【R18】クラス転生で俺のスキルが【万物配送(アー・マ・ゾーン)】?じゃあ勇者が泥水すすってる間に、現代物資で聖女と××します

のびすけ。

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第5章 旅路の悦楽と、深まる依存

【サオリ編①】 聖女の裏地と、黒のレース

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⚫︎交易都市の憂鬱

魔王城へ向かう旅の中継地点、交易都市『バザール』。 
久しぶりの人間の街ということで本来なら心が躍るはずのシチュエーションだ。 
だが、神宮寺サオリの表情は氷のように冷え切っていた。

「よし!今夜の宿はここに決定だ!」

勇者ゴウが指差したのは路地裏にある古びた木造の宿屋『欠けた金貨亭』だった。
看板は傾き、入り口からはカビと安酒、そして吐瀉物が混ざったような酸っぱい臭いが漂ってきている。

「ゴウくん……本気ですか?王家から支援金は十分に出ているはずですけれど」

サオリがハンカチで口元を押さえながら抗議する。
彼女は今、カイトのケアによって全身が磨き上げられ少しの汚れも許せないほど美意識が高まっている状態だ。
こんな不衛生な場所に足を踏み入れるだけで肌が粟立つ。

「バカ言え。装備のメンテナンスに金がかかるんだよ。寝るだけなら屋根があれば十分だろ?」

ゴウは聞く耳を持たずカウンターで一番安い部屋(大部屋の雑魚寝)の手続きを済ませてしまった。

「さあ、みんな入ろうぜ!……ん?どうしたサオリ、顔色が悪いぞ?」
「……いえ。なんでもありません(不潔すぎて吐きそうなだけです)」

サオリは絶望的な目で後ろに控えるカイトを見た。
カイトはただ、小さくウインクを返しただけだった。 
だが、その瞳が語っていた。

――『夜になったら、迎えに行くよ』

その合図だけでサオリの地獄は「待ち遠しい夜までの余興」へと変わった。

⚫︎ノミだらけのベッドと脱出劇

深夜。
大部屋にはゴウと他の宿泊客たちのいびき、そして歯ぎしりの音が不協和音となって響いていた。
煎餅のように薄い布団。
シミだらけの枕。
そして何より――。

(……痒い。絶対にダニがいるわ)

サオリは壁際で膝を抱え一睡もできずに震えていた。
潔癖な彼女にとってここは拷問部屋だ。
シャワーもない。
トイレは共同でアンモニア臭が充満している。

「……ッ」

限界だった。
その時、窓の外から「ホー、ホー」というフクロウの鳴き真似が聞こえた。 
カイトだ。

サオリは音を立てないように起き上がり汚い布団を蹴飛ばした。
ユミとセラフィナ、ショコラも薄目を開けてこちらを見ている。
彼女たちは目配せをした。
『今日はサオリの番ね』『楽しんで』という合図だ。

サオリは頷き、窓枠を乗り越えて夜の路地裏へと滑り降りた。

「お待たせ、姫様」

そこには月明かりの下で微笑むカイトがいた。
泥など付いていない清潔な服。
石鹸のいい香り。 
サオリはたまらず彼に抱きついた。

「カイトさん……!もう無理、限界です……!あんな不潔な場所、一秒だって耐えられません!」
「よく頑張ったね。……さあ、行こうか。今夜の『お城』へ」

カイトが手を取り街外れの空き地へと彼女をエスコートする。
そこには、周囲の景観から浮きまくっている巨大な鉄の塊が鎮座していた。

⚫︎動くスイートルーム

「こ、これは……?」

サオリが目を見張る。
それはテントではない。
流線型のボディ、ピカピカに磨かれた銀色の塗装、そして黒いスモークガラス。
全長10メートルを超える超大型のキャンピングカー(モーターホーム)だった。

「移動式のスイートルームだよ。……どうぞ」

カイトがドアを開けるとプシュッという音と共にステップが降りてきた。
中に入った瞬間、サオリは陶酔のため息を漏らした。

「はぁ……あ、いい匂い……」

外界のドブ臭さが嘘のようだった。
完全な空調管理。 
本革張りのソファ、磨き上げられた大理石調のテーブル、そして間接照明が照らす落ち着いた空間。 
冷蔵庫の駆動音だけが静かに響く完全な防音室。

「まずはシャワーを浴びたいだろ?」
「はいっ!今すぐ!あの宿の空気に触れた肌を全部洗い流したいです!」

サオリは奥のシャワールームへ飛び込んだ。
熱いお湯とたっぷりのボディソープで体を洗う。
不快感が消え、本来の「神宮寺サオリ」としての輝きを取り戻していく。

30分後。
バスローブ姿でリビングに戻ったサオリをカイトは冷えたシャンパンを用意して待っていた。

「生き返った顔だね」
「ええ……。カイトさんがいなかったら、わたくしきっと発狂していましたわ」

サオリは隣に座りシャンパンを受け取る。
グラスを傾けながら彼女はカイトの肩に頭を預けた。
この安らぎ。
この清潔さ。 
もう、ゴウの元へ戻る理由なんて一つも見当たらない。

「サオリ。……今日はプレゼントがあるんだ」

カイトがテーブルの下から取り出したのは黒い光沢のある箱だった。
金色のリボンがかけられた見るからに高級なパッケージ。

「え……わたくしに?」
「開けてみて」

サオリは胸を高鳴らせながらリボンを解いた。
箱を開ける。
薄紙の下から現れたのは――布面積の極端に少ない黒いレースとシルクの塊だった。

「……っ!?」

それはランジェリーだった。
しかもただの下着ではない。
透けるほど薄いレースのブラジャー。
紐のようなTバックショーツ。
そして、ガーターベルトと漆黒のストッキング。

「こ、これは……あまりにも、破廉恥な……」

サオリの顔が湯上がり以上に赤く染まる。
お嬢様学校出身で、今は「聖女」と呼ばれる彼女が決して身につけてはいけない種類の衣装。
娼婦か、あるいは夜の蝶が纏う戦闘服。

「似合うと思ったんだ。……サオリのその白い肌には黒が映えるから」
「で、でも……こんなの……」
「嫌いか?」

カイトが耳元で囁き耳たぶを甘噛みする。

「表向きは清廉潔白な聖女様。……でも、そのローブの下にこんな淫らな下着をつけていたら……ゾクゾクしないか?」

「ッ……!」

カイトの言葉がサオリの隠された倒錯心(スイッチ)を押した。
そう。
ゴウたちの前では「聖女」として振る舞いながら服の下ではカイトの所有物である証(淫具)を身につけている。
その背徳感は想像しただけで彼女の下腹部を濡らした。

「……着て、みる?」
「……はい。……着させてください」

⚫︎鏡の中の堕聖女

サオリはバスローブを脱ぎ捨てた。
カイトの手助けを借りながら慣れない手つきでランジェリーを身につけていく。

シュルッ。
ストッキングが滑らかな足を通って太ももまで上がる。
パチン。
ガーターベルトの留め具が太ももの肉を少し食い込んで固定される。

最後に黒いレースのブラをホックで留める。
豊満なDカップの乳房が黒いレースに包まれ、透けた生地の向こうに桜色の乳首が浮き上がって見える。

「……すごい」

カイトが姿見(フルレングスミラー)の前にサオリを立たせた。 
鏡の中の自分を見てサオリは息を呑んだ。

そこにいるのは「聖女」ではない。 
銀髪の美女が、黒い下着だけを身に纏い恥ずかしそうに、けれど欲情した瞳でこちらを見ている。 
白磁の肌と黒いレースのコントラストがあまりにも扇情的だった。

「見てごらん、サオリ。……なんて格好だ」

カイトが背後から抱きつき鏡越しに視線を絡ませる。
彼の手が、ガーターベルトと太ももの間の「絶対領域」を撫でた。

「ひゃうッ……!」
「聖女様が、こんな尻軽女みたいな格好をして……誰に見せたいんだ?」
「か、カイトさんに……カイトさんだけに……っ」

「ゴウには見せないのか?」
「見せないッ!これはカイトさんだけの……秘密だから……!」

鏡の中の自分が興奮で潤んだ目をしている。
その事実がさらにサオリを煽る。

「いい子だ。……さあ、こっちへおいで」

カイトの手がTバックのクロッチ――一番際どい部分に触れた。
そこはもう、レースを通り越して溢れ出た愛液で湿っていた。

「黒いレースが濡れて色が変わってるよ」
「あ、うぅ……っ!言わないで、恥ずかしい……!」
「恥ずかしい? ……じゃあ、なんでこんなにヒクヒクしてるんだ?」

カイトは彼女をソファに押し倒した。 
高級な本革の感触が背中の素肌に冷たく吸い付く。
目の前には欲望に火がついたカイトの顔。
そして、窓の外――防音ガラスの向こうにはゴウたちが泊まっている汚い宿の灯りが見える。

壁一枚隔てた先は貧困と不潔。 
ここは、贅沢と快楽の密室。

「カイトさん……お願い。……わたくしをめちゃくちゃにしてください……」

黒いランジェリーを纏った聖女が足をM字に開いて誘う。
その姿は、どんな悪魔よりも魅惑的で淫らだった。
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