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後篇
七尾明日香
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数日後。僕は例の店に行き、ダリア・クロックのメンテナンスをしてもらった。
「大丈夫、不具合はないですね。いつも使っていただき、ありがとうございます」
店の老婆の言葉に、少し恥ずかしくなった。加えて今、妻と別居中であることがその恥ずかしさに拍車をかけた。
だけど、使わないという選択肢はない。やっぱり癒やしがほしい。ということで、今夜もダリア・クロックを使うことにした。これが、運命の歯車を狂わせることになるとも知らずに――。
あ、この人もか……。
ダリア・クロックで仮想空間に入った時、とっさにそう思った。会社の製版部に来ていたアルバイトの女の子だ。名前は七尾明日香。清楚な感じで胸も大きく、脚もほっそりしてきれいな女性だった。ただ、一つ気になるのは……表情が暗くて心が病んでいるような雰囲気だった。
「時任さん、ちょっといいですか?」
僕は製版部に呼び出された。データに不具合があるので見てほしいというのだ。担当していたのがちょうど七尾さんだった。
「これなんですけど……」
と僕に体を寄せてくる。
「うーん、先方に確認するけど、こちらで調整できないかな?」
とお願いしてみる。二人でキャスター付きの椅子を並べていて、僕は右側、七尾さんは左側にいる。僕は、左手を椅子に置いて画面を凝視してみた。
すると、彼女の太ももが僕の左手の甲に載ってきた。
(え?)
太ももがすりすりと寄ってくる。甲には肌の感触が、指先にはかすかにシルクの布の感触があった。肌は太ももで、シルクは……下着である。
「じゃあ、ここをいじってみますか?」
彼女はさらに脚を動かす。指先に「シャリッ」という感触があった。これ……下着の中の毛がこすれた音じゃないか?
「う、うん。お願いするね」
もう我慢ができなくなり、僕は席を立って営業部に戻った。
七尾さんは、どうやら精神疾患を患っているようだった。病んでいるように見えるのはそのためなのだろう。僕は、左手の感触を思い出し、反芻していた。
そうこうしているうちに夕方となり、退勤の時間となった。
「時任さん」
七尾さんがやってきた。あれ、もう帰ったはずじゃあ……。
「データの不具合、解決しましたので、見てもらえますか?」
「え、この時間までやってくれたの? ありがとう」
仕事ぶりは真面目である。精神疾患がなければ、正社員としてすぐ採用されるだろうに。
僕は、七尾さんについていく道すがら、退勤する綾音さんや藍さんとすれ違った。綾音さんは「お疲れ様」とウィンクしてきて、藍さんは「ごめんね、今日は用事があって手伝えないの」と、僕の股間を触ってきた。まったく、この人たちは……。
しかし、製版部の部屋を開けると、そこにはいつものデスクや作業テーブルがなかった。あったのは体育で使うようなマットだけだ。
「あれ?」
「時任さん……」
七尾さんが振り返り、突然服を脱ぎ始めた。
「ちょ、七尾さん!?」
「私の姿、見て」
全て脱ぎ去った時、パンツ姿の二人の男が入ってきた。その男たちは……。
「え、僕!?」
そう、僕のドッペルゲンガーのような男が二人。ほんとうに仮想空間は何でもありだ。
七尾さんは二人の男を横に立たせて自分は膝立ちになる。男たちがパンツを脱いで棒をあらわにすると、七尾さんは二本の棒を両手でそれぞれつかみ、交互に口にくわえてしごきはじめた。
「ん……」
すごい光景だ。ビデオで見たことあるが、自分がされる場面を客観的に見るなんて初めてだ。しかも、自分自身の棒がしごかれている感覚になる。もしかして、あの男たちの感覚とリンクしているのか?
男たちは、七尾さんの胸をそれぞれわしづかみにしてもみだした。七尾さんは「んふっ」と嬌声を出しながら、交互にゆっくりと、口で棒をしごく。やがて二本をいっぺんに口に含み、玉を触りながら前後に顔を動かし始めた。
「んん、んふぅ、んぐっ」
しばらくしてから口を離すと、七尾さんが言った。
「時任さん、きてください」
「え?」
「私の割れ目に入れてください。私を突いてください」
気が付くと僕も裸になっている。僕は欲望に逆らえず、彼女の横に寝転んだ。七尾さんは僕の上に乗り、割れ目に棒を入れた。
「んんっ、あああんん」
奥まで入ったようだ。
「子宮口……届いてる」
少し止まってから、腰を振り始めた。さらにその横に二人の男が立ち、彼女は先ほどと同じように、棒を口で交互にしごき始めた。くわえていない方は手でていねいにしごいている。僕は興奮してきたので、両手を彼女の胸にもっていってもみしだいた。弾力もあって形もよく、先の粒もきれいな赤だ。手のひらでゆっくりもみ、指先で粒をこねくり回す。
「んん、んんんん!」
彼女の声が脳を刺激し、興奮が一層高くなる。僕が中に発射するのと同時に、二人の男も発射した。彼女は割れ目、口、顔面に白い液を受け止めた。
「ふうう」
突然のことでびっくりしたが、気持ちよかった。ところが、七尾さんはまた腰を振り始めた。
「え!?」
そんなすぐにはできないよ。
「もっときてください。私の中、めちゃくちゃにしてください」
棒が固くなっていくのが分かった。それと同時に二人の男も棒も復活し、先ほどと同じようにしごき始め、三本同時に発射した。
今度は、つながったまま七尾さんが四つん這いになり、僕は後ろから突き始めた。パンパンという音が響く。彼女は顔を横に向け、男のうち一人の棒をくわえた。後ろにいる僕に見えるようにしているのか。僕は彼女のお尻を両手でつかみ、胸のようにもんだ。
「んん、あんんん!」
肉がぶつかる音と嬌声が重なり、すごいことになっている.。僕らは三回目を彼女に発射した。
「大丈夫、不具合はないですね。いつも使っていただき、ありがとうございます」
店の老婆の言葉に、少し恥ずかしくなった。加えて今、妻と別居中であることがその恥ずかしさに拍車をかけた。
だけど、使わないという選択肢はない。やっぱり癒やしがほしい。ということで、今夜もダリア・クロックを使うことにした。これが、運命の歯車を狂わせることになるとも知らずに――。
あ、この人もか……。
ダリア・クロックで仮想空間に入った時、とっさにそう思った。会社の製版部に来ていたアルバイトの女の子だ。名前は七尾明日香。清楚な感じで胸も大きく、脚もほっそりしてきれいな女性だった。ただ、一つ気になるのは……表情が暗くて心が病んでいるような雰囲気だった。
「時任さん、ちょっといいですか?」
僕は製版部に呼び出された。データに不具合があるので見てほしいというのだ。担当していたのがちょうど七尾さんだった。
「これなんですけど……」
と僕に体を寄せてくる。
「うーん、先方に確認するけど、こちらで調整できないかな?」
とお願いしてみる。二人でキャスター付きの椅子を並べていて、僕は右側、七尾さんは左側にいる。僕は、左手を椅子に置いて画面を凝視してみた。
すると、彼女の太ももが僕の左手の甲に載ってきた。
(え?)
太ももがすりすりと寄ってくる。甲には肌の感触が、指先にはかすかにシルクの布の感触があった。肌は太ももで、シルクは……下着である。
「じゃあ、ここをいじってみますか?」
彼女はさらに脚を動かす。指先に「シャリッ」という感触があった。これ……下着の中の毛がこすれた音じゃないか?
「う、うん。お願いするね」
もう我慢ができなくなり、僕は席を立って営業部に戻った。
七尾さんは、どうやら精神疾患を患っているようだった。病んでいるように見えるのはそのためなのだろう。僕は、左手の感触を思い出し、反芻していた。
そうこうしているうちに夕方となり、退勤の時間となった。
「時任さん」
七尾さんがやってきた。あれ、もう帰ったはずじゃあ……。
「データの不具合、解決しましたので、見てもらえますか?」
「え、この時間までやってくれたの? ありがとう」
仕事ぶりは真面目である。精神疾患がなければ、正社員としてすぐ採用されるだろうに。
僕は、七尾さんについていく道すがら、退勤する綾音さんや藍さんとすれ違った。綾音さんは「お疲れ様」とウィンクしてきて、藍さんは「ごめんね、今日は用事があって手伝えないの」と、僕の股間を触ってきた。まったく、この人たちは……。
しかし、製版部の部屋を開けると、そこにはいつものデスクや作業テーブルがなかった。あったのは体育で使うようなマットだけだ。
「あれ?」
「時任さん……」
七尾さんが振り返り、突然服を脱ぎ始めた。
「ちょ、七尾さん!?」
「私の姿、見て」
全て脱ぎ去った時、パンツ姿の二人の男が入ってきた。その男たちは……。
「え、僕!?」
そう、僕のドッペルゲンガーのような男が二人。ほんとうに仮想空間は何でもありだ。
七尾さんは二人の男を横に立たせて自分は膝立ちになる。男たちがパンツを脱いで棒をあらわにすると、七尾さんは二本の棒を両手でそれぞれつかみ、交互に口にくわえてしごきはじめた。
「ん……」
すごい光景だ。ビデオで見たことあるが、自分がされる場面を客観的に見るなんて初めてだ。しかも、自分自身の棒がしごかれている感覚になる。もしかして、あの男たちの感覚とリンクしているのか?
男たちは、七尾さんの胸をそれぞれわしづかみにしてもみだした。七尾さんは「んふっ」と嬌声を出しながら、交互にゆっくりと、口で棒をしごく。やがて二本をいっぺんに口に含み、玉を触りながら前後に顔を動かし始めた。
「んん、んふぅ、んぐっ」
しばらくしてから口を離すと、七尾さんが言った。
「時任さん、きてください」
「え?」
「私の割れ目に入れてください。私を突いてください」
気が付くと僕も裸になっている。僕は欲望に逆らえず、彼女の横に寝転んだ。七尾さんは僕の上に乗り、割れ目に棒を入れた。
「んんっ、あああんん」
奥まで入ったようだ。
「子宮口……届いてる」
少し止まってから、腰を振り始めた。さらにその横に二人の男が立ち、彼女は先ほどと同じように、棒を口で交互にしごき始めた。くわえていない方は手でていねいにしごいている。僕は興奮してきたので、両手を彼女の胸にもっていってもみしだいた。弾力もあって形もよく、先の粒もきれいな赤だ。手のひらでゆっくりもみ、指先で粒をこねくり回す。
「んん、んんんん!」
彼女の声が脳を刺激し、興奮が一層高くなる。僕が中に発射するのと同時に、二人の男も発射した。彼女は割れ目、口、顔面に白い液を受け止めた。
「ふうう」
突然のことでびっくりしたが、気持ちよかった。ところが、七尾さんはまた腰を振り始めた。
「え!?」
そんなすぐにはできないよ。
「もっときてください。私の中、めちゃくちゃにしてください」
棒が固くなっていくのが分かった。それと同時に二人の男も棒も復活し、先ほどと同じようにしごき始め、三本同時に発射した。
今度は、つながったまま七尾さんが四つん這いになり、僕は後ろから突き始めた。パンパンという音が響く。彼女は顔を横に向け、男のうち一人の棒をくわえた。後ろにいる僕に見えるようにしているのか。僕は彼女のお尻を両手でつかみ、胸のようにもんだ。
「んん、あんんん!」
肉がぶつかる音と嬌声が重なり、すごいことになっている.。僕らは三回目を彼女に発射した。
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