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第二章 古代の魔法編①
第17話 メアリと極悪コンボ
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『久しきの客人が誰かと思えば、こんな小娘だとはな』
「人を見た目で判断してはいけません……などという教養がモンスターにあるわけないですか」
それにしても随分と大きいですね。
これでも従来の姿の三分の一、ですか。
さすがSSSランクモンスターなだけはありますね。
「火の精よ、我に力を与え給え。ファイアーボール!!」
メアリの放ったファイアーボールの強さは控えめなものだった。
受付嬢としての性とでも言うべきか。
なるべくダンジョンを損壊させずに戦うという思考が彼女には刷り込まれているのだ。
『舐めているのか、小娘』
ブワァッ!!
メアリの放ったファイアーボール。
ケルべズスはそれを鼻息でかき消して見せた。
お前の攻撃など回避にすら値しない。
そういう意思表示だ。
「へぇ、やりますね。手加減したとはいえ私のファイアーボールは上級魔法にも劣らぬ威力。それを鼻息一つでかき消してしまうとは」
ファイアーボール。
それは初級魔法である。
魔術師を目指す人間が一番最初に会得する魔法、それがファイアーボール。
そのため、ファイアーボールは全魔法に通ずるという格言もある。
メアリの手にかかれば、
そんなファイアーボールでさえも上級魔法と同等の威力と化す。
『なんだ小娘。まさか、俺の力量を推し量っているつもりでいるのか?』
「まさか! 推し量るまでもありません。貴方の力量は長らく続く人類史によって既に明らかになっていますから」
ケルべズスは釈然としない、
といった様子である。
『ならばなぜそんな無駄なことをする。最初から全力を出せば良かろう』
「は?」
メアリは眉を八の字に曲げて首を傾げた。
それから唇の端を釣り上げて「どうしてですか?」と問いを発した。
「もしかして勘違いしてます?」
『なに?』
「笑わせないで下さいよ。この私が有象無象に本気を出すだなんて、そんな無駄なことするはずがないじゃありませんか。面白いモンスターですねぇ、あなたは」
『……なるほど。貴様のことはよく分かった。もういい、死ね』
ケルべズスは巨大な腕を振り上げ、渾身の力で三本の爪を振り下ろした。
その攻撃は容赦なくメアリに直撃。
メアリは数メートル後方の壁面に叩きつけられた。
ズドォオンッ!!
『ふん、口程にもない。身の丈を弁えていればまだ長生きが出来たものを……』
あまりにも呆気ない決着。
そう思われたが――。
ガラガラ……。
『――ッ!?』
「あーーーーー……なにを勘違いしてるんですかァ? もしかして今ので殺せたとでも思いましたあ? あははっ! 笑わせないで下さいよ、犬畜生風情がよォ」
『どういうことだ。貴様のレベルはせいぜい20かそこら。俺の攻撃を受けて生きていられる道理がない。なんだ、なにをした』
「あはははっ! 可愛いワンちゃんですねェ。怖いですかあ? 自分に理解できないことが目の前で起きるのは? ふふ、怖いでしょう? あはははは」
『黙れ! 俺の質問に答えろ!! 一体どんなインチキを使ったのだッ!!』
「別にインチキじゃありませんよォ? 冒険者らしくアイテムを効果的に活用しただけです」
『アイテム、だと?』
「ふふっ。こう見えて私、現代最強の大魔術師と呼ばれているんですぅ」
『現代最強の大魔術師……だと?』
メアリ・ルー。
彼女のレベルは18。
つまりは20にも満たない程の低さである。
原則として、冒険者は高レベルの方が強いとされている。
当たり前だが、高レベルのほうがステータスが高いからだ。
だが、メアリはその常識を逆手に取ることで最強の魔術師へと成り上がった人物だ。
「私が装備しているこの杖、これは世界に一つしか無い超レア装備なんですよ」
その名も、
大賢者の杖。
『大賢者の杖、だと……』
「この杖は大気中の魔力を四六時中吸収し、そのエネルギーを持ち主へと還元する。つまり、この杖を装備している限り私の魔力は無限なんですよ」
さらに、
とメアリは続ける。
「私が学生時代に開発した固有魔法により、私へのダメージは全てこの杖へと蓄積されるのです」
『……フハッ! そんなバカな話があるか。なれば先の一振りでその杖は粉々に砕け散っていたはず! いくら大賢者の杖とはいえ、俺の攻撃に耐えられる程の頑強さを持ち合わせている訳がないのだからな!!』
メアリは「その通りです」と肯定した。
『なにっ!?』
「あなたのいう事は全て正しい。いくら世界に一つしか無いとされる大賢者の杖でも、あなたの攻撃を受ければ原型を留めることは不可能でしょうね」
『ははは! やはりそうではないか。簡単にバレる嘘をつくとは、器が知れるぞ小娘』
「いいえ、嘘はついていませんよ?」
『は?』
「はー。頭の悪い生物への教育は簡単ではないのですね。うう、あの子らの理解の早さが今は恋しいです」
『何を言っている』
「分かり易く教えてあげましょう。私の魔力は無限、それは理解していますね?」
『小娘の魔力は無限。ウム、それは分かるぞ!』
突如として始まったメアリによる授業。
教師時代の癖が出てしまったらしいが。
今この空間において、この異常事態を止められる人物はどこにもいなかった。
「そして、私への攻撃は全て大賢者の杖が引き受けてくれる。それも分かりますね?」
『それは説明してもらったからな。だがそこから先が分からんのだ。小娘は自分で認めたではないか。俺の攻撃を受ければ大賢者の杖は砕けてしまうと』
「はい。なので、私はそうならないために工夫しているんです」
『そうならないための工夫?』
「十秒だけ時間をあげます。分かったら手を上げるように」
『う、ウム』
そうならないための工夫だと?
そんなことが可能なのか?
ケルべズスは思考を回転させた。
だが、答えを導き出す前に時間が経過してしまった。
「そこまで!」
ぱんっ!
とメアリが手を叩く。
『ウウ……』
「バカなあなたに答えを教えてあげましょう」
メアリは満面の笑みで答えを告げた。
「つまり、私は常に大賢者の杖を対象とした回復魔法を発動しているのです。一秒たりとも休むことなく、まさに四六時中・二十四時間中です」
『なん、だと……。そんなバカな事、出来るはずがなかろうがッ!!』
「それが出来ちゃうんですよ。無限の魔力があれば、の話ですけれどね」
『――ッ!! そういうことか!!』
「はい。そういうことです」
『ぐう……小賢しい真似を! だがその程度で勝ち誇るとはやはり所詮は小娘よ!! 常時回復魔法を発動しようが、ダメージを肩代わりしようが、無限の魔力があろうが、弱点である頭部を叩き潰してしまえば全部関係なかろうッ!!! そうだろうがッ!!!』
「そう思うなら試してみては?」
『グギギギィ! 小賢しいぞ小娘ぇッ!!』
ケルべズスは二発、三発、四発と攻撃を加えていく。
その度にメアリは吹き飛ばされる。
そして、衝突した壁面には蜘蛛の巣状の亀裂が生じていった。
が、しかし――。
「満足しましたか?」
『ハァ、ハァ、ハァ。ば、バカな! お前はまさか……まさか、不死身なのか!?』
「な訳ねェだろバカが」
嘲笑を浮かべながら、メアリが地面に拳を突き立てる。すると。
ドゴァアアアンッ!!
地面はバラバラに砕け散り、
メアリとケルべズスは一つ下のフロアへと落下していったのだった。
『グォッ!? 貴様、どこにこんな力を!?』
「私のスキル【貯痛】の効果ですよ。受けたダメージを蓄積し好きなタイミングで解放できるスキルです」
刹那、ケルべズスは驚きに絶句した。
あまり賢くない頭でも理解したのである。
彼女のコンボの極悪性を。
『だから貴様はッ! あえてレベルを……』
「はい。低レベルの方が受けるダメージは大きくなりますからね。その為にこんなものまで装備しているんですよ?」
メアリが胸元から取り出したネックレス。
それは、レベルアップを封じる魔石であった。
『き、貴様は……! 貴様は悪魔だッ!!』
「何とでも言って下さい」
全ては仇討のため。
あの子を弔うため。
目的のためなら、私はなんと呼ばれても構わなかったんですから。
「人を見た目で判断してはいけません……などという教養がモンスターにあるわけないですか」
それにしても随分と大きいですね。
これでも従来の姿の三分の一、ですか。
さすがSSSランクモンスターなだけはありますね。
「火の精よ、我に力を与え給え。ファイアーボール!!」
メアリの放ったファイアーボールの強さは控えめなものだった。
受付嬢としての性とでも言うべきか。
なるべくダンジョンを損壊させずに戦うという思考が彼女には刷り込まれているのだ。
『舐めているのか、小娘』
ブワァッ!!
メアリの放ったファイアーボール。
ケルべズスはそれを鼻息でかき消して見せた。
お前の攻撃など回避にすら値しない。
そういう意思表示だ。
「へぇ、やりますね。手加減したとはいえ私のファイアーボールは上級魔法にも劣らぬ威力。それを鼻息一つでかき消してしまうとは」
ファイアーボール。
それは初級魔法である。
魔術師を目指す人間が一番最初に会得する魔法、それがファイアーボール。
そのため、ファイアーボールは全魔法に通ずるという格言もある。
メアリの手にかかれば、
そんなファイアーボールでさえも上級魔法と同等の威力と化す。
『なんだ小娘。まさか、俺の力量を推し量っているつもりでいるのか?』
「まさか! 推し量るまでもありません。貴方の力量は長らく続く人類史によって既に明らかになっていますから」
ケルべズスは釈然としない、
といった様子である。
『ならばなぜそんな無駄なことをする。最初から全力を出せば良かろう』
「は?」
メアリは眉を八の字に曲げて首を傾げた。
それから唇の端を釣り上げて「どうしてですか?」と問いを発した。
「もしかして勘違いしてます?」
『なに?』
「笑わせないで下さいよ。この私が有象無象に本気を出すだなんて、そんな無駄なことするはずがないじゃありませんか。面白いモンスターですねぇ、あなたは」
『……なるほど。貴様のことはよく分かった。もういい、死ね』
ケルべズスは巨大な腕を振り上げ、渾身の力で三本の爪を振り下ろした。
その攻撃は容赦なくメアリに直撃。
メアリは数メートル後方の壁面に叩きつけられた。
ズドォオンッ!!
『ふん、口程にもない。身の丈を弁えていればまだ長生きが出来たものを……』
あまりにも呆気ない決着。
そう思われたが――。
ガラガラ……。
『――ッ!?』
「あーーーーー……なにを勘違いしてるんですかァ? もしかして今ので殺せたとでも思いましたあ? あははっ! 笑わせないで下さいよ、犬畜生風情がよォ」
『どういうことだ。貴様のレベルはせいぜい20かそこら。俺の攻撃を受けて生きていられる道理がない。なんだ、なにをした』
「あはははっ! 可愛いワンちゃんですねェ。怖いですかあ? 自分に理解できないことが目の前で起きるのは? ふふ、怖いでしょう? あはははは」
『黙れ! 俺の質問に答えろ!! 一体どんなインチキを使ったのだッ!!』
「別にインチキじゃありませんよォ? 冒険者らしくアイテムを効果的に活用しただけです」
『アイテム、だと?』
「ふふっ。こう見えて私、現代最強の大魔術師と呼ばれているんですぅ」
『現代最強の大魔術師……だと?』
メアリ・ルー。
彼女のレベルは18。
つまりは20にも満たない程の低さである。
原則として、冒険者は高レベルの方が強いとされている。
当たり前だが、高レベルのほうがステータスが高いからだ。
だが、メアリはその常識を逆手に取ることで最強の魔術師へと成り上がった人物だ。
「私が装備しているこの杖、これは世界に一つしか無い超レア装備なんですよ」
その名も、
大賢者の杖。
『大賢者の杖、だと……』
「この杖は大気中の魔力を四六時中吸収し、そのエネルギーを持ち主へと還元する。つまり、この杖を装備している限り私の魔力は無限なんですよ」
さらに、
とメアリは続ける。
「私が学生時代に開発した固有魔法により、私へのダメージは全てこの杖へと蓄積されるのです」
『……フハッ! そんなバカな話があるか。なれば先の一振りでその杖は粉々に砕け散っていたはず! いくら大賢者の杖とはいえ、俺の攻撃に耐えられる程の頑強さを持ち合わせている訳がないのだからな!!』
メアリは「その通りです」と肯定した。
『なにっ!?』
「あなたのいう事は全て正しい。いくら世界に一つしか無いとされる大賢者の杖でも、あなたの攻撃を受ければ原型を留めることは不可能でしょうね」
『ははは! やはりそうではないか。簡単にバレる嘘をつくとは、器が知れるぞ小娘』
「いいえ、嘘はついていませんよ?」
『は?』
「はー。頭の悪い生物への教育は簡単ではないのですね。うう、あの子らの理解の早さが今は恋しいです」
『何を言っている』
「分かり易く教えてあげましょう。私の魔力は無限、それは理解していますね?」
『小娘の魔力は無限。ウム、それは分かるぞ!』
突如として始まったメアリによる授業。
教師時代の癖が出てしまったらしいが。
今この空間において、この異常事態を止められる人物はどこにもいなかった。
「そして、私への攻撃は全て大賢者の杖が引き受けてくれる。それも分かりますね?」
『それは説明してもらったからな。だがそこから先が分からんのだ。小娘は自分で認めたではないか。俺の攻撃を受ければ大賢者の杖は砕けてしまうと』
「はい。なので、私はそうならないために工夫しているんです」
『そうならないための工夫?』
「十秒だけ時間をあげます。分かったら手を上げるように」
『う、ウム』
そうならないための工夫だと?
そんなことが可能なのか?
ケルべズスは思考を回転させた。
だが、答えを導き出す前に時間が経過してしまった。
「そこまで!」
ぱんっ!
とメアリが手を叩く。
『ウウ……』
「バカなあなたに答えを教えてあげましょう」
メアリは満面の笑みで答えを告げた。
「つまり、私は常に大賢者の杖を対象とした回復魔法を発動しているのです。一秒たりとも休むことなく、まさに四六時中・二十四時間中です」
『なん、だと……。そんなバカな事、出来るはずがなかろうがッ!!』
「それが出来ちゃうんですよ。無限の魔力があれば、の話ですけれどね」
『――ッ!! そういうことか!!』
「はい。そういうことです」
『ぐう……小賢しい真似を! だがその程度で勝ち誇るとはやはり所詮は小娘よ!! 常時回復魔法を発動しようが、ダメージを肩代わりしようが、無限の魔力があろうが、弱点である頭部を叩き潰してしまえば全部関係なかろうッ!!! そうだろうがッ!!!』
「そう思うなら試してみては?」
『グギギギィ! 小賢しいぞ小娘ぇッ!!』
ケルべズスは二発、三発、四発と攻撃を加えていく。
その度にメアリは吹き飛ばされる。
そして、衝突した壁面には蜘蛛の巣状の亀裂が生じていった。
が、しかし――。
「満足しましたか?」
『ハァ、ハァ、ハァ。ば、バカな! お前はまさか……まさか、不死身なのか!?』
「な訳ねェだろバカが」
嘲笑を浮かべながら、メアリが地面に拳を突き立てる。すると。
ドゴァアアアンッ!!
地面はバラバラに砕け散り、
メアリとケルべズスは一つ下のフロアへと落下していったのだった。
『グォッ!? 貴様、どこにこんな力を!?』
「私のスキル【貯痛】の効果ですよ。受けたダメージを蓄積し好きなタイミングで解放できるスキルです」
刹那、ケルべズスは驚きに絶句した。
あまり賢くない頭でも理解したのである。
彼女のコンボの極悪性を。
『だから貴様はッ! あえてレベルを……』
「はい。低レベルの方が受けるダメージは大きくなりますからね。その為にこんなものまで装備しているんですよ?」
メアリが胸元から取り出したネックレス。
それは、レベルアップを封じる魔石であった。
『き、貴様は……! 貴様は悪魔だッ!!』
「何とでも言って下さい」
全ては仇討のため。
あの子を弔うため。
目的のためなら、私はなんと呼ばれても構わなかったんですから。
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