愛用の大剣が銀髪美少女になった元傭兵は魔獣を狩る

第2章 魔獣狩り

次回予告『第3章 開戦』

リュール様が戦う決意をされました！
魔獣狩りですって！
なんと勇壮な響きでしょう！

ならば私もお供するということは確定です
是非とも使い倒して頂きたいのです
魔獣とやらは、この事実を受けて恐怖におののくことでしょう
そして、騎士団の人はリュール様に深く感謝すべきです
特にあのスカし団長は頭を深く下げるべきです

スカし団長といえば、人の恋心にはちゃんと応えるべきなのですよね
良い答えでも、悪い答えでも、保留しておくのは卑怯だと思うのです
あ、でもレミィがそれでいいなら私は何も言いません

魔獣狩りを続けるリュール様と私に、不穏な影が迫ります
リュール様って、男に迫られることが多いですよね
それだけ魅力的なお方という点は否定できませんが、なんかちょっと悔しくもあります
あ、でも、リュール様の剣は私だけなので大丈夫です

『第3章　開戦』お楽しみに！

そう、私はリュール様の剣です！