13 / 23
第十三話
しおりを挟む
久しぶりのたっぷりの花々に胸が鳴った。
このまま、幸せになれるかもしれないと頭によぎる。
でも、自分の幸せをソレク家の人間が望んでいないのは変わらない。
イーニッドのことを悪く言っているのは分かっていたし、晩餐やティータイムでは蚊帳の外だ。ガウェインが気さくに話しかけてくれていなければ、本当に辛い時間になっている。
「ガウェイン。あなたって変わっているわ」
「そうでしょうか?」
「だって、親に歯向かってまで私と結婚したいなんて。もっと素敵な人がいたでしょう?」
「いいえ。あなた以外にいませんよ。あなたが否定しても、俺は何度だって甘く囁くでしょうね」
「どうして……?」
「大切な人だからです」
その言葉を聞いて、胸が早鐘を打ちだす。
そんな上辺だけの言葉を信じてはいけない、駄目だと思うのに、くらくらしてしまう。
固まる気持ちがほぐされるような感覚になって、イーニッドは俯いた。
「駄目よ。私はただのお飾りの妻でいいの。あなたもそのつもりでしょう?」
「そんな人とは結婚しませんよ。あなたはそんな風に言うけれど、優しさに溢れていることも知っています」
「ガウェイン? どこかで会っている?」
ぐっと腰を引かれて、抱き寄せられると、イーニッドの質問は掻き消されてしまう。
でも彼はまるでイーニッドのことをちゃんと知っているから、結婚を決めたと言わんばかりだ。
だがイーニッドにはガウェインとの思い出がないのだ。
どうしたらいいのか分からないでいると、そっと耳朶に囁かれた。
「もう少し素直になってください」
「私……本当のことしか言ってないわ」
「そうでしょうか?」
「……」
なんとか押し返すと、イーニッドは恥ずかしくて俯くしかない。
初夜を迎えることなく、ただデートを済ますだけの日々にガウェインが満足しているとは思えない。
弄ばれて、愛人に成り下がるものだと思っていただけに、本当に困惑しているのだ。
大切な妻として迎えられていることは、当たり前のことなのに心が乱されている。
「戻りましょう! 私……つ、疲れたわ」
「そうですか? そうですね、頬が少し赤いです。熱でもあるのかもしれません」
すっと手が伸びてきて、頬を撫でそうになる。
咄嗟に避けると、ガウェインがまたくすっと笑った。
「元気そうでなによりです。それだけ動ければ、美味しいお菓子も食べられるでしょう。寝室に持って行って、のんびりと食べましょうか」
「……ありがとう」
「いいえ」
そのまま手を引かれて邸に戻ると、ガウェインと共に寝室に向かう。
まだ互いの温もりを確かめあったことのないそこに、ぎこちなくイーニッドは身を預けた。すると、ガウェインが枕を背中に当てて、すぐ隣に寝そべる。
「メイドを呼んで、スコーンでも食べましょう。それとも、ソルベやアイスがいいですか?」
「じゃあ、アイスがいいわ」
ベルを鳴らすと、すぐにメイドが来て用件を言う。
自分は只の我儘な妻じゃないかと思う中、隣で笑みを絶やさずにいるガウェインを見つめた。
彼はどうしてこんなに優しいのかと、疑うばかりだ。
じっと見つめてしまうと、彼が不思議そうに目を細めた。
「どうかしました?」
「い、いいえ。あの……もう私のことはいいの。放っておいてもなんとかやるわ」
「それは出来ません」
低い声音で言われて、イーニッドは身体を震わせた。
「どうして?」
「イーニッド。こんな言い方はしたくありませんが、ここはあなたの楽園ではありません。周りが慣れるまで、俺の傍に居てください」
「分かったわ」
やはりそうなのかと気落ちすると、すぐにガウェインが肩を抱きしめてくれる。
ひくっと震えてしまうが、その温もりが嫌な感じがしない。
しばらく胸に顔を埋めてしまいそうになって、はっと我に返った。
「や、やめて……こういうことは……」
「じゃあ、どうやって夫婦の仲を深めるんです? 強引な手は使いたくはありません。仮初の夫婦ではないのです。俺が好きだから、あなたを迎えた」
信じていいのか分からない言葉が耳に入る。
このままその身を委ねてはいけないと、一定の距離を保っていると、彼もそれ以上のことはしなかった。
ほどなくしてアイスが運ばれてきて、互いの膝の上に置かれる。
とろっと少し溶けたアイスを見て、イーニッドの胸が弾むが、ガウェインの『好きだから』という言葉が胸に引っかかって、ぎこちなくスプーンを動かす。異性に言われたのは初めてだからだろう。親の事情がなければ、素直になれたのだろうかと、頭によぎる。
「どうぞ。そんな顔をしていないで食べてください」
「別に……遠慮なくいただくわ」
すっとスプーンで掬って、口に運べばとろりと甘さが口に広がる。
思わずどんどん掬って食べてしまう。
「お菓子も好きだと聞いたもので」
「女性なら誰だって好きよ」
イーニッドは久しぶりのアイスに、夢中になってしまった。
王都を離れて以来、お菓子は自分で作り、不格好なクッキーばかりだった。
ソルベやアイスなどはもう食べられないと思っていただけに、ついつい止まらない。
「満足していただければ、それでいいのです」
優しい声音を聞いて、無心で食べてしまったことが恥ずかしい。
手を止めると、イーニッドは言い訳を考えた。
令嬢として恥ずかしいことをしたのだし、妻がこれくらいで浮足だっては、夜会にだって連れていけないだろう。
「あの……その……。久しぶりだったから」
「ええ。知っています。お菓子作りを楽しむことも、アイスやソルベが好きなことも」
「ガウェイン?」
イーニッドは首を傾げた。
その話を知っているのは家族だけだ。なぜ知っているのだろう。
「あなたは、俺から本当に愛されていることにもっと早く気が付くべきです」
「もしかして……。私のことを調べたの……?」
「ほんの少し」
「どうして……。だって、関係ないじゃない」
関係ない、そう口走った後ではっとした。
ガウェインはたった今ほ本気の愛だと言ってくれたのだ。それを関係ないと突っぱねてしまった。おずおずと顔を見れば少し寂し気な顔をしている。
イーニッドはなんとか取り繕うことが出来ないかと話題を逸らすために慌てた。
「菓子作りが好きな令嬢なんて、珍しいわよね」
このまま、幸せになれるかもしれないと頭によぎる。
でも、自分の幸せをソレク家の人間が望んでいないのは変わらない。
イーニッドのことを悪く言っているのは分かっていたし、晩餐やティータイムでは蚊帳の外だ。ガウェインが気さくに話しかけてくれていなければ、本当に辛い時間になっている。
「ガウェイン。あなたって変わっているわ」
「そうでしょうか?」
「だって、親に歯向かってまで私と結婚したいなんて。もっと素敵な人がいたでしょう?」
「いいえ。あなた以外にいませんよ。あなたが否定しても、俺は何度だって甘く囁くでしょうね」
「どうして……?」
「大切な人だからです」
その言葉を聞いて、胸が早鐘を打ちだす。
そんな上辺だけの言葉を信じてはいけない、駄目だと思うのに、くらくらしてしまう。
固まる気持ちがほぐされるような感覚になって、イーニッドは俯いた。
「駄目よ。私はただのお飾りの妻でいいの。あなたもそのつもりでしょう?」
「そんな人とは結婚しませんよ。あなたはそんな風に言うけれど、優しさに溢れていることも知っています」
「ガウェイン? どこかで会っている?」
ぐっと腰を引かれて、抱き寄せられると、イーニッドの質問は掻き消されてしまう。
でも彼はまるでイーニッドのことをちゃんと知っているから、結婚を決めたと言わんばかりだ。
だがイーニッドにはガウェインとの思い出がないのだ。
どうしたらいいのか分からないでいると、そっと耳朶に囁かれた。
「もう少し素直になってください」
「私……本当のことしか言ってないわ」
「そうでしょうか?」
「……」
なんとか押し返すと、イーニッドは恥ずかしくて俯くしかない。
初夜を迎えることなく、ただデートを済ますだけの日々にガウェインが満足しているとは思えない。
弄ばれて、愛人に成り下がるものだと思っていただけに、本当に困惑しているのだ。
大切な妻として迎えられていることは、当たり前のことなのに心が乱されている。
「戻りましょう! 私……つ、疲れたわ」
「そうですか? そうですね、頬が少し赤いです。熱でもあるのかもしれません」
すっと手が伸びてきて、頬を撫でそうになる。
咄嗟に避けると、ガウェインがまたくすっと笑った。
「元気そうでなによりです。それだけ動ければ、美味しいお菓子も食べられるでしょう。寝室に持って行って、のんびりと食べましょうか」
「……ありがとう」
「いいえ」
そのまま手を引かれて邸に戻ると、ガウェインと共に寝室に向かう。
まだ互いの温もりを確かめあったことのないそこに、ぎこちなくイーニッドは身を預けた。すると、ガウェインが枕を背中に当てて、すぐ隣に寝そべる。
「メイドを呼んで、スコーンでも食べましょう。それとも、ソルベやアイスがいいですか?」
「じゃあ、アイスがいいわ」
ベルを鳴らすと、すぐにメイドが来て用件を言う。
自分は只の我儘な妻じゃないかと思う中、隣で笑みを絶やさずにいるガウェインを見つめた。
彼はどうしてこんなに優しいのかと、疑うばかりだ。
じっと見つめてしまうと、彼が不思議そうに目を細めた。
「どうかしました?」
「い、いいえ。あの……もう私のことはいいの。放っておいてもなんとかやるわ」
「それは出来ません」
低い声音で言われて、イーニッドは身体を震わせた。
「どうして?」
「イーニッド。こんな言い方はしたくありませんが、ここはあなたの楽園ではありません。周りが慣れるまで、俺の傍に居てください」
「分かったわ」
やはりそうなのかと気落ちすると、すぐにガウェインが肩を抱きしめてくれる。
ひくっと震えてしまうが、その温もりが嫌な感じがしない。
しばらく胸に顔を埋めてしまいそうになって、はっと我に返った。
「や、やめて……こういうことは……」
「じゃあ、どうやって夫婦の仲を深めるんです? 強引な手は使いたくはありません。仮初の夫婦ではないのです。俺が好きだから、あなたを迎えた」
信じていいのか分からない言葉が耳に入る。
このままその身を委ねてはいけないと、一定の距離を保っていると、彼もそれ以上のことはしなかった。
ほどなくしてアイスが運ばれてきて、互いの膝の上に置かれる。
とろっと少し溶けたアイスを見て、イーニッドの胸が弾むが、ガウェインの『好きだから』という言葉が胸に引っかかって、ぎこちなくスプーンを動かす。異性に言われたのは初めてだからだろう。親の事情がなければ、素直になれたのだろうかと、頭によぎる。
「どうぞ。そんな顔をしていないで食べてください」
「別に……遠慮なくいただくわ」
すっとスプーンで掬って、口に運べばとろりと甘さが口に広がる。
思わずどんどん掬って食べてしまう。
「お菓子も好きだと聞いたもので」
「女性なら誰だって好きよ」
イーニッドは久しぶりのアイスに、夢中になってしまった。
王都を離れて以来、お菓子は自分で作り、不格好なクッキーばかりだった。
ソルベやアイスなどはもう食べられないと思っていただけに、ついつい止まらない。
「満足していただければ、それでいいのです」
優しい声音を聞いて、無心で食べてしまったことが恥ずかしい。
手を止めると、イーニッドは言い訳を考えた。
令嬢として恥ずかしいことをしたのだし、妻がこれくらいで浮足だっては、夜会にだって連れていけないだろう。
「あの……その……。久しぶりだったから」
「ええ。知っています。お菓子作りを楽しむことも、アイスやソルベが好きなことも」
「ガウェイン?」
イーニッドは首を傾げた。
その話を知っているのは家族だけだ。なぜ知っているのだろう。
「あなたは、俺から本当に愛されていることにもっと早く気が付くべきです」
「もしかして……。私のことを調べたの……?」
「ほんの少し」
「どうして……。だって、関係ないじゃない」
関係ない、そう口走った後ではっとした。
ガウェインはたった今ほ本気の愛だと言ってくれたのだ。それを関係ないと突っぱねてしまった。おずおずと顔を見れば少し寂し気な顔をしている。
イーニッドはなんとか取り繕うことが出来ないかと話題を逸らすために慌てた。
「菓子作りが好きな令嬢なんて、珍しいわよね」
0
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された公爵令嬢と、処方箋を無視する天才薬師 ――正しい医療は、二人で始めます
ふわふわ
恋愛
「その医療は、本当に正しいと言えますか?」
医療体制への疑問を口にしたことで、
公爵令嬢ミーシャ・ゲートは、
医会の頂点に立つ婚約者ウッド・マウント公爵から
一方的に婚約を破棄される。
――素人の戯言。
――体制批判は不敬。
そう断じられ、
“医療を否定した危険な令嬢”として社交界からも排斥されたミーシャは、
それでも引かなかった。
ならば私は、正しい医療を制度として作る。
一方その頃、国営薬局に現れた謎の新人薬師・ギ・メイ。
彼女は転生者であり、前世の知識を持つ薬師だった。
画一的な万能薬が当然とされる現場で、
彼女は処方箋に書かれたわずかな情報から、
最適な調剤を次々と生み出していく。
「決められた万能薬を使わず、
問題が起きたら、どうするつもりだ?」
そう問われても、彼女は即答する。
「私、失敗しませんから」
(……一度言ってみたかったのよね。このドラマの台詞)
結果は明らかだった。
患者は回復し、評判は広がる。
だが――
制度は、個人の“正
制度を変えようとする令嬢。
現場で結果を出し続ける薬師。
医師、薬局、医会、王宮。
それぞれの立場と正義が衝突する中、
医療改革はやがて「裁き」の局面へと進んでいく。
これは、
転生者の知識で無双するだけでは終わらない医療改革ファンタジー。
正しさとは何か。
責任は誰が負うべきか。
最後に裁かれるのは――
人か、制度か。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。
朝日みらい
恋愛
王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?
【完】出来損ない令嬢は、双子の娘を持つ公爵様と契約結婚する~いつの間にか公爵様と7歳のかわいい双子たちに、めいっぱい溺愛されていました~
夏芽空
恋愛
子爵令嬢のエレナは、常に優秀な妹と比較され家族からひどい扱いを受けてきた。
しかし彼女は7歳の双子の娘を持つ公爵――ジオルトと契約結婚したことで、最低な家族の元を離れることができた。
しかも、条件は最高。公の場で妻を演じる以外は自由に過ごしていい上に、さらには給料までも出してくてれるという。
夢のような生活を手に入れた――と、思ったのもつかの間。
いきなり事件が発生してしまう。
結婚したその翌日に、双子の姉が令嬢教育の教育係をやめさせてしまった。
しかもジオルトは仕事で出かけていて、帰ってくるのはなんと一週間後だ。
(こうなったら、私がなんとかするしかないわ!)
腹をくくったエレナは、おもいきった行動を起こす。
それがきっかけとなり、ちょっと癖のある美少女双子義娘と、彼女たちよりもさらに癖の強いジオルトとの距離が縮まっていくのだった――。
溺愛王子の甘すぎる花嫁~悪役令嬢を追放したら、毎日が新婚初夜になりました~
紅葉山参
恋愛
侯爵令嬢リーシャは、婚約者である第一王子ビヨンド様との結婚を心から待ち望んでいた。けれど、その幸福な未来を妬む者もいた。それが、リーシャの控えめな立場を馬鹿にし、王子を我が物にしようと画策した悪役令嬢ユーリーだった。
ある夜会で、ユーリーはビヨンド様の気を引こうと、リーシャを罠にかける。しかし、あなたの王子は、そんなつまらない小細工に騙されるほど愚かではなかった。愛するリーシャを信じ、王子はユーリーを即座に糾弾し、国外追放という厳しい処分を下す。
邪魔者が消え去った後、リーシャとビヨンド様の甘美な新婚生活が始まる。彼は、人前では厳格な王子として振る舞うけれど、私と二人きりになると、とろけるような甘さでリーシャを愛し尽くしてくれるの。
「私の可愛い妻よ、きみなしの人生なんて考えられない」
そう囁くビヨンド様に、私リーシャもまた、心も身体も預けてしまう。これは、障害が取り除かれたことで、むしろ加速度的に深まる、世界一甘くて幸せな夫婦の溺愛物語。新婚の王子妃として、私は彼の、そして王国の「最愛」として、毎日を幸福に満たされて生きていきます。
処刑された悪役令嬢、二周目は「ぼっち」を卒業して最強チームを作ります!
みかぼう。
恋愛
地方を救おうとして『反逆者』に仕立て上げられ、断頭台で散ったエリアナ・ヴァルドレイン。
彼女の失敗は、有能すぎるがゆえに「独りで背負いすぎたこと」だった。
ループから始まった二周目。
彼女はこれまで周囲との間に引いていた「線」を、踏み越えることを決意した。
「お父様、私に『線を引け』と教えた貴方に、処刑台から見た真実をお話しします」
「殿下、私が貴方の『目』となります。王国に張り巡らされた謀略の糸を、共に断ち切りましょう」
淑女の仮面を脱ぎ捨て、父と王太子を「共闘者」へと変貌させる政争の道。
未来知識という『目』を使い、一歩ずつ確実に、破滅への先手を取っていく。
これは、独りで戦い、独りで死んだ令嬢が、信頼と連帯によって王国の未来を塗り替える――緻密かつ大胆なリベンジ政争劇。
「私を神輿にするのなら、覚悟してくださいませ。……その行き先は、貴方の破滅ですわ」
(※カクヨムにも掲載中です。)
【完結】孤高の皇帝は冷酷なはずなのに、王妃には甘過ぎです。
朝日みらい
恋愛
異国からやってきた第3王女のアリシアは、帝国の冷徹な皇帝カイゼルの元に王妃として迎えられた。しかし、冷酷な皇帝と呼ばれるカイゼルは周囲に心を許さず、心を閉ざしていた。しかし、アリシアのひたむきさと笑顔が、次第にカイゼルの心を溶かしていき――。
落ちこぼれで婚約破棄されて周りから醜いと言われる令嬢は学園で王子に溺愛される
つちのこうや
恋愛
貴族の中で身分が低く、落ちこぼれで婚約破棄されて周りから醜いと言われる令嬢の私。
そんな私の趣味は裁縫だった。そんな私が、ある日、宮殿の中の学園でぬいぐるみを拾った。
どうやら、近くの国から留学に来ているイケメン王子のもののようだけど…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる