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勇者パーティー結成編
カジノ
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「ーーいやぁあああああああああああああああああダメダメダメダメっいっちゃうっいくいくいくいくいくあああああぁあああああああああっーー」
「カエデさん、ラストスパートです!」
「はい!」
全裸で壁に括り付けられたナギサさんのおまんこに突っ込んだ指をこれでもかと揺らすと、大量の潮が溢れた。僕はそれをグラスで受ける。いっぱいになったグラスをテーブルに置くと、スコアボードの数字が変わり僕らが単独首位となった。ダメ押しとばかりにレイさんがおっぱいにむしゃぶりついてナギサさんは快感に悶える。
「ーーぁああああああああああだめだめだめだめっ! むりむりむりむりむりむりもうげんかいげんかいぃぁあああああああああぁあああああっだめっだっだっぁああああああああああーー」
このナギサさんの『ダメ』という言葉が文字通りの意味だったと分かったのは、僕らがこのあと、予想だにしなかったほどの無惨な逆転負けを喫してしまったあとだった。
「レイさんって、休みの日とか何してるんですか?」
「ナギサをいじめてる」
「いや、それはわかるんですが……」
ある夜、研究所の客室に四人で戻ってきて一息ついたとき、ふと気になってレイさんに訊いてみた。さらっと返ってきたのはごく当たり前の答えだ。彼女はシャワーを浴びようと服を脱ぐ。それに続いてナギサさんも床に服を落とした。全裸で彼女は言う。
「レイはよく、むしゃくしゃするとカジノに行くよね」
「ああ、そうだね」
下着を手に引っかけながらアリサさんが頷いた。カジノそのものには馴染みがないが、元の世界では競馬なんかをやっていた友人もいたし、ギャンブルに嵌る人の気持ちがわからないでもない。
「カジノ、好きなんですか、レイさん?」
「好き」
即答だ。もう少し聞いてみたい。
「どういうところが好きなんですか?」
「そう……ね。スカッとするところ、かな」
「負けてもスカッとしますか?」
「勝つまでやるから」
そう言い切るとレイさんはシャワー室の扉を開けて歩いて行った。なんだかカッコイイ台詞のような気もするのだが……ただのギャンブル中毒かもしれない。ぼうっと考えていると、アリサさんとナギサさんに服を脱がされ、両側を固められてシャワー室へ押し込まれた。
翌朝、誰が言うでもなく四人でテキパキ支度し、地下タクシーでカジノへと急いだ。ラスベガスのカジノのような賑やかなイメージを想像していたのだが、実際の建物の外観は、曲面をふんだんに使ったもっと冷たくてシックな印象の造りだった。中に入ると、明るい色の内装と照明、広いスペースや立食パーティーのようなテーブルの配置が高級ホテルを思わせた。店員さんの制服は、両脚と肩から袖口までを覆う黒タイツと真っ赤な蝶ネクタイ、露わにされたおまんことおっぱい、そしてウサギの耳。いわゆる逆バニーだ。
一方、いつもウサミミをしているレイさんは、今日は白のパンツスーツでビシッと決めている。上下二箇所、おまんことおっぱいの部分を三角に切り抜いたデザインがスッキリした印象を増す。気合を入れてレイさんが準備してきたのが分かってワクワクした。ナギサさんはピンクのランジェリーで、おっぱいとおまんこの周りをフリルが飾る。そしてアリサさんが着ているのは、もう服という実感が湧かないようなものだ。乳首をパールのリングが取り囲み、そこから肩へと伸びた2本の紐が背中を通ってお尻で合流する。そこからまたおまんこに伸びた紐が、バイブの端に繋がっている。ちなみに僕もみんなに服を選ばされて、一応黒の蝶ネクタイとジャケットは着ている。シャツは無くて、下は社会の窓が開きっぱなしのボクサーパンツだと思ってもらえればいい。
受付にきた僕らはいきなり総支配人に出迎えられた。例によって入場料がチャラにされるどころか、店からのサービスだと言って、四人にそれぞれ一万点分のチップが提供された。これを元手に一万を超えた分は帰りに換金してくれるらしく、元手を割ってもペナルティは無い。一万点がどのくらいの金額か、レートが全然わからない(そもそもまともに支払いを自分でしていないので通貨の感覚すら無い)が、ナギサさんが震えた声で「私の年収より高い……」と呟いていた。マジか。
「これ、大丈夫ですかね……こんなにもらっちゃって。何か裏があるんじゃ……。ただの宣伝じゃ済まないのでは?」
僕は色とりどりのチップが入ったケースを抱え、不安に駆られてアリサさんの顔色を窺った。
「もらえるものはもらっておきましょう!」
「し、しかし——」
「カエデさん、行こう」
明らかに目つきの違うレイさんに手を握られて、引きずられるように僕は初めてのカジノに参戦した。「今日こそは取り返す」とか独り言が聞こえる気がしたが、気にしたら負けだと思って無視した。振り返るとアリサさんとナギサさんが遠い目をして手を振っていた。
「カエデさん、あそこにあるブースが見える?」
「えーと、あの紫のバニーさんがいるところですか?」
「そう。あそこが最初の狩場」
「『狩場』って——」
大袈裟な、と突っ込もうとしたが、レイさんの至って真面目な顔に気圧された。
「あそこは簡単に言えば射的でディーラーと勝負をする」
「へ~」
射的と言われて、なんだか縁日を思い出す。見ると、ビンゴのシートみたいに3、18、7といった数字が的に書かれている。横には僕にも馴染みのあるルーレットが置いてある。
「ルーレットにボールが入ったら、プレイヤーは制限時間内にできるだけたくさんの数字を塗りつぶす。塗った数字にボールが入れば勝ち」
「なるほど。水鉄砲か何かを使うんですか?」
「おしっこをかける」
うん?
「あの的はおしっこの成分と反応して青くなる。もう分かったと思うけど、おちんちんの分射程が長いからカエデさんが有利になるゲーム。頑張ろう」
僕らが眺めているうちに、他の客がゲームに参加して賭け始めた。客が利尿剤らしきグラスを呷ってからチップをテーブルに置くと、ルーレットのうえでディーラーがボールを弾く。すぐさま脚を開いて構えた客が勢いよくおしっこを的にかけた。的が絶妙な距離にあるらしく、周りの野次馬が勝負の行方を固唾を呑んで見守っていたが、ボールが落ちると落胆が広がった。どうやら負けてしまったらしい。チップがテーブルの奥に没収された。客は悔しそうにおまんこのあたりをいじってもじもじしている。しかし、僕らに気がついて顔を明るくし、話しかけてきた。
「勇者さん! お会いできるなんてラッキー! あの、ここで勝負します? 良かったら乗らせてもらえません?」
なぜか彼女は自分のおっぱいを揉みながら話しかけてくる。僕はびっくりして固まる。
「乗らせない。あっち行って」
「あーん。固いこと言わずにぃ」
「ダメ。規約厳守」
レイさんにバッサリ断られて、その客は去っていった。レイさん曰く、賭け金を預けてバックをもらおうとするのは賭場に黙認されているが、あまり褒められた行為ではないらしい。
「フォローしてもらってありがとうございます」
「いい。チームだから当然。それより、私たちの番だよ」
「はい」
ディーラーに挑戦を申し出ると、一通りの説明を受けて、利尿剤のグラスを渡された。まずは小手調べと思って、百点の黒いチップをテーブルに載せると、レイさんが五千点の銀色のチップをその隣に叩きつけた。ディーラーの唇の端が僅かに動く。そしてにわかに野次馬がざわつき始めた。
「レ、レイさん! 最初から飛ばし過ぎ、というか僕まだこのゲーム始めてですし!」
「最初が肝心」
レイさんの押しに根負けして、僕は冷や汗を握りながら的の前に立った。グラスの中身を一気に飲み干す。無味無臭で水と変わらないが、途端に尿意を催した。ボールが転がり始める。僕はギャラリーがいる中放尿した。自分でも驚くくらいおしっこが出てアーチを描く。歓声が上がるが、今ひとつコントロール出来ず、的に届いてはいるが、数字をなかなか塗りつぶせない。
「貸して」
「へ?」
すると僕のおちんちんをレイさんが優しく持った。ホースを持って庭に水を撒くように自由自在におちんちんを振り回す。僕は勃起しないようにリラックスに努めた。時間が過ぎておしっこが壁に遮られる頃には、的のほとんどが青く染まっていた。
ボールが落ちた。その場所から算出される倍率により、僕らの賭け金は2倍になったらしく、周りの観客が騒ぎ出した。半ばお祭り騒ぎの中、ディーラーだけが苦笑いをしている。ディーラーから、このゲームに僕らは再挑戦できないと告げられた。
「ディーラーは一度も挑戦していない挑戦者を退けるのを恥としてる」
「へー、そういう流儀があるんですね、面白い」
「カエデさんのおかげ」
そう言って、彼女は僕のおちんちんに触れながらキスした。勝負が終わって安心したからか僕は勃起する。レイさんが嬉しそうに笑って僕の前に跪き、おちんちんをしゃぶった。
正直、野次馬に囲まれたままレイさんに口でしてもらうのはさっきより恥ずかしかった。
「カエデさん、ラストスパートです!」
「はい!」
全裸で壁に括り付けられたナギサさんのおまんこに突っ込んだ指をこれでもかと揺らすと、大量の潮が溢れた。僕はそれをグラスで受ける。いっぱいになったグラスをテーブルに置くと、スコアボードの数字が変わり僕らが単独首位となった。ダメ押しとばかりにレイさんがおっぱいにむしゃぶりついてナギサさんは快感に悶える。
「ーーぁああああああああああだめだめだめだめっ! むりむりむりむりむりむりもうげんかいげんかいぃぁあああああああああぁあああああっだめっだっだっぁああああああああああーー」
このナギサさんの『ダメ』という言葉が文字通りの意味だったと分かったのは、僕らがこのあと、予想だにしなかったほどの無惨な逆転負けを喫してしまったあとだった。
「レイさんって、休みの日とか何してるんですか?」
「ナギサをいじめてる」
「いや、それはわかるんですが……」
ある夜、研究所の客室に四人で戻ってきて一息ついたとき、ふと気になってレイさんに訊いてみた。さらっと返ってきたのはごく当たり前の答えだ。彼女はシャワーを浴びようと服を脱ぐ。それに続いてナギサさんも床に服を落とした。全裸で彼女は言う。
「レイはよく、むしゃくしゃするとカジノに行くよね」
「ああ、そうだね」
下着を手に引っかけながらアリサさんが頷いた。カジノそのものには馴染みがないが、元の世界では競馬なんかをやっていた友人もいたし、ギャンブルに嵌る人の気持ちがわからないでもない。
「カジノ、好きなんですか、レイさん?」
「好き」
即答だ。もう少し聞いてみたい。
「どういうところが好きなんですか?」
「そう……ね。スカッとするところ、かな」
「負けてもスカッとしますか?」
「勝つまでやるから」
そう言い切るとレイさんはシャワー室の扉を開けて歩いて行った。なんだかカッコイイ台詞のような気もするのだが……ただのギャンブル中毒かもしれない。ぼうっと考えていると、アリサさんとナギサさんに服を脱がされ、両側を固められてシャワー室へ押し込まれた。
翌朝、誰が言うでもなく四人でテキパキ支度し、地下タクシーでカジノへと急いだ。ラスベガスのカジノのような賑やかなイメージを想像していたのだが、実際の建物の外観は、曲面をふんだんに使ったもっと冷たくてシックな印象の造りだった。中に入ると、明るい色の内装と照明、広いスペースや立食パーティーのようなテーブルの配置が高級ホテルを思わせた。店員さんの制服は、両脚と肩から袖口までを覆う黒タイツと真っ赤な蝶ネクタイ、露わにされたおまんことおっぱい、そしてウサギの耳。いわゆる逆バニーだ。
一方、いつもウサミミをしているレイさんは、今日は白のパンツスーツでビシッと決めている。上下二箇所、おまんことおっぱいの部分を三角に切り抜いたデザインがスッキリした印象を増す。気合を入れてレイさんが準備してきたのが分かってワクワクした。ナギサさんはピンクのランジェリーで、おっぱいとおまんこの周りをフリルが飾る。そしてアリサさんが着ているのは、もう服という実感が湧かないようなものだ。乳首をパールのリングが取り囲み、そこから肩へと伸びた2本の紐が背中を通ってお尻で合流する。そこからまたおまんこに伸びた紐が、バイブの端に繋がっている。ちなみに僕もみんなに服を選ばされて、一応黒の蝶ネクタイとジャケットは着ている。シャツは無くて、下は社会の窓が開きっぱなしのボクサーパンツだと思ってもらえればいい。
受付にきた僕らはいきなり総支配人に出迎えられた。例によって入場料がチャラにされるどころか、店からのサービスだと言って、四人にそれぞれ一万点分のチップが提供された。これを元手に一万を超えた分は帰りに換金してくれるらしく、元手を割ってもペナルティは無い。一万点がどのくらいの金額か、レートが全然わからない(そもそもまともに支払いを自分でしていないので通貨の感覚すら無い)が、ナギサさんが震えた声で「私の年収より高い……」と呟いていた。マジか。
「これ、大丈夫ですかね……こんなにもらっちゃって。何か裏があるんじゃ……。ただの宣伝じゃ済まないのでは?」
僕は色とりどりのチップが入ったケースを抱え、不安に駆られてアリサさんの顔色を窺った。
「もらえるものはもらっておきましょう!」
「し、しかし——」
「カエデさん、行こう」
明らかに目つきの違うレイさんに手を握られて、引きずられるように僕は初めてのカジノに参戦した。「今日こそは取り返す」とか独り言が聞こえる気がしたが、気にしたら負けだと思って無視した。振り返るとアリサさんとナギサさんが遠い目をして手を振っていた。
「カエデさん、あそこにあるブースが見える?」
「えーと、あの紫のバニーさんがいるところですか?」
「そう。あそこが最初の狩場」
「『狩場』って——」
大袈裟な、と突っ込もうとしたが、レイさんの至って真面目な顔に気圧された。
「あそこは簡単に言えば射的でディーラーと勝負をする」
「へ~」
射的と言われて、なんだか縁日を思い出す。見ると、ビンゴのシートみたいに3、18、7といった数字が的に書かれている。横には僕にも馴染みのあるルーレットが置いてある。
「ルーレットにボールが入ったら、プレイヤーは制限時間内にできるだけたくさんの数字を塗りつぶす。塗った数字にボールが入れば勝ち」
「なるほど。水鉄砲か何かを使うんですか?」
「おしっこをかける」
うん?
「あの的はおしっこの成分と反応して青くなる。もう分かったと思うけど、おちんちんの分射程が長いからカエデさんが有利になるゲーム。頑張ろう」
僕らが眺めているうちに、他の客がゲームに参加して賭け始めた。客が利尿剤らしきグラスを呷ってからチップをテーブルに置くと、ルーレットのうえでディーラーがボールを弾く。すぐさま脚を開いて構えた客が勢いよくおしっこを的にかけた。的が絶妙な距離にあるらしく、周りの野次馬が勝負の行方を固唾を呑んで見守っていたが、ボールが落ちると落胆が広がった。どうやら負けてしまったらしい。チップがテーブルの奥に没収された。客は悔しそうにおまんこのあたりをいじってもじもじしている。しかし、僕らに気がついて顔を明るくし、話しかけてきた。
「勇者さん! お会いできるなんてラッキー! あの、ここで勝負します? 良かったら乗らせてもらえません?」
なぜか彼女は自分のおっぱいを揉みながら話しかけてくる。僕はびっくりして固まる。
「乗らせない。あっち行って」
「あーん。固いこと言わずにぃ」
「ダメ。規約厳守」
レイさんにバッサリ断られて、その客は去っていった。レイさん曰く、賭け金を預けてバックをもらおうとするのは賭場に黙認されているが、あまり褒められた行為ではないらしい。
「フォローしてもらってありがとうございます」
「いい。チームだから当然。それより、私たちの番だよ」
「はい」
ディーラーに挑戦を申し出ると、一通りの説明を受けて、利尿剤のグラスを渡された。まずは小手調べと思って、百点の黒いチップをテーブルに載せると、レイさんが五千点の銀色のチップをその隣に叩きつけた。ディーラーの唇の端が僅かに動く。そしてにわかに野次馬がざわつき始めた。
「レ、レイさん! 最初から飛ばし過ぎ、というか僕まだこのゲーム始めてですし!」
「最初が肝心」
レイさんの押しに根負けして、僕は冷や汗を握りながら的の前に立った。グラスの中身を一気に飲み干す。無味無臭で水と変わらないが、途端に尿意を催した。ボールが転がり始める。僕はギャラリーがいる中放尿した。自分でも驚くくらいおしっこが出てアーチを描く。歓声が上がるが、今ひとつコントロール出来ず、的に届いてはいるが、数字をなかなか塗りつぶせない。
「貸して」
「へ?」
すると僕のおちんちんをレイさんが優しく持った。ホースを持って庭に水を撒くように自由自在におちんちんを振り回す。僕は勃起しないようにリラックスに努めた。時間が過ぎておしっこが壁に遮られる頃には、的のほとんどが青く染まっていた。
ボールが落ちた。その場所から算出される倍率により、僕らの賭け金は2倍になったらしく、周りの観客が騒ぎ出した。半ばお祭り騒ぎの中、ディーラーだけが苦笑いをしている。ディーラーから、このゲームに僕らは再挑戦できないと告げられた。
「ディーラーは一度も挑戦していない挑戦者を退けるのを恥としてる」
「へー、そういう流儀があるんですね、面白い」
「カエデさんのおかげ」
そう言って、彼女は僕のおちんちんに触れながらキスした。勝負が終わって安心したからか僕は勃起する。レイさんが嬉しそうに笑って僕の前に跪き、おちんちんをしゃぶった。
正直、野次馬に囲まれたままレイさんに口でしてもらうのはさっきより恥ずかしかった。
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