
こんなクズの人間が。
あんな事すらも平然に…
しかも金を持ってると知った途端にだ。
目が変わって、これかぁ。
それでも我慢はしてだった。
もう周りの目が全部同じなのも気付いてた…
そして青年が言った。
「お待たせしました、陛下。
連れて来ました。」
「あぁ、入れろ。」
その声で青年が扉を開けた。
**************************
私も同じ様に部屋に入る。
そうすると兵士も勿論、居るけど…
他にも多い?
私は見渡しながらも考える。
何だろう?
変な服装をしてる人も多いけど?
「女、俺に何か言う事があったらしいが。
それで門の兵士達、全てをか?
術師なのか?」
私は声がした方を見た。
30歳ぐらいかぁ?
思ってたより若いけど…
あの言い方だと?
皇帝ってのかなぁ。
でも術師?
私は首を少し傾げる。
でも、どうにか言った。
「えっと。
貴方が皇帝なんですか?
私は術師を知らないけど?
それは、何なの?」
皇帝は横を向いただけだった。
そして、なぜか隣の人が答えた。
「貴方が陛下にと、言ってたとの事が報告されてます。
また、その現場での証言もです。
兵士達が消えたと聞きました。
貴方がした事ではないのですか?」
私は皇帝に既に苛立つ。
自分で言えば良いのに…
どうして…
でも私は一応と思いながら、言って来た隣の人にと言う。
「あれは私だけど、仕方がなかった。
いきなり、攻撃されたのもあるし?
普通に、正当防衛になると思うけど…」
「ならば、なぜ嘘を言うのですか?
先程、貴方は術師ではないと言われた。
他に方法があったとでも?」
だから…
術師なんて知らない。
もう私は怒りすらも限界になってハッキリ言った。
「だから、私は術師じゃない!!
さっきから言ってるし!?
そもそも、術師なんて私は知らない!!
勝手に話ばかり進めて、私は全く判らないし?
結局、何が言いたいの!?
私は単純に、いきなり、この帝国だかに居たから。
一応、住むのには許可でも必要かと思って来ただけ!!
それ以外の目的はない!!」
そしたら皇帝がだった。
「この帝国にとか?
それで更に術師でもないと。
ならば、それを見せろ。」
私が少し不思議に思ってた時だった。
近くに居る兵士が動いたのに気付いた。
そして私にと、また剣で攻撃しようとしてた。
私は咄嗟に手を翳して言った。
『消えろ』
そしてまた消えた。
私は驚いたのもあるけど、すぐに考える。
これは、まさか…
皇帝を睨んで言った。
「貴方が、わざと…
あの人にと…
させたんでしょう!?
どうして、そんな事を!?」
「俺の指示で動かないのは、帝国にない。
それはどんな事でもだ。
女、随分と珍しい容姿だが。
それで俺の帝国に居る。
俺がどうしようが自由だ。」
私は怒鳴った。
「ふざけるな!!
お前のどこが皇帝なんだ!!
国の事も、民の事すら、何も考えてない!!
そんな人が皇帝なんて最低だ!!」
「女…
この場で、俺にと?
少し、遊んでも良かったが…
要らんな?」
そう言うと皇帝が何か手で合図した。
私はすぐに気付いた。
他の兵士が全員だった。
一斉にまた動いた。
私は手を上に翳して言った。
「この場の兵士のみ『消えろ』。」
それで兵士が誰も居なくなった。
要らないと?
そのせいで、兵士すらも全員…
私はもう怒りが限界を超えた。
大きな溜息を出した。
「あぁ、本当にだなぁ。
要らないかぁ。
それを言うなら…
どれだけクズなんだ!!」
私は皇帝の横、さっき言った人に手を翳して言う。
『消えろ』
もうまた皇帝に直接、睨んで言った。
「ねぇ、皇帝陛下?
そもそも、人間なんて要らないよなぁ?」
私はすぐに逆に居た人にと手を翳して言う。
『消えろ』
僅かに皇帝がだった。
驚く様子は見せた。
私は笑って皇帝にすらも堂々と言った。
「ねぇ?
馬鹿な人間なんて…
要らないよねぇ?
もう、まともな話すら出来ないみたいだし?
別に要らないんでしょ?
それで、私の話は貴方は判るの?」
でも皇帝が立ち上がって言ってきた。
「逆に欲しい。
自分の物にしたい。
だから、俺の女になれ。」
私はその瞬間、また呆れた…
でも…
私は貴方みたいな人間が一番嫌いだ!!
愛する気もない!!
私は完全に限界も超えた感覚すらした。
ウンザリだ!!
この帝国の中に居る皆が同じだ…
苛立つだけでもある。
完全に皇帝を睨み付けたてから私は手を上にと翳した。
「誰がお前みたいなクズなんかと!!
私はお前みたいな人間が大嫌いだ!!
帝国王城と城下町に居る人間のみ『消えろ』!!」
その瞬間。
その場も含めて、誰も居なくなった。
どうにか私は溜息を出す。
あんな人間の方が要らない!!
それにもう見たくもない!!
私はIQOSを取り出した。
誰も居ない、その場で一本吸いながら…
どうにか冷静になろうと考える。
まぁ、でも…
指輪があれば問題すらないし、生活にも困らないかぁ。
それに王城内部の造り…
私が居れば、逆に人間も簡単には…
冷静に考えて判断する。
私は無人になった王城で暮らす事にした。
そのまま、また私は道沿いにと歩くけど…
人間の数も増えた。
でも最初からだった…
どうしても私を皆が不思議な目で見てくる。
皆の目を見ると、敵意でもない。
完全に疑問の目だった。
私は考えながらも歩く。
服も変えたし?
持ち物も片手程度…
それでも、どうして?
皆が不思議にと見る?
そう思いながらも一人。
流石に声まで、かけて来る人は居なかったけど。
どうにも…
判らない…
皆の方を見ても…
別に服装だって。
持ち物だって。
そこまで大きな違いがあるとも思えないし?
疑問に思いながらも歩いてると。
どうにか帝国の城だろうか?
それが見えた。
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私は少し止まって、頭の中を整理する。
あれが、この帝国、ガランドル帝国の?
王城内部と呼んでる場所かぁ。
確かに門らしいところだけの出入りしてるなぁ。
でも意外と大きめ?
まぁ、でも…
都心だと小さいの?
14階…
いや、そこまで無いか?
ちょっと判断が難しいなぁ…
でも…
何だか王城と言うより…
何だろうか…
あれは…
ある意味…
篭城してる様な…
そう、城の形もだった。
かなり歪な形なのもある。
けれど、それよりも…
それを囲う様な高い鉄板みたいな判らないもの。
素材すら判らないけど。
真っ黒な板で囲まれてたから中は見えなくても…
王城が僅かに見える程度の高さ。
私は首を傾げながらも思った。
何だ、あれ…
もう変な物体にしか見えないけど?
ふと、くだらない事も思った。
もし、あんなのを意図的に造ったとしたら…
センスないな!!
ダサいを通り越して、住みたくないと思うけど!?
私はどうにか、くだらない思考は振り払う。
一応、入れないかもしれないけど。
門まで行って話して来るかぁ。
もう私はサッパリな感覚になりながらも。
門の方にと向かった…
そこには流石に兵士も多かった。
他にも並んでる様子だったけど。
人数も居ない。
それを眺めて、どうするかを考えてた時だった。
「そこの女!!
止まれ!!」
いきなり大きな声が聞こえて見た。
そこには大柄な男の兵士が居た。
そして明らかに私らしい。
うん?
何かしたかな?
まだ何も言ってもないし。
それに近付いただけだけど…
そう思いながらも、どうにか言う。
「えっと。
それは私の事ですか?」
大柄な兵士は…
その身体と同じぐらいの大きな大剣を背負ってた。
私が言うと、なぜか大きく言った。
「そうだ!!
お前は、どう見ても帝国民ではないだろう!!
なぜ、ここに居る!!」
まぁ、確かに帝国民ではないかなぁ。
日本国民と言う、世界すら違うし?
一応、すぐ考える。
ここは、でも帝国の敷地なんだし?
だったら許可みたいなのがないと…
でもなぁ。
どこに出すか判らないし?
やっぱり、王様とかの許可が必要?
「えっと。
詳しい話は長くなるんですけど。
この国に居る王様?
帝国だから…
皇帝って人に?
少し話があるのです。
会う事は出来ますか?」
そう言った瞬間。
大柄な兵士が剣を手に取った。
私も驚く。
「皇帝陛下にだと!!
それこそ、身分でも僅かにしか会えないにも関わらず。
それすらも知らないならば。
他国民が、どうやってここまで来た!!」
どうやって…
一応、また考える。
いきなり居たんだけど…
森に…
そんな説明してもなぁ…
取り敢えず、どうにか考えてる時だった。
「答えられないならば、切る!!」
また私は驚く。
そして見た。
既に剣を振り上げてたのをだった。
すぐ私は手を翳して言う。
『消えろ』
その瞬間。
大柄な兵士は消えた。
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もう私は…
何が、何だか?
判らなくなりそうだった…
まぁ、でも…
今のは明らかに正当防衛か。
そして、それを考えてる間にだった。
急に包囲される様に兵士が多く集まって来た。
えぇ!?
「お、女!?
今、何をした!?
まさか、術師か!!」
術師?
いや、判らないし…
「術師ではないです。
今のは、いきなりだったので。
正当防衛でしたけど…
こちらも判らないので。
先に話をと、考えてましたけど…」
その言ってきた兵士の目を見る。
明らかな疑惑と若干の敵意。
「あの、いきなり、切り付けられたら。
多分、誰でも防ぐと思うのですけど…
話を聞いて欲しいと思って?
ここまでは来たので…
それを皇帝陛下にと?
説明したいと、考えてますが。」
「だが…
どう見ても、その容姿…
他国の者だろう?
ならば、書状でもあるのか?」
書状…
紹介状みたいなものかなぁ。
「いえ、ないですが。
でも、この話は、した方がと。
思って来たのですけど…」
「書状もなしに、どうやってここまで…
それに、お前の様な容姿の女など。
見たこともない。
その黒髪に、黒の瞳だと!?
他国でも黒髪の者は居たが。
その者達とも違って肌色だけでも。
帝国民よりも白いなど。」
それは、まぁ、日本人だし?
確かに普通よりは?
色白では、あるけど…
そんなにかぁ?
「えっと。
もう陛下と話せないなら。
別に去っても良いですけど…
それは帝国内で良いのですか?
多分、国籍なんて、ないと思うけど。」
そう言った瞬間、皆が一気に武器を構えた。
そして攻撃する状態でもあった。
私は危険すら感じて手を上に挙げて言う。
「門の兵士は全て『消えろ』。」
その瞬間、また一気に消えた。
僅かに残った人達は確かに居た。
門に並んでたり…
他の兵士ではない人達だと思うけど…
でも…
皆が私の事を見てるのは判る。
そして皆の目を見ると…
敵意じゃなく、恐怖。
誰も言えない様子で静まってた。
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私はウンザリもする。
何なんだ?
門に近付いただけで、これか?
私の話すらも全く?
聞かない様子で?
いきなり?
正当防衛でしょ?
私は溜息を出した。
何だかなぁ。
動物の方が、やっぱりかぁ…
私はもう苛立つよりも呆れた。
でも…
せっかく。
ここまで来たのにかぁ。
また少し門の方へと行った。
受付らしい職員なのか判らないけど。
私が近付くだけでだった。
目を見ると、もう敵意でもなかった。
でも一応と思って言う。
「あの、入っても良いですか?」
その言われた職員らしい人は頷くだけだった…
私は王城内部へと入って、また一応、王城へ。
向かうけど、やっぱり皆の視線がだった。
今度は不思議な目でもなかった。
疑念。
そんな中で歩いてる時。
すぐ目に入った。
あれは!!
人間に捕まっただろう。
友達になった動物と同じ、兎の様な生き物だった。
でも、まだ生きてる!!
檻に入れられてたのに、すぐ私は近付いた。
その動物達の声は…
『助けて!!』
『お腹、空いた…』
『痛いよ…』
『恐い!!』
『苦しい。』
もう私は側に居た人に言った。
「この動物達は!?
どうするの!?」
その店の店員なのか、店主なのか判らないけど。
今までとも明らかに違う服装の太った、中年男性だった。
いきなり私が、だったからか…
凄く嫌な目で言ってきた。
「この動物を知らないのか?
これは高値で売れる商品なんだ。
毛皮にも出来る、肉も上手い。
人気商品だ。
アンタの服装からすると、この中に居るのが疑問だが。
どうせ買えないだろ?
帰ってくれ。
商売の邪魔だ。」
私は凄く驚いた。
商品!?
毛皮!?
肉!?
それでも、生きたままで…
咄嗟に言った。
「だったら、この子達は私が買うから!!
他にも居るなら全部、買っても良い!!
この子達を元の森にと…」
「ふざけんな!!」
それを言ってる途中に大きく男の声に遮られた。
私を見下す様に睨んでくる。
でも私は、それを無視した。
すぐに檻の側で言った。
「私の言葉は判るでしょう?
私の友達なら、もう仲間に居るから。
今から助ける、その子にと事情を聞いてね?」
そう言った時。
動物達の皆が鳴くのを止めて、私を見てた。
でも何も言えない様子でもあった。
「おい、何、勝手な事を言ってるんだ!!
アンタみたいなのが買える訳ないだろ。
高値だって言っただろうが!!」
私に睨んでくるオジさんにすぐ言う。
「いくらなの!?
だったら、貴方の言い値で買う!!」
そのオジさんが少し呆れる視線でだった。
「だったら。
こいつら全部のか?
15万パルだ。」
私はすぐに背を向けてから、指輪に触れて小声で言う。
また見慣れない紙、それが分厚く出た。
それを私が差し出して、すぐ言う。
「これで充分でしょう?
そのまま全部、買うから!!」
そうしたら凄く驚いた顔を、したと思ったら急にだった。
作り笑いで態度すらも変えた。
「申し訳ありませんでした。
まさか、その様な服装をされてると思わず。
無礼をお赦し下さい。
でしたら、この動物全てのお買い上げですね。」
そう言ってから、私から金を受け取ると。
今度は丁寧に檻を、そのまま外して渡してきた。
もう私は、その態度の豹変に呆気。
でも先にと…
私は走って、その檻を持ったまま…
また門から出た。
それから、すぐ中に皆に言う。
「これで自由になるよ!!
動くのが大変かも知れないけど。
森の側に離すからね。
私の友達も居るの。
だから今は急いで、移動してね?
それから友達にと話を聞いて?
必ず、また私も助けるから!!」
僅かに鳴いた声を聞いた。
『言葉が…』
『助けてくれたの?』
『友達が…』
私は急いで側の茂みにと、皆を檻から出して言う。
「うん。
私の友達が居るの。
私にも皆の言葉も判るから、大丈夫。
理由は友達に聞いてね?
今は急いで、逃げて。」
そう言うと皆がだった。
それそれ鳴いてから、どうにかと。
動いて行くのを見た。
私は、もう怒りすら湧き上がる。
どう使うかもだけど。
あんな…
生きたまま…
ずっと売れるまで、どうでも良い様に…
苦しませても、更に何も…
それに、また金かぁ!!
湧き上がる怒りがあるけど、どうにか私は振り払う。
それから、また門の方へと向かった。
**************************
そうすると私は、また疑問だった。
さっきまで居た人と違う?
その人は若い青年だった。
笑いながら私にと丁寧な姿勢をした。
「先程の騒動なども全て、報告がありました。
その際に件で、皇帝陛下にとの事だったと伺ってます。
それを陛下に申したところ、是非、貴方様をお連れしろとの事。
大変、栄誉な事です。
宜しければ、このままご案内をさせて頂きたいのですが。」
また私は急に豹変した様子にウンザリする。
すぐに目を見た。
私は溜息を出した。
この目は…
我欲か…
出世とかの事とか?
考えてるだろうなぁ…
でも私はウンザリしながらも、どうにか言った。
「判りました。
早く済ませましょう。
その方が両方共に都合良いでしょう?」
青年が少し動揺したけど。
すぐ、また作り笑いで対応した。
「はい。
私共も陛下とお会い出来る機会は少ないので。
とても嬉しく思ってますよ。
それに随分と、お金も持って居る様ですね。
ですが、その商品は、どちらへ?」
「もう、逃がしました。」
それに対して…
また青年が動揺を隠せなかった様子だった。
「な、15万パルを、捨てた様な事ですよ?
それを、何も…」
私は思い出すと苛立つ。
でも、また我慢して言う。
「お金なら…
別に、いくらでも、どうにでもなるでしょう?
早く陛下だかのところへ、案内して下さい。」
青年が、どうにかと作り笑いをして言ったきた。
「かしこまりました。
では、着いて来て下さい。」
私は青年の少し後ろにと着いて行く。
でも…
その間。ずっとだった。
王城内部で歩いてると誰もが、そう…
完全に変わった。
さっき私が金を出したからかぁ。
皆の目が、もう…
欲、疑念、嫉妬、更に僅かな敵意だった。
もう私はウンザリするだけでもある。
こんなクズの人間が。
あんな事すらも平然に…
しかも金を持ってると知った途端にだ。
目が変わって、これかぁ。
それでも我慢はしてだった。
もう周りの目が全部同じなのも気付いてた…
そして青年が言った。
「お待たせしました、陛下。
連れて来ました。」
「あぁ、入れろ。」
その声で青年が扉を開けた。
**************************
私も同じ様に部屋に入る。
そうすると兵士も勿論、居るけど…
他にも多い?
私は見渡しながらも考える。
何だろう?
変な服装をしてる人も多いけど?
「女、俺に何か言う事があったらしいが。
それで門の兵士達、全てをか?
術師なのか?」
私は声がした方を見た。
30歳ぐらいかぁ?
思ってたより若いけど…
あの言い方だと?
皇帝ってのかなぁ。
でも術師?
私は首を少し傾げる。
でも、どうにか言った。
「えっと。
貴方が皇帝なんですか?
私は術師を知らないけど?
それは、何なの?」
皇帝は横を向いただけだった。
そして、なぜか隣の人が答えた。
「貴方が陛下にと、言ってたとの事が報告されてます。
また、その現場での証言もです。
兵士達が消えたと聞きました。
貴方がした事ではないのですか?」
私は皇帝に既に苛立つ。
自分で言えば良いのに…
どうして…
でも私は一応と思いながら、言って来た隣の人にと言う。
「あれは私だけど、仕方がなかった。
いきなり、攻撃されたのもあるし?
普通に、正当防衛になると思うけど…」
「ならば、なぜ嘘を言うのですか?
先程、貴方は術師ではないと言われた。
他に方法があったとでも?」
だから…
術師なんて知らない。
もう私は怒りすらも限界になってハッキリ言った。
「だから、私は術師じゃない!!
さっきから言ってるし!?
そもそも、術師なんて私は知らない!!
勝手に話ばかり進めて、私は全く判らないし?
結局、何が言いたいの!?
私は単純に、いきなり、この帝国だかに居たから。
一応、住むのには許可でも必要かと思って来ただけ!!
それ以外の目的はない!!」
そしたら皇帝がだった。
「この帝国にとか?
それで更に術師でもないと。
ならば、それを見せろ。」
私が少し不思議に思ってた時だった。
近くに居る兵士が動いたのに気付いた。
そして私にと、また剣で攻撃しようとしてた。
私は咄嗟に手を翳して言った。
『消えろ』
そしてまた消えた。
私は驚いたのもあるけど、すぐに考える。
これは、まさか…
皇帝を睨んで言った。
「貴方が、わざと…
あの人にと…
させたんでしょう!?
どうして、そんな事を!?」
「俺の指示で動かないのは、帝国にない。
それはどんな事でもだ。
女、随分と珍しい容姿だが。
それで俺の帝国に居る。
俺がどうしようが自由だ。」
私は怒鳴った。
「ふざけるな!!
お前のどこが皇帝なんだ!!
国の事も、民の事すら、何も考えてない!!
そんな人が皇帝なんて最低だ!!」
「女…
この場で、俺にと?
少し、遊んでも良かったが…
要らんな?」
そう言うと皇帝が何か手で合図した。
私はすぐに気付いた。
他の兵士が全員だった。
一斉にまた動いた。
私は手を上に翳して言った。
「この場の兵士のみ『消えろ』。」
それで兵士が誰も居なくなった。
要らないと?
そのせいで、兵士すらも全員…
私はもう怒りが限界を超えた。
大きな溜息を出した。
「あぁ、本当にだなぁ。
要らないかぁ。
それを言うなら…
どれだけクズなんだ!!」
私は皇帝の横、さっき言った人に手を翳して言う。
『消えろ』
もうまた皇帝に直接、睨んで言った。
「ねぇ、皇帝陛下?
そもそも、人間なんて要らないよなぁ?」
私はすぐに逆に居た人にと手を翳して言う。
『消えろ』
僅かに皇帝がだった。
驚く様子は見せた。
私は笑って皇帝にすらも堂々と言った。
「ねぇ?
馬鹿な人間なんて…
要らないよねぇ?
もう、まともな話すら出来ないみたいだし?
別に要らないんでしょ?
それで、私の話は貴方は判るの?」
でも皇帝が立ち上がって言ってきた。
「逆に欲しい。
自分の物にしたい。
だから、俺の女になれ。」
私はその瞬間、また呆れた…
でも…
私は貴方みたいな人間が一番嫌いだ!!
愛する気もない!!
私は完全に限界も超えた感覚すらした。
ウンザリだ!!
この帝国の中に居る皆が同じだ…
苛立つだけでもある。
完全に皇帝を睨み付けたてから私は手を上にと翳した。
「誰がお前みたいなクズなんかと!!
私はお前みたいな人間が大嫌いだ!!
帝国王城と城下町に居る人間のみ『消えろ』!!」
その瞬間。
その場も含めて、誰も居なくなった。
どうにか私は溜息を出す。
あんな人間の方が要らない!!
それにもう見たくもない!!
私はIQOSを取り出した。
誰も居ない、その場で一本吸いながら…
どうにか冷静になろうと考える。
まぁ、でも…
指輪があれば問題すらないし、生活にも困らないかぁ。
それに王城内部の造り…
私が居れば、逆に人間も簡単には…
冷静に考えて判断する。
私は無人になった王城で暮らす事にした。
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