102 / 145
7月と円舞曲
7月と円舞曲 12
しおりを挟む
「ユーリ! おい、ユーリ! しっかりしろ!」
耳元で名を呼ばれ、肩を激しく揺さぶられる。
何度か瞬きを繰り返すと、焦点がはっきりしてきた。目の前にクルトがいる。肩を揺さぶっていたのも彼だった。
「あれ? わたし……」
今まで放心して座り込んでいたようだ。気がつけば、 あたりにはいつのまにか多くの人々が集まって、わたしたちを取り囲み、ざわざわと戸惑いと好奇心の入り混じったような、どこか不穏な空気を漂わせている。
「お前、怪我してないか? どこか痛いところは?」
「え、ええ、大丈夫……」
クルトの勢いに押されながらも頷いたところで我に返った。
「そ、そうだ、リコリスさんは!?」
慌てて見回すと、先ほどまで目の前に倒れていたはずのリコリスさんの姿はなく、その代わりのように、石の床には何かが燃えたような禍々しい黒い跡が残っていた。
「覚えていないのか?」
「なんとかして火を消そうとしたところまでは記憶にあるんですけど……」
その後のことが思い出せない。そんなわたしに言い聞かせるようにクルトが口を開く。
「あの時、広間の誰かがテラスでの異常に気付いて……その後、リコリスさんはすぐに運ばれていった。今頃は別室で治療を受けているだろう」
「リコリスさん、助かったんですか? 容態は……?」
「意識はあったようだが……俺にも詳しくはわからない。すまない」
その時の痛ましい様子を見ていたのか、クルトは顔を歪めて俯く。
「――妹の持っていた蝋燭の炎が、運悪く彼女の髪に燃え移ったんです。あっという間の出来事でした――」
アレクシスさんが、集まった人々にあの時の状況を説明しているようだ。
それを聞いていると、先程の光景が思い出されるようで、わたしは身震いして自分の腕を抱く。するとクルトが自分の上着を脱いで、肩に掛けてくれた。
「立てるか? とにかく、ここから離れるんだ」
その言葉に従い、肩を抱かれるように室内へと連れていかれる。
壁際に置かれた椅子にわたしを座らせると、クルトはひとりその場を離れる。
すぐに戻ってきた彼の手にはグラスがひとつ。
「これを少し飲むといい」
差し出されたグラスには良い香りのする赤い液体が入っている。ワインだ。
「一度にたくさん飲みすぎるなよ。少しずつ、ゆっくり……そうだ、それでいい」
言われるまま、何度かに分けてワインをゆっくりと口に含んでゆく。
しばらくすると、身体がふわっと温かくなり、全身の強張りが解けていくような気がした。そのまま大きく息を吐く。
少しだけ冷静さを取り戻したわたしは周囲の様子に目を向ける。
目立った混乱は起きていないものの、時折どこかから荒々しい足音や誰かの大きな声が聞こえる。目の前の床にはひっくり返った皿が落ちていて、端からはみ出した肉料理と赤いソースが絨毯に血のような染みを作っていた。反面、近くのテーブルの上では何事も無かったかのように、輝く職台の上で白い蝋燭が静かに炎を揺らしている。
けれど、わたしはそれらの様子を、どこか薄い膜一枚隔てたところから眺めているような感覚にとらわれていた。
それよりも頭の中に蘇るのは先ほどの光景。炎に包まれたリコリスさんと彼女の悲鳴、あたりに漂う髪の焼けるようなにおい。
まさか、眼の前であんなことが起こるだなんて……
俯いて両手で顔を覆うと、目を閉じゆっくりと深い呼吸を繰り返す。
不意に背中を抱かれるような感触がして、顔を上げる、すぐ隣りに屈みこむクルトの姿があった。それを見て、急に心細いような、それでいて安堵したような気持ちに襲われて、思わず彼のシャツを掴む。
「大丈夫。大丈夫だから。もう余計な事を考えなくていい。お前はただ不幸な事故に巻き込まれたんだ」
そう言いながら彼は大きな手でわたしの背中をそっと撫でてくれる。その姿が、同じようにして背中を撫でてくれたロザリンデさんと重なる。その優しくて穏やかな口調も。
暫くそうしていると、再びざわめきかけたわたしの心は鎮まっていくようだった。
「少しは落ち着いたか?」
頷くと、クルトはわたしの顔を覗き込む。
「顔色もさっきより良くなったみたいだな。歩けるか? 急かすようで悪いが、早くこの屋敷から出たほうがいい。リコリスさんの事故は気の毒だが、俺たちに出来ることは何もないし、ランデル家にとっても、こんな状況の中いつまでも客に居座られるのは迷惑だ。それに、お前だってこれ以上ここにいるのは辛いだろう?」
クルトの言う通りなのかもしれない。リコリスさんの様子は気になるが、家族でもない自分たちが軽々しく首を突っ込んで良い領分ではないだろう。
それに、わたし自身早くこの異様な空気の漂う場所から遠ざかりたいというのも当たっていた。
大人しくクルトの言葉に従い、腕を引かれるまま椅子から立ち上がる。
他の招待客たちも落ち着かない様子で広間に集まり、ざわめきの中、不安そうな目をあちらこちらに向けている。その脇を通り抜けながら、わたしは唐突にテラスを振り返りたい衝動に駆られた。
恐ろしいはずなのに、何故だか気にせずにはいられない。子供の頃、きょうだいたちからふざけ半分で幽霊や悪魔に関する怖い話を聞かされた事がある。そんな時、わたしはいつも耳を塞ぐことができずに聞き入ってしまっていた。怖いと思いながらも、その恐ろしいものの正体が気になって仕方が無かった。今この瞬間、それに似た感覚に襲われていた。
その衝動に抗えず、おそるおそるテラスを振り返る。
そこは静かだった。あんなに恐ろしい出来事のあったはずの場所なのに、今はまるで何事もなかったように、静謐な夜の空気の中にある。けれど、確かにあれは夢では無いのだ。あの場所でリコリスさんは炎に包まれ――
すぐに振り返ったことを後悔する。あの時の事を思い出しそうになってしまったからだ。慌てて目を逸らそうとして、ふと、視界になにか動くものを見つけた。
テラスに誰かがいる。目を凝らすと、広間からの明かりを受けてぼんやりと浮かび上がるその姿はアレクシスさんのようだった。
あんなところで何をしているんだろう。リコリスさんについていなくても良いんだろうか?
それとも、例の落し物をまだ探しているとか? なんだか大切なもののようだったし……でも、灯りも持たずに……?
わたしはふと、近くのテーブルに目を向ける。そこには他のテーブルと変わらず、燭台の上の白い蝋燭の炎が揺れている。それを見て足を止めた。
動かないわたしを不審に思ったのかクルトが振り返る。
「どうかしたのか?」
心配そうな彼の顔と床とを交互に見比べながら、わたしは躊躇いがちに口を開いた。
「ねえクルト。頼みたい事があるんです」
耳元で名を呼ばれ、肩を激しく揺さぶられる。
何度か瞬きを繰り返すと、焦点がはっきりしてきた。目の前にクルトがいる。肩を揺さぶっていたのも彼だった。
「あれ? わたし……」
今まで放心して座り込んでいたようだ。気がつけば、 あたりにはいつのまにか多くの人々が集まって、わたしたちを取り囲み、ざわざわと戸惑いと好奇心の入り混じったような、どこか不穏な空気を漂わせている。
「お前、怪我してないか? どこか痛いところは?」
「え、ええ、大丈夫……」
クルトの勢いに押されながらも頷いたところで我に返った。
「そ、そうだ、リコリスさんは!?」
慌てて見回すと、先ほどまで目の前に倒れていたはずのリコリスさんの姿はなく、その代わりのように、石の床には何かが燃えたような禍々しい黒い跡が残っていた。
「覚えていないのか?」
「なんとかして火を消そうとしたところまでは記憶にあるんですけど……」
その後のことが思い出せない。そんなわたしに言い聞かせるようにクルトが口を開く。
「あの時、広間の誰かがテラスでの異常に気付いて……その後、リコリスさんはすぐに運ばれていった。今頃は別室で治療を受けているだろう」
「リコリスさん、助かったんですか? 容態は……?」
「意識はあったようだが……俺にも詳しくはわからない。すまない」
その時の痛ましい様子を見ていたのか、クルトは顔を歪めて俯く。
「――妹の持っていた蝋燭の炎が、運悪く彼女の髪に燃え移ったんです。あっという間の出来事でした――」
アレクシスさんが、集まった人々にあの時の状況を説明しているようだ。
それを聞いていると、先程の光景が思い出されるようで、わたしは身震いして自分の腕を抱く。するとクルトが自分の上着を脱いで、肩に掛けてくれた。
「立てるか? とにかく、ここから離れるんだ」
その言葉に従い、肩を抱かれるように室内へと連れていかれる。
壁際に置かれた椅子にわたしを座らせると、クルトはひとりその場を離れる。
すぐに戻ってきた彼の手にはグラスがひとつ。
「これを少し飲むといい」
差し出されたグラスには良い香りのする赤い液体が入っている。ワインだ。
「一度にたくさん飲みすぎるなよ。少しずつ、ゆっくり……そうだ、それでいい」
言われるまま、何度かに分けてワインをゆっくりと口に含んでゆく。
しばらくすると、身体がふわっと温かくなり、全身の強張りが解けていくような気がした。そのまま大きく息を吐く。
少しだけ冷静さを取り戻したわたしは周囲の様子に目を向ける。
目立った混乱は起きていないものの、時折どこかから荒々しい足音や誰かの大きな声が聞こえる。目の前の床にはひっくり返った皿が落ちていて、端からはみ出した肉料理と赤いソースが絨毯に血のような染みを作っていた。反面、近くのテーブルの上では何事も無かったかのように、輝く職台の上で白い蝋燭が静かに炎を揺らしている。
けれど、わたしはそれらの様子を、どこか薄い膜一枚隔てたところから眺めているような感覚にとらわれていた。
それよりも頭の中に蘇るのは先ほどの光景。炎に包まれたリコリスさんと彼女の悲鳴、あたりに漂う髪の焼けるようなにおい。
まさか、眼の前であんなことが起こるだなんて……
俯いて両手で顔を覆うと、目を閉じゆっくりと深い呼吸を繰り返す。
不意に背中を抱かれるような感触がして、顔を上げる、すぐ隣りに屈みこむクルトの姿があった。それを見て、急に心細いような、それでいて安堵したような気持ちに襲われて、思わず彼のシャツを掴む。
「大丈夫。大丈夫だから。もう余計な事を考えなくていい。お前はただ不幸な事故に巻き込まれたんだ」
そう言いながら彼は大きな手でわたしの背中をそっと撫でてくれる。その姿が、同じようにして背中を撫でてくれたロザリンデさんと重なる。その優しくて穏やかな口調も。
暫くそうしていると、再びざわめきかけたわたしの心は鎮まっていくようだった。
「少しは落ち着いたか?」
頷くと、クルトはわたしの顔を覗き込む。
「顔色もさっきより良くなったみたいだな。歩けるか? 急かすようで悪いが、早くこの屋敷から出たほうがいい。リコリスさんの事故は気の毒だが、俺たちに出来ることは何もないし、ランデル家にとっても、こんな状況の中いつまでも客に居座られるのは迷惑だ。それに、お前だってこれ以上ここにいるのは辛いだろう?」
クルトの言う通りなのかもしれない。リコリスさんの様子は気になるが、家族でもない自分たちが軽々しく首を突っ込んで良い領分ではないだろう。
それに、わたし自身早くこの異様な空気の漂う場所から遠ざかりたいというのも当たっていた。
大人しくクルトの言葉に従い、腕を引かれるまま椅子から立ち上がる。
他の招待客たちも落ち着かない様子で広間に集まり、ざわめきの中、不安そうな目をあちらこちらに向けている。その脇を通り抜けながら、わたしは唐突にテラスを振り返りたい衝動に駆られた。
恐ろしいはずなのに、何故だか気にせずにはいられない。子供の頃、きょうだいたちからふざけ半分で幽霊や悪魔に関する怖い話を聞かされた事がある。そんな時、わたしはいつも耳を塞ぐことができずに聞き入ってしまっていた。怖いと思いながらも、その恐ろしいものの正体が気になって仕方が無かった。今この瞬間、それに似た感覚に襲われていた。
その衝動に抗えず、おそるおそるテラスを振り返る。
そこは静かだった。あんなに恐ろしい出来事のあったはずの場所なのに、今はまるで何事もなかったように、静謐な夜の空気の中にある。けれど、確かにあれは夢では無いのだ。あの場所でリコリスさんは炎に包まれ――
すぐに振り返ったことを後悔する。あの時の事を思い出しそうになってしまったからだ。慌てて目を逸らそうとして、ふと、視界になにか動くものを見つけた。
テラスに誰かがいる。目を凝らすと、広間からの明かりを受けてぼんやりと浮かび上がるその姿はアレクシスさんのようだった。
あんなところで何をしているんだろう。リコリスさんについていなくても良いんだろうか?
それとも、例の落し物をまだ探しているとか? なんだか大切なもののようだったし……でも、灯りも持たずに……?
わたしはふと、近くのテーブルに目を向ける。そこには他のテーブルと変わらず、燭台の上の白い蝋燭の炎が揺れている。それを見て足を止めた。
動かないわたしを不審に思ったのかクルトが振り返る。
「どうかしたのか?」
心配そうな彼の顔と床とを交互に見比べながら、わたしは躊躇いがちに口を開いた。
「ねえクルト。頼みたい事があるんです」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる