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第五章 王都聖教会
五人目の花嫁と決戦前の誓いの儀式
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呪いが解けた安堵と、凄まじい快楽の奔流によって、ユミナは俺の腕の中でか細い喘ぎを繰り返していた。
全身を支配する痙攣がようやく収まった頃、俺は汗で濡れた彼女の体を優しく抱きしめ、その額にそっと唇を押し当てた。
やがて、蕩けきっていた意識を取り戻した彼女は、潤んだ碧眼で俺をじっと見つめると、シーツを握りしめながら、はっきりとその想いを告げた。
「アキト様…どうか、わたくしを貴方様の旅にお連れください。もう、貴方様なしでは生きていけません。貴方様だけの『聖女』として、この身も心も、生涯をかけてお捧げいたします」
それは、彼女の魂から絞り出された、紛れもない愛の告白だった。
俺は、彼女のその手を取り、力強く頷いた。
「ああ、もちろんだ。ユミナさんは、もう俺の大事な仲間だからな」
こうして、元王女ユミナは、俺たちの五人目の仲間となった。
その夜、俺は初めて本当の意味で満たされた聖女を、朝まで何度も、優しく抱き続けた。
翌朝、呪いが完全に解けたユミナの姿を見て、教会の誰もが奇跡だと驚愕した。
大神官は、俺たちの前に深々と頭を下げ、感謝の言葉を繰り返す。
そして、「呪いの根源を完全に断ち切ること」を条件に、ユミナの身柄を俺に託してくれた。
ユミナによると、王都の王立図書館に、魔王の呪いに関する重要な文献が眠っている可能性があるという。
また、彼女自身も、聖女としての力が戻ったことで、王都の地下深くから邪悪な波動をより強く感じ取れるようになっていたらしい。
俺たちは、新たな仲間ユミナを連れて宿に戻り、ルナたちに正式に紹介した。
「こ、この方がユミナ様…。本物の聖女様だにゃん…」
「まあ、お美しい方…。アキト様、また素敵な方を…」
「…元王女、か。なるほど、気品があるわけだ」
「わー! ユミナさん、よろしくね!あたしはリリー!」
これで、俺のハーレムは、獣人、エルフ、魔族、そして人間の元受付嬢と聖女と、ますます多種多様で賑やかになった。
早速、全員で王立図書館へと向かう。
そこで出会った、少し気弱だが知識豊富な栗色の髪の美少女司書の協力もあり、俺たちはついに呪いの核心に迫る情報を手に入れた。
やはり、全ての元凶は王都の地下に存在する【魔王の残滓】と呼ばれる、邪悪な魔力の塊のようだ。
それは、かつて勇者によって倒された魔王の、怨念と魔力の残骸であり、放置すればいずれこの国、いや、世界そのものを蝕むほどの脅威になるという。
いよいよ、最後の戦いが近づいている。
宿に戻った俺たちは、決戦に向けての準備を始めた。
しかし、長年呪いに冒されていたユミナはもちろん、他のヒロインたちも、強大な敵との戦いを前にして、どこか不安そうな表情を浮かべていた。
部屋の空気が、重く張り詰めている。
「…よし、決めた!」
俺は、そんな空気を吹き飛ばすように、パンと手を叩いて宣言した。
「決戦前夜の今夜は、俺がお前たち一人ひとりのために、最高のスペシャリテを振る舞ってやる!そして、心も体も、俺の愛で満たしてやるからな!」
俺の言葉に、彼女たちの瞳にぱっと光が灯る。
俺は厨房に立つと、五人の愛しい花嫁たちのために、腕を振るい始めた。
ルナには、野性味あふれる極上の「骨付き熟成肉のステーキ」。
分厚い肉塊を、表面はカリッと、中は美しいロゼ色に焼き上げる。
滴る肉汁と、鼻腔をくすぐる香ばしい匂いが、彼女の獣としての本能を刺激するだろう。
シエルには、森の恵みをふんだんに使った「ハーブと木の実のポタージュ」。
彼女の清らかな体に染み渡るように、優しく、滋味深い味わいに仕上げる。
心と体を癒す、癒しのスープだ。
エリーゼには、彼女の好みに合わせた「激辛麻婆豆腐」。
ただ辛いだけじゃない。
何種類もの香辛料を組み合わせた、複雑で奥深い旨味。
その刺激的な味が、彼女の高貴なプライドと、俺にだけ見せる従順な雌の顔を、同時に満たすはずだ。
リリーには、甘くてとろける「特製フォンダンショコラ」。
ナイフを入れれば、中から熱々のチョコレートソースが溢れ出す。
これから俺が彼女に見せる、蕩けるような快楽のメタファーだ。
そしてユミナには、日本の優しい味「出汁香る黄金の卵とじ丼」。
初めての戦いを前にした彼女の不安を、温かい出汁の香りと、ふわふわの卵が優しく包み込む。
俺の故郷の、おふくろの味だ。
俺の料理を食べた彼女たちは、不安を忘れ、その瞳に再び欲望の炎を灯らせた。
その夜、俺は一人ひとりの部屋を訪れ、彼女たちが満足するまで、朝まで求められるままにセックスをした。
それは、ただの性欲処理ではない。
明日、共に死地へ赴く仲間との、絆を確かめ合う神聖な儀式だった。
最初に訪れたのは、リリーの部屋だった。
ドアを開けると、彼女はすでにベッドの上で、甘い香りを漂わせながら俺を待っていた。
「アキトさん…フォンダンショコラ、すっごく美味しかった…。食べたら、体中がとろとろになっちゃって…アキトさんの熱いので、もっとぐちゃぐちゃにしてほしいな…なんて…」
俺は彼女の隣に座ると、その唇に甘い口づけを交わす。
チョコレートの香りが、俺たちの間に蕩けていった。
「ああ、いくらでもぐちゃぐちゃにしてやるよ」
リリーとのセックスは、いつも明るくて、楽しい。
彼女は好奇心旺盛に、色々な体勢を試したがる。
正常位、騎乗位、そして最後は、彼女が一番好きだという、俺の膝の上で向かい合う座位。
「んっ…! あぁん! アキトさんの顔、近くで見れるの、好き…!あたしが腰を動かすと、アキトさんの硬いのが、奥の気持ちいいところ、ぐりぐりしてくれる…!」
俺は彼女の豊かな胸を揉みしだき、その柔らかな唇を貪る。
「あああっ! いく、いっちゃう! アキトさん、だーいすき!」
彼女の元気な絶頂の声と共に、俺は彼女の中にたっぷりと愛を注ぎ込んだ。
次に、シエルの部屋へ。
彼女は静かに祈りを捧げていたが、俺の気配に気づくと、聖女のように穏やかに微笑んだ。
「アキト様…お待ちしておりました。わたくしの不安を、貴方様の愛で、どうか鎮めてくださいませ…」
シエルとのセックスは、いつも清らかで、神聖だ。
俺たちは、服を脱ぐのも忘れるほどに、深く、長く、口づけを交わし続けた。
そして、互いの肌を重ね合わせると、まるで魂が溶け合うかのように、ゆっくりと体を繋げる。
「…アキト様の温もりが…わたくしの中に満ちていきます…。これさえあれば、わたくしは、何も怖くありません…」
激しい動きはない。
ただ、深く、ゆっくりと、互いの存在を確かめ合うように、愛を交わす。
彼女の体は、俺の愛撫だけで何度も絶頂を迎え、その度に、清らかな潮を小さく噴き上げた。
俺は、彼女が安心しきって蕩けきるまで、何度も、何度も、その聖なる子宮に、癒しの精子を注ぎ続けた。
続いて、エリーゼの部屋。
扉を開けると、彼女はベッドの上で毅然と足を組み、俺を見下ろしていた。
だが、その頬は紅潮し、瞳は熱っぽく潤んでいる。
「…遅かったな、アキト。この私を待たせるとは、良い度胸だ」
「悪かったな。だが、あんたが一番、興奮する味付けにしてやったつもりだぜ?」
俺が挑発的に笑うと、彼女は悔しそうに唇を噛んだ。
「…っ! 貴様…!その生意気な口、この私の体で、聞けなくしてやる…!」
エリーゼとのセックスは、いつも支配と服従のゲームだ。
俺は彼女をベッドに押し倒し、手足を拘束する。
「ああんっ! な、何をするのだ!離せ、アキト!」
「うるさいな。あんたは、黙って俺に支配されてりゃいいんだよ」
抵抗する彼女の体を、俺は容赦なく貪っていく。
だが、彼女の体は正直だ。
俺の愛撫に、すぐに濡れそぼり、ペニスを受け入れる準備を整えてしまう。
「くっ…! 悔しい…!だが…! ああんっ!アキト様の、乱暴なのが…たまらない…!」
俺は、彼女が絶叫するほどの快感を与え続け、その高貴なプライドをズタズタに引き裂いてやる。
そして最後は、俺への完全な服従を誓わせながら、その気高い子宮の奥に、支配の証を刻み込んだ。
獣のような荒い息遣いが聞こえる、ルナの部屋へ。
彼女は、俺が入ってくるなり、ドアに押し付けてきて、貪るように唇を奪ってきた。
「アキトぉ…! もう我慢できないにゃん!ステーキ食べたら、力が有り余って…!今すぐ、アキトと本気でやりあわないと、暴れだしそうだにゃん!」
ルナとのセックスは、戦いだ。
俺たちは、互いの力をすべてぶつけ合うように、激しく体を絡ませる。
ベッドの上、床の上、壁際で、あらゆる体勢で、何度も、何度も交わった。
「にゃあああっ! アキト、すごい!全然バテないにゃん!でも、私も負けない!」
彼女は、俺の上で腰を振りながら、獣のように咆哮する。
そして、何度目かの絶頂で、凄まじい量の潮を噴き上げた。
「あああああっ! でちゃう、でちゃうにゃあああん!」
俺は、その生命力溢れる奔流を全身に浴びながら、彼女の野性的な子宮の奥に、俺の全ての精力を叩きつけた。
最後に、ユミナの部屋へ。
彼女は、少し不安そうに、しかし俺を信じきる瞳で、ベッドに座っていた。
「アキト様…わたくし…明日、戦えるでしょうか…」
「ああ、大丈夫だ。俺がついてる」
俺は、彼女を優しく抱きしめ、その体をゆっくりとベッドに横たえる。
ユミナとのセックスは、これが初めての、純粋な愛の交合だった。
呪いも、痛みも、恐怖もない。
ただ、愛する男に抱かれる、悦びだけ。
「あ…アキト様…。温かいです…。すごく、気持ちいいです…」
彼女は、俺の腕の中で、何度も、何度も、幸せそうに絶頂を迎えた。
それは、彼女が聖女としてではなく、一人の女として、初めて流す、歓喜の涙だった。
俺は、彼女の不安が完全に消え去るまで、その清らかな体に、愛と、守り抜くという誓いの精子を、優しく注ぎ続けた。
朝日が昇る頃、俺の周りには、満足しきった顔で眠る、五人の美しい花嫁たちがいた。
俺は、彼女たちの寝顔を見つめ、静かに誓う。
必ず、全員で生きて帰る、と。
俺たちの、そしてこの世界の運命を賭けた最後の戦いが、今、始まろうとしていた。
全身を支配する痙攣がようやく収まった頃、俺は汗で濡れた彼女の体を優しく抱きしめ、その額にそっと唇を押し当てた。
やがて、蕩けきっていた意識を取り戻した彼女は、潤んだ碧眼で俺をじっと見つめると、シーツを握りしめながら、はっきりとその想いを告げた。
「アキト様…どうか、わたくしを貴方様の旅にお連れください。もう、貴方様なしでは生きていけません。貴方様だけの『聖女』として、この身も心も、生涯をかけてお捧げいたします」
それは、彼女の魂から絞り出された、紛れもない愛の告白だった。
俺は、彼女のその手を取り、力強く頷いた。
「ああ、もちろんだ。ユミナさんは、もう俺の大事な仲間だからな」
こうして、元王女ユミナは、俺たちの五人目の仲間となった。
その夜、俺は初めて本当の意味で満たされた聖女を、朝まで何度も、優しく抱き続けた。
翌朝、呪いが完全に解けたユミナの姿を見て、教会の誰もが奇跡だと驚愕した。
大神官は、俺たちの前に深々と頭を下げ、感謝の言葉を繰り返す。
そして、「呪いの根源を完全に断ち切ること」を条件に、ユミナの身柄を俺に託してくれた。
ユミナによると、王都の王立図書館に、魔王の呪いに関する重要な文献が眠っている可能性があるという。
また、彼女自身も、聖女としての力が戻ったことで、王都の地下深くから邪悪な波動をより強く感じ取れるようになっていたらしい。
俺たちは、新たな仲間ユミナを連れて宿に戻り、ルナたちに正式に紹介した。
「こ、この方がユミナ様…。本物の聖女様だにゃん…」
「まあ、お美しい方…。アキト様、また素敵な方を…」
「…元王女、か。なるほど、気品があるわけだ」
「わー! ユミナさん、よろしくね!あたしはリリー!」
これで、俺のハーレムは、獣人、エルフ、魔族、そして人間の元受付嬢と聖女と、ますます多種多様で賑やかになった。
早速、全員で王立図書館へと向かう。
そこで出会った、少し気弱だが知識豊富な栗色の髪の美少女司書の協力もあり、俺たちはついに呪いの核心に迫る情報を手に入れた。
やはり、全ての元凶は王都の地下に存在する【魔王の残滓】と呼ばれる、邪悪な魔力の塊のようだ。
それは、かつて勇者によって倒された魔王の、怨念と魔力の残骸であり、放置すればいずれこの国、いや、世界そのものを蝕むほどの脅威になるという。
いよいよ、最後の戦いが近づいている。
宿に戻った俺たちは、決戦に向けての準備を始めた。
しかし、長年呪いに冒されていたユミナはもちろん、他のヒロインたちも、強大な敵との戦いを前にして、どこか不安そうな表情を浮かべていた。
部屋の空気が、重く張り詰めている。
「…よし、決めた!」
俺は、そんな空気を吹き飛ばすように、パンと手を叩いて宣言した。
「決戦前夜の今夜は、俺がお前たち一人ひとりのために、最高のスペシャリテを振る舞ってやる!そして、心も体も、俺の愛で満たしてやるからな!」
俺の言葉に、彼女たちの瞳にぱっと光が灯る。
俺は厨房に立つと、五人の愛しい花嫁たちのために、腕を振るい始めた。
ルナには、野性味あふれる極上の「骨付き熟成肉のステーキ」。
分厚い肉塊を、表面はカリッと、中は美しいロゼ色に焼き上げる。
滴る肉汁と、鼻腔をくすぐる香ばしい匂いが、彼女の獣としての本能を刺激するだろう。
シエルには、森の恵みをふんだんに使った「ハーブと木の実のポタージュ」。
彼女の清らかな体に染み渡るように、優しく、滋味深い味わいに仕上げる。
心と体を癒す、癒しのスープだ。
エリーゼには、彼女の好みに合わせた「激辛麻婆豆腐」。
ただ辛いだけじゃない。
何種類もの香辛料を組み合わせた、複雑で奥深い旨味。
その刺激的な味が、彼女の高貴なプライドと、俺にだけ見せる従順な雌の顔を、同時に満たすはずだ。
リリーには、甘くてとろける「特製フォンダンショコラ」。
ナイフを入れれば、中から熱々のチョコレートソースが溢れ出す。
これから俺が彼女に見せる、蕩けるような快楽のメタファーだ。
そしてユミナには、日本の優しい味「出汁香る黄金の卵とじ丼」。
初めての戦いを前にした彼女の不安を、温かい出汁の香りと、ふわふわの卵が優しく包み込む。
俺の故郷の、おふくろの味だ。
俺の料理を食べた彼女たちは、不安を忘れ、その瞳に再び欲望の炎を灯らせた。
その夜、俺は一人ひとりの部屋を訪れ、彼女たちが満足するまで、朝まで求められるままにセックスをした。
それは、ただの性欲処理ではない。
明日、共に死地へ赴く仲間との、絆を確かめ合う神聖な儀式だった。
最初に訪れたのは、リリーの部屋だった。
ドアを開けると、彼女はすでにベッドの上で、甘い香りを漂わせながら俺を待っていた。
「アキトさん…フォンダンショコラ、すっごく美味しかった…。食べたら、体中がとろとろになっちゃって…アキトさんの熱いので、もっとぐちゃぐちゃにしてほしいな…なんて…」
俺は彼女の隣に座ると、その唇に甘い口づけを交わす。
チョコレートの香りが、俺たちの間に蕩けていった。
「ああ、いくらでもぐちゃぐちゃにしてやるよ」
リリーとのセックスは、いつも明るくて、楽しい。
彼女は好奇心旺盛に、色々な体勢を試したがる。
正常位、騎乗位、そして最後は、彼女が一番好きだという、俺の膝の上で向かい合う座位。
「んっ…! あぁん! アキトさんの顔、近くで見れるの、好き…!あたしが腰を動かすと、アキトさんの硬いのが、奥の気持ちいいところ、ぐりぐりしてくれる…!」
俺は彼女の豊かな胸を揉みしだき、その柔らかな唇を貪る。
「あああっ! いく、いっちゃう! アキトさん、だーいすき!」
彼女の元気な絶頂の声と共に、俺は彼女の中にたっぷりと愛を注ぎ込んだ。
次に、シエルの部屋へ。
彼女は静かに祈りを捧げていたが、俺の気配に気づくと、聖女のように穏やかに微笑んだ。
「アキト様…お待ちしておりました。わたくしの不安を、貴方様の愛で、どうか鎮めてくださいませ…」
シエルとのセックスは、いつも清らかで、神聖だ。
俺たちは、服を脱ぐのも忘れるほどに、深く、長く、口づけを交わし続けた。
そして、互いの肌を重ね合わせると、まるで魂が溶け合うかのように、ゆっくりと体を繋げる。
「…アキト様の温もりが…わたくしの中に満ちていきます…。これさえあれば、わたくしは、何も怖くありません…」
激しい動きはない。
ただ、深く、ゆっくりと、互いの存在を確かめ合うように、愛を交わす。
彼女の体は、俺の愛撫だけで何度も絶頂を迎え、その度に、清らかな潮を小さく噴き上げた。
俺は、彼女が安心しきって蕩けきるまで、何度も、何度も、その聖なる子宮に、癒しの精子を注ぎ続けた。
続いて、エリーゼの部屋。
扉を開けると、彼女はベッドの上で毅然と足を組み、俺を見下ろしていた。
だが、その頬は紅潮し、瞳は熱っぽく潤んでいる。
「…遅かったな、アキト。この私を待たせるとは、良い度胸だ」
「悪かったな。だが、あんたが一番、興奮する味付けにしてやったつもりだぜ?」
俺が挑発的に笑うと、彼女は悔しそうに唇を噛んだ。
「…っ! 貴様…!その生意気な口、この私の体で、聞けなくしてやる…!」
エリーゼとのセックスは、いつも支配と服従のゲームだ。
俺は彼女をベッドに押し倒し、手足を拘束する。
「ああんっ! な、何をするのだ!離せ、アキト!」
「うるさいな。あんたは、黙って俺に支配されてりゃいいんだよ」
抵抗する彼女の体を、俺は容赦なく貪っていく。
だが、彼女の体は正直だ。
俺の愛撫に、すぐに濡れそぼり、ペニスを受け入れる準備を整えてしまう。
「くっ…! 悔しい…!だが…! ああんっ!アキト様の、乱暴なのが…たまらない…!」
俺は、彼女が絶叫するほどの快感を与え続け、その高貴なプライドをズタズタに引き裂いてやる。
そして最後は、俺への完全な服従を誓わせながら、その気高い子宮の奥に、支配の証を刻み込んだ。
獣のような荒い息遣いが聞こえる、ルナの部屋へ。
彼女は、俺が入ってくるなり、ドアに押し付けてきて、貪るように唇を奪ってきた。
「アキトぉ…! もう我慢できないにゃん!ステーキ食べたら、力が有り余って…!今すぐ、アキトと本気でやりあわないと、暴れだしそうだにゃん!」
ルナとのセックスは、戦いだ。
俺たちは、互いの力をすべてぶつけ合うように、激しく体を絡ませる。
ベッドの上、床の上、壁際で、あらゆる体勢で、何度も、何度も交わった。
「にゃあああっ! アキト、すごい!全然バテないにゃん!でも、私も負けない!」
彼女は、俺の上で腰を振りながら、獣のように咆哮する。
そして、何度目かの絶頂で、凄まじい量の潮を噴き上げた。
「あああああっ! でちゃう、でちゃうにゃあああん!」
俺は、その生命力溢れる奔流を全身に浴びながら、彼女の野性的な子宮の奥に、俺の全ての精力を叩きつけた。
最後に、ユミナの部屋へ。
彼女は、少し不安そうに、しかし俺を信じきる瞳で、ベッドに座っていた。
「アキト様…わたくし…明日、戦えるでしょうか…」
「ああ、大丈夫だ。俺がついてる」
俺は、彼女を優しく抱きしめ、その体をゆっくりとベッドに横たえる。
ユミナとのセックスは、これが初めての、純粋な愛の交合だった。
呪いも、痛みも、恐怖もない。
ただ、愛する男に抱かれる、悦びだけ。
「あ…アキト様…。温かいです…。すごく、気持ちいいです…」
彼女は、俺の腕の中で、何度も、何度も、幸せそうに絶頂を迎えた。
それは、彼女が聖女としてではなく、一人の女として、初めて流す、歓喜の涙だった。
俺は、彼女の不安が完全に消え去るまで、その清らかな体に、愛と、守り抜くという誓いの精子を、優しく注ぎ続けた。
朝日が昇る頃、俺の周りには、満足しきった顔で眠る、五人の美しい花嫁たちがいた。
俺は、彼女たちの寝顔を見つめ、静かに誓う。
必ず、全員で生きて帰る、と。
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