異世界おまんこ天国!

あやきち

文字の大きさ
23 / 25
勇者パーティー結成編

昼のお茶会

しおりを挟む
「まあ、狭いところだけど、適当に寛いで」

 一人暮らしには広すぎるくらいのリビングの、中央にあるテーブルに招かれて着席する。ガラス張りの壁をぐるりと見回している間、カリンさんは鼻歌混じりに壁際のキッチンでお茶を淹れていた。首から足元まで垂れるエプロンの裏側でおおきなお尻がぷりんと丸出しになっている。

「お客さんなんて久々だよ~」

 カリンさんの声で自分がお尻の谷間を凝視していたことに気づきハッとした。とはいえ他に目を向けるべき家具も少ない。きっとディスプレイは内蔵だし、キッチンさえ用が済めば壁に収まるだろう。控えめな棚がひとつあったが、上に置かれているのはジュエリーだろうか、極々慎ましく幾つかのピアスやリングが専用の台座に嵌っていた。僕はそれが身体のどこにつけるものか想像していた。



 研究所を中心とした新規おまんこ開拓活動は遂に限界に達した。幸い行動範囲を広げればおまんこデータベースを使ってよりニッチな新規おまんこを探しに行くことは可能なのだが、とても日帰りで行くような距離ではないらしい。というわけで、遺跡研究所所長サクラさんの指示もあって、勇者パーティー一行は周遊旅行を計画することになった。僕はそれを了承した。四人での活動であれば離れた地に行っても安心できると感じた。それに、この国のもっとたくさんの都市や景色を見てみたいという気持ちも芽生えていた。
 旅の出発に先立ち、僕らは十日間の休暇を言い渡された。精力的ないつもの開拓活動から解放され、かなりの時間をひとりで過ごした。研究所に戻ればアリサさんには会えることが多かった。二人でお茶をしたり、散歩もした。ナギサさんとレイさんはそれぞれ好きに過ごしているようであまり見かけない。そのうちアリサさんも何かの用に出かけて行った。僕は手持ち無沙汰になった。
 当てもなく街をフラフラしていると、初めて外出した時の果物屋に行き着いた。店主のカリンさんに元気に挨拶される。

「アリサのツレの勇者さんだよね?」

「あ、はい。そうです。えっと確か——」

「カリンだよ。また会えてよかった。パーティーが組まれたって聞いたけど今日はひとり?」

「はい。今休暇なんです」

「へぇ。いつまで休み? 私も明日は休みなんだけど、良かったらウチ来てよ。お茶くらい出すから」

 気軽に提案するカリンさんに少し驚いたが、せっかくなのでお呼ばれすることにした。翌日研究所の僕の部屋にやってきたカリンさんにエスコートされ、ビル同士を繋ぐ大通りを空中散歩していく。少し歩くと段々細い通路になり、一つの大きな扉の前で立ち止まった。

「どうぞ」

「お邪魔します」

 扉はひとりでにスライドして視界から消える。二人を迎え入れるように灯りがついた部屋に踏み入れると、すれ違ったカリンさんのおっぱいのてっぺんが左手に触れた。それから、真っ赤な乳首が目に焼き付いてしばらくぼうっとしていた。



 ティーセットを挟んでエプロンを外したカリンさんが向かいに座る。真っ白なテーブルにふたつのおっぱいがそのまま載っているように見える。勃起してしまいそうで恥ずかしかったが、こちらからカリンさんのおまんこが見えない以上、向こうからも僕のおちんちんは見えていないだろう。

「この世界での生活はどう? 楽しい?」

「ええ。お陰様で」

「それはよかった。あ、お茶どうぞ」

「ありがとうございます。いただきます」

 二人してカップに口をつける。当たり障りのないようなところから話が始まった。アリサさんは元気かとか、パーティーの仲間は気が合うかとか。カリンさんが気さくに話してくれるので、僕も段々と緊張がほぐれていった。ただ、一番の問題は特に解決していなくて、どうしても揺れるおっぱいと乳首に目がいってしまう。真っ赤な二つの点を目で追う。たぶんカリンさんにも気付かれていると思うのだけど、彼女はそのことに触れなかった。

「カエデくんはさあ、セックスは好き?」

 唐突に聞かれて赤面する。こういうのはどうしても慣れない。

「セックスは……好き……ですね。あの、すみませんさっきからおっぱいばかり見てしまって」

「え? ああ、私のってこと? 全然いいよ。いくらでも見て。むしろ見てもらえなかったら、せっかく見せてるのにちょっと魅力が足りないのかなとか思っちゃうから」

 カリンさんは心底何の話かわからないという顔をしてからすぐに元の笑顔に戻った。僕はカップを持ち上げてゆっくり飲み干す。そうしてカリンさんの続きを待った。

「ちょっと気になってはいたんだよね。異世界に連れてきていきなりたくさんセックスしろって言って、それで勇者がセックス好きじゃなかったらどうするんだろうって。まあ、その様子だと心配ないのかな。楽しくやってるみたいだし。安心した」

 カリンさんが勇者という立場をよく心配してくれているのが態度から伝わってきたので、僕は感謝するばかりだった。アリサさんや所長のサクラさん、その他大勢の気遣いによって僕の異世界生活は保たれている。カルチャーショックも甚だしい環境だけれど、この世界の人々は総じて優しさに満ちている。だからこそ僕もその世界を救うお手伝いをしたいと思えるのだ。
 お茶を淹れる様子を見るのは初めてだったのだが、意外と前の世界と違和感がなくて驚いたと伝えた。カリンさん曰く、ここまで人の手で作業するのは趣味の範疇だそうで、大体の場合は全自動の機械に頼ってしまうそうだ。カリンさんは食材を扱っている職ということもあり、プライベートでもレトロな手法を楽しんでいるらしい。確かに、この世界でエプロンを見たのは初めてだった。

「さすがに前掛けでもないとお湯とか包丁を扱うのは危険だよね。安全装置がないわけじゃないけど、気持ち的な問題かな。ただ、趣味でエプロンしてる人もいると思うけど。私はおっぱいが見えなくなっちゃうからあんまり好きじゃないね。エプロンしてるとあんまりエッチじゃないと思わない?」

 カリンさんは立ち上がって壁に触れ、さっきしていたエプロンを着けた。横からはみ出たおっぱいと、服の下で主張するツンと飛び出た乳首の存在感に圧倒される。

「そ、そんなことないと思いますよ。僕のいた世界だと、そういうのを裸エプロンって言うんですけど、僕は好きです」

「へえ、不思議なもんだね」

 カリンさんがその場でクルッと回る。すべすべした背中と大きなお尻が視界に入った。

「でも、褒められると嬉しいね。とはいえオフの勇者を誘うのは気が引けるかな。たまの休みにまでセックスしたくないでしょ?」

 僕は必死に首を振る。

「セックスするのは、僕にとってはご褒美みたいなものです」

「え? そうなの?」

 またカリンさんが意外そうな顔になっている。僕は勢い立ち上がる。

「私、たぶん新規おまんこじゃないよ?」

「問題ありません」

 カリンさんは少し逡巡した様子を見せてから、エプロンを乱暴に丸めて床に投げ捨てた。僕の方におっぱいが近づいてくる。カリンさんは僕より少し背が高い。

「カエデくん、私の身体は好み?」

「好きです!」

「なんだ。さっさとお互いの希望を聞いておけばよかったね」

 カリンさんにすっと身体を持ち上げられてテーブルに座らせられた。キスしそうなほどカリンさんの顔が迫る。何だかいい匂いがする。

「今日夜まで大丈夫?」

「はい!」

「オッケー」

 唇が触れ合う。自分の鼓動がうるさいくらいになる。もう一度目があったとき、カリンさんがとびきりの笑顔で言った。

「じゃあさ、腰が立たなくなるまでシよ」

 僕は息を呑むようにして頷いた。もう一度唇が触れて、僕は押し倒された。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

処理中です...