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第1章
私と知らない人①
しおりを挟むとても暗く、何も聞こえず、ただ何かを求めて。
暖かいようで、寒く感じる中間的な空間。
私は一体、何を見て感じているのか。
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どれだけの時間が経過したのかわからない。
この思考は"私"が感じ取っている物かすら怪しい。
暖かいようで、寒い空間で移動を始めた。
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何者かによって抱きあげられる。
最も新しく得られた情報は、それだけ。
暗く、聞こえず、ただ抱き抱えられる。
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時間がしばらくすると、何か暖かい物を感じた。
何かを欲すが"私"以外にも居るようで奪い合いだ。
私は、どうやら"欲する"行動に敗けたようだ。
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何かに入れられている気がする。
ろくに食事を取れていない。
何かに入れられ、揺れて移動する。
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どこか置かれて、その者は発することなく
ただ"私"は、待つ事しか出来ない。
私は誰で、何なのか。
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また、しばらく時間が経つと何か物音を感じた。
私を置いていった物と同じ音を微かに感じた。
それは、私とは違う"何か"という事を直ぐ理解した。
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