1000人の特盛召喚記 mobに憧れた876番目の転移者

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交通の都ヘパイドン

18.緑朗太VSマーヴィス

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大変遅れてしまい、申し訳ございません。





 ギルド会館の裏には設営というよりもただ地均しをしただけというようなだだっ広い訓練場が存在する。そこには模擬専用の木剣などが置かれており、日夜訓練に明け暮れるギルドメンバーが切磋琢磨する場所である。
 その場所で2人の男が対峙していた。

 1人は熊を彷彿とさせる体格の男であり、その左目には太い傷が奔って完全に塞いでしまっている。その両手には体格とは似合わない木製の短剣と円形状の盾が備わっており、地面に転がる男を見下ろしていた。

 もう1人の男は地面に仰向けに寝転んでいた。
 緑色の髪を短く刈り込んでいて、それ以外の見た目の特徴を挙げるのが難しいほどに平凡そうな男であり、脇には大柄な男と同様の短剣と木製の槍が転がっている。大柄な男に転がされたのだと一目でわかることだ。

 「どうした緑朗太。その程度の実力しかないくせにあいつを追いかけようとか考えていたのか。」

 大柄な男が声をかけると、地面に横たわっていた男の体がむくりと起き上がり、短剣を腰に差し、杖のように槍を用いてなんとか立ち上がる。
 幾人かのギルドメンバーが遠巻きに彼らのことを見学しているが、その誰もが緑朗太と呼ばれた男の敗北を疑うことはなかった。

 彼が対峙している相手は怪我で第一線を退いているとは言え、ある時は剣で身を守りながら盾で相手を潰し、またある時は盾で相手の攻撃をいなして短剣で止めを刺すといった、攻防自在の武器捌きから『双対の人鬼』という二つ名を与えられし程の実力者である。
 それに対して緑色の髪の男は、1度は彼の体に剣を当てることには成功したが、ギルドメンバーになってからまだ1ヶ月と経っていない駆け出しのひよっこである。

 「ロクさん!もうやめろ!!」
 「坊主、間違っても死ぬなよー!」
 「そうそう、マーヴィスの酒が飲めなくなるからなー!」
 「んだとテメーら!!」

 賭けにもならないような勝負に、見学客から心無い野次が飛び交い、それを聞かされた若者の1人が、野次を飛ばした相手と取っ組み合いの喧嘩を始めんばかりの険悪っぷりである。

 2人の間には彼らの言葉など届いていない。互いに互いのことしか目に入っていないからだ。

 マーヴィスは、過去に緑朗太に特攻を用いられたことで一撃を叩き込まれたことがあった。その際には彼は今回の装備とは異なるものであったが、緑朗太の秘めたる可能性というのを怖いほどに思い知らさられた。
 固有スキルの最適化も非常に強力なものではあるのだが、緑朗太の最大の武器は勝つために己の身をも軽視する程の玉砕精神と、何をするかわからないという素人ならではの奇抜さである。

 最初の一合目も、緑朗太は槍を用いて片手剣のスキルであるスラッシュをマーヴィスに放ち、マーヴィスが盾で弾いたところで死角から短剣のスラッシュを叩き込もうとした。
 だが、槍を弾いた直後にマーヴィスのシールドバッシュが緑朗太の体に叩きつけられ、緑朗太は宙を舞い、地面へと落下した。

 なんとか立ち上がることは出来ているが、緑朗太のアバラは数本罅が入り、直撃を避けるために左腕を盾替わりにしたのだが、多少衝撃を和らげただけで既に左腕のは半ばから砕けてしまい、指先に力を入れることができない。

 「来い。その程度でお前が止まらないことぐらい知ってるぞ。」

 マーヴィスは盾を前面に押し出し、右手の短剣を逆手に構え直す。待ちの構えであるにも関わらず、見る者を圧倒させかねないほどに全身から立ち上る威圧が周囲の観衆を萎縮させ、対峙する緑朗太の全身を粟立たせる。

 「げぇっ…ペッ」

 喉に詰まった血反吐を地面に吐き捨て、右手に握り締めた槍をそのまま右肩に担ぎ、身体を低く落とす。
 前屈姿勢のまま地面を蹴り、躊躇なくマーヴィスへと突き進む緑朗太へ、悲痛な叫びと好奇の歓声が入り混じった声が浴びせられ、それに呼応するかのように彼の体は加速する。

 「チャージか…この土壇場でよくぞ!」
 「がぁぁぁぁぁっ!!」

 緑朗太が使用したのは[槍]スキルの[チャージ]。自身の脚力を一時的に強化させ、突進力を向上させる槍の基本スキルである。部分的に足にのみ使用し、鈍ってしまう速さを補わせた。

 突然のスキルの発現ではあるが、マーヴィスの驚きは彼に不覚を取らせるほどのものではない。

 緑朗太の槍が大剣を彷彿とさせる大振りで彼へと振り下ろされるのだが、マーヴィスはその攻撃に合わせるようにシールドバッシュで槍を弾き、続け様にガラ空きになった緑朗太の体へと連続のシールドバッシュを叩きつけんとする。

 死に体であったはずの緑朗太の体が左へとズレ、シールドバッシュが体ではなく彼の右肩へと外れる。マーヴィスが盾を装備している左腕に緑朗太の骨が砕ける感触が伝わって来るが、それだけでは勝負の決め手にはならないということを心得ていた。

 その予想を裏付けるように砕けていたはずの緑朗太の手には腰に差してあった短剣が逆手に握り締められており、盾の裏側にいるマーヴィスに突き刺さんと襲いかかった。

 本来動かすのも困難なはずの緑朗太の攻撃に観衆は皆驚きを隠せなかった。

 次の瞬間、マーヴィスの体に木屑と木の破片が降りかかる。緑朗太の短剣はマーヴィスの短剣に穿たれ、砕かれていた。



 リヴィからの手紙を見つけた緑朗太は直様拓郎達を追いかけんと、彼らを見送ったばかりの門へと突っ走った。後は門の外に出るだけであったところで、彼は足止めを食らってしまった。

 門の外に出るには通行許可書が必要になるのだ。或いはDランク以上のギルドメンバーであれば外に出るための許可書を手に入れられるのだが、Eランクである緑朗太が外に出るためには、Dランク以上のメンバーを同行させる必要があるのだ。

 「今出て行ったばかりだろ!?なんで駄目なんだよ!!」

 門に駐在する衛兵によって阻まれてしまい、門の外に出れなかった緑朗太の叫びに、規則だからと告げる衛兵の態度は腹立たしいことこの上なかった。
 今なら走れば間に合う筈だし、すぐに街に戻るから外に出させろと訴え続ける緑朗太だが、衛兵は一向に首を縦に振らない。

 平行線を走り続ける互いの主張に、業を煮やした緑朗太が力尽くで突破しようとした矢先、彼の肩を誰かの手が掴み、強引に体を後方へと引っ張り地面に転倒させた。

 「頭を冷やせ緑朗太。」

 犯人はマーヴィスであった。彼の下にやってきたスグーが手紙を落としたと言うことに気付いて戻った時、ギルド会館を飛び出した緑朗太を目撃したことで全てを察した。

 案の定衛兵に詰め寄り、強引に出ていこうとする姿を目撃したマーヴィスは緑朗太が事を起こす前に力尽くで黙らせようとした。

 が、地面に尻を付いた緑朗太は直ぐに立ち上がると、今度はマーヴィスに詰め寄った。

 「頼む、魔王軍があいつのところに行くかも知れないんだ!今すぐ呼び戻せばあいつは」
 「だからだ。」

 「は?」

 「敵の狙いが拓郎の可能性が高いから、あいつはこの街を離れたんだ。」

 緑朗太の思考を停止させるのには十分であった。詰め寄っていた緑朗太の体はぴたりと止まり、次第に体を震わせ、そして――マーヴィスの胸ぐらに掴みかかった。

 「なんで、黙って行かせたんだよ!見殺しにするつもりか!?」
 「それがあいつの意志だ。あいつはこの街に、強いては俺達やお前に危険が迫っていると知り、敵の狙いである自分をこの街から離す事にして守ろうとしたんだ。」
 
 自分達のせいで拓郎が危険な目に合わされていると知り、見る見ると怒りを募らせていく。マーヴィスは緑朗太の態度に腹を立てるわけでもなく、ただ諭すように告げるだけだ。

 「それに、俺たちがいたらあいつの邪魔になるだけだ。あいつが戦いやすいようにするには」
 
 「何もしない言い訳がただの実力不足だって?動こうともしないのにそんなこと言うのか?」

 その言葉に、今度はマーヴィスが緑朗太の胸ぐらを掴んだ。その目には怒りを孕ませており、好き好んでやっているのではないというのを有りありと物語っている。

 だが、緑朗太にしてみればそんなことは関係なかった。実力の有無に関わらず、今すぐにでも拓郎の下に行かないといけないと、本能が警鐘を鳴らしているのだ。

 「もしも追いつけたとしてもお前なんかが敵う相手は1匹もいないぞ。無駄死にさせるつもりで鍛えてやってるわけじゃない。」
 「もしも無駄死にだとしても、ここで何もせずに死んでいくよりは100倍マシだ…」
 「待ち受けてるのが死ぬよりも辛いことだとしてもか?」

 何を言っても最早2人は互いに引くことなどしない。マーヴィスはこの頑固な所に嘗ての自分を重ね、そして一生を棒に振るほどの怪我を心身に刻み込まれてしまったことを思い出した。
 

 「俺が1番辛いのは、こんなところでダチが死ぬかも知れないのを指咥えて待ってることだけだ。」


 その発言にマーヴィスが「良いだろう」と一言漏らして緑朗太を解放し、緑朗太もマーヴィスから手を離した。
 衛兵も突然のマーヴィスの了承に困惑するのだが、マーヴィスが親指を立ててギルド会館の方角を指差し、緑朗太を誘う。

 曰く――本気の俺に一撃でも当てれたら追いかけて良い、と。



 再び地面を転がされる緑朗太。短剣を砕かれた刹那、彼の体はマーヴィスのミドルキックが腹部に直撃し、体をくの字に折りながら吹き飛ばされたのだ。

 左腕、右肩、肋に複数の内蔵へのダメージで満身創痍、武器を破壊され頼みの綱のスキルもまるで通用しない緑朗太。
 対してまだ2回しか攻撃していないのでまるで疲れを見せず、依然として警戒を怠らずに本気で仕留めようとしているマーヴィス。

 これがレベル8とレベル54の差である。

 「お前のスキルは確かに強力だ。戦いながら成長を続け、それどころかスキルを自在に操ることが出来る。それと、どうやらどんな大怪我を負ったとしても、お前の望むように体を動かそうとも働くようだな。」

 折れたはずの左腕で武器を握り締めたのが良い証拠だ。骨が折れても神経がつながっていれば、血肉と僅かに動く骨で武器を掴ませた。本来の威力とは幾分かは衰えるものの、腕だけではなく肩や背中、遠心力など諸々の力を上乗せすることで武器を振るわせたのだ。

 「だが、どれだけ戦いの中で強くなろうとも、お前が俺に追いつくのはまだ先だ。本気で追いつく前にお前の体は間違いなく動けなくなる。わかるか?お前の実力はまだその程度だ。」

 マーヴィスの非情の言葉が混濁した意識下の緑朗太を刺し貫く。指先を動かすだけでも、呼吸を整えようとするだけでも体中を激痛が奔り、意識は徐々に掠れて、暗い場所へとゆっくりと浸かっていく。訓練初日でわかっていたことだが、まるで相手にはならない。多少レベルが上がったところで、戦い続けた男と戦い始めた男では勝負にもならないのだ。

 ――それまで、拓郎をなんとしても追いかけようとした緑朗太の心に初めて罅が入る音がした――




 『ロクさん、ありがとな。』




 「…い……て…か……っ!!」

 緑朗太の体がビクンッと震え、地面に爪を立てながら両手に力が篭められて上半身を起き上がらせる。

 「これ以上ダメージを受けると命に関わるが……まだ続けるのか?」

 マーヴィスの冷たい最終通告の言葉が掛けられるが、緑朗太は地面に転がった槍を拾うことで意思を示した。
 そうか、とマーヴィスが諦めたように再び盾を前面に構え直し、逆手に短剣を持つ最強の構えをするのに対し、緑朗太は両腕を大きく広げるように槍を両手で掴み、右半身に構えながら体を深く深く沈みこませた。
 その構えに、幾人かの見学人が息を呑んだ。

 マーヴィスも同様だ。

 なぜなら、緑朗太の姿が拓郎に重なっているのだ。
 拓郎と緑朗太が戦った夜、拓郎が最後の最後に見せた槍の構え。緑朗太はまさにその構えを再現していた。

 面白い…だが、正攻法で来ることはないだろう。マーヴィスが気にかけなければならないのは、緑朗太の奇策である。槍で来ると槍を盲ましにし、盾を掴んで短剣を体で受け止めるという行為だ。そうすればマーヴィスが無防備になり、一撃を貰う可能性が出てくる。

 「い゛…ぐぞ……」

 緑朗太の体が地面へと崩れ落ちるように沈む。直後、緑朗太の後ろ足が地面を大きく蹴ったかと思えば、それまで見せなかったしなやかさで地面を滑るように走る。

 これには流石のマーヴィスも目を丸くさせ、驚いた。半死人とは思えない動きであるのもそうだが、大昔にマーヴィスはこれと全く同じものを見ていた。
 過去にこの街を出て行った生意気な槍使いの少年。その彼が正に今の緑朗太と同じ動きをしていたのだ。

 地面を滑るように、動物を彷彿とさせるように距離を詰め、防御をも擦りぬける槍の一撃で当時のマーヴィスに手傷を負わせたあの黄馬拓郎と同じ動きを。

 ここでマーヴィスの動きに迷いが生じた。もしもあの時の拓郎と同じ動きをするのならば、マーヴィスが取るべき行為は防御ではなく回避だ。だが、あの体で果たして同じ動きができるのか?そもそも、レベルだって当時の拓郎に比べれば低すぎる。

 ――けれど、似たような動きで、奴を彷彿とさせる動きをしているのもまた事実だ。

 防御か。それとも回避か――マーヴィスがとった答えは――

 「来いっ!!」

 腰を落として重心を更に低くし、マーヴィスは如何なる攻撃も受け止める覚悟を決めた。受け止め、緑朗太に一撃を当てて今度こそ勝負を決める。

 腹を据えたマーヴィスに、緑朗太の槍が迫る。彼が放ったのは[チャージ]である。それはただのチャージではなく、スラッシュで金属の錠前を切断するために最適化が発動したように、彼は拓郎の動きを得るために最適化を発動

 自動発動型としての最適化ではなく発動型としての最適化をだ。

 結果、彼の体は限界を超えた。普段は抑圧されている肉体の限界リミッターを外し、代償として筋肉が千切れ、骨が砕け、内蔵に甚大な負荷がかかることも厭わずに彼の動きを再現したのだ。

 再現できたのは動きまで。拓郎の防御をすり抜けた技の正体を知りえない緑朗太が再現をすることは叶わないのだが、既に緑朗太の頭に後のことは考えていない。


 「グッ!!?」
 
 マーヴィスが構える盾に、全体重と突進の威力を重ねて、右腕を突き出す全力の刺突が叩き込まれた。そのあまりの衝撃にいなす事も出来ずにたたらを踏むマーヴィスであるが、抑えきれないほどの威力ではなく、予想よりも遥かに威力が低かった。
 
 その答えは、至ってシンプルであり、緑朗太の一撃に槍が耐え切れずに柄の半ばからへし折れてしまったのだ。

 緑朗太の右手に柄だけ残し、残酷にも槍の穂先は宙をくるくると回転しながら舞っている。

 己の勝利を確信し、盾の裏側からマーヴィスが短剣を振りかぶっていざ緑朗太に止めの一撃を叩き込まんとしたまさにその時、マーヴィスの耳に盾越しにいる緑朗太の「スラッシュ」という呟きを耳にした

 マーヴィスの盾がかち上げられる。一体緑朗太が何をしたのか?マーヴィスは緑朗太が握り締めた槍の柄の部分だけを見て、緑朗太が最適化を利用してスラッシュを放ったのだと瞬時に答えに辿り着く。もしも槍が半ばではなく、穂先部分だけで折れていたら、今の一撃でマーヴィスの体に届いていたことだろう。だが、技を放った直後で無防備な緑朗太と攻撃せんとするマーヴィスでは明らかにマーヴィスの方に分があるといえよう。

 だが、緑朗太の目はまだ死んでいない。マーヴィスの短剣が迫る中、彼の口は弱々しく、声など今にも消え入りそうであったが、確実にこう動いていた。


 「スラッシュ」と。


 2人の体がほぼ同時に血飛沫を上げる。互いに左肩を武器で貫通しあう相打ちである。
 マーヴィスは緑朗太があの刹那にスキルを連携させたのだと知ると同時に、勝負に負けたということに何処か納得してしまう自分がいた。

 観客たちはいつの間にか声を発することも忘れて見入っていた。それもそうだ。雑魚だなんだと馬鹿にしていた成りたてのEランクが、あの双対の人鬼に手傷を負わせた。それも、マーヴィスが最も得意とするスタイルで戦い、ボロ雑巾になりながらも勝利をもぎ取ったのだ。

 「お……お…」

 「おお……」

 「「「「「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」」」」」

 1人、2人と雄叫びがあげられ、それが幾重にも連なって1つの大きな歓声に繋がる。いつの間にか大勢増えていた観客達1人1人の割れんばかりの拍手が2人に送られ、マーヴィスは全てを出し尽くして気絶をしている緑朗太の体を支えながら、ギルド会館で見学をしていた治療員を呼び出すのであった。
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