愛したい、愛されたい。

ミヒロ

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はじまり

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物心がついた頃、3DKのマンションの一室には14から18歳までのお兄さんがいた。

みんな全裸。

受付の人を除いて。

大人の人が受付のお兄さんと会話し、僕達のところに来て品定めをする。

おじさんは当時7歳の僕を手招きした。

「すみません、その子はまだ調教前で、他の子を」

と受付のお兄さんが窘めた。

仕方なさそうに、15歳の子を手招きし、肩を抱くと一室に消えた。

しばらくすると、あんあんと鳴いてる。

当時の僕はそれがなにか、を知らなかった。

僕はカイ。父さんがこの売春宿、と言われるマンションの一室のオーナーだ。

朝の10時から夜の10時で店は閉まる。

「カイ、風呂に入ろうか」

父さんに言われ、うん、と一緒に風呂に行った。

僕は全裸だから脱ぐ手間はない。

フェラも教わってた。

ただ、子供なだけに父さんがしてくれるように口いっぱいは入らない。

勃起の周りを舌を出しぺろぺろしたり、先を口に含むと父さんは自分で扱く。

そして

「イク!イクぞ!」

僕の口の中で父さんのちんぽが脈を打ち、ドクドクと精子を出した。

飲むように言われ、ゴクッと飲み干す。

「美味かったか?」

「うん、美味しかった」

「いい子だ」

頭を撫でられ嬉しかった。

僕は8歳で処女を失うことになってる。

先日、ゲイビ、てのを父さんの部屋で見た。

「気持ち良さそうだろう?」 

確かにテレビの向こうではお尻の穴に勃起を入れられてるのに痛い、とか言ってはなく、
寧ろ、気持ちいい、とよがってた。

お尻の穴にボディソープを塗り、指を出し入れされたりした。

風呂から上がり、父さんは1人、誰かを呼び、一緒に寝る。

いつものこと。

そして、僕は8歳の誕生日を迎えた。

お兄さん達がおめでとう、と声をかけてくれる。

みんな優しくしてくれた。

そして、店が終わり。

お客さん4人が誕生日のお祝いをしてくれる、と残っていた。

ケーキのロウソクの火を吹き消すとみんなが拍手してくれた。

この前に父さんがシャワーを使い、僕のお尻の中を綺麗にしてくれた。

(とうとう今日...)

不安と期待が渦巻いてた。

ご馳走をみんなで食べ、父さんを始め、おじさん4人もお酒を飲んだ。

そして、僕はお姫様抱っこされ、1つの部屋に入った。

いつも、お兄さん達がお客さんと入る部屋だ。

キスをされ、首筋や乳首を舐められ、仰け反った。

おへそからちんこ、そして、穴まで舌が...。

「やだよ、恥ずかしいよ、やめて」

「恥ずかしい事じゃない、安心しなさい」

ドアは開けたまま、初めは父さんだった。

しばらく、くちゅくちゅ、ぺろぺろ、貪るように穴を食べられた。

「冷たい」

穴にローションが垂らされ、指が入ってきた。

父さんから普段から指を入れられてたし、痛みは無かった。

感じた。

「凄いな、カイ、勃起してるじゃないか」

おじさんが僕の勃起したちんぽを握った。

「じゃ、そろそろ使えるようにしないとな」

ぼんやり父さんを眺めていた。

突然、痛みが走った。

「痛い!痛いよ、父さん、やめて...やめてよ」

穴に父さんのちんぽが入り、出し入れが始まった。

指とは全然違う...。

「最初は誰でも痛いんだ、我慢しなさい」

僕は涙が伝った。

「やっぱり子供だなあ」

「相当、締りがいいぞ、上玉だな、これからが楽しみだ」

おじさん達が自分のちんぽ扱きながら眺めている。
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