愛したい、愛されたい。

ミヒロ

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とりあえず、今、この父さんのいる売春宿は俺、タクマ、エイジ、トウマ、ヨウタ、シュン、マコ。キョウスケはもうすぐ18歳になるので、主にスカウトや受付のやり方を教わってる。

18歳を過ぎたメンバー、主なメンバーはカズヤとリョウ。他の人はさっさと帰っていく。

大抵、買うには2、3万、と聞いてる。

といってもレンタルだけど。

17歳になるメンバーもいるので、後釜を探してはいるみたい。

ルックスとゲイでないといけない。

父さんに会わせられるレベル。

とりあえず、みんな、それぞれ個性はあるけど、イケてる奴ばかり。

にしても...

「どうしよう、俺、どうしたらいい、俺」

珍しく1人でソファで頭を抱えた。

「カイー、カイ!」

(タチとかやった事ないんだけど...つい勢いで...)


「カイ!」

「はい!?」

目の前にリョウが片手を腰に置き、見下ろしてた。

「ずっと呼んでたんだけど」

「あ、ごめん、客?」

「じゃなくて、この子」

リョウの後ろに隠れて人が立ってた、全裸、てことは...。

「新しい子、お前とタメだから仲良くしてやって」

「あ、うん...名前は?」

「リク」

「リクかあ...ん?カイとリク...」

「ウケるだろ笑」

とリョウが笑った。

「あ、漢字のリクです、えっと、海と陸、の」

「俺はカタカナでカイ、よろしく」

「うん」

「誰のスカウト?」

リョウに尋ねたら、ノブ、という、たまに店に来るスカウトのみの人。

昔は同じ、売春仲間だったんだけど...

大抵、18歳になったら寄りつかない。

その日はたまたま暇で、その子と色々話しをした。

「14でゲイ?なんで」

「と言っても。1人しか知らないんだ、リバだったんだけど、相手」

「リバ、て?」

「タチも受けも出来る人」

えっ...

「だったら、陸、両方出来るの?」

「うん」

それなら、マコのシュンへの心配はいらなそうだ。それに...。

「受けばっかしかしてなくても、タチ、て出来る?」

「んー、人によると思う」

「だよね...」

とりあえず、新しいメンバー、俺にとっては新しい家族が増えた。
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