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《赤色病》と呼ばれる病がある。自我を失い、親しい人を傷つけ、身が滅ぶまで破壊を続ける。
発症した者は皆、瞳が赤く染まっていたという。
類い稀なる巨躯の男【レイズ】は4年前、赤色病の集団発症事件で多大な被害が発生した責任を取らされ、王国騎士団を追放された過去を持つ。
現在はその事件で知り合った孤児の少女【サチ】を引き取り、田舎の宿場町で小さな食事屋を営んでいた。
彼らの平穏な生活は、宿場町を襲った赤色病によって脆くも崩れ去る。
サチの中に潜む人ならざるモノ【シス】がレイズに囁く。
『我の力を注いだその剣で、赤色病を斬れ』と。
過去と同じ惨劇を繰り返させないために、そして何より、サチを守るために。
レイズは一度置いた剣を再び握りしめ、戦いへと赴く。
レイズはサチ、そして彼女の内側に潜むシスと共に、赤色病の正体を追う旅へと踏み出した。
たどり着いた先に、優しくも残酷な真実が待っているとは、今は誰も知らない。
文字数 76,658
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.22
「俺が勝ったら結婚してくれ!」
「じゃぁ、私が勝ったらお嫁さんにして!」
ある男は悩む。
自分のファンを名乗る相手と恋をしてもいいのだろうか。
ある女は自分に問う。
正体を隠す後ろめたさと共に恋ができるのか。
人類が宇宙へと生活圏を広げて、1000年と少し。
無益な戦争はなくなり、その代わりとして巨大人型兵器が戦う【アーマック・バトルリーグ】が人々を熱狂させていた。
ある日、アーマックの新人パイロット【ヒロ・ミグチ】は偶然にも命を助けた女性に一目惚れしてしまう。
その女性は【リエ】と名乗り、ヒロの大ファンだと告げた。
不器用なヒロは、トップエースになる夢と、初めての恋に揺れ動く。
リエはそんなヒロを支えるため、自身の本心と正体を隠す。
これは夢と恋、そして生死とエンターテイメントに振り回された、2人の男女の物語。
作者:日諸 畔(ひもろ ほとり)
※感想、コメント、ご意見など大歓迎です。お気軽に残していってやってください。
文字数 63,498
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.22
新月の夜、街には人の存在を喰う荒魂(あらだま)が闊歩する。
怪物に襲われた者は命だけでなく、人々の記憶から記録からも消えてしまう。
消えた人を覚えていられるのは、荒魂を認識できる一部の者たちだけだった。
荒魂を狩る使命を帯びる少女、矢辻 由美(やつじ ゆみ)は目の前で家族を喰われた過去がある。
はっきりとその記憶を残しているのは、荒魂を戦う力を持っているからだ。
これ以上被害者を増やさないため、そして復讐のため彼女は夜の中を駆けていた。
ある時由美は、戦いの中でひとりの少年を救う。
由美と同じように、眼前で家族を失った少年の名は霧崎 哉太(きりさき かなた)。
天涯孤独となったことを自覚できる彼もまた、由美と同じく戦う力を持っていた。
戦うことを決意する哉太は、由美と同じ家に引き取られることとなる。
同時に、由美の通う高校への転校生ともなった。
奇妙な共同生活と激しい戦いの中で、2人は互いに信頼関係を築いていった。
相棒としての感情は、やがて男女のそれに変わっていく。
そして、2人は荒魂の真実と逃れられない運命を知ることとなる。
由美は消えゆく哉太へ向かって叫ぶ。
「運命なんて知らない。私を救った責任は必ず取ってもらうから」
作者:日諸 畔
文字数 120,809
最終更新日 2023.09.13
登録日 2023.08.27
ある朝、元傭兵リュール・ジガンの傍らに銀髪美少女の姿があった。
彼女は言った「私はリュール様の剣です」と。
その証拠に、長年愛用していた大剣は消え、少女はリュールを強く慕っていた。
可憐な容姿とは裏腹に、人を傷付けることにためらいがない。
それに、リュールしか知らないはずのことを多く知っていた。
少女の話や態度から、リュールは自身の剣であると信じざるを得なかった。
仕方なく、少女を連れ旅は続く。
彼女に心を許しつつあったリュールは、人の姿をした愛剣に人としての名を与えた。
ある夜、リュールは魔獣と呼ばれる獣に襲われる。
絶望的な状況の中、リュールは少女になった大剣の名を呼んだ。
「ブレイダ」と。
その声を受けたブレイダは、光り輝く大剣に変化する。
リュールは彼女を使い、魔獣を切り裂いた。
後に【魔獣狩り】と呼ばれるリュールとブレイダの物語はここから始まった。
※感想、ご意見お待ちしております。
文字数 119,312
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.04.28
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