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傷心
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沢山デートを交わした。
勿論バイトも沢山した。
彼に会い、彼と共に過ごす為に。
勿論いい事ばかりではなかった。
僕が一番最初に付き合っていたDV男には色んな罵声を浴びせられたし、何を吹き込んだか分からないけど、仲の良かった友達も失った。
DV男と付き合ってた時の事は先生も分かっているから、新たに付き合っても先生に監視されてるような状態だった。
でも、その中で沢山思い出を作った。
-----------
時とは早いもので、気がつけばもう1年が経った。
1月だった。
早朝から僕は電車に乗り彼の最寄り駅へ向かう。
この日は彼と水族館へ行く日だ。
今思えば、これが最後の思い出だ。
昼はバイキングを食べ、ショーを見て、お土産を買って、キャンドル作りもした。
帰る際夕日の沈む海で、「これからも末永く」と言う約束を交わした。
とても幸せな一時だった。
-----------
その1ヶ月後、彼から別れの言葉を告げられた。
卒業式の数週間前だった。
僕はその言葉を信じる事ができなった。
彼は理由を言ってくれた。
初めは僕の性格が好きだったと、でも思っていたものと違い、その性格が負担になって行ったそう。。
僕は思い出に浸かった。
優しく、暖かった彼はもう居ない。
振り返る度に、心に棘が刺さっていった。
月をふと見るとその月が彼に見えた。
暗い僕の心を照らしてくれた優しい光。
彼も見ているだろうか。
月が僕を照らす度に彼に抱きしめられているような感じがした。
僕は知らないうちにこんなに彼が好きだったんだ。
彼に溺れていたんだと思った。
でも、彼の事が僕は忘れられなかった
勿論バイトも沢山した。
彼に会い、彼と共に過ごす為に。
勿論いい事ばかりではなかった。
僕が一番最初に付き合っていたDV男には色んな罵声を浴びせられたし、何を吹き込んだか分からないけど、仲の良かった友達も失った。
DV男と付き合ってた時の事は先生も分かっているから、新たに付き合っても先生に監視されてるような状態だった。
でも、その中で沢山思い出を作った。
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時とは早いもので、気がつけばもう1年が経った。
1月だった。
早朝から僕は電車に乗り彼の最寄り駅へ向かう。
この日は彼と水族館へ行く日だ。
今思えば、これが最後の思い出だ。
昼はバイキングを食べ、ショーを見て、お土産を買って、キャンドル作りもした。
帰る際夕日の沈む海で、「これからも末永く」と言う約束を交わした。
とても幸せな一時だった。
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その1ヶ月後、彼から別れの言葉を告げられた。
卒業式の数週間前だった。
僕はその言葉を信じる事ができなった。
彼は理由を言ってくれた。
初めは僕の性格が好きだったと、でも思っていたものと違い、その性格が負担になって行ったそう。。
僕は思い出に浸かった。
優しく、暖かった彼はもう居ない。
振り返る度に、心に棘が刺さっていった。
月をふと見るとその月が彼に見えた。
暗い僕の心を照らしてくれた優しい光。
彼も見ているだろうか。
月が僕を照らす度に彼に抱きしめられているような感じがした。
僕は知らないうちにこんなに彼が好きだったんだ。
彼に溺れていたんだと思った。
でも、彼の事が僕は忘れられなかった
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