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ユニコーン事件
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それからというもの、ハーニーは、シャイニーとフレームの2人を気にかけるようになった。
フレームも、何かと気にかけてくれる優しいハーニーを徐々に慕うようになっていった。
シャイニーとフレームは、よく誕生の部屋に遊びに行った。
2人は、ハーニーが奏でるハープに合わせて踊ったり、音符を追いかけ遊んだり、時には卵の世話の手伝いもした。
ハーニーは、2人を分け隔てなく可愛がった。
シャイニーの引っ込み思案だが優しい所も、フレームの社交的で元気な所も、ハーニーは大好きだった。
ハーニーの愛情を受けながら、2人はスクスクと成長し、やがて性格や力の違いがよりハッキリと分かるようになっていった。
シャイニーは優しくおとなしい。
控え目で、いつも皆の話しをニコニコ聞いている。
しかし、なぜか皆の心を掴んで離さない不思議な力を持っていた。
シャイニーの笑顔に皆が癒された。
そして、虹色に輝く翼とクルクルの巻き毛を見た者は、ずっと見ていたくなり目が離せなくなるのだった。
フレームは正反対の性格で、常に皆の中心にいるリーダー的な存在になっていた。
手先が器用で、雲の粘土で様々な物を作り、息を吹きかけ動かす事が得意だった。
しかし、真っ直ぐな性格のせいか、しばしば周りが見えなくなる時があった。
ある日のこと、ある出来事が起こった。
フレームが粘土で実物大のユニコーンを作り動かしていた。
それを見たシャイニーが大喜びし、気を良くしたフレームが次々とユニコーンを作り続け、気がつくと50頭にもなっていた。
ユニコーン達は天使の国を駆け回り、とうとう神殿の中にまで入り込んでしまったのだ。
「誰が、ユニコーンを止めて!」
「誰がこのユニコーンを放ったんだ!」
「わあ!神殿にユニコーンが…一体何頭いるんた?」
シャイニーとフレームが気が付いた時には、大騒ぎになっていた。
「フレーム大変だ!ユニコーンを止めないと!」
「俺とした事が…シャイニー行くぞ!」
2人が神殿に駆け込むと、すでに大変な事になっていた。
駆け回るユニコーンを取り押さえようする天使や、反対に逃げようとする天使。
ただ呆然と立ち尽くしている天使。
いつもは静かな神殿がユニコーンの蹄の音や天使達の悲鳴や大声で溢れていた。
フレームが、慌ててユニコーンの動きを止める為に手を叩こうとした瞬間、凛とした美しい声が響いた。
「これは一体何の騒ぎだ。」
今まで蹄の音や悲鳴や叫び声でいっぱいだった神殿が、シンと静まり返った。
ユニコーンの動きは止まり、天使達は静かに廊下の左右に分かれた。
シャイニーとフレームが声の主へと目を向けると、凛とした一際美しい天使が立っていた。
後方にライルとマロンを従えたサビィであった。
サビィが指を鳴らすとユニコーンはスッと姿を消した。
「シャイニー、フレーム、こんなに早く君達と話す事になるとは思わなかった。2人とも私の部屋に来なさい。」
「はい…」
シャイニーとフレームは、始めてあったサビィの圧倒的な存在感に萎縮し、大変な事をしてしまった気まずさから、消え入りそうな声で返事をした。
「ついて来なさい。」
サビィは美しい長い髪を翻し、ライルとマロンを従え歩き始め、シャイニーとフレームは、おずおずと3人の後をついて行った。
この時、サビィが一体何者なのか2人はまだ知る由もなかった。
フレームも、何かと気にかけてくれる優しいハーニーを徐々に慕うようになっていった。
シャイニーとフレームは、よく誕生の部屋に遊びに行った。
2人は、ハーニーが奏でるハープに合わせて踊ったり、音符を追いかけ遊んだり、時には卵の世話の手伝いもした。
ハーニーは、2人を分け隔てなく可愛がった。
シャイニーの引っ込み思案だが優しい所も、フレームの社交的で元気な所も、ハーニーは大好きだった。
ハーニーの愛情を受けながら、2人はスクスクと成長し、やがて性格や力の違いがよりハッキリと分かるようになっていった。
シャイニーは優しくおとなしい。
控え目で、いつも皆の話しをニコニコ聞いている。
しかし、なぜか皆の心を掴んで離さない不思議な力を持っていた。
シャイニーの笑顔に皆が癒された。
そして、虹色に輝く翼とクルクルの巻き毛を見た者は、ずっと見ていたくなり目が離せなくなるのだった。
フレームは正反対の性格で、常に皆の中心にいるリーダー的な存在になっていた。
手先が器用で、雲の粘土で様々な物を作り、息を吹きかけ動かす事が得意だった。
しかし、真っ直ぐな性格のせいか、しばしば周りが見えなくなる時があった。
ある日のこと、ある出来事が起こった。
フレームが粘土で実物大のユニコーンを作り動かしていた。
それを見たシャイニーが大喜びし、気を良くしたフレームが次々とユニコーンを作り続け、気がつくと50頭にもなっていた。
ユニコーン達は天使の国を駆け回り、とうとう神殿の中にまで入り込んでしまったのだ。
「誰が、ユニコーンを止めて!」
「誰がこのユニコーンを放ったんだ!」
「わあ!神殿にユニコーンが…一体何頭いるんた?」
シャイニーとフレームが気が付いた時には、大騒ぎになっていた。
「フレーム大変だ!ユニコーンを止めないと!」
「俺とした事が…シャイニー行くぞ!」
2人が神殿に駆け込むと、すでに大変な事になっていた。
駆け回るユニコーンを取り押さえようする天使や、反対に逃げようとする天使。
ただ呆然と立ち尽くしている天使。
いつもは静かな神殿がユニコーンの蹄の音や天使達の悲鳴や大声で溢れていた。
フレームが、慌ててユニコーンの動きを止める為に手を叩こうとした瞬間、凛とした美しい声が響いた。
「これは一体何の騒ぎだ。」
今まで蹄の音や悲鳴や叫び声でいっぱいだった神殿が、シンと静まり返った。
ユニコーンの動きは止まり、天使達は静かに廊下の左右に分かれた。
シャイニーとフレームが声の主へと目を向けると、凛とした一際美しい天使が立っていた。
後方にライルとマロンを従えたサビィであった。
サビィが指を鳴らすとユニコーンはスッと姿を消した。
「シャイニー、フレーム、こんなに早く君達と話す事になるとは思わなかった。2人とも私の部屋に来なさい。」
「はい…」
シャイニーとフレームは、始めてあったサビィの圧倒的な存在感に萎縮し、大変な事をしてしまった気まずさから、消え入りそうな声で返事をした。
「ついて来なさい。」
サビィは美しい長い髪を翻し、ライルとマロンを従え歩き始め、シャイニーとフレームは、おずおずと3人の後をついて行った。
この時、サビィが一体何者なのか2人はまだ知る由もなかった。
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