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第5章 旅路の悦楽と、深まる依存
【ユミ編①】 古代図書館の退屈と、禁断のタブレット
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⚫︎埃とカビの解読作業
「……あー、もう!まだなのかよユミ!日が暮れちまうぞ!」
地下遺跡の奥深く、『古代図書館』と呼ばれる石造りの広間で勇者ゴウの苛立ち声が反響した。
ここには魔王城への結界を解くためのヒントが記された古文書があるはずだ。
しかし、それを探して解読するのは並大抵の作業ではない。
「……黙ってて。気が散る」
賢者ユミは、崩れかけた石版を前に眉間に深い皺を寄せていた。
分厚い眼鏡が少し曇っている。
周囲は埃っぽく古い紙とカビの臭いが充満しており、呼吸するだけで肺が汚れそうだ。
(最悪。……なんで異世界の文字ってこんなに非効率なの?)
ユミは心の中で毒づいた。
この世界の古代語は文法が複雑怪奇で、しかも石版の文字は摩耗して読みづらい。
たった一行を訳すのに辞書と照らし合わせて数十分かかる。
現代日本ならググれば一瞬で出る情報なのに。
検索窓のない世界がこれほど不便でストレスフルだとは。
「おい、聞いてんのか?俺たちは魔物警戒で疲れてんだよ。早くしろって」
「……文句があるなら、ゴウくんが読めば?脳みそ筋肉でも読めるならね」
「なんだと!?」
一触即発の空気。
だが、ユミの手は止まっていた。
目が痛い。
肩が凝る。
何より「活字」への飢えが限界だった。
こんな難解な学術書じゃなくもっとこう、脳を溶かすようなラノベや漫画が読みたい。
「……休憩。10分だけ」
ユミは石版を放り出しため息をついてその場に座り込んだ。
⚫︎悪魔のデバイス
ゴウが舌打ちをして見回りに行くと、その隙間を埋めるようにカイトが静かに近づいてきた。
彼の手には冷えた栄養ドリンク(タウリン3000mg配合)が握られている。
「お疲れ、ユミ。……大変そうだな」
「……カイト。ありがとう」
ユミはドリンクを受け取り一気に飲み干した。
化学的な甘さとカフェインが疲れた脳に染み渡る。
「古代語の解読、難航してるみたいだね」
「……うん。文字が潰れてるし、単語の意味が多すぎて確定できない。このペースだとあと3日はかかる」
「3日か。ゴウが発狂しそうだな」
「知ったことじゃない。……でも、私の目も限界」
ユミが眼鏡を外して目頭を揉む。
カイトは周囲を見渡し、死角になっていることを確認してから懐から「薄い板」を取り出した。
「ユミ。……これを使えば一瞬で終わるかもよ」
それは、漆黒の鏡面仕上げを持つ12インチのハイエンド・タブレット端末だった。
「……タブレット?」
「ああ。俺のスキルで取り寄せた『最新モデル』だ。……これには、『超高性能AI翻訳アプリ(カメラ機能付き)』が入ってる」
「翻訳……アプリ?」
カイトが電源を入れる。
リンゴのマークが浮かび上がり美しいレティナディスプレイが暗い遺跡を鮮やかに照らした。
その圧倒的な解像度と光にユミの目が釘付けになる。
「見ててごらん」
カイトはカメラアプリを起動し摩耗して読めない石版にかざした。
シャッター音もさせず画面上の翻訳ボタンをタップする。
ピロン。
次の瞬間、画面上の石版の画像に鮮明な日本語のテキストがオーバーレイ(上書き)表示された。
『――汝、闇を払わんと欲せば、北の回廊にある碧き水晶を砕け――』
「……うそ」
ユミが絶句する。
あんなに苦労していた解読がたったの2秒。
しかも、AIが文脈を補完し完璧な翻訳文として表示されている。
「か、貸して!ちょっと!」
ユミはカイトからタブレットをひったくり次々と石版をスキャンしていった。
早い。
早すぎる。
情報の奔流が乾いた脳髄に流れ込んでくる。
(すごい……!これが現代のテクノロジー。賢者のスキルなんて目じゃない……!)
⚫︎電子の麻薬
「解読は終わったみたいだね。……でも、この板の本当の凄さはそこじゃないぞ」
カイトが悪魔の囁きをする。
彼はユミの手を取りホーム画面に戻させた。
そこには見慣れたアイコンが並んでいる。
『Ki-ndle』『Ne-tflix』『Yo-uTube(オフロード保存済み)』……。
「……これ、中身入ってるの?」
「ああ。お前が好きそうな『異世界転生モノのラノベ』全巻、『最新の週刊少年ジャプン』、あと……最近アニメ化された話題作も全部ダウンロード済みだ」
ドクンッ。
ユミの心臓が跳ねた。
娯楽。
圧倒的な質量の現代エンターテインメント。
この退屈で色のない世界に来てからずっと焦がれていた「色彩」が、この小さな板の中に詰まっている。
「ゆ、読みたい……!ジャンプ、今どうなってるの!?あの連載、完結したの!?」
「静かに。ゴウにバレるぞ」
カイトが人差し指を唇に当てる。
ユミはコクコクと頷き、まるで禁断の果実を手にしたイブのように震える指で『Kindle』のアイコンをタップした。
パッ。
画面に広がるフルカラーの表紙。
美しいイラスト。
読みやすいフォント。
バックライトの光がユミの瞳孔を直撃し、脳内でドーパミンがドバドバと分泌される。
「あ、あぁ……文字が、綺麗……読みやすい……」
彼女はもう石版のことなど忘れていた。
画面をスワイプする指が止まらない。
スクロールするたびに快楽物質が脳を駆け巡る。
これは依存だ。
情報の少ない世界で飢えていた彼女にとってこのタブレットは最強の「電子ドラッグ」だった。
⚫︎充電(チャージ)という名の契約
「……警告音?」
夢中で読み耽っていたユミの耳に無情な電子音が響いた。
画面に『バッテリー残量:10%』の表示。
「ああっ!?消える、消えちゃう!」
「電池切れだね。この世界にはコンセントがないから一度切れたらただの板だ」
「やだ!まだ3巻の途中なの!いいところなのに!」
ユミが半泣きでカイトにすがりつく。
知識欲と物語への没入感が強制中断されるストレスは賢者にとって死ぬより辛い。
「お願いカイト!充電して!予備バッテリーあるでしょ!?」
カイトはニヤリと笑いタブレットを彼女の手から取り上げた。
「あるよ。……でも、ここじゃ無理だ」
「なんで!?」
「『充電』には時間がかかる。それに……ユミ、目が充血してるぞ。少し休ませないと」
カイトは彼女の顎を持ち上げその瞳を覗き込んだ。
「俺のテントに行こう。……そこでならたっぷりと『充電』できる」
「テント……」
「そう。大容量のポータブル電源がある。それに……『VRゴーグル』もあるぞ?」
「VR……!?」
ユミの理性が弾け飛んだ。
タブレット以上の没入体験。
仮想現実。
360度、好きな世界に浸れる夢の装置。
「行く。……今すぐ行く」
「いい子だ。……ただし、充電するのは機械だけじゃないぞ?」
「……え?」
「お前の頭の中も……俺の『情報(ナカミ)』でいっぱいに書き換えてやる」
カイトの手がユミのローブの上から豊かな胸を揉みしだく。
ユミは一瞬体を強張らせたがすぐに力を抜いた。
対価が必要なのは分かっている。
でも、今はそれ以上に続きが読みたい。
もっと凄い映像が見たい。
その欲望が羞恥心を凌駕していた。
「……わかった。払う。対価(LP)なら体で払うから……早く続きを……」
完全に依存していた。
彼女はカイトの手を引き自らテントの設置場所へと急いだ。
石版の解読(仕事)は終わった。
これからは個人的な、そして淫らな「データのインストール」の時間だ。
「……あー、もう!まだなのかよユミ!日が暮れちまうぞ!」
地下遺跡の奥深く、『古代図書館』と呼ばれる石造りの広間で勇者ゴウの苛立ち声が反響した。
ここには魔王城への結界を解くためのヒントが記された古文書があるはずだ。
しかし、それを探して解読するのは並大抵の作業ではない。
「……黙ってて。気が散る」
賢者ユミは、崩れかけた石版を前に眉間に深い皺を寄せていた。
分厚い眼鏡が少し曇っている。
周囲は埃っぽく古い紙とカビの臭いが充満しており、呼吸するだけで肺が汚れそうだ。
(最悪。……なんで異世界の文字ってこんなに非効率なの?)
ユミは心の中で毒づいた。
この世界の古代語は文法が複雑怪奇で、しかも石版の文字は摩耗して読みづらい。
たった一行を訳すのに辞書と照らし合わせて数十分かかる。
現代日本ならググれば一瞬で出る情報なのに。
検索窓のない世界がこれほど不便でストレスフルだとは。
「おい、聞いてんのか?俺たちは魔物警戒で疲れてんだよ。早くしろって」
「……文句があるなら、ゴウくんが読めば?脳みそ筋肉でも読めるならね」
「なんだと!?」
一触即発の空気。
だが、ユミの手は止まっていた。
目が痛い。
肩が凝る。
何より「活字」への飢えが限界だった。
こんな難解な学術書じゃなくもっとこう、脳を溶かすようなラノベや漫画が読みたい。
「……休憩。10分だけ」
ユミは石版を放り出しため息をついてその場に座り込んだ。
⚫︎悪魔のデバイス
ゴウが舌打ちをして見回りに行くと、その隙間を埋めるようにカイトが静かに近づいてきた。
彼の手には冷えた栄養ドリンク(タウリン3000mg配合)が握られている。
「お疲れ、ユミ。……大変そうだな」
「……カイト。ありがとう」
ユミはドリンクを受け取り一気に飲み干した。
化学的な甘さとカフェインが疲れた脳に染み渡る。
「古代語の解読、難航してるみたいだね」
「……うん。文字が潰れてるし、単語の意味が多すぎて確定できない。このペースだとあと3日はかかる」
「3日か。ゴウが発狂しそうだな」
「知ったことじゃない。……でも、私の目も限界」
ユミが眼鏡を外して目頭を揉む。
カイトは周囲を見渡し、死角になっていることを確認してから懐から「薄い板」を取り出した。
「ユミ。……これを使えば一瞬で終わるかもよ」
それは、漆黒の鏡面仕上げを持つ12インチのハイエンド・タブレット端末だった。
「……タブレット?」
「ああ。俺のスキルで取り寄せた『最新モデル』だ。……これには、『超高性能AI翻訳アプリ(カメラ機能付き)』が入ってる」
「翻訳……アプリ?」
カイトが電源を入れる。
リンゴのマークが浮かび上がり美しいレティナディスプレイが暗い遺跡を鮮やかに照らした。
その圧倒的な解像度と光にユミの目が釘付けになる。
「見ててごらん」
カイトはカメラアプリを起動し摩耗して読めない石版にかざした。
シャッター音もさせず画面上の翻訳ボタンをタップする。
ピロン。
次の瞬間、画面上の石版の画像に鮮明な日本語のテキストがオーバーレイ(上書き)表示された。
『――汝、闇を払わんと欲せば、北の回廊にある碧き水晶を砕け――』
「……うそ」
ユミが絶句する。
あんなに苦労していた解読がたったの2秒。
しかも、AIが文脈を補完し完璧な翻訳文として表示されている。
「か、貸して!ちょっと!」
ユミはカイトからタブレットをひったくり次々と石版をスキャンしていった。
早い。
早すぎる。
情報の奔流が乾いた脳髄に流れ込んでくる。
(すごい……!これが現代のテクノロジー。賢者のスキルなんて目じゃない……!)
⚫︎電子の麻薬
「解読は終わったみたいだね。……でも、この板の本当の凄さはそこじゃないぞ」
カイトが悪魔の囁きをする。
彼はユミの手を取りホーム画面に戻させた。
そこには見慣れたアイコンが並んでいる。
『Ki-ndle』『Ne-tflix』『Yo-uTube(オフロード保存済み)』……。
「……これ、中身入ってるの?」
「ああ。お前が好きそうな『異世界転生モノのラノベ』全巻、『最新の週刊少年ジャプン』、あと……最近アニメ化された話題作も全部ダウンロード済みだ」
ドクンッ。
ユミの心臓が跳ねた。
娯楽。
圧倒的な質量の現代エンターテインメント。
この退屈で色のない世界に来てからずっと焦がれていた「色彩」が、この小さな板の中に詰まっている。
「ゆ、読みたい……!ジャンプ、今どうなってるの!?あの連載、完結したの!?」
「静かに。ゴウにバレるぞ」
カイトが人差し指を唇に当てる。
ユミはコクコクと頷き、まるで禁断の果実を手にしたイブのように震える指で『Kindle』のアイコンをタップした。
パッ。
画面に広がるフルカラーの表紙。
美しいイラスト。
読みやすいフォント。
バックライトの光がユミの瞳孔を直撃し、脳内でドーパミンがドバドバと分泌される。
「あ、あぁ……文字が、綺麗……読みやすい……」
彼女はもう石版のことなど忘れていた。
画面をスワイプする指が止まらない。
スクロールするたびに快楽物質が脳を駆け巡る。
これは依存だ。
情報の少ない世界で飢えていた彼女にとってこのタブレットは最強の「電子ドラッグ」だった。
⚫︎充電(チャージ)という名の契約
「……警告音?」
夢中で読み耽っていたユミの耳に無情な電子音が響いた。
画面に『バッテリー残量:10%』の表示。
「ああっ!?消える、消えちゃう!」
「電池切れだね。この世界にはコンセントがないから一度切れたらただの板だ」
「やだ!まだ3巻の途中なの!いいところなのに!」
ユミが半泣きでカイトにすがりつく。
知識欲と物語への没入感が強制中断されるストレスは賢者にとって死ぬより辛い。
「お願いカイト!充電して!予備バッテリーあるでしょ!?」
カイトはニヤリと笑いタブレットを彼女の手から取り上げた。
「あるよ。……でも、ここじゃ無理だ」
「なんで!?」
「『充電』には時間がかかる。それに……ユミ、目が充血してるぞ。少し休ませないと」
カイトは彼女の顎を持ち上げその瞳を覗き込んだ。
「俺のテントに行こう。……そこでならたっぷりと『充電』できる」
「テント……」
「そう。大容量のポータブル電源がある。それに……『VRゴーグル』もあるぞ?」
「VR……!?」
ユミの理性が弾け飛んだ。
タブレット以上の没入体験。
仮想現実。
360度、好きな世界に浸れる夢の装置。
「行く。……今すぐ行く」
「いい子だ。……ただし、充電するのは機械だけじゃないぞ?」
「……え?」
「お前の頭の中も……俺の『情報(ナカミ)』でいっぱいに書き換えてやる」
カイトの手がユミのローブの上から豊かな胸を揉みしだく。
ユミは一瞬体を強張らせたがすぐに力を抜いた。
対価が必要なのは分かっている。
でも、今はそれ以上に続きが読みたい。
もっと凄い映像が見たい。
その欲望が羞恥心を凌駕していた。
「……わかった。払う。対価(LP)なら体で払うから……早く続きを……」
完全に依存していた。
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