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しおりを挟む久しぶりに僕と先生はセックスをした。
「どうだった?沢村は」
「スーツ姿しか知らなかったですし、元、取り引き先の方ですから、興奮しました」
行為を終え、ベッドに横たわる僕と先生。
先生は僕の腰を抱いていて、たまにその大きな手のひらが尻に移動する。
「僕もビッチですよね?」
先生は、天井を見上げ、うーん、と唸った。
「お前は助手だしな。俺の管轄内にいるし問題ないよ」
「...管轄内?」
「毎日、家事や料理、ありがとうな、祐希。お陰で抽象画の方も捗ってるし」
先生が僕を見て微笑み、一瞬、気抜けしたけれど、嬉しかった。
「ああ、そうそう。以前の展示会でお前の絵が買えなかった客から催促が来てるがどうする?」
「それはもちろん、お願いします!」
ノンケが目覚めたとき~第二弾~
再び、僕は先生に描いてもらい、展示会が開かれそうです。
これからも先生に見て貰いながら、裸体や他の男性との絡みを描いて貰えると思うと楽しみです。
そして、絵画の即売会でのトイレでの営業も...あ、非常階段も悪くないかも。
僕はやっぱり、先生の助手を辞められそうにありません。
ちなみに。
先生はかなり前から公園のベンチに座る僕にいつ話しかけるかとタイミングを見計らっていたそうです。
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