夢は職業婦人〜カラクリ御曹司と偽お嬢様の恋

有住葉月

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第十一章 櫻の冬休み

18、女学生について〜執筆してみた

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櫻は富田編集長から執筆の練習を指示されてからキーワードを選んで、短文を書くようになった。しかし、長い文章はまだまだ難しい。

女学生のいい体験。それは自分が実は避けていることでもあるとわかった。
女学生が読みたくなる文章、自分に書けるかどうかもわからなかった。

と言うことで、3日経ってから文章に起こしてみることにした。

「東京の女学生、今を楽しむ
東京の女学校に通う女学生は皆楽しんで青春を謳歌しています。将来はお嫁入りするものですが、その前に職業婦人になる人も多く、中には先の学校に進んで、学校の先生になる人もいます。
何が、彼女たちを魅了しているかというと、その一つに服装です。
実際、学生服が学校を決める決め手になることもあると言うことでした。
袴を履いて、着物を合わせるのが一般的ですが、一部の学校では海軍のセーラーを模して洋装の服装を取り入れている学校もあります。
その学生が集まるとなんとも言えず、煌びやかで、そこに人が集まってくるのです。
今後、制服を取り入れる女学校が増えることは間違い無いでしょう。

また、彼女たちは学校帰りに寄り道をするのが友情の証です。
あんみつ屋、パーラーなどおやつを食べて帰るのが彼女たちのスタイルです。
どのお店もいろいろな学校の生徒が集まるので、それは華やかな空間になります。

男子学生も寄ることがあるので、そこで淡い恋心を抱いたりなんてこともあったりなかったり。奥ゆかしい彼らはナンパにするのではなく、どこかしらで情報を得て、親公認で出会ったりします。そう言うところを見ると、とても頭のいい付き合い方かと思います。

最後に友情についてです。最後の学校になる可能性があると言うことで、濃密な友情が築かれます。時にお泊まり会などを開いて、夜中話すなんてこともするそうです。

今時の女学校、それは若い社交場です。彼女たちは大人になる前にすでに飛び立ってます。


櫻は書き終わって、じっくりと考えた。
しかし、自分なりに調べたものを書いて、この経験をしていない自分を少し後悔した。
最終学年になったら、友達を作ってもいいかもしれないと思ったのであった。
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