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2話ー遭遇戦
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この窮地から脱出する方法何か…
ん、待てよ…斬殺・滅は当たってない。
と、言ってもあの技は絶対命中だ。
今からでは避けられない。
ならば同じ威力を出して弾き返せば良い。
ただし、相手より速く技を撃たなければならない。
そんな都合のいい技が…あった!雷閃斬
だけど、まだ間に合わない。
もっと強くもっと早く、もっともっとだ!
いっけぇぇぇぇぇぇ!
ここから先は記憶がない、おそらく無意識だったんだろう。
〈最適武器〉発動。
〈雷閃斬ー神速ー〉発動。
その速さはまさに雷を超えたものだった。
結果、見事出来た。
疲労はかなりしているがまだなんとかなる程度である。
ケイ達と合流しないと。
あ、そうそう敵はもういないよな…
サーチ!
は、ミントに超高速で接近している奴がいる。
これは中々ヤバいな。
サーチ結果ではケイ達と交戦してた奴らに勝ったみたいだが、疲労は相当なもののはず。
特にミントは体力が低く不意打ちに弱い、危うく死んでしまう可能性もある。
まともに戦える俺は間に合わない…どうする?
俺はこの瞬間後悔した。
ちょっと離れすぎたな。
奴がミントと接触するまで2秒
ある程度近づいて分かった事は奴は天地操士だった。
天地操士・上級職の天地属性スペシャリストで
多くの戦闘職業の中で唯一自然魔素を操れる。
得意属性雷に俺は不利だ…
さらに、間に合わない。
もっと早く、なんとか出来ないのか…
早く…速く?速く!
思いついたのは雷。
重ねて言おう雷だ。
雷は僕の得意属性であり、一撃必殺で反動を考えずに火力と速さに特化した属性である。
技の勢いに乗って走れば間に合うか?
何であろうと間に合わせる!
そして天地操士がミントと接触するまで0.5秒
ミントは既に天地操士接近には気づいている
しかし到底接触を防げるほどではない。
つまり、ここまで近づいた今でさえ
接触を防げるのは自分だけと言う事実は変わっていない。
そして接触までの時間は迫る。
もはや、接触までの時間計算の誤差も考えられない。
残り0.4、0.3、0.2、0.1。
彼我の距離は80メートル。
一見すると絶望的に見える数字もそれは希望となった。
ミント!絶対に死なせない!
80メートル、そこは既に俺の間合いだぁぁぁ!
「波動剣ー雷ー」
瞬間、ものすごい反動を味わう…反対方向に投げ飛ばされそうになる程の。
それをどうにか踏ん張って、さらに接近する。
これで相手がくたばるかと言われてもそうではないだろう。
「雷閃斬」
やはり雷属性の技ではダメージが入らない。
「…」
そこでようやく天地操士が言葉を発した。
「クックックッ、主は雷属性の使い手のようだな
相性不利に戦闘不能3人では私には勝てないさ」
「すまんシュウゴ」
ケイお前が謝る必要はないさ。
「大丈夫」
俺の技では天地操士を倒す事はできない。
逃げるか…戦うか…
そこで下した決断はそのどちらでもなかった。
たとえジリ貧だろうと、絶望的であろうとも戦う。
よっしゃこい!
その頃ミントは自分の不甲斐なさを実感していた。
私の職業、弓使は絶対必要な職業ではない。
弓使:ややマイナー職業
貫通力が凄まじく防具すらも貫通するがその命中率はとても低い。
そういえば何で私、弓使になったんだ?
確か…お姉ちゃんが弓使で…かっこいいって思ったんだ。
私の姉は最強の弓使と言われ絶対命中を誇る。
それに比べて私は命中率が80パーセントを超えたばかり
パーティを組む時もケイの反対を押し切ってなったのに何してんだ私…
『お姉ちゃん、何で弓使になったの?』
何これ…
『んっとねー、前衛とかは私の体じゃ無理だし…後衛も魔力が無くなったら魔法使えなくなるしさ、でも弓使なら魔力が無くても使えるし矢が無くても石投げればいいしさ。
そんな醜い足掻きがかっこいいと思ったんだよね』
そうだ、いつかしたお姉ちゃんとの会話だ。
私なんて答えたっけ…
『醜くなんてないよ!決めた、私弓使になる』
『えぇー、ミントは魔法使いの方が良いよ、僧侶も良いかも』
『違うの、私はカッコよくなりたいの』
そう私はカッコいい弓使になるんだ。
じゃあ、こんなとこでくたばっちゃダメだよね。
私はおもむろに立ち上がる。
天地操士はシュウゴの相手をしていて、戦闘不能の私達に目もくれない。
驚くケイとリムを無視して私は静かに弓を引いた。
お姉ちゃんと同じ絶対的命中率を誇る訳ではない。
ならお姉ちゃんと肩を並べてカッコよくなるためには別の所で上回る必要がある。
お姉ちゃんに無くて私にある物…魔力。
魔力量ならお姉ちゃんに勝てる。
私は魔力の使い方がわからない。
だから幸い魔力の使用量はゼロ。
この魔力をどう使うのか、答えはただ一つ、魔力を矢に込めて放つ。
ってな感じで腰裏に手を伸ばして気づいた。
あと一本しかない…おお、これは緊張するなぁ。
この展開燃えるね、最後の矢を弓に構える。
どうすれば魔力がこもるのだろう…ケイが魔法はイメージだと言っていた。
目を閉じる、私には魔力というものがイメージできないので何か別の物に変換する。
私は魂に宿る炎をイメージした、その炎を矢に上手に移す。
目を開けるといつのまにか矢の先端が赤く変わっていた。
少し炎を帯びているようだ。
弓を引いて放つ、その時に無意識にこんなことを言っていた。
「ファイヤアロー」
お願い当たって…
「なっ…」
天地操士は驚く、当たり前だ。
するとシュウゴはニヤッと笑って。
「斬撃ー超ー」
そしてザックリとやられてしまう。
すると、私はいきなり膝をつき倒れた。
あーイメージで魂から取っちゃったからかな?
そんなぼんやりとした思考の中に一つしっかりと考えていることがあった。
シュウゴ、カッコよかったよ。
天地操士の敗北と共にミントは倒れた。
シュウゴに関してもギリギリの状態を保っているように見えた。
ここはひとまず休憩が必要だな、僕とリムが回復するまではせめて。
ケイがそんな風に思っていると…
「あ、いたいた」
そんな呑気な声が聞こえた。
「結構危ないな、全員瀕死だ」
そう危惧する声。
「意識ありますか?」
心配そうにこちらを見ていそうな声。
「こりゃわしが運ぶ必要がありそうじゃ」
戦士にテンプレみたいな声も。
僕はゆっくり目を開けてやっとその声の正体に気づいた。
「勇者…一行…」
勇者一行:姉さんが所属するパーティでその強さは僕らの比ではない。
「おう、意識はあるな」
そういえば勇者はシュウゴの剣の師って言ってたっけ。
「襲撃…いました…4人…重症…す…」
「もう大丈夫です」
「わしらが来たからには安心じゃガハハハ」
そのよゆうのある笑いに警戒していた訳ではないが安心した。
「あり…と…ござい…す」
さて、あれから3日、俺たちは意識を取り戻した。
「飯だー席につけ」
「わー」
最近はそんな何気ない日常を送っている。
ただ一つ、今日はリビングの椅子に座る影があった事だけが相違点だと言える。
その影はこう言った。
「あなた達に言わなければならない事があります」
俺たちはその事柄に驚愕することになる。
ん、待てよ…斬殺・滅は当たってない。
と、言ってもあの技は絶対命中だ。
今からでは避けられない。
ならば同じ威力を出して弾き返せば良い。
ただし、相手より速く技を撃たなければならない。
そんな都合のいい技が…あった!雷閃斬
だけど、まだ間に合わない。
もっと強くもっと早く、もっともっとだ!
いっけぇぇぇぇぇぇ!
ここから先は記憶がない、おそらく無意識だったんだろう。
〈最適武器〉発動。
〈雷閃斬ー神速ー〉発動。
その速さはまさに雷を超えたものだった。
結果、見事出来た。
疲労はかなりしているがまだなんとかなる程度である。
ケイ達と合流しないと。
あ、そうそう敵はもういないよな…
サーチ!
は、ミントに超高速で接近している奴がいる。
これは中々ヤバいな。
サーチ結果ではケイ達と交戦してた奴らに勝ったみたいだが、疲労は相当なもののはず。
特にミントは体力が低く不意打ちに弱い、危うく死んでしまう可能性もある。
まともに戦える俺は間に合わない…どうする?
俺はこの瞬間後悔した。
ちょっと離れすぎたな。
奴がミントと接触するまで2秒
ある程度近づいて分かった事は奴は天地操士だった。
天地操士・上級職の天地属性スペシャリストで
多くの戦闘職業の中で唯一自然魔素を操れる。
得意属性雷に俺は不利だ…
さらに、間に合わない。
もっと早く、なんとか出来ないのか…
早く…速く?速く!
思いついたのは雷。
重ねて言おう雷だ。
雷は僕の得意属性であり、一撃必殺で反動を考えずに火力と速さに特化した属性である。
技の勢いに乗って走れば間に合うか?
何であろうと間に合わせる!
そして天地操士がミントと接触するまで0.5秒
ミントは既に天地操士接近には気づいている
しかし到底接触を防げるほどではない。
つまり、ここまで近づいた今でさえ
接触を防げるのは自分だけと言う事実は変わっていない。
そして接触までの時間は迫る。
もはや、接触までの時間計算の誤差も考えられない。
残り0.4、0.3、0.2、0.1。
彼我の距離は80メートル。
一見すると絶望的に見える数字もそれは希望となった。
ミント!絶対に死なせない!
80メートル、そこは既に俺の間合いだぁぁぁ!
「波動剣ー雷ー」
瞬間、ものすごい反動を味わう…反対方向に投げ飛ばされそうになる程の。
それをどうにか踏ん張って、さらに接近する。
これで相手がくたばるかと言われてもそうではないだろう。
「雷閃斬」
やはり雷属性の技ではダメージが入らない。
「…」
そこでようやく天地操士が言葉を発した。
「クックックッ、主は雷属性の使い手のようだな
相性不利に戦闘不能3人では私には勝てないさ」
「すまんシュウゴ」
ケイお前が謝る必要はないさ。
「大丈夫」
俺の技では天地操士を倒す事はできない。
逃げるか…戦うか…
そこで下した決断はそのどちらでもなかった。
たとえジリ貧だろうと、絶望的であろうとも戦う。
よっしゃこい!
その頃ミントは自分の不甲斐なさを実感していた。
私の職業、弓使は絶対必要な職業ではない。
弓使:ややマイナー職業
貫通力が凄まじく防具すらも貫通するがその命中率はとても低い。
そういえば何で私、弓使になったんだ?
確か…お姉ちゃんが弓使で…かっこいいって思ったんだ。
私の姉は最強の弓使と言われ絶対命中を誇る。
それに比べて私は命中率が80パーセントを超えたばかり
パーティを組む時もケイの反対を押し切ってなったのに何してんだ私…
『お姉ちゃん、何で弓使になったの?』
何これ…
『んっとねー、前衛とかは私の体じゃ無理だし…後衛も魔力が無くなったら魔法使えなくなるしさ、でも弓使なら魔力が無くても使えるし矢が無くても石投げればいいしさ。
そんな醜い足掻きがかっこいいと思ったんだよね』
そうだ、いつかしたお姉ちゃんとの会話だ。
私なんて答えたっけ…
『醜くなんてないよ!決めた、私弓使になる』
『えぇー、ミントは魔法使いの方が良いよ、僧侶も良いかも』
『違うの、私はカッコよくなりたいの』
そう私はカッコいい弓使になるんだ。
じゃあ、こんなとこでくたばっちゃダメだよね。
私はおもむろに立ち上がる。
天地操士はシュウゴの相手をしていて、戦闘不能の私達に目もくれない。
驚くケイとリムを無視して私は静かに弓を引いた。
お姉ちゃんと同じ絶対的命中率を誇る訳ではない。
ならお姉ちゃんと肩を並べてカッコよくなるためには別の所で上回る必要がある。
お姉ちゃんに無くて私にある物…魔力。
魔力量ならお姉ちゃんに勝てる。
私は魔力の使い方がわからない。
だから幸い魔力の使用量はゼロ。
この魔力をどう使うのか、答えはただ一つ、魔力を矢に込めて放つ。
ってな感じで腰裏に手を伸ばして気づいた。
あと一本しかない…おお、これは緊張するなぁ。
この展開燃えるね、最後の矢を弓に構える。
どうすれば魔力がこもるのだろう…ケイが魔法はイメージだと言っていた。
目を閉じる、私には魔力というものがイメージできないので何か別の物に変換する。
私は魂に宿る炎をイメージした、その炎を矢に上手に移す。
目を開けるといつのまにか矢の先端が赤く変わっていた。
少し炎を帯びているようだ。
弓を引いて放つ、その時に無意識にこんなことを言っていた。
「ファイヤアロー」
お願い当たって…
「なっ…」
天地操士は驚く、当たり前だ。
するとシュウゴはニヤッと笑って。
「斬撃ー超ー」
そしてザックリとやられてしまう。
すると、私はいきなり膝をつき倒れた。
あーイメージで魂から取っちゃったからかな?
そんなぼんやりとした思考の中に一つしっかりと考えていることがあった。
シュウゴ、カッコよかったよ。
天地操士の敗北と共にミントは倒れた。
シュウゴに関してもギリギリの状態を保っているように見えた。
ここはひとまず休憩が必要だな、僕とリムが回復するまではせめて。
ケイがそんな風に思っていると…
「あ、いたいた」
そんな呑気な声が聞こえた。
「結構危ないな、全員瀕死だ」
そう危惧する声。
「意識ありますか?」
心配そうにこちらを見ていそうな声。
「こりゃわしが運ぶ必要がありそうじゃ」
戦士にテンプレみたいな声も。
僕はゆっくり目を開けてやっとその声の正体に気づいた。
「勇者…一行…」
勇者一行:姉さんが所属するパーティでその強さは僕らの比ではない。
「おう、意識はあるな」
そういえば勇者はシュウゴの剣の師って言ってたっけ。
「襲撃…いました…4人…重症…す…」
「もう大丈夫です」
「わしらが来たからには安心じゃガハハハ」
そのよゆうのある笑いに警戒していた訳ではないが安心した。
「あり…と…ござい…す」
さて、あれから3日、俺たちは意識を取り戻した。
「飯だー席につけ」
「わー」
最近はそんな何気ない日常を送っている。
ただ一つ、今日はリビングの椅子に座る影があった事だけが相違点だと言える。
その影はこう言った。
「あなた達に言わなければならない事があります」
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