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番外編 大学生になった二人のその後
とある朝
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今日は午後から大学に行くことになっている。
なのに体調はまだ万全ではなく、主に腰と喉が痛い。
発情期終わりだ。
1週間。ピークは約4~5日間ほど、残りは調子を整える為に休んでいた。調子はイマイチだが。
隙がある時に朔が発情期休暇を大学に申請をしてくれていた。
本当に突然来た発情期だったから、申請が遅くなってしまった。発情期が始まって2日後ぐらいに申請をしただとか。申し訳ない。
今日は午後から、プリントやら書類やら貰いに大学に行くことになっている。
だから、黙々と準備をしていた。
「ね、優希」
朔に後ろから腰に腕をまわされる。
朔は今起きたのか、俺に体重かけてきて、重たいし、動きずらい。
「ちょっと、重い、」
「もう行くの?休まなくて、平気?」
「ッ、」
スルッと、腰をさすられる。
「"おい"」
「ごめんなさい」
発情期が終わったばかりだから、まだ身体が敏感になっているのだ。
だから触れられるだけで、なんかソワッとなる。
意識がハッキリしている今は、この感覚がなんか、違和感。
「全く平気じゃないけど、大学には行く。」
「そんな。俺は優希と離れたくないのに。まだ余韻に浸っていたいのになぁ、なんて。・・・、あの優希さん、手、つねらないで、痛い」
「ふざけたこと言ってないで、お前も早く準備しろ。」
くっつこうとベタベタしてくる朔を睨みつける。
いい加減にしろと。
「わかったよ・・・もう」
残念そうに息を吐く朔の腕が離れた。
身体が軽くなる。
朔と話しているうちに準備はもう済んだ。
「じゃ、俺は先に───」
行くから。
と言いかけ、顔を上げた時。
朔の手が伸びてきて、頬と頭を撫でるように触れた。
そしてフッと微笑んだ朔の顔がすぐ目の前に近づいてくる。
相変わらず、かっこいい、な。
いや、そうじゃなくて、
これ、おれ、き、きす、される
目をギュッと閉じた。
その時。
柔らかい感触がおでこに伝わる。
ちゅっ
「へ、」
目がパチクリする。
「行ってらっしゃい、優希」
普段通りの朔に対し、優希はとてつもなく困惑していた。そしてそれは羞恥心へと変わっていく。
は、な、なんだ、お、おれ、キスされるかとおもって、
期待、してしまった。
『へ、』なんて、間抜けな反応をしてしまった。
「~~~~~~っ!」
恥だ恥晒し最悪。
「あれ?優希?」
顔に熱が籠る感覚がする。
あぁ、もう、この、朔の、
「へ、へたれ!!!!!!!!!!」
顔を真っ赤にした優希は俺に「ヘタレ」なんて吐き捨てて大学で行ってしまった。
「・・・・・・・・・はぁ~~~~~~~」
俺は大きなため息を吐き、その場にしゃがみ込み頭を抱える。
もう、限界
「可愛すぎる。」
この後また大学で会うのに、飛び出て行っちゃって。
優希にあったら、おそらくあからさまに避けられちゃうなこれは。
「ははっ、やばいわぁ」
優希愛がバカな朔であった。
なのに体調はまだ万全ではなく、主に腰と喉が痛い。
発情期終わりだ。
1週間。ピークは約4~5日間ほど、残りは調子を整える為に休んでいた。調子はイマイチだが。
隙がある時に朔が発情期休暇を大学に申請をしてくれていた。
本当に突然来た発情期だったから、申請が遅くなってしまった。発情期が始まって2日後ぐらいに申請をしただとか。申し訳ない。
今日は午後から、プリントやら書類やら貰いに大学に行くことになっている。
だから、黙々と準備をしていた。
「ね、優希」
朔に後ろから腰に腕をまわされる。
朔は今起きたのか、俺に体重かけてきて、重たいし、動きずらい。
「ちょっと、重い、」
「もう行くの?休まなくて、平気?」
「ッ、」
スルッと、腰をさすられる。
「"おい"」
「ごめんなさい」
発情期が終わったばかりだから、まだ身体が敏感になっているのだ。
だから触れられるだけで、なんかソワッとなる。
意識がハッキリしている今は、この感覚がなんか、違和感。
「全く平気じゃないけど、大学には行く。」
「そんな。俺は優希と離れたくないのに。まだ余韻に浸っていたいのになぁ、なんて。・・・、あの優希さん、手、つねらないで、痛い」
「ふざけたこと言ってないで、お前も早く準備しろ。」
くっつこうとベタベタしてくる朔を睨みつける。
いい加減にしろと。
「わかったよ・・・もう」
残念そうに息を吐く朔の腕が離れた。
身体が軽くなる。
朔と話しているうちに準備はもう済んだ。
「じゃ、俺は先に───」
行くから。
と言いかけ、顔を上げた時。
朔の手が伸びてきて、頬と頭を撫でるように触れた。
そしてフッと微笑んだ朔の顔がすぐ目の前に近づいてくる。
相変わらず、かっこいい、な。
いや、そうじゃなくて、
これ、おれ、き、きす、される
目をギュッと閉じた。
その時。
柔らかい感触がおでこに伝わる。
ちゅっ
「へ、」
目がパチクリする。
「行ってらっしゃい、優希」
普段通りの朔に対し、優希はとてつもなく困惑していた。そしてそれは羞恥心へと変わっていく。
は、な、なんだ、お、おれ、キスされるかとおもって、
期待、してしまった。
『へ、』なんて、間抜けな反応をしてしまった。
「~~~~~~っ!」
恥だ恥晒し最悪。
「あれ?優希?」
顔に熱が籠る感覚がする。
あぁ、もう、この、朔の、
「へ、へたれ!!!!!!!!!!」
顔を真っ赤にした優希は俺に「ヘタレ」なんて吐き捨てて大学で行ってしまった。
「・・・・・・・・・はぁ~~~~~~~」
俺は大きなため息を吐き、その場にしゃがみ込み頭を抱える。
もう、限界
「可愛すぎる。」
この後また大学で会うのに、飛び出て行っちゃって。
優希にあったら、おそらくあからさまに避けられちゃうなこれは。
「ははっ、やばいわぁ」
優希愛がバカな朔であった。
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初めまして。コメント失礼します。
優希くん自身がβだから離れないといけない辛さで苦しんでどうなるかと心配だったけど、よかったです(,,ᴗ ̫ᴗ,,)♡⋆*
朔くんは小さな時から優希くんが運命って気がついていたんですね💕
優希くんが変わるまで待つ朔くん長かったけどドキドキだったのかな。
素敵なお話ありがとうございます(,,ᴗ ̫ᴗ,,)ꕤ*.゚
番った二人もみてみたかったです。
感想ありがとうございます!!!!!
私自身も優希と朔がこれからどうなるか考えて、すごく悩みました〜。
短い話でしたが、満足していただいてとても嬉しいです。
いつか番外編で話を追加できたらいいなと思っています。
読んでくれてありがとうございます!!!!!
あっという間に読み終わりました!もっともっと読みたかったのですが長編ではないためβからΩへの変性部分が割と短めでゆうきの葛藤部分も割とあっさりでしたが面白かったです!ありがとうございます!
感想ありがとうございます!!!!!
執筆経験が浅い為、色々不安でしたが、面白いと言っていただきとても嬉しいです〜😭
今回は短編でしたが、いつか長編にも挑戦してみたいと思ってます。
読んでくれてありがとうございます!!!!!