君と僕との世界

雪色 雫

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集まってまた集まる。

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………
「カイ様…皆様がお集まりになりました」
とルイが来た。
「そうか…!じゃあ行こうか、リン」
とカイが笑い私に手を差し出す。
私はまだ少しドキドキしている胸をなんとか抑えカイの手を握る。
「…はい!」
………
「こちらです。」
とルイが言い、リビングの扉を開く。
すると…
「………」
無言でこっちに気づいてこちらを見る男2人女2人が居た。
「…よし!みんな集まってるね!」
とカイが言う。
「じゃあみんなに紹介するね!今日からここで暮らすことになった、リンだよ、
みんな仲良くしてあげてね♪」
とニコニコしながら、私を紹介する。
「は…初めまして…この度ここで暮らすことになりました。リンと申します。…」
と私が言いかけると
「………ふむふむ、あなたがりんちゃんね。」
とまず、ふわふわしたロング髪の綺麗な女の人が私に話しかけて近づいてきた。
「可愛いわね~私は、ここの長女のレイよ。カイのお姉ちゃん♪」
と私の頭をなでていった。
「そ…そうなんですね、!カイ様のおねえさん…」
なんだかこの人に頭なでられると、あのときのこと思い出すな……
と私(リン)が考えていると今度は…
「お~ほんと可愛いね。特にその青いきれいな瞳が吸い込まれそうなくらい…素敵だね~!」
と金髪で耳にピアスをつけたちょっとチャラそうな男の人が話しかけてきた。
「あ…い…いえ。そんなことないです。…」
と私が言う。
「そんなことあるよ~………あ、俺は、ここの次男のケイだよ~カイが三男で長男が……」
とケイが言いかけると…
「…僕が長男の、コウだ。」
とコウが言った。その人は何と言っても、スコシ冷たそうな目をしていて、髪は、黒色と言う。なんというか…少し怖い
そして私がボートしていると
「………」
と無言でコウが私を見てくる。
「あ…あの。コウさん…どうかしましたか…?」
と私が尋ねると
「…いや。なんでもない。いきなり見てしまって悪いな」
とコウが言ってわたしの頭をポンポンと撫でた。
私はまさかこんなことを言う人だとは思わなくて…
「コウさん…て優しいんですね…!!」
とうっかり思ったことを口にしてしまって、あわてて口を手で塞ぐと……
他の聞いていた皆が笑っていた。コウさんは、ポカーンと口を少し開けていた。
「はははっ…やっぱ皆怖いと思うよね~あはは」
とケイが笑う。
「うふふっ…そうよそうよ。コウは見かけがこんなんだからよく怖がられるけど…本当はすごく優しいのよ。」
とレイさんが笑いながらいう。
そして、カイとルイも一緒になって笑っていた。
私はスコしびっくりした。なぜならあったときからクールに振る舞っていた執事のルイさんが笑っているからだ。
そうしたら………
「ちょっと!!まだ私の紹介してないでしょ!?」
と私と同い年くらいの、カイと同じ少し青い髪で目がぱっちりとしたチャキチャキした感じの女の子が口を少し膨らませ言った。
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