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俺達が悪魔だ
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ピク…
俺の仕込んだ種が実ったようだ。
そして、動いて先生の方へツタを伸ばしている。
俺も行こう。
俺に気を取られている間にとっ捕まえる。
………………
俺の予想では、少し離れた所へ出て来てこっそり移動して驚かしながら攻撃を加えるというものだった。
だが、俺は今先生の真後ろへ出てきた。
鵺煌に気を取られてる先生の足を蹴り、転ばせる。
その間に一気に地面のツタをこっちに連れて来て、先生を縛り上げる。
この種は少し特殊な魔力で作っていて、縛り上げた人の魔力を使えなくさせて、その魔力を俺に吸収される。
しかし、鵺煌と血の契りをしたから鵺煌の中にも俺の血がある為、鵺煌にもいくつかの魔力が吸収されるであろう。
「ざまぁ」
という俺の言葉に先生は怒り、バタバタと暴れる。暴れた所で魔力はもう無いし、ただの女な訳でどうこうできる訳ない。
「ジャック、何処に行ってた」
鵺煌はそう俺に聞き、俺は素直に宇宙に居たと言った。その後先生の処遇をどうするかという話になった。
魔力が存在しなくなった体だからどんなに頑張っても魔力を手にする事はもう無いだろう。この種はいわゆる呪いの類である。
これで先生は天使とも悪魔とも人間とも言えなくなった。
さて、どうすればいいか、、
でもまぁ、、それもそれで罰か。
魔力が無いなんて、この世界ではキツイはずだ。
人間界に行ったとしても、魔力が無いから羽根とか隠せない。当然生活は厳しい筈だ。
俺達は、うん、魔界で放っておこう!となった。
しかし、このままでは俺達が悪者呼ばわりになるかもしれない。嘘を言い助けを求めるだろう。
悩んだ末、鵺煌は先生の脳へ種を植え込んだ。
そして一気にその種が育つ魔法を使うと、先生は酷く苦しみ出した。
「薇首、なんの種だったんだ?」
「あれはな、簡単に言うと自分のやった事が他の人に全て見えるようにするって言うやつだ。人間で言う履歴書みたいなのが見えるようになる。ほら、あれを見てみろ。額に紋が出ただろ?種の侵略が終わったんだ。脳を貫き弄び、種が埋め込まれた者の記憶を全て記憶し外部へ漏洩させる。」
頭の上辺りに文字が見える。
エミュ以外にも沢山の悪魔を葬ったようだ。
また、元天使の経歴も書いてある。
「ちなみにこの種のいい所は種の所有者の事を記憶から抹消する事だ。この種は、罪を重ね罰される悪魔に使われるんだ。俺達は制裁所に呼ばれて種を仕込む」
「俺達は制裁者って事か。いわゆる犯罪者はその足枷を背負う事になるのか」
「そうだ。社会的に苦しみ、居場所も無くなる。脳にある種を取る事も出来ないからな」
俺達はその後先生を世に放つ。
数ヶ月後、植物達にその後を聞いてみると、先生は全てを失い、魔力もないから操ることも出来ず、役たたずとなり全てを後悔し、謝罪しながら自らの手で命を絶ったそうだ。
そう、エミュは帰らぬ者だが勝ったのだ。
俺はちゃんとした悪魔になったのだろうか
俺と鵺煌は今日も二人で制裁する。
家では二人でまったりLifeを過ごし、色んな種を作り研究もして、毎日が充実している。
お互いの危険はお互い察知し助け合い、必要なら形相を変える。
これこそが、俺達こそが悪魔だ。
……Fin
俺の仕込んだ種が実ったようだ。
そして、動いて先生の方へツタを伸ばしている。
俺も行こう。
俺に気を取られている間にとっ捕まえる。
………………
俺の予想では、少し離れた所へ出て来てこっそり移動して驚かしながら攻撃を加えるというものだった。
だが、俺は今先生の真後ろへ出てきた。
鵺煌に気を取られてる先生の足を蹴り、転ばせる。
その間に一気に地面のツタをこっちに連れて来て、先生を縛り上げる。
この種は少し特殊な魔力で作っていて、縛り上げた人の魔力を使えなくさせて、その魔力を俺に吸収される。
しかし、鵺煌と血の契りをしたから鵺煌の中にも俺の血がある為、鵺煌にもいくつかの魔力が吸収されるであろう。
「ざまぁ」
という俺の言葉に先生は怒り、バタバタと暴れる。暴れた所で魔力はもう無いし、ただの女な訳でどうこうできる訳ない。
「ジャック、何処に行ってた」
鵺煌はそう俺に聞き、俺は素直に宇宙に居たと言った。その後先生の処遇をどうするかという話になった。
魔力が存在しなくなった体だからどんなに頑張っても魔力を手にする事はもう無いだろう。この種はいわゆる呪いの類である。
これで先生は天使とも悪魔とも人間とも言えなくなった。
さて、どうすればいいか、、
でもまぁ、、それもそれで罰か。
魔力が無いなんて、この世界ではキツイはずだ。
人間界に行ったとしても、魔力が無いから羽根とか隠せない。当然生活は厳しい筈だ。
俺達は、うん、魔界で放っておこう!となった。
しかし、このままでは俺達が悪者呼ばわりになるかもしれない。嘘を言い助けを求めるだろう。
悩んだ末、鵺煌は先生の脳へ種を植え込んだ。
そして一気にその種が育つ魔法を使うと、先生は酷く苦しみ出した。
「薇首、なんの種だったんだ?」
「あれはな、簡単に言うと自分のやった事が他の人に全て見えるようにするって言うやつだ。人間で言う履歴書みたいなのが見えるようになる。ほら、あれを見てみろ。額に紋が出ただろ?種の侵略が終わったんだ。脳を貫き弄び、種が埋め込まれた者の記憶を全て記憶し外部へ漏洩させる。」
頭の上辺りに文字が見える。
エミュ以外にも沢山の悪魔を葬ったようだ。
また、元天使の経歴も書いてある。
「ちなみにこの種のいい所は種の所有者の事を記憶から抹消する事だ。この種は、罪を重ね罰される悪魔に使われるんだ。俺達は制裁所に呼ばれて種を仕込む」
「俺達は制裁者って事か。いわゆる犯罪者はその足枷を背負う事になるのか」
「そうだ。社会的に苦しみ、居場所も無くなる。脳にある種を取る事も出来ないからな」
俺達はその後先生を世に放つ。
数ヶ月後、植物達にその後を聞いてみると、先生は全てを失い、魔力もないから操ることも出来ず、役たたずとなり全てを後悔し、謝罪しながら自らの手で命を絶ったそうだ。
そう、エミュは帰らぬ者だが勝ったのだ。
俺はちゃんとした悪魔になったのだろうか
俺と鵺煌は今日も二人で制裁する。
家では二人でまったりLifeを過ごし、色んな種を作り研究もして、毎日が充実している。
お互いの危険はお互い察知し助け合い、必要なら形相を変える。
これこそが、俺達こそが悪魔だ。
……Fin
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