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第一章:花嫁は毒を嗅ぎ分ける
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舞踏会から二日後の早朝。
王都の片隅、エルステッド子爵家の書斎には、無数の瓶と古書が並んでいた。
紫煙草の香りと乾いた羊皮紙のにおいが交差するなか、クラリスはひとつの毒薬瓶を手に取る。
「“無形の指(ファントム・タッチ)”……魔術探知にも反応せず、死の痕跡すら残さない。なるほど」
口元に浮かぶのは微かな笑み。それは、王太子の言葉が図らずも──正しかった証明であった。
毒婦、と呼ばれた令嬢。彼女の知識は、王宮でも恐れられるほどに鋭い。けれどその知識は、誰かを傷つけるためのものではない。
(愚かだわ、アルヴィン……本当に毒を恐れていたなら、どうして今、あの令嬢の隣に立てるの?)
リリーナ・ベルサリエ。侯爵家の令嬢であり、王太子の新たな婚約者。──そして、おそらく“毒”の中心にいる女。
クラリスは、再び椅子に背を預けた。その視線は、書斎の窓を越え、遥か王宮の塔へと向かっていた。
すべては、始まったばかりだった。
──その日の午後。王宮の奥深く、第四庭園に面した回廊を、若き騎士が駆け抜けていた。
「……遅い!」
金髪の騎士装束に身を包んだ青年は、息を切らしながら扉を開く。そこには、一人の侍女が倒れていた。
「応急処置は……まだ、か……っ」
彼の声に反応して駆け寄った侍医が、無言で首を振る。
遺体の傍らには、銀の茶器。まだ温もりを残す紅茶。香り高いアッサムのはずが、今はその香りにかすかに異物の気配が混じっていた。
「王太子殿下への給仕役……だったな、この子」
騎士──ルーク・ヴァルハルトは、床に膝をつく。
殺されたのはただの侍女。けれど、給仕の順番を変えていたら、毒が向かっていたのは……。
(殿下か……それとも)
彼の思考を遮るように、扉の外から近衛隊長が声をかける。
「ヴァルハルト。あの娘に会ってこい。クラリス・エルステッドだ。王太子の元婚約者だったそうだが……彼女は毒に詳しいと聞いた」
「毒婦と呼ばれている令嬢、ですか」
「名誉挽回の場を与えてやれ。今の王宮に必要なのは、見た目の美徳ではなく、毒を嗅ぎ分けられる鼻だ」
ルークは無言のまま立ち上がる。王太子の命を守ること、それが彼の任務だ。噂がどうであれ、有能な者を使うのが務めであるなら──行くしかない。
* * *
「……あなたが、“毒婦”の私を訪ねてくるとは、少しばかり意外でした」
エルステッド家の応接間。
淡いベージュの壁紙と、時折香るハーブの香気。クラリスは紅茶を片手に、騎士の青年をじっと見つめていた。
「クラリス・エルステッド嬢。……私は、ルーク・ヴァルハルト。近衛騎士団副隊長です」
クラリスは小さく笑った。
「王太子の命が危険に晒されている……と」
「すでにひとり、侍女が命を落としました。紅茶の中に……詳細な成分はまだ不明ですが」
「“成分は不明”、ですって?」
カップを置き、クラリスは軽やかに立ち上がった。
「貴方のようなまっすぐな騎士様にとっては、嫌な役目でしょうけれど──お願いしてもいいかしら。王宮へ、私を同行させて。毒は現場を見ずして判断できない」
ルークは一瞬、目を見張った。少女の瞳は氷のように澄み切っていて、それでいてどこか憂いを秘めていた。
(この目は……覚えている)
遥か昔、まだ自分がただの下級騎士見習いだった頃。貴族の屋敷に届け物をした少年は、庭園でひとり本を読む少女とすれ違った。それが──クラリスだった。
「……分かりました。私の責任で、王宮へご同行いただきます」
クラリスはうっすらと笑う。
「毒婦と手を組む覚悟、おありですか?」
「毒を使う者より、毒を見抜ける者の方が……はるかに価値がある」
その言葉に、クラリスの頬がわずかに紅く染まる。
* * *
王宮の密室。すでに現場は魔術師による封鎖と浄化処理がなされていた。
「……愚かな真似を」
クラリスは手袋をはめ、かがみ込む。
紅茶の残り香を確かめ、茶葉の種類と量、温度と抽出時間から、異物の混入タイミングを探る。
「紅茶に使われたのは、セルヴィア産の乾燥ベリー。これは普通じゃない。酸味を和らげるためのレモンピールがない……変ね」
「どういうことです?」
「毒の混入を悟らせないための演出よ。つまり、“香り”に強い毒を選んだわけではない」
クラリスは顔を上げた。そこに浮かぶ表情は、さきほどまでの冷静な顔ではなかった。
「これ……“ノクターン”だわ。魔術探知をすり抜ける毒。ほとんど記録に残らない、幻の毒物」
「それは……どういう毒です?」
「少量なら眠気、蓄積すれば呼吸中枢を麻痺させて静かに心臓を止める。しかも、死後三十分を過ぎれば痕跡が薄れる」
ルークは息を呑む。
「……これは、“偶然の中毒死”を装った、計画的な暗殺だ」
クラリスはうなずいた。
「標的は、おそらく王太子」
「なら、侍女は……」
「順番を変えたか、誤って飲んだのか。いずれにせよ、次は……確実に狙われるでしょうね。今夜か、明日か」
* * *
調査を終えて帰路につく馬車の中。クラリスは疲れたように目を閉じていた。
「……ありがとう。貴方のような人が、王宮にいてくれてよかった」
その一言に、ルークは少しだけ目を見開く。
「私に……礼など」
「ええ。王太子から捨てられた“毒婦”に、真っ直ぐに向き合ってくれたのは、貴方が初めてだから」
夕暮れが、窓辺に差し込む。その光は、クラリスの横顔を優しく照らしていた。
そして彼女はまだ知らない。この出会いが、毒と謎に満ちた事件の幕開けであることを──
そして、この騎士との旅が、恋と信頼を紡ぐ物語になることを。
王都の片隅、エルステッド子爵家の書斎には、無数の瓶と古書が並んでいた。
紫煙草の香りと乾いた羊皮紙のにおいが交差するなか、クラリスはひとつの毒薬瓶を手に取る。
「“無形の指(ファントム・タッチ)”……魔術探知にも反応せず、死の痕跡すら残さない。なるほど」
口元に浮かぶのは微かな笑み。それは、王太子の言葉が図らずも──正しかった証明であった。
毒婦、と呼ばれた令嬢。彼女の知識は、王宮でも恐れられるほどに鋭い。けれどその知識は、誰かを傷つけるためのものではない。
(愚かだわ、アルヴィン……本当に毒を恐れていたなら、どうして今、あの令嬢の隣に立てるの?)
リリーナ・ベルサリエ。侯爵家の令嬢であり、王太子の新たな婚約者。──そして、おそらく“毒”の中心にいる女。
クラリスは、再び椅子に背を預けた。その視線は、書斎の窓を越え、遥か王宮の塔へと向かっていた。
すべては、始まったばかりだった。
──その日の午後。王宮の奥深く、第四庭園に面した回廊を、若き騎士が駆け抜けていた。
「……遅い!」
金髪の騎士装束に身を包んだ青年は、息を切らしながら扉を開く。そこには、一人の侍女が倒れていた。
「応急処置は……まだ、か……っ」
彼の声に反応して駆け寄った侍医が、無言で首を振る。
遺体の傍らには、銀の茶器。まだ温もりを残す紅茶。香り高いアッサムのはずが、今はその香りにかすかに異物の気配が混じっていた。
「王太子殿下への給仕役……だったな、この子」
騎士──ルーク・ヴァルハルトは、床に膝をつく。
殺されたのはただの侍女。けれど、給仕の順番を変えていたら、毒が向かっていたのは……。
(殿下か……それとも)
彼の思考を遮るように、扉の外から近衛隊長が声をかける。
「ヴァルハルト。あの娘に会ってこい。クラリス・エルステッドだ。王太子の元婚約者だったそうだが……彼女は毒に詳しいと聞いた」
「毒婦と呼ばれている令嬢、ですか」
「名誉挽回の場を与えてやれ。今の王宮に必要なのは、見た目の美徳ではなく、毒を嗅ぎ分けられる鼻だ」
ルークは無言のまま立ち上がる。王太子の命を守ること、それが彼の任務だ。噂がどうであれ、有能な者を使うのが務めであるなら──行くしかない。
* * *
「……あなたが、“毒婦”の私を訪ねてくるとは、少しばかり意外でした」
エルステッド家の応接間。
淡いベージュの壁紙と、時折香るハーブの香気。クラリスは紅茶を片手に、騎士の青年をじっと見つめていた。
「クラリス・エルステッド嬢。……私は、ルーク・ヴァルハルト。近衛騎士団副隊長です」
クラリスは小さく笑った。
「王太子の命が危険に晒されている……と」
「すでにひとり、侍女が命を落としました。紅茶の中に……詳細な成分はまだ不明ですが」
「“成分は不明”、ですって?」
カップを置き、クラリスは軽やかに立ち上がった。
「貴方のようなまっすぐな騎士様にとっては、嫌な役目でしょうけれど──お願いしてもいいかしら。王宮へ、私を同行させて。毒は現場を見ずして判断できない」
ルークは一瞬、目を見張った。少女の瞳は氷のように澄み切っていて、それでいてどこか憂いを秘めていた。
(この目は……覚えている)
遥か昔、まだ自分がただの下級騎士見習いだった頃。貴族の屋敷に届け物をした少年は、庭園でひとり本を読む少女とすれ違った。それが──クラリスだった。
「……分かりました。私の責任で、王宮へご同行いただきます」
クラリスはうっすらと笑う。
「毒婦と手を組む覚悟、おありですか?」
「毒を使う者より、毒を見抜ける者の方が……はるかに価値がある」
その言葉に、クラリスの頬がわずかに紅く染まる。
* * *
王宮の密室。すでに現場は魔術師による封鎖と浄化処理がなされていた。
「……愚かな真似を」
クラリスは手袋をはめ、かがみ込む。
紅茶の残り香を確かめ、茶葉の種類と量、温度と抽出時間から、異物の混入タイミングを探る。
「紅茶に使われたのは、セルヴィア産の乾燥ベリー。これは普通じゃない。酸味を和らげるためのレモンピールがない……変ね」
「どういうことです?」
「毒の混入を悟らせないための演出よ。つまり、“香り”に強い毒を選んだわけではない」
クラリスは顔を上げた。そこに浮かぶ表情は、さきほどまでの冷静な顔ではなかった。
「これ……“ノクターン”だわ。魔術探知をすり抜ける毒。ほとんど記録に残らない、幻の毒物」
「それは……どういう毒です?」
「少量なら眠気、蓄積すれば呼吸中枢を麻痺させて静かに心臓を止める。しかも、死後三十分を過ぎれば痕跡が薄れる」
ルークは息を呑む。
「……これは、“偶然の中毒死”を装った、計画的な暗殺だ」
クラリスはうなずいた。
「標的は、おそらく王太子」
「なら、侍女は……」
「順番を変えたか、誤って飲んだのか。いずれにせよ、次は……確実に狙われるでしょうね。今夜か、明日か」
* * *
調査を終えて帰路につく馬車の中。クラリスは疲れたように目を閉じていた。
「……ありがとう。貴方のような人が、王宮にいてくれてよかった」
その一言に、ルークは少しだけ目を見開く。
「私に……礼など」
「ええ。王太子から捨てられた“毒婦”に、真っ直ぐに向き合ってくれたのは、貴方が初めてだから」
夕暮れが、窓辺に差し込む。その光は、クラリスの横顔を優しく照らしていた。
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そして、この騎士との旅が、恋と信頼を紡ぐ物語になることを。
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