異世界ダンジョンでRTA

ユウリ

文字の大きさ
4 / 34

第4話 レベリング

しおりを挟む
 「そうだな、俺の個人的な意見だが……このパーティーはとても火力が高い。まさに驚異的と言っていいほどだ」

とりあえず火力をべた褒めする。

「前衛のロイス、ライカ、おっさんの攻撃力はさすがだ。この国を代表する猛者なだけはある」
「ちょっと待て、なぜお前までおっさん……」

おっさんが何か言いかけたが、言わせない。
この国の未来は明るいな~!!と言いながら彼らをバシバシと叩いておく。

手放しで褒めておいたので3人とも気分が良さそうだ。

「加えて後衛のエリザだ。やはり魔法で魔物が近付く前に先制できるのは大きい。結果として前衛の負担をかなり軽減している」
「ありがとうございます!!」

エリザは嬉しそうに微笑んで頭を下げる。

まあ、単に事実を言っているだけだけどな。

一通り褒めたところで、俺は真剣な表情で言った。

「だが、気になるところもあった」
「どんな事だ?」

ロイスも真剣な表情になり、聞いてくる。

「これは、全体的な話だが、連携がチグハグだったな。前衛の3人もそうだし、エリザも単独の敵に攻撃するのはいいが、3人と交戦中の敵に対しては、遠慮というか……積極的な援護ができていなかったように見えたな」

4人が4人とも思い当たる節があったのか、何とも言えず黙りこむ。
続けて俺は畳みかける。

「あくまで予想だが、おまえら普段から一緒にパーティーなど組んではいないんじゃないか?」

まあこれに関しては当たっている確信がある。
常識的に考えて騎士団長2人に近衛隊長が組んでダンジョンの攻略をする……というのは異常だ。
そんなに頻繁に3人で帝都を留守にしていたら有事の際に、指揮系統が混乱してしまうだろう。
エリザに関しても連携を取れていないのだから同じ事だ。

「さすがにわかるか……まあ見ての通り、俺達は即席のパーティーだ。もっとも、初めてというわけでもないがな……」

ロイスが神妙な顔で答える。

前回45階層まで行っているみたいだしな。

ここで俺は、最初から気になっている事を聞いてみた。

「そもそもお前達は何故このダンジョンの攻略に?」
「ん……それはだな……」

ロイスの歯切れが悪い。聞かなかった事にするか……と思ったその時、エリザが声を上げた。

「それは……称号を得るためです」

称号を? 一体何のために? 頭の中で考えていると、エリザが続きを語ってくれる。

「もちろん、カイトさんが持っている様な、最速記録保持者の称号が欲しい訳ではありません。私にはどうやっても無理だと思いますから」

(まあ俺のは初級の最速記録だけどな……)
心の中で突っ込むことを忘れない俺。

「ですから私が欲しいのは中級ダンジョン攻略者の称号です」

俺は知らなかったが、どうやら中級ダンジョンはクリアするだけで偉業と認められるらしい。
まあここのダンジョンでさえ5年クリアされてないみたいだからある意味当然か……。

「中級ダンジョンは未だ攻略できないダンジョンが多いと聞いてます。でもミルダンジョンはすでに攻略済みで中級ダンジョンの中では比較的易しいと聞いて、挑戦しに来たという訳です」

……。
説明は終わったのだろうか? まだ肝心な事を聞いていない気がする。
つまり……どうして称号が欲しいかという説明だ。
まあ言いたくないなら無理に聞く気も無いけどな。
とりあえず、俺は説明に一定の理解を示したという意味を込めて、今後の方針を語り始める。

「話はわかった。とりあえずこのパーティーで俺は遊撃の立場でいようと思う」
「遊撃?」

ロイスがオウム返しに聞いてくる。

「ああ、前衛3人は基本的にさっきの通り戦ってくれるだけでいい。当然今度は俺も参加させてもらうけどな……しかし後衛が一人だとさすがにエリザに敵が集中してしまったらまずい。だから俺はエリザのフォローもするつもりだ」
「そりゃ……前のこっちは楽になるけどな……でもまかせていいのか?」

ロイスが俺ではなく、エリザを見ながら問う。
なんかロイスがエリザにお伺いを立てている様にも見えるが……。

エリザが頷いて答える。

「はい、私はカイトさんの意見に賛成です。」
「よし、じゃあカイトの案でいこう。二人ともいいな?」

他の前衛二人にも声をかける。

二人とも黙って頷く。

それにしても……。

ライカは全くしゃべらないな……。
クールビューティーという感じか……。
まあ嫌いじゃないけどな。

とりあえず最後に言っておく。

「お前らの個々の実力はたいしたものだ。自信を持っていい。お前達はきっとこのダンジョンを攻略できる! 俺が保証しよう!!」

この俺のセリフをギルドの連中が聞いたら、また大笑いするんだろうな……。
俺はクソ真面目だけどな!!

すでに攻略済みと思い込んでいる俺の言葉をたのもしく感じたのか、みんなのテンションが上がる。

続けてロイスが言う。

「攻略済みのカイトがお墨付きを出したんだ。俺たちはクリアできるぞ!!」
「おー!!」

みんなで一斉に声を出す。
士気は万全の様だ。

方針も決まり40階層の攻略を開始する。

だがその前にごく個人的な理由でこのままではいけない事に気がついた。

「そういえばロイス、このパーティー火力は十分あるし、俺は剣以外のスキル上げを優先させていいか? それに俺が剣を使ってしまったらおまえらに経験値あんまり入らなくなるしな」
「よく言うよ。だがお前がそう判断したなら大丈夫なんだろう。手伝って貰う身だしな、文句はない」

俺は全員を見渡しながら言った。
「誰か使ってない武器余ってないか? 何でもいいぞ」
(装備できるならな。)
俺は心の中でそう付け足す。

「あっ、私メイスなら有りますけど使います?」

俺はエリザからメイスを借りることにした。
筋力値が足りない為、オリハルコンの剣を使いこなせない……。
苦肉の策だった。

そう考えるとミスリルソードは売らなくてもよかったな……。
俺の頭の中のチャートではもう不要だったんだが。

まさかこんな上の階層でレベル上げするとは思わなかったしな。

もう少し前の階層でアイテムを利用したレベル上げを目論んでいた俺のアテは見事に外れた訳だ……。
わざわざ道具屋で色々買ったのにな……。

まあアイテムは次に有効利用する事にしよう……。
ゲームのRTA時もチャート作りをしている時には普通に起こる事だしな。
すばやく気持を切り替える。

そしてついに俺の40階層での初戦闘が始まった。

魔物は一匹だ。チャンスとみるや俺も攻撃に参加する。

俺は筋力値が低く武器も高性能とは言えないメイスを使っている。
だが、称号で強化された敏捷値による攻撃回数の増加や、予習により魔物の弱点を熟知していた俺は地味ながらも確実にダメージを与えていった。

ほどなく敵が倒れる。
偶然にもラストアタックも取れた。これは幸先いいな。
今回の戦闘ではとりあえず魔物の攻撃が俺に向く事はなかった。

俺はみんなから見えない様に隠れて自分のステータスをチェックする。

レベルが1上がって3になっていた。

「おお、上がってるぞ……」

つい独り言を呟いてしまうが、誰も聞いていなかったようだ。

俺は、一瞬1レベルしか上がってない事を少ないなと感じたが、すぐそれは間違いだと思い直す。
この世界で1レベル上げるのはたしか1年くらいかかるという話だった筈だ。
1回の戦闘で1年分と考えればかなり稼いだと言えるだろうな。
俺は成果に満足気に頷いた。

とりあえず、俺の戦い振りに疑問を抱いた奴はいなかったようだ……。

俺の動きに関しては、称号によって、彼らと遜色ないところまで強化されてるので問題無い。
しかし、俺の戦闘経験は浅い……攻撃にぎこちなさが出るのは否めない。

どうやら、そのぎこちなさは俺がメイスを使っていて、しかもそれが借り物だという事で、逆にカモフラージュされたようだ。
……やっぱりミスリルソードは売って正解だったな。俺は考えを改めた。

だが、早速次の戦闘では俺の異常さが、彼らにバレてしまう事になった……。
複数の敵がいた事もあって、俺は一度攻撃を受けてしまう。

40階層クラスの魔物の攻撃をまともに受ければロイスやおっさん、ライカでも倒れたりぐらいはする。
だが攻撃を受けた俺はその場から一歩も動く事無く、そのまま魔物を攻撃し続けた。

戦闘終了後。

「なんというか、規格外の守備力じゃのう」

おっさんの素直な感想が漏れる。ロイスとライカ、エリザの反応も似たようなものだ……。

レベルは4に上がっていた。

演技で倒れたり、吹っ飛んだりなんかしてる暇はない。
なにせ大金がかかっている。少しでも経験値を稼がないと。

今ので金貨1枚以上失った計算だ。もちろん魔物に袖の下を渡したわけでもないけどな。

俺はギルドに来る前に道具屋で、身代わりの指輪を買い占めていた。
もちろんレベリングを見越しての事だ。
なぜ金の無い俺が高価な身代わりの指輪を買い占められたかというと、前回のダンジョンで取得した称号が関係している。

この世界では俺の元の世界であった電子マネーに似たものがある。ステータスカードにチャージする事で、現金を持ち歩かずカードで買い物ができるといったシステムだ。

気がついた時には俺のストレージには金貨20枚分のチャージがされていた。
タイミングなどから判断して、称号を獲得した時で間違いないだろうと推測する。
偉業の1つ達成で金貨10枚もらえるらしい。

このお金のほぼすべてを使い今回のレベリングに使う予定のアイテム買ったというわけだ。

身代わりの指輪の効果は、致死のダメージが与えられた時にダメージをすべてカットしてしまうという優秀なアイテムだが、ロイス達や普通の人であれば瀕死の時に一回身を守ってくれるアイテムだという認識だと思う。

だが今回の俺と40階層の魔物とではレベル差が有りすぎる。攻撃をくらえば一撃死は確実だ。
つまり一撃死だから俺は攻撃をくらってもすべてのダメージをカットされる為、無傷だ。

ロイス達もさすがにあんだけ偉そうにしゃべってた奴がまさか攻撃をくらえば一撃死をするとは思ってはいまい。身代わりの指輪のおかげでダメージが無い事には気付いていない様だ。

俺は彼らが、守備力が高いと勘違いしているのをとりあえず利用しておく事にした。

「まあな、このクラスの魔物ならこんなもんだ」
「このクラスって……並みの冒険者じゃ数分と持たないと思うがな……」

ロイスが驚きながらも、関心した様な視線を俺に向ける。ライカもコクコク頷いている。

俺はその視線を軽く受け流し、先を急ごうと促した。

その後も順調に攻略を進め、誰も大きな怪我を負う事無く、ロイス達にとって未知の階層でもある46階層へ到達した。

痛んだのは俺の懐だけってな。……ハハハ。

レベルは7にまで上昇している。
さすがにもう一回だけの戦闘ではレベルが上がらなくなっていた。

46階層以降の魔物はロイス達にとっては、完全に初見らしく弱点等の知識も全くと言っていいほど持っていなかった。
下調べをしていないのか? かなり迂闊だな。
このダンジョンは攻略済みのダンジョンだ、ギルドで情報は公開されているはずなんだが……。

仕方ないので俺が魔物との戦い方を指示しながら46階層を抜ける。

「カイトさんがいてくれて助かりました」

そう言って、エリザは微笑んだ。他の3人もそれに同意する。

「パーティーなら助け合うのは当然の事だろ」

似合わない事を言ってみる。
だいたい元の世界でRPGのRTAをやった時は俺のパーティーメンバーは棺桶に入ってる事が多いしな。
今だったら笑えないが。
ゲームのキャラからしたら、お前が言うな!と総突っ込みを入れたくなるだろうな。


エリザが尊敬の眼差しを向けてきた。

俺は少し照れて、先を急ごうと言った。

48階層を攻略中にそれは起こった。

エリザが魔物の召喚スイッチを踏んでしまったらしい。

エリザはいきなり4体の魔物に囲まれる。
エリザは自分の死を覚悟したのか目をつぶる。

おいおい諦め良すぎだろ。俺は一瞬でエリザが助かる方法を3つほど思いついたが、一番確実そうな方法をエリザに叫ぶ。

「転移!!」

エリザは、はっと我に返り、短い詠唱を唱える。間一髪でエリザの体が消え、離れた場所に現れる。

「ふう、間に合ったか……さすがにヒヤッとしたぜ」

魔物の討伐が終わった後、エリザが申し訳なさそうに言った。

「ごめんなさい、足を引っ張ってしまって……」

エリザの身体は少し震えている。
死の恐怖を覚悟した事をおもいだしたのだろうか。

全員がエリザを気遣う言葉をかける。

俺もエリザに声をかける。

「エリザのフォローは俺がするって言ってあったろ」

気にするなよ。と言い、頭をローブの上からグニグニ撫でてやった。
心なしかエリザの顔が赤く染まっている。

無駄にポイント稼いでるな俺。

そんなトラブルを乗り越えて俺たちはついに50階層へ到達する。

ボス部屋の前で俺は全員に言う。

「ボスは大型の鳥種の魔物だ。攻撃力とスピードに特化したタイプで、特にくちばしでの攻撃は強力だ。おそらく前衛の3人でも2発は耐えられないだろう。エリザがくらったら一撃で命を落とすかもしれない」

ゴクリと誰かが生唾を飲み込む音が聞こえる。
もちろん俺は構わずに続ける。

「それで作戦だが、一番守備力が高い俺が盾役をやる。俺が耐えている間に、全員は持てる火力を振り絞ってボスを倒してほしい」

できればこれ以上危ない橋を渡りたくはない。
だが、ボスに勝つ方法はそれしか思いつけなかった。

他のみんなもそれしか無いと思ったのか反対意見も出ずに一様に頷く。

俺は最後に装備を確認する。
身代わりの指輪も両手の指に合計8個付けてある。上から皮手袋をしているから周りからは分からない。

本来であれば指輪の特殊能力は両手1つづつしか効果は出ないが、身代わりの指輪は一度使えば効果は消滅するためにあらかじめ多く付けておいても問題は無い。

全員装備の確認は終わったのか、みんな俺の方を見ていた。

「よし……いくぞ!」 

俺たちはボス部屋に突入した。

ボス戦は苛烈を極めた。

俺はボスを引きつけた後はひたすら、攻撃を回避する事に集中する。
だが、早速ボスの攻撃をもらってしまう。くっ……思った以上に敵は速いな……。

攻撃をもらってもピンピンしている俺を見て、みんな目を丸くしているが、俺にはそんな余裕などは無い。
刻一刻と死へのカウントダウンが近付いている。

他のメンバーは必死にボスに攻撃を入れ続けている。
間に合うのか……? 俺は数発の攻撃を受けながら必死に攻撃を回避し続ける。

必死に回避行動を繰り返してた俺だが、ついに身代わりの指輪が残り1つになってしまう。

「やべえ……」

つい本音が漏れるが他のメンバーも必死だ、聞こえて無いだろう。

その時ボスが急に俺からエリザにターゲットを変えた。
直前に当たった魔法の所為だろう。

俺は焦り、エリザに向かって走り出す。

「くっ、間に合え……エリザ!」

一瞬エリザと目が合ったような気がした。

くちばしで攻撃しようとしてるボスとエリザの間に割って入る。
俺はなんとか間に合うが、クチバシでの攻撃が直撃する。

ついに身代わりの指輪が切れた……。

俺は死を覚悟した。
死にたくないとは思っても体が動かない。
ボスの攻撃が目の前に来る……。
もう、駄目だ。たまらず目を閉じる。

しかし、攻撃がこない。

再び目をあけると、エリザの放った魔法がボスに直撃していた。

その一撃でなんとかボスの生命力を削り取ったようだ。

俺はたまらずエリザをきつく抱きしめる。

「ありがとう!! (俺が)生きててよかった!!!」

俺は恥も外聞も関係なく、涙を流した。恐怖と助かった安堵によってだ。本当に死ぬかと思った。

エリザは顔を真っ赤にしている。

「私の為に……涙を?」

エリザが何やら小声で言ったが俺は声を出して泣いているので聞こえなかった。
気がつくとエリザも涙を流していた。

次の瞬間、俺はエリザにキスをされていた……。


え……なんで? 俺の頭では「?」マークが大量に浮かぶ。



どうやらポイントはカンストしてしまったようだ――
しおりを挟む
感想 22

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

最弱スライムに転生した俺、捕食スキルで無限進化していたら魔王軍すら支配してました

チー牛Y
ファンタジー
残業中に倒れた俺が次に目を覚ました時、なぜか異世界で最弱モンスターのスライムになっていた。 完全に詰んだ、戦う力もない。そう思っていた時、俺には一つだけ、とんでもないスキルがあった。 【捕食】 それは、倒した相手を取り込み、能力・スキル・力のすべてを奪うチート能力だった。 ゴブリンを食べれば腕力を獲得。 魔物を食べれば新スキルを習得。 レベルは爆速で上がり、進化は止まらない。 森の魔物を支配し、ダンジョンを制圧し、気づけば俺は魔物たちの王になっていた。 やがてその力は魔王軍すら飲み込み、世界の勢力図を塗り替えていく。 これは―― 最弱スライムから始まる、無限進化の成り上がり無双譚。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

処理中です...