傲慢上司の躾け方

浅草A太朗

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自らのシャツ等を手早く脱ぎ捨てる。
そして自分の膝の下であどけない寝顔を晒す中原をみる。

こうしていれば本当に人間ではない作り物のように整った顔。
髪と同じ栗色のまつ毛がルームランプに照らされて目の下に影を作る。
緩く開かれた唇から覗く口腔が艶かしい。

規則正しく呼吸によって上下する胸板の頂点。
そこに佐々木の視線は釘付けになった。
それなりに厚めの胸板のその頂点に尖ったものはない。
やや横長の乳輪に一筋の線。
そう陥没乳首である。

どこからこの男を味わってやろうかと思っていたが、いやはや主張の強いこの男にしては随分と慎ましい部分もあったものだ。

たくし上げた肌着を首元近くまで片手でさらに押し上げ、そっと唇を寄せる。
くすぐったさからか中原が身じろぎし、鼻にかかった呼気をした瞬間たまらなくなり、佐々木は胸に吸い付いた。

唇越しに伝わるもっちりとした肌の質感、口腔内にはやや汗ばんだ塩味が広がる。
ねっとりと乳輪ごと吸い上げ、舌先を陥没した部位に差し込む。
丹念に時に激しく吸い上げねぶる。
小さく声を上げ無意識に佐々木を払い除けようとした手を片手で頭上にまとめあげる。

そういえばと唇を離せば、佐々木の唇と乳輪が唾液の糸で繋がれている。
近くに投げていた中原のネクタイで手早く片手で縫いとめていた両手首を縛り上げる。
これで抵抗は早々できまい。

満足げに笑みを深くした佐々木は再度唇を胸に落とし、あいた手で反対側の胸をほじる。
人差し指を差し込み奥に縮こまって隠れている乳首を撫でさすり、爪の先で引っ掻いてやる。

あっあっと小さな声が中原から漏れ出ては、いやいやをするように緩くかぶりをふる。
それさえも今の佐々木には欲情という火種に薪をくべる仕草でしかない。
緩く開かれていた唇からはいつしか唾液が頬へと伝っている。

佐々木は乱暴に人差し指と中指をその口腔へと差し込みぐちゃぐちゃと必要以上に音を立ててかき混ぜる。
濁った声が中原から溢れるが起きる様子はなく、ただどんどんと鼓動が速くなり頬は赤く上気していく。

たっぷりと中原の唾液を纏った指先を、再度胸元に落としぬめりを借りて激しく擦り上げる。
口に含んでいた乳輪からはひょっこりとやや大きめな乳首が顔を出しそれに軽く歯を立ててやる。
一際大きくびくりと身を震わせ、中原はもじもじと太ももをすり合わせ始めた。

乱暴に扱われた胸もゆっくりと乳首が立ち上がり、普段顔を出す事もないからか可哀想なほど赤く濡れ勃ち上がっている。
それを潰すように親指と人差し指とでつまみあげ、ぎゅっと引っ張ってやれば今日一番の反応を示す。
甲高い嬌声が中原の喉から響き、腰がくいっと持ち上がる。

おや、と佐々木が視線を下ろしていけばベルトの下
スーツのズボンが窮屈そうに張り詰め押し上げられている。

にんまりとした笑みを浮かべたまま、佐々木は次のステップに移るべくベルトを緩め中原のスラックスを下着ごと引き抜きベッドの下へと投げ捨てた。

果たして予想通り、中原の雄のシンボルは既に張り詰めずっと押さえ込まれていた為か赤く腫れ上がっている。
鈴口からは止めどなく透明な我慢汁を溢しフルフルと震えている。
あれだけ飲んでいたし、そもそも中原はノーマルである。そう反応はしないだろうという佐々木の予想は彼にとっては良い意味で裏切られたというべきだろう。

「こんなにして彼女にもいじめてもらってるんですか?
知らなかったなあ、中原さんがこんな可愛いなんて。」

くつくつと返事のない中原に揶揄の響きを込めて語りかける。
まだまだ朝までは時間がある。
佐々木は次にどうしてやろうかと、既に期待しているような中原の雄を握り込み鈴口に親指を強く押しつけた。
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