1000人の特盛召喚記 mobに憧れた876番目の転移者

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交通の都ヘパイドン

25.クロ

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遅れてすみません



 クロと名乗った男、は少女と見間違われそうな背中までかかった黒髪を「邪魔」と無造作に切り捨てると、そのまま宙へと放り捨てる。
 肩まで短くなった髪に満足し、攻撃をしてこないセニャーレに、日本刀の峰で自身の右肩を叩きながら「お待たせ」と告げた。

 セニャーレは目の前のクロが放つ異様な雰囲気に知らず知らずの内に飲み込まれまいとしていた。そうして身構えていること自体、既に半ば飲み込まれているようなものなのだが、彼女はそれに気づいていない。

 『謀るな。貴様の名はロクロウタであろう?』
 「それもまた私の名前であることに変わりないけど、今の私はクロさ。」

 二重人格者。セニャーレはクロと名乗るこの男が正にそれなのだろうと想定する。緑色であった髪と目の色が黒に変色していることから、彼が闇魔法の才能を開花させたのだろうとも。

 であるならば、クロには選択肢が2つある。

 セニャーレに殺されるか、魔王軍に降るか、だ。

 魔王軍に降るのであれば、部下を2人も同時に失ったセニャーレにしてみれば不幸中の幸いである。
 もし断るならば殺せばいいだけなので、別にどうということはない。

 黄馬拓郎が目を覚ますまでは大分時間がかかり、小蝿1匹を潰すだけならば大した時間はなるはずもない。

 『貴様にチャンスをやろう。』
 「ほう……」

 『我々のなk「断る。」』

 早かった。喋っている最中であったにも関わらず、被せるようにしてクロは案を断り、あまりの早さにセニャーレが唖然としているさまを見て、楽しそうに口角を釣り上げて顔を歪ませていた。

 『いい度胸じゃ。ならばとっとと死ね。』

 [不確定な刃アザエル]から3つの棘が伸び、クロへと迫る。フンッと鼻を鳴らしたクロは日本刀を構えると自身の立っていた場所から僅かに右にずれて避ける。が、直後に背後に拓郎が横たわっていることを思い出し、左手を伸ばして棘を束になるように3つとも横合いから掴み動きを封じた。

 セニャーレは益々目の前のクロという存在の不可思議さ、出鱈目さに混乱をした。

 魔法を斬る、弾く、打ち消すといった技術は確かに存在をする。だが、掴むという行為をしたものはいない。そんなことを考えたことがあるやつなどいない。確かに、不確定な刃アザエルの刺は物理攻撃であるので掴もうと思えば掴めるのだろう。だが、初見の攻撃でこのような行為にでるクロはとんでもない大馬鹿者か、或いは化物なのだろうか。

 『何をした?それが貴様の闇魔法か?』
 「?私は闇魔法を使った覚えはないが。」
 『嘘を吐け!貴様はあんな小物にも手こずった雑魚ではないか。』

 事実、クロの姿はお世辞にも無事とは言えていない。服の腹部は無残にも引き裂かれ、その下の肉体にも同形状の傷が刻み込まれている。
 傷口からして決して浅い傷ではない。にも関わらず余裕を保っているのは、単に死の恐怖からおかしくなったからか?セニャーレは兎に角こいつを殺そうと心に決め、未だに棘を掴んだままのクロ目掛け、いくつもの棘を差し向けようとした。が、直後に自身の視界が塞がれた。

 槍だ。拓郎の使用していた槍をクロが投擲し、セニャーレの両目に跨って突き刺さっていた。急いで引っこ抜くと、瞬く間に傷口は修復され、視力は回復する。だが、再び視界が消失する。

 今度は日本刀である。いつの間にか背後に回っていたクロが横一文字でセニャーレの後頭部越しに眼球を切りつけたからだ。

 [女郎蜘蛛化粧アラクネメイク]は拓郎の攻撃と共に消失してしまい、今の彼女には自身の目でしか相手を認識することができていない。
 急ぎ[蜘蛛の目]を発動させるのだが、発動と同時に日本刀で蜘蛛の目を切り裂かれ、即座にその効果を失ってしまう。

 なんだこの相手は。セニャーレはそこで初めて相手の異質さに気づいた。確かに油断をしていたのは事実だ。だが、雑魚と自身が罵った相手に、自身が感じた感情。

 恐怖だ。

 こんなことはあってはならない。魔王軍の幹部として、勇者をも殺害した自身がこんな訳のわからない相手に良い様にされている。
 その突きつけられた事実を、セニャーレを恐怖を上回るだけの怒りが襲い掛かり、全膂力を以てその場で勢いよく空中へと跳んだ。
 跳ぶ直前にも顔を斬られたが、跳躍してから、相手の攻撃が止んだ。肉体的にはセニャーレの方が圧倒的に有利であり、相手が絶対に来るのが不可能な場所に行くことで、一時的に避難が出来ると踏んだのだ。

 漸く回復した視力で見下ろすと、真下にはクロが日本刀と槍を持って待ち構えている。

 『雑魚め…地獄を見せてやるわ!!』

 クロの足元から闇の奔流が始まり、それら全てをセニャーレが受け止める。

 拓郎が苦労の末になんとか解除させた[女郎蜘蛛化粧アラクネメイク]と[不確定な刃アザエル]が融合をした彼女の全力の戦闘形態、それを再び発動させるのだが、セニャーレにとって誤算が1つ発生した。

 全力の戦闘形態は、文字通り全力なのである。故に、彼女にとって2度目の解放は彼女自身の肉体をも僅かに蝕んでいた。

 だが、クロを殺すためならば、自身に屈辱を与えたあの男を地獄につき落とせるのならば安いものだ。

 怒りに支配された彼女が地上に降りると同時、全ての目がクロの姿を捉える。これでもうさっきの拓郎と同じである。

 地面に転がる拓郎の後始末は後回しにし、セニャーレはクロを殺すことにしか集中していなかった。

 『さぁ、踊ってみせよ。』

 彼女の全身から数え切れぬ程の棘が発射され、クロへと降り注ぐ。土煙を巻き上げるも、蜘蛛の目に補足をされたクロの姿はそれこそ[インビジブル]でも使用しない限りはとてもではないが逃がさない。

 1発や2発をなんとか回避し、続く攻撃も弾いたり受け止めたりとしてはいるが、止まることのない攻撃の前では無意味であり、クロの体に次々と鋭利な棘が突き刺さる。四肢を重点的に攻め、重要器官の多い胴体や首から上は狙わずに甚振る攻撃を繰り返すセニャーレ。

 やがて、土煙が晴れると――クロは無数の棘によって地面に縫い付けられていた。

 当然の結果である。拓郎ですら捌ききれなかった攻撃を拓郎以下の男が捌けるはずもない。

 『他愛ない。やはり私が本気になると手も足も出んようじゃな。』

 あとは止めを刺すだけ。拓郎共々地獄に送ってやろうとセニャーレが振舞った刹那、彼女の動きが急停止をする。

 殺気や威圧などの重圧を感じての、彼女の意思による停止ではない。腕を上げようとした瞬間、物理的に何者かに体を拘束されているような錯覚を覚えるレベルで彼女の動きが止められた。
 高位の魔術師による[束縛]を受けたのかとも思い全方位に目を向けるが、誰もいない。自身と死にかけの男が2人いるだけだ。


 忙しなく探す彼女の耳に、四肢を串刺しにされているクロの口から漏れた笑い声が飛び込んだ。


 そしてクロは立ち上がった。何事もないかの如く立ち上がり、その間も棘は、クロの動きを阻害するかのように体に刺さったままだ。

 「これが闇魔法か。存外簡単だったな。」
 『な…なにを‥言って…』

 「私の体が限界だったのでな。貴様の魔術を貸してもらったよ。」

 地面に落ちた日本刀を拾いながら、クロがセニャーレに歩み寄る。
 セニャーレが全身に纏った[女郎蜘蛛化粧アラクネメイク]は、石膏の様に固まってしまいビクともしない。その間もクロは着実に近寄ってくる。

 「体に突き刺された棘を構造理解して、私の体に刺さると同時に少しずつ貴様のそのご自慢のドレスを侵食したのさ。1本2本だったら時間がだいぶかかるのだけど、こうも串刺しにされたら乗っ取るのにそんなに時間が掛からなかったな。」

 侵食?他者の魔術に干渉する技術というだけでも相当高度な物だというのに、それを魔族である自分の、しかも最も得意とする魔術を乗っ取った?
 突きつけられた事実を否定しようとも、彼女の身に起きている現象は事実である。

 「無駄だと思うぞ。貴様の体を縛り付けているのは他でもない貴様の最強魔術だ。まぁ、魔力原は貴様なので、問題なく発動はしているだろう?私に刺さったこの棘も上手く操ることで操り人形みたいに体を動かしてるのさ。」


 動け。動け動け動け動け動け―――


 「だからと言って刺されて痛くないわけではない。」


 動け動け動け動け動け動け――
 動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け―――

 
 動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動け動けぇぇっ!!



 「まぁ、貴様も味わってみるといいさ。」

 目前まで迫ったクロの姿を見下ろすセニャーレ。彼女が最後に目撃したその表情は、

 醜悪で、

 卑劣で、

 悲惨で、

 邪悪で、

 卑怯で、

 醜怪で、

 凄惨で、

 下衆で――


 「[闇の棺桶ブラック・コフィン]、強制発動。」

 拓郎の奥の手の1つを防ぎ切った強固な繭がセニャーレの体を覆い隠す。セニャーレは己の魔力が削られたこと、己の魔術を無理矢理に発動させられたことで、この男には最早手も足も出ないのだと悟らされた。
 彼女にできることは声を荒げることだけだった。


 『この、悪魔ゆうしゃめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!』

 「[不確定な刃アザエル]、強制発動。魔力が切れるまで自分を刺し続けろ。」

 何よりも無邪気たのしそう最悪最高の笑顔を浮かべたクロの命令と共に、黒い繭の中で、命令通りに全方位から棘がセニャーレを貫く。
 魔力を使って再生をするが、再生をした矢先にまたもや棘が貫く。魔力がなくなればこの状況は終を迎えるのだが、そうなると再生すら出来なくなる。

 再生、破壊、再生、破壊――

 セニャーレが今まで行ってきた行為が凄まじい速度で、彼女に続く。回復速度が驚異的であるなら、彼女への攻撃速度もまた尋常ではない。そして、どちらの速度も凄まじい勢いで繰り返されるのならば、当然魔力もあっと言う間に消費し尽くされ、入ってから僅か数分後、足元からボロボロと繭が崩れ落ち、再生されなくなったセニャーレの破壊され尽くされた惨たらしい遺体だけが地面に横たわっていた。



 「終わったぞ、ロク。」

 緑朗太の深層心理下の世界、暗闇の中で緑色の髪をした男は「ありがとな」と黒い長髪の女性に感謝の言葉をかけた。

 「しかし、どうやったんだ?」
 「言っただろ。相手の魔術を私自身の魔術として再構築したのさ。あぁ、ロクはやろうとするなよ。まともにやろうとしたら脳が焼き切れるから。」

 地面に胡座をかいて座るクロに緑朗太はそういえば、と思い出したかのように意地悪な笑みを浮かべた。

 「お前、ちゃんとクロって名乗ってくれてるんだな。」
 「うっわ、それが恩人に対する仕打ちかよ。ないわー。ロクロウタマジでないわー。」

 緑朗太にからかわれた事で、完全にへそを曲げたクロは地面に大の字に寝転がるとジタバタと両手両足を駄々っ子のように暴れさせる。

 だが、緑朗太としてはクロが名前を気に入ってくれてるという気持ちが口にしたのだが、反応から見るに全くもって気に入ってくれていない。

 「わかったよ、それじゃあ違う名前を考えてやるから。」
 「いいよ、面倒だからクロで。」
 「いや、いいよ。気に入らないんだろ?」
 「クロで良いって。」
 「良くないよ、変えてやるよ。」
 「変えなくていいって。」

 「じゃあ、それで。」

 暴れていたクロの体がピタリと止まった。あれ?と疑問に思ったのも束の間、拗ねていた自分の発言を思い出し、今度は頭を抱えて「あぁ~」と嘆きだした。
 百面相というのは正にこのことなんだろう、と我がスキルながらに実に面白いと緑朗太は声を上げて笑った。

 「鬼だ…こんなスキル使いの荒いやつが私だなんて…。」
 「まぁまぁ、今回助かったのは本当だ。拓郎もなんとか助けられたみたいだしな。すまん、恩に着る。」

 実際、クロが出てこなければ拓郎も緑朗太も死んでいた。ノージス村の住民も殺され、下手をすればヘパイドンにまでその被害が及んだことだろう。

 「そろそろ俺は戻るわ。」
 「もう来るなよー。」
 「出所する奴みたいなこというなよ。」
 「もう二度と悪さするなよ。」

 「気をつけるよ。」

 そう言い残し、緑朗太の姿が消える。自身の肉体へと戻っていったのだ。
 元の静寂に戻った緑朗太の世界でクロは緑朗太が気付かなかったもう1つの存在に目を向けた。

 それは、緑朗太がセニャーレを倒したことで新たに手に入れた能力。この能力をどう育てるかによって、緑朗太の今後が決まるといっても過言ではなかった。

 「言葉だけじゃ駄目なんだよ、ロク。」

 寂しげにそう呟いたクロに反応をする者は誰もいなかった。



 現実世界への帰還を果たした緑朗太は自身の四肢の調子を確かめる。刺し貫かれた筈の傷口は無数の刺し傷こそあれど、動けなくなるほどの傷ではない。針治療の痕のように赤い斑点が両腕両足にあるだけで、見栄えこそ良いものではないが、そんな贅沢は言ってられないだろう。

 目の前でピクリともしないセニャーレの遺体に、緑朗太は地面に散らばった荷物の中から油を取り出し、彼女の遺体に油をかけて火を点けた。次いで、名も知らぬ同郷の男の遺体にも同様の処理を施す。人が死んだ場合、きちんと遺体の処理をしないとゾンビなどになる可能性があるということだ。

 特に魔力が強い魔族の死体ならばゾンビの上位個体リッチーなどになる可能性だって非常に高い。

 全ての処理を終えると、緑朗太は拓郎の下へと駆け寄り、彼の生死を確認する。
 僅かだが胸が動いており、浅い呼吸を繰り返しているということがわかった。一刻も早く安静な場所に向かわねばならない。

 自身の獲物である短槍を持っていこうとするも、敵の攻撃で完全に壊れてしまっており、代わりに戦利品として手に入れた日本刀を布に包んで腰の短剣の傍に差す。
 拓郎の槍を手にし、拓郎を背負うと、拓郎の体を安定させるために拓郎の槍の柄を拓郎の椅子がわりにさせ、残りの荷物は口惜しいが全て見捨てて緑朗太は村へと向かって歩き始めるのであった。

 村に着いたのは夕方であった。村の中にはリゴラの姿もあり、ボロボロな2人の姿をみて驚くというよりも、あの敵と戦って生きて戻ってきたことの方に驚いているようだった。「どうやって逃げた?」と聞かれたので緑朗太が短く「倒した」と正直に答えると、最初は信じていなかったものの、何も言わぬ緑朗太に、次第にそれが事実であるということが発覚し、「お前、凄かったんだな」と賞賛するのであった。

 結局、拓郎がその日の内に目を覚ますことはなく、一夜明けた次の日、ノージス村に急報が届いた。


 『ヘパイドンに魔物の群れを引き連れて魔族が襲来。陥落の恐れ有り、至急戻られたし。』
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感想 5

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みんなの感想(5件)

もらわれっこ
ネタバレ含む
2017.06.04 32R

感想ありがとうございます!
ギリギリ手傷を負わせるのが精一杯ですけど、彼なりに頑張ったみたいです。

解除
Febreze
2017.05.28 Febreze

流石の頑固爺も孫みたいな存在には甘いんだなw

2017.06.04 32R

感想ありがとうございます!
緑朗太は恩人でもあるので尚更断れないのかもしれないですね。

解除
ぴぴろった
2017.05.26 ぴぴろった

すごく面白かったです!
久々に「読める」ファンタジー小説に当たりました。
今後も楽しみにしています。

2017.05.27 32R

感想ありがとうございます!
そのように言っていただけると、とても励みになります。
少し更新頻度が落ちてしまいますが、これからも読んでくださる方々が楽しみにして下さるように頑張りたいと思います。

解除

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