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第8章 絶望の戯曲と希望のプリズム
心を一つに! 届け、愛と奇跡のファイナルシャワー
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「素晴らしい! 素晴らしいぞ、役者たち! それでこそ、私の悲劇は、より一層、美しく輝くのだ!」
新武装を手に、僕の描いた脚本(シナリオ)通りに反撃を開始したプリズム・ナイツ。
その圧倒的な輝きの前に、追い詰められたはずの演出家、カミヤは、しかし、狂気的に嗤っていた。
彼の瞳の奥で、これまでとは比較にならぬほど、禍々しく、そして、凝縮された絶望の光が、その輝きを増している。
「だが、どんな名優にも、舞台から降りる時は来る! そして、その幕引きは、華やかであればあるほど良い!」
カミヤは、天に両腕を突き上げた。
民衆の絶望、魔獣たちの憎悪、そして、彼自身の歪んだ美学。
王都に渦巻く、ありとあらゆる負のエネルギーが、彼の身体へと、まるで渦を巻くように収束していく。
「さあ、諸君、刮目したまえ! これこそが、私の描く悲劇の、最終章(グランドフィナーレ)!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!
地が揺れ、空が泣き叫ぶ。
神々しかったはずの黄金の鎧が、バキバキと音を立てて砕け散る。
だが、それは破壊ではなかった。内側から溢れ出す、より強大な力に耐えきれず、新たな姿へと『孵化』しているのだ。
砕けた黄金の鎧の破片は、黒い茨のように変質し、カミヤの肉体に禍々しく食い込んでいく。
その顔には、涙を流す、純白の仮面が張り付き、その奥で、狂気に爛々と輝く瞳だけが、僕たちを睥睨していた。
もはや、そこに英雄の面影はない。
ただ、絶望を糧とし、悲劇を愛する、異形の魔王が、そこに立っていた。
「見よ! 我が名は、『悲劇の魔王(ロード・オブ・トラジェディ)』! 君たちの希望を喰らい、絶望の涙で世界を満たす、新たなる物語の始まりだ!」
その宣言と共に、悲劇の魔王と化したカミヤの身体から、漆黒の衝撃波が放たれた。
「「「きゃあああああっ!」」」
プリズム・ナイツの三人が、いとも容易く吹き飛ばされる。
変身は解けていない。だが、その光は、蝋燭の火のように、か弱く揺らめいていた。
「な…なんて力なの…!」
炎の大剣『フレイム・カリバー』を杖代わりにして、リゼットが苦悶の声を上げる。
「次元が違います…! これまでの攻撃が、まるで通用しません…!」
氷の双剣『ブリザード・エッジ』を構え直し、クラウディアが戦慄に目を見開く。
「皆さん、しっかりしてくださいです…!」
慈愛の聖杖『セラフィック・ハーツ』を輝かせ、エミリアが必死に二人の傷を癒やすが、その回復速度が、魔王の放つ邪悪なオーラによるダメージに、追いついていない。
『――全員、聞け!』
時計塔の司令室から、僕の、極限まで集中力を高めた声が飛ぶ。
モニターに映し出された敵のエネルギーパターンは、もはや解析不能なほどに複雑怪奇な波形を描いていた。だが、それでも!
『奴の攻撃には、予備動作がある! 黒い茨が蠢き、仮面の涙が濃くなった時、最大出力の攻撃が来る! 全力で回避しろ!』
僕の分析が、かろうじて三人を導く、命綱だった。
「悲劇に、筋書きは不要! あるのは、ただ、圧倒的な絶望のみ!」
魔王が、地を蹴る。
その速度は、音速を超えていた。
リゼットの背後に、漆黒の影が、音もなく現れる。
「しまっ…!」
反応が、遅れる。
黒い茨と化した腕が、無慈悲に振り下ろされる。
「フレア!」
クラウディアの悲鳴。
だが、その一撃がリゼットの身体を貫く、その寸前。
ガキンッ!
信じられない光景が、展開された。
僕が、時計塔から飛び降り、その背中に装備したブースターを吹かせて、リゼットと魔王の間に滑り込んでいたのだ。
左腕に装備した、試作品の防御フィールド発生装置が、火花を散らしながら、魔王の一撃を、かろうじて受け止めている。
「アルト!?」
「な…なぜ、あなたがここに…!?」
「プロデューサー自ら、舞台に上がるつもりかね? よかろう、最初の犠牲者(いけにえ)は、お前にくれてやる!」
魔王の腕に、さらに力が込められる。
ミシミシと、防御フィールドに亀裂が走る。もって、あと数秒。
「僕は、プロデューサーだ。最高の役者たちが、最高の演技をするための舞台を整えるのが、僕の仕事だ!」
僕は、不敵に笑うと、右腕に隠していた、最後の切り札のスイッチを入れた。
『指向性・高エネルギー荷電粒子砲、試作品17号』。僕の科学力の、現時点での最高傑作。
「そして、最高の舞台には、最高の照明(スポットライト)が、必要だろう!」
ゼロ距離から放たれた、純白の閃光。
それは、魔王の身体を、真正面から飲み込んでいった。
「ぐおおおおおおっ!?」
至近距離からの、想定外の一撃。
さすがの魔王も、たまらず数メートル後方へと吹き飛び、その身体から、黒い煙が上がる。
だが、その代償は、大きかった。
僕の身体もまた、その反動と爆風に耐えきれず、操り人形の糸が切れたように、宙を舞い、瓦礫の山へと叩きつけられた。
「アルトぉぉぉぉぉっ!!」
リゼットの、絶叫が響く。
「アルトさん!」
「レヴィナス!」
三人が、僕の元へと駆け寄ってくる。
薄れゆく意識の中、僕は、血を吐きながらも、必死に、彼女たちに伝えた。
「…俺は、大丈夫だ…」
「それより…聞け…。俺の、最高の…ヒロインたち…」
「心を…一つにするんだ…。君たちの、俺への想いが…本当なら…きっと、奇跡は起きる…」
「そうすれば…勝てる…」
そこで、僕の意識は、ぷつりと、途切れた。
「アルト…? 嘘でしょ…? ねぇ、目を開けてよ、アルト!」
リゼットが、僕の身体を揺さぶるが、反応はない。
「…そんな…」
クラウディアが、膝から崩れ落ちる。
「アルトさんが…わたくしたちを庇って…」
エミリアの瞳から、大粒の涙が零れ落ちる。
三人の心が、絶望に染まりかけた、その時。
カミヤの、嘲笑う声が響き渡った。
「素晴らしい! 実に、素晴らしいぞ! 愛する男を目の前で失い、悲嘆に暮れるヒロインたち! これこそが、私が求めていた、最高の悲劇だ!」
魔王は、恍惚とした表情で、両腕を広げる。
「さあ、お前たちも、彼の後を追わせてやろう! この、悲劇の魔王の、最終奥義でな!」
カミヤの身体から、王都を覆うほどの、巨大な漆黒のエネルギー球体が、生まれつつあった。
世界の終わりを告げる、絶望の太陽。
リゼットは、涙を拭った。
クラウディアは、ゆっくりと立ち上がった。
エミリアは、祈るように、胸の前で手を組んだ。
――違う。
アルトは、まだ、死んでなんかいない。
――そうだわ。
彼は、私たちに、最後の希望を託してくれた。
――はいです。
私たちの、心を、一つに。
三人の少女の視線が、交錯する。
そこに、もう、ライバルとしての嫉妬も、遠慮も、何もない。
ただ、一つの、共通の想いだけがあった。
「「「大好きな、アルトを、私たちが、絶対に守る!」」」
その、純粋な愛の叫びが、トリガーだった。
リゼットの炎が、クラウディアの氷が、エミリアの光が、それぞれの身体から溢れ出し、天へと昇っていく。
赤、青、緑。
三色の光が、天の中心で混じり合い、一つの、巨大な、虹色の輝きへと変わっていった。
それは、僕が、彼女たちを信じて、密かにプリズム・チャームに組み込んでいた、禁断の合体プログラム。
三人の『アルトへの愛』という感情の波形が、完全にシンクロした時にのみ発動する、奇跡の最終奥義。
「な、なんだ、あの光は…!?」
カミヤが、初めて、焦りの声を上げる。
三人は、手を繋ぎ、声を、心を、一つに重ねた。
「「「私たちの、愛と、希望と、欲望の全てを懸けて!」」」
「「「あなたを、物理的に、浄化します!」」」
「「「プリズム・ファイナル・ラブシャワーッッッ!!!」」」
天から降り注ぐ、虹色の光の奔流。
それは、愛という名の、絶対的な肯定のエネルギー。
どんな憎悪も、どんな絶望も、その前では、あまりにも無力。
「馬鹿な…! 私の悲劇が、こんな、安っぽい愛の物語に、上書きされてたまるかぁぁぁっ!」
カミヤもまた、完成した漆黒の太陽を、虹色の光へと放つ。
「喰らえ! ジ・エンド・オブ・トラジェディ!」
絶望の黒と、希望の虹が、王都の上空で、激突した。
世界から、音が消える。
光が、全てを白く染め上げていく。
その光景を。
瓦礫の山に倒れていたはずの僕、アルト・フォン・レヴィナスは、薄っすらと目を開け、確かに、見ていた。
口の端に、満足げな笑みを浮かべて。
(…ああ、見事だよ、プリズム・ナイツ)
(君たちこそが、僕の、最高の…傑作だ)
勝敗は、まだ、決していない。
だが、僕には、もう、わかっていた。
この物語の、本当の結末が。
僕の愛した、最高のヒロインたちが紡ぎ出す、ハッピーエンドの、輝きが。
新武装を手に、僕の描いた脚本(シナリオ)通りに反撃を開始したプリズム・ナイツ。
その圧倒的な輝きの前に、追い詰められたはずの演出家、カミヤは、しかし、狂気的に嗤っていた。
彼の瞳の奥で、これまでとは比較にならぬほど、禍々しく、そして、凝縮された絶望の光が、その輝きを増している。
「だが、どんな名優にも、舞台から降りる時は来る! そして、その幕引きは、華やかであればあるほど良い!」
カミヤは、天に両腕を突き上げた。
民衆の絶望、魔獣たちの憎悪、そして、彼自身の歪んだ美学。
王都に渦巻く、ありとあらゆる負のエネルギーが、彼の身体へと、まるで渦を巻くように収束していく。
「さあ、諸君、刮目したまえ! これこそが、私の描く悲劇の、最終章(グランドフィナーレ)!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!
地が揺れ、空が泣き叫ぶ。
神々しかったはずの黄金の鎧が、バキバキと音を立てて砕け散る。
だが、それは破壊ではなかった。内側から溢れ出す、より強大な力に耐えきれず、新たな姿へと『孵化』しているのだ。
砕けた黄金の鎧の破片は、黒い茨のように変質し、カミヤの肉体に禍々しく食い込んでいく。
その顔には、涙を流す、純白の仮面が張り付き、その奥で、狂気に爛々と輝く瞳だけが、僕たちを睥睨していた。
もはや、そこに英雄の面影はない。
ただ、絶望を糧とし、悲劇を愛する、異形の魔王が、そこに立っていた。
「見よ! 我が名は、『悲劇の魔王(ロード・オブ・トラジェディ)』! 君たちの希望を喰らい、絶望の涙で世界を満たす、新たなる物語の始まりだ!」
その宣言と共に、悲劇の魔王と化したカミヤの身体から、漆黒の衝撃波が放たれた。
「「「きゃあああああっ!」」」
プリズム・ナイツの三人が、いとも容易く吹き飛ばされる。
変身は解けていない。だが、その光は、蝋燭の火のように、か弱く揺らめいていた。
「な…なんて力なの…!」
炎の大剣『フレイム・カリバー』を杖代わりにして、リゼットが苦悶の声を上げる。
「次元が違います…! これまでの攻撃が、まるで通用しません…!」
氷の双剣『ブリザード・エッジ』を構え直し、クラウディアが戦慄に目を見開く。
「皆さん、しっかりしてくださいです…!」
慈愛の聖杖『セラフィック・ハーツ』を輝かせ、エミリアが必死に二人の傷を癒やすが、その回復速度が、魔王の放つ邪悪なオーラによるダメージに、追いついていない。
『――全員、聞け!』
時計塔の司令室から、僕の、極限まで集中力を高めた声が飛ぶ。
モニターに映し出された敵のエネルギーパターンは、もはや解析不能なほどに複雑怪奇な波形を描いていた。だが、それでも!
『奴の攻撃には、予備動作がある! 黒い茨が蠢き、仮面の涙が濃くなった時、最大出力の攻撃が来る! 全力で回避しろ!』
僕の分析が、かろうじて三人を導く、命綱だった。
「悲劇に、筋書きは不要! あるのは、ただ、圧倒的な絶望のみ!」
魔王が、地を蹴る。
その速度は、音速を超えていた。
リゼットの背後に、漆黒の影が、音もなく現れる。
「しまっ…!」
反応が、遅れる。
黒い茨と化した腕が、無慈悲に振り下ろされる。
「フレア!」
クラウディアの悲鳴。
だが、その一撃がリゼットの身体を貫く、その寸前。
ガキンッ!
信じられない光景が、展開された。
僕が、時計塔から飛び降り、その背中に装備したブースターを吹かせて、リゼットと魔王の間に滑り込んでいたのだ。
左腕に装備した、試作品の防御フィールド発生装置が、火花を散らしながら、魔王の一撃を、かろうじて受け止めている。
「アルト!?」
「な…なぜ、あなたがここに…!?」
「プロデューサー自ら、舞台に上がるつもりかね? よかろう、最初の犠牲者(いけにえ)は、お前にくれてやる!」
魔王の腕に、さらに力が込められる。
ミシミシと、防御フィールドに亀裂が走る。もって、あと数秒。
「僕は、プロデューサーだ。最高の役者たちが、最高の演技をするための舞台を整えるのが、僕の仕事だ!」
僕は、不敵に笑うと、右腕に隠していた、最後の切り札のスイッチを入れた。
『指向性・高エネルギー荷電粒子砲、試作品17号』。僕の科学力の、現時点での最高傑作。
「そして、最高の舞台には、最高の照明(スポットライト)が、必要だろう!」
ゼロ距離から放たれた、純白の閃光。
それは、魔王の身体を、真正面から飲み込んでいった。
「ぐおおおおおおっ!?」
至近距離からの、想定外の一撃。
さすがの魔王も、たまらず数メートル後方へと吹き飛び、その身体から、黒い煙が上がる。
だが、その代償は、大きかった。
僕の身体もまた、その反動と爆風に耐えきれず、操り人形の糸が切れたように、宙を舞い、瓦礫の山へと叩きつけられた。
「アルトぉぉぉぉぉっ!!」
リゼットの、絶叫が響く。
「アルトさん!」
「レヴィナス!」
三人が、僕の元へと駆け寄ってくる。
薄れゆく意識の中、僕は、血を吐きながらも、必死に、彼女たちに伝えた。
「…俺は、大丈夫だ…」
「それより…聞け…。俺の、最高の…ヒロインたち…」
「心を…一つにするんだ…。君たちの、俺への想いが…本当なら…きっと、奇跡は起きる…」
「そうすれば…勝てる…」
そこで、僕の意識は、ぷつりと、途切れた。
「アルト…? 嘘でしょ…? ねぇ、目を開けてよ、アルト!」
リゼットが、僕の身体を揺さぶるが、反応はない。
「…そんな…」
クラウディアが、膝から崩れ落ちる。
「アルトさんが…わたくしたちを庇って…」
エミリアの瞳から、大粒の涙が零れ落ちる。
三人の心が、絶望に染まりかけた、その時。
カミヤの、嘲笑う声が響き渡った。
「素晴らしい! 実に、素晴らしいぞ! 愛する男を目の前で失い、悲嘆に暮れるヒロインたち! これこそが、私が求めていた、最高の悲劇だ!」
魔王は、恍惚とした表情で、両腕を広げる。
「さあ、お前たちも、彼の後を追わせてやろう! この、悲劇の魔王の、最終奥義でな!」
カミヤの身体から、王都を覆うほどの、巨大な漆黒のエネルギー球体が、生まれつつあった。
世界の終わりを告げる、絶望の太陽。
リゼットは、涙を拭った。
クラウディアは、ゆっくりと立ち上がった。
エミリアは、祈るように、胸の前で手を組んだ。
――違う。
アルトは、まだ、死んでなんかいない。
――そうだわ。
彼は、私たちに、最後の希望を託してくれた。
――はいです。
私たちの、心を、一つに。
三人の少女の視線が、交錯する。
そこに、もう、ライバルとしての嫉妬も、遠慮も、何もない。
ただ、一つの、共通の想いだけがあった。
「「「大好きな、アルトを、私たちが、絶対に守る!」」」
その、純粋な愛の叫びが、トリガーだった。
リゼットの炎が、クラウディアの氷が、エミリアの光が、それぞれの身体から溢れ出し、天へと昇っていく。
赤、青、緑。
三色の光が、天の中心で混じり合い、一つの、巨大な、虹色の輝きへと変わっていった。
それは、僕が、彼女たちを信じて、密かにプリズム・チャームに組み込んでいた、禁断の合体プログラム。
三人の『アルトへの愛』という感情の波形が、完全にシンクロした時にのみ発動する、奇跡の最終奥義。
「な、なんだ、あの光は…!?」
カミヤが、初めて、焦りの声を上げる。
三人は、手を繋ぎ、声を、心を、一つに重ねた。
「「「私たちの、愛と、希望と、欲望の全てを懸けて!」」」
「「「あなたを、物理的に、浄化します!」」」
「「「プリズム・ファイナル・ラブシャワーッッッ!!!」」」
天から降り注ぐ、虹色の光の奔流。
それは、愛という名の、絶対的な肯定のエネルギー。
どんな憎悪も、どんな絶望も、その前では、あまりにも無力。
「馬鹿な…! 私の悲劇が、こんな、安っぽい愛の物語に、上書きされてたまるかぁぁぁっ!」
カミヤもまた、完成した漆黒の太陽を、虹色の光へと放つ。
「喰らえ! ジ・エンド・オブ・トラジェディ!」
絶望の黒と、希望の虹が、王都の上空で、激突した。
世界から、音が消える。
光が、全てを白く染め上げていく。
その光景を。
瓦礫の山に倒れていたはずの僕、アルト・フォン・レヴィナスは、薄っすらと目を開け、確かに、見ていた。
口の端に、満足げな笑みを浮かべて。
(…ああ、見事だよ、プリズム・ナイツ)
(君たちこそが、僕の、最高の…傑作だ)
勝敗は、まだ、決していない。
だが、僕には、もう、わかっていた。
この物語の、本当の結末が。
僕の愛した、最高のヒロインたちが紡ぎ出す、ハッピーエンドの、輝きが。
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