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7月の秘密
7月の秘密 6
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「驚いたな。なんで知ってるの? もしかして、どこかで会ったことある? 僕と君みたいに」
イザークは目を瞠った。
わたしは混乱した頭で考える。
まさか、わたしたちがきょうだいだった……?
でも、それなら、ヴェルナーさんがわたしたち二人の事を「似ている」と言ったのも頷ける。確かにあの人もエミールさんとわたしの髪の色が似ていると言っていた。それに、性格も……
返事をしないわたしがショックを受けているのかと思ったのか、イザークが続ける。
「そんなに悲しまなくてもいいよ。他にもきょうだいは沢山いるから。僕もそのうちのひとりなんだ。もっとも、母親は違うけど」
「え?」
きょうだいだと名乗った目の前の少年は、妖しく目を細める。
「僕たちのお父様は、表舞台にこそ出ないものの、たいへんな権力を持っていてね。それこそ、この国の命運を左右しかねないくらいの。お父様は優秀な後継者を欲しがってる。その為にいろんな環境で自分の子供を育てる実験をしてるのさ。お父様の力のおこぼれにあずかろうとする側近達の集団――通称『機関』に子供を預けてね。もちろん、機関に属する側近達も競うように熱心にそのこども達を育てるよ。優秀な子に育て上げれば、自分やその跡継ぎが取り立ててもらえるチャンスだからね。でも、お父様は女のこどもにはあんまり興味ないんだ。だから君はおざなりにされてたんだけど、さっきも言ったとおり、君の兄が入学直前に残念な事になっちゃったからね。彼と君の後見人でもある人物が焦ってしまった。それで、性別だろうが年齢だろうが関係なく、君をこの学校に放り込んだってわけ。君がとある犯罪を暴いたって聞きつけて、芽が出ると踏んだのか……でも、詳しい事情を説明してないところを見ると、あわよくば……って感じかもね」
「な、なにそれ……そんなの、おかしいです。自分のこどもをそんな風に育てるなんて……」
「お父様の崇高な思想を理解するのは、君にはまだ難しいかな?」
イザークは首を傾げると、わたしとの間を詰める。
「ねえ、この機に僕たち、手を組まない? 承諾してくれたら君の性別の事は黙っていてあげるし、今よりいい生活をさせてあげる。もちろん卒業してからも。僕の後見人は、君の後見人より遥かに力があるんだ。君だって、孤児院の連中みたいな最期は遂げたくないでしょ?」
「それって、どういう……」
「わからない? 君が育った孤児院、火事で無くなったんだよね? あれ、機関がやったんだよ。君がこの学校に入学すれば用済みだし、君を通じて機関の存在が外に漏れないようにって。そのために全部燃やしてしまえば手っ取り早いでしょ」
それを聞いて、わたしは口元を手で覆う。
「なんて――なんてひどいこと」
そう口にするのが精一杯だった。
この人達が孤児院を? その為だけに? まさか。そんなの、狂っている。
なによりも、そんな恐ろしいことを、まるでなんでもないことのように口にするイザークを見て、背中に冷たいものを感じた。
あまりの衝撃に、思わずよろめきそうになりながらも、なんとか踏みとどまる。
「君も落ちこぼれに認定されたら、同じように処分されちゃうかもしれないんだよ。そんなの嫌でしょ? だからさ……」
イザークは優しげに微笑む。その笑顔に、彼の言うとおりにすればすべて上手く行のではと錯覚してしまいそうになる。誘惑に負けまいと必死にわたしは後ずさる。
いやだ、こんなところ。逃げ出したい。いや、逃げなければならない。だから、わたしは、わたしは――
わたしは考えるときの癖で、左目の下に指をあてる。
その途端、落ち着きと共に、思考が鮮明になったような気がした。
少しの間を置いた後、わたしは静かな声で告げる。
「……あなたは、いえ、あなただけじゃない。あなた達の機関とやらも勘違いをしています。わたしは――わたしは、ユーリじゃありません」
イザークはあしらうように軽く笑う。
「この後に及んで言い逃れする気? 僕を侮らないで。名前だけじゃない。年齢、体格に髪の色、目の色――すべてが君の特徴と一致している。それに、君にはユーリである印として、足に痣があるはずだ。まさか無いとは言わせないよ。調べはついてるんだからね」
「ええ、確かにわたしの足には痣のようなものがあります。けれど、正確にはそれは痣ではなく『火傷の跡』なんです。あなたはさっき幼い頃に会った事があると言いましたけど、わたしは思い出せなかった。それは、あなたが会ったのがわたしではなく、『本物のユーリ』だったからです」
「ちょっと待ってよ。『本物のユーリ』ってなに。それじゃあ君は誰なわけ?」
「わたしの本当の名前は――アウグステ。八月生まれのアウグステです」
イザークは黙ったまま不審そうに眉をひそめる。わたしが孤児院で一緒に育ったこどものことまでは知らないんだろう。
「あなたはユーリと会うために、随分と強引に彼女を連れ去ったみたいですね。そのせいで、孤児院ではちょっとした騒ぎになりました。それはそうですよね。大切な支援者からの預かり物だったこどもが一時的に行方不明になってしまったんですから。幸い無事だったものの、これから先もまた同じようなことが起こるかもしれない。それを恐れた教会の人たちは、本物のユーリと外見の似ているわたし――アウグステとを入れ替えたんです。もしかしたら、最初からわたしはユーリのスペアのつもりであの孤児院に引き取られたのかもしれません。あんなに特徴の重なるこどもが、同じ孤児院で育つなんてことは珍しいでしょうから。ともかく、その事件のすぐ後に、わたしは火傷を負いました――それも、教会の人たちによって、焼けた火箸を足に押し付けられて……その結果、わたしはユーリと名乗ることになり、痣を隠した本物のユーリは、アウグステと名乗ることになったんです」
「……まさか」
「たぶん、ある程度成長して、身の安全が保障されるまでは、その入れ替わりを継続するつもりだったんでしょう。けれど、そこで予想外の出来事が起きてしまった。ユーリの兄であるエミールの死です」
わたしはイザークの顔をじっと見つめながら続ける。
「大切な『お父様』からの預かり物であるこどもをなくした後見人は焦ったんでしょう。挽回するべくエミールの妹をこの学校に送り込むことを考えた。折りよくその妹が、ある事件の真相を暴いたと聞いて、何かしらの才能があると踏んで。けれど教会側も困ったでしょうね。それをしたのは本物のユーリではない、身代わりのこどもだったんですから。だけど、そんな事を後見人に伝えれば、信頼を損ねて寄付を打ち切られてしまうかもしれない。かといって、幼い頃ならまだしも、14歳にまで成長した子供をまた入れ替えるなんて難しいでしょう。だから、教会は入れ替えた事実を隠蔽し、わたしを『ユーリ』のまま、この学校に送り込んだ。だって、わたしと本物のユーリは外見の特徴が同じだったんですから。入れ替えたままでもばれないと思ったんでしょうね」
「馬鹿な……まさか、そんなこと……」
にわかには信じられないといった様子でイザークは呟く。
「わたしの言うこと、嘘だと思いますか? それなら確かめてみますか? 本物の『ユーリ』と並べて比較して……そんなことできませんよね。全て燃えて無くなってしまったんですから。やったのはあなた達の機関です。あなた達は、自分達の手によって、大切な『お父様のこども』をひとり、この世から葬り去ってしまったんですよ」
黙り込んで考える素振りを見せるイザークに対し、わたしは畳み掛ける。
「ねえ、イザーク。わたし、気になっていた事があるんです」
イザークがちらりとこちらを見た。
「もしかして、あなたもわたしと同じなんじゃありませんか?」
イザークは目を瞠った。
わたしは混乱した頭で考える。
まさか、わたしたちがきょうだいだった……?
でも、それなら、ヴェルナーさんがわたしたち二人の事を「似ている」と言ったのも頷ける。確かにあの人もエミールさんとわたしの髪の色が似ていると言っていた。それに、性格も……
返事をしないわたしがショックを受けているのかと思ったのか、イザークが続ける。
「そんなに悲しまなくてもいいよ。他にもきょうだいは沢山いるから。僕もそのうちのひとりなんだ。もっとも、母親は違うけど」
「え?」
きょうだいだと名乗った目の前の少年は、妖しく目を細める。
「僕たちのお父様は、表舞台にこそ出ないものの、たいへんな権力を持っていてね。それこそ、この国の命運を左右しかねないくらいの。お父様は優秀な後継者を欲しがってる。その為にいろんな環境で自分の子供を育てる実験をしてるのさ。お父様の力のおこぼれにあずかろうとする側近達の集団――通称『機関』に子供を預けてね。もちろん、機関に属する側近達も競うように熱心にそのこども達を育てるよ。優秀な子に育て上げれば、自分やその跡継ぎが取り立ててもらえるチャンスだからね。でも、お父様は女のこどもにはあんまり興味ないんだ。だから君はおざなりにされてたんだけど、さっきも言ったとおり、君の兄が入学直前に残念な事になっちゃったからね。彼と君の後見人でもある人物が焦ってしまった。それで、性別だろうが年齢だろうが関係なく、君をこの学校に放り込んだってわけ。君がとある犯罪を暴いたって聞きつけて、芽が出ると踏んだのか……でも、詳しい事情を説明してないところを見ると、あわよくば……って感じかもね」
「な、なにそれ……そんなの、おかしいです。自分のこどもをそんな風に育てるなんて……」
「お父様の崇高な思想を理解するのは、君にはまだ難しいかな?」
イザークは首を傾げると、わたしとの間を詰める。
「ねえ、この機に僕たち、手を組まない? 承諾してくれたら君の性別の事は黙っていてあげるし、今よりいい生活をさせてあげる。もちろん卒業してからも。僕の後見人は、君の後見人より遥かに力があるんだ。君だって、孤児院の連中みたいな最期は遂げたくないでしょ?」
「それって、どういう……」
「わからない? 君が育った孤児院、火事で無くなったんだよね? あれ、機関がやったんだよ。君がこの学校に入学すれば用済みだし、君を通じて機関の存在が外に漏れないようにって。そのために全部燃やしてしまえば手っ取り早いでしょ」
それを聞いて、わたしは口元を手で覆う。
「なんて――なんてひどいこと」
そう口にするのが精一杯だった。
この人達が孤児院を? その為だけに? まさか。そんなの、狂っている。
なによりも、そんな恐ろしいことを、まるでなんでもないことのように口にするイザークを見て、背中に冷たいものを感じた。
あまりの衝撃に、思わずよろめきそうになりながらも、なんとか踏みとどまる。
「君も落ちこぼれに認定されたら、同じように処分されちゃうかもしれないんだよ。そんなの嫌でしょ? だからさ……」
イザークは優しげに微笑む。その笑顔に、彼の言うとおりにすればすべて上手く行のではと錯覚してしまいそうになる。誘惑に負けまいと必死にわたしは後ずさる。
いやだ、こんなところ。逃げ出したい。いや、逃げなければならない。だから、わたしは、わたしは――
わたしは考えるときの癖で、左目の下に指をあてる。
その途端、落ち着きと共に、思考が鮮明になったような気がした。
少しの間を置いた後、わたしは静かな声で告げる。
「……あなたは、いえ、あなただけじゃない。あなた達の機関とやらも勘違いをしています。わたしは――わたしは、ユーリじゃありません」
イザークはあしらうように軽く笑う。
「この後に及んで言い逃れする気? 僕を侮らないで。名前だけじゃない。年齢、体格に髪の色、目の色――すべてが君の特徴と一致している。それに、君にはユーリである印として、足に痣があるはずだ。まさか無いとは言わせないよ。調べはついてるんだからね」
「ええ、確かにわたしの足には痣のようなものがあります。けれど、正確にはそれは痣ではなく『火傷の跡』なんです。あなたはさっき幼い頃に会った事があると言いましたけど、わたしは思い出せなかった。それは、あなたが会ったのがわたしではなく、『本物のユーリ』だったからです」
「ちょっと待ってよ。『本物のユーリ』ってなに。それじゃあ君は誰なわけ?」
「わたしの本当の名前は――アウグステ。八月生まれのアウグステです」
イザークは黙ったまま不審そうに眉をひそめる。わたしが孤児院で一緒に育ったこどものことまでは知らないんだろう。
「あなたはユーリと会うために、随分と強引に彼女を連れ去ったみたいですね。そのせいで、孤児院ではちょっとした騒ぎになりました。それはそうですよね。大切な支援者からの預かり物だったこどもが一時的に行方不明になってしまったんですから。幸い無事だったものの、これから先もまた同じようなことが起こるかもしれない。それを恐れた教会の人たちは、本物のユーリと外見の似ているわたし――アウグステとを入れ替えたんです。もしかしたら、最初からわたしはユーリのスペアのつもりであの孤児院に引き取られたのかもしれません。あんなに特徴の重なるこどもが、同じ孤児院で育つなんてことは珍しいでしょうから。ともかく、その事件のすぐ後に、わたしは火傷を負いました――それも、教会の人たちによって、焼けた火箸を足に押し付けられて……その結果、わたしはユーリと名乗ることになり、痣を隠した本物のユーリは、アウグステと名乗ることになったんです」
「……まさか」
「たぶん、ある程度成長して、身の安全が保障されるまでは、その入れ替わりを継続するつもりだったんでしょう。けれど、そこで予想外の出来事が起きてしまった。ユーリの兄であるエミールの死です」
わたしはイザークの顔をじっと見つめながら続ける。
「大切な『お父様』からの預かり物であるこどもをなくした後見人は焦ったんでしょう。挽回するべくエミールの妹をこの学校に送り込むことを考えた。折りよくその妹が、ある事件の真相を暴いたと聞いて、何かしらの才能があると踏んで。けれど教会側も困ったでしょうね。それをしたのは本物のユーリではない、身代わりのこどもだったんですから。だけど、そんな事を後見人に伝えれば、信頼を損ねて寄付を打ち切られてしまうかもしれない。かといって、幼い頃ならまだしも、14歳にまで成長した子供をまた入れ替えるなんて難しいでしょう。だから、教会は入れ替えた事実を隠蔽し、わたしを『ユーリ』のまま、この学校に送り込んだ。だって、わたしと本物のユーリは外見の特徴が同じだったんですから。入れ替えたままでもばれないと思ったんでしょうね」
「馬鹿な……まさか、そんなこと……」
にわかには信じられないといった様子でイザークは呟く。
「わたしの言うこと、嘘だと思いますか? それなら確かめてみますか? 本物の『ユーリ』と並べて比較して……そんなことできませんよね。全て燃えて無くなってしまったんですから。やったのはあなた達の機関です。あなた達は、自分達の手によって、大切な『お父様のこども』をひとり、この世から葬り去ってしまったんですよ」
黙り込んで考える素振りを見せるイザークに対し、わたしは畳み掛ける。
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