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後日
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一連の騒ぎが収まり、その後学校は2日間の休業ののち再開されることとなった。自宅待機が推奨されていたがどの生徒も守らず、思い思いの休日を過ごしていた。かくいう私とクレアもその一人である。
「良かったわね、メアリー。怪我してないんでしょう?」
「私は大丈夫だけど、結構傷が深い人もいたよね。それも魔法を使えばすぐ治るなんてびっくりだけど」
私は頼んでおいた熱々のコーヒーを口に運ぶ。美味しい。
「ある程度のことは魔法でできるしね。できる人は蘇生なんかもできちゃうらしいわよ」
「へぇ…それなら極悪犯罪人とかが死刑で死んでも、蘇らせれるってこと?」
「何よそれ…まあ、蘇らせることはできるわよ。でも、その人の魔力の根源まで破壊されたら無理よ」
「根源…?」
「これ、授業でやったのだけれど…そもそも、私達が死ぬと体内の魔力が一気に放出され、見えない形、感じない形で魔力の波となって空気に伝わるの。これが魔力波って言うの。それが出る理由としては、魔力の根源、いわゆる魔力の核が存在しているから、私達はここから魔力を生産して出している。心臓見たいなものよ。それが顕になると、急に供給をやめることができないから波となって伝わるの。でも、魔法が得意な人は核を破壊してから殺したりするわね」
「ふーん、後からじゃだめなの?」
「波が出ちゃうから、人が死んだことがバレるし、波の形から核を再現して最悪蘇らせれるからね。核を破壊して、波を出ないようにして、それから…って感じね。まあ、でも核はそう簡単に壊せないから安心しなさい。それも魔力が多ければ多いほどね」
「ふーん…」
「お待たせしました」
その言葉とともに置かれるのは、期間限定のチーズケーキ。そういえば、こんな話をする場所では無かったのかな、と思う。ちょっと真剣な空気であったが一転。チーズケーキを目の前にするとテンションが上がってしまう。この世界にもチーズケーキはあると思わなかったので、とても嬉しい。どうやらケーキの間にレーズンが入ってるみたいだ。なんか、ちょっと高級感出ている気がする。
一口サイズに切り、口に運ぶ。甘いレーズンと、ほどよいチーズケーキの味が見事にマッチしていてとても美味しい。下の方はサクッとした生地になっており、舌の上でとろけるチーズケーキと上手く対比していて、飽きない。そこにレーズンも加わって果物特有の噛みごたえとなるのだから、最高であろう。1ピースしかないチーズケーキでは少し物足りない気もする。
「美味しいわね」
「うん」
クレアも同じことを考えていたようだ。それにしても、フェリア様ってあの男の人を燃やして灰にしていた。あんまり思い出したくないけど、思い出すあの光景。こんなに美味しいもの食べてるのに、なんだか気分が悪くなってきた。最悪。あれ、確実に死んでしまっているだろうが、蘇生もできるし大丈夫なのかな…フェリア様が核まで破壊できるのかは分からないが…人殺しになんてなりたくないだろうから、蘇生できる事実を知っているから燃やしつくした…ということだろう。この世界の常識が分からないが、蘇生ができるこの世界の命は軽そうだ。
「どうしたの?やっぱり不味かった?私が食べてあげるわよ?」
「別にそんなことな…って、あ!」
一口サイズ、それも大きなサイズに切り取られ、チーズケーキがクレアの口に運ばれていく。私も負けじとクレアのチーズケーキをとろうとしたが、もうすでに食べ終わっており、空の皿が置いてあるだけだった。
「ちょっ、私の取らないでよ!」
「ぼーっとしてるメアリーが悪いんじゃない?ほら、早く食べないと私が食べちゃうわよ」
クレアはもう食べ終わったので暇なのだろう。待たせていることに罪悪感は感じるので、できるだけ急いで食べる。
「何見てきたか分かんないけど、あんまり思い詰めないでよね。そんなんじゃみんな心配するよ。相談くらい乗るからさ」
「……ありがと」
「あ、食べ終わったらまずここの近くの庶民向けのあの有名服屋のフラワーズによって、それから…」
急に優しくなったと思ったら、このあとの買い物に来てくれるよう私をおだてるためか。くぅ、まんまと引っかかった。まあ、たまには付き合ってあげるのもいいか。
私はすっかり時間が経ち冷めてしまったコーヒーを口に運んだ。
「良かったわね、メアリー。怪我してないんでしょう?」
「私は大丈夫だけど、結構傷が深い人もいたよね。それも魔法を使えばすぐ治るなんてびっくりだけど」
私は頼んでおいた熱々のコーヒーを口に運ぶ。美味しい。
「ある程度のことは魔法でできるしね。できる人は蘇生なんかもできちゃうらしいわよ」
「へぇ…それなら極悪犯罪人とかが死刑で死んでも、蘇らせれるってこと?」
「何よそれ…まあ、蘇らせることはできるわよ。でも、その人の魔力の根源まで破壊されたら無理よ」
「根源…?」
「これ、授業でやったのだけれど…そもそも、私達が死ぬと体内の魔力が一気に放出され、見えない形、感じない形で魔力の波となって空気に伝わるの。これが魔力波って言うの。それが出る理由としては、魔力の根源、いわゆる魔力の核が存在しているから、私達はここから魔力を生産して出している。心臓見たいなものよ。それが顕になると、急に供給をやめることができないから波となって伝わるの。でも、魔法が得意な人は核を破壊してから殺したりするわね」
「ふーん、後からじゃだめなの?」
「波が出ちゃうから、人が死んだことがバレるし、波の形から核を再現して最悪蘇らせれるからね。核を破壊して、波を出ないようにして、それから…って感じね。まあ、でも核はそう簡単に壊せないから安心しなさい。それも魔力が多ければ多いほどね」
「ふーん…」
「お待たせしました」
その言葉とともに置かれるのは、期間限定のチーズケーキ。そういえば、こんな話をする場所では無かったのかな、と思う。ちょっと真剣な空気であったが一転。チーズケーキを目の前にするとテンションが上がってしまう。この世界にもチーズケーキはあると思わなかったので、とても嬉しい。どうやらケーキの間にレーズンが入ってるみたいだ。なんか、ちょっと高級感出ている気がする。
一口サイズに切り、口に運ぶ。甘いレーズンと、ほどよいチーズケーキの味が見事にマッチしていてとても美味しい。下の方はサクッとした生地になっており、舌の上でとろけるチーズケーキと上手く対比していて、飽きない。そこにレーズンも加わって果物特有の噛みごたえとなるのだから、最高であろう。1ピースしかないチーズケーキでは少し物足りない気もする。
「美味しいわね」
「うん」
クレアも同じことを考えていたようだ。それにしても、フェリア様ってあの男の人を燃やして灰にしていた。あんまり思い出したくないけど、思い出すあの光景。こんなに美味しいもの食べてるのに、なんだか気分が悪くなってきた。最悪。あれ、確実に死んでしまっているだろうが、蘇生もできるし大丈夫なのかな…フェリア様が核まで破壊できるのかは分からないが…人殺しになんてなりたくないだろうから、蘇生できる事実を知っているから燃やしつくした…ということだろう。この世界の常識が分からないが、蘇生ができるこの世界の命は軽そうだ。
「どうしたの?やっぱり不味かった?私が食べてあげるわよ?」
「別にそんなことな…って、あ!」
一口サイズ、それも大きなサイズに切り取られ、チーズケーキがクレアの口に運ばれていく。私も負けじとクレアのチーズケーキをとろうとしたが、もうすでに食べ終わっており、空の皿が置いてあるだけだった。
「ちょっ、私の取らないでよ!」
「ぼーっとしてるメアリーが悪いんじゃない?ほら、早く食べないと私が食べちゃうわよ」
クレアはもう食べ終わったので暇なのだろう。待たせていることに罪悪感は感じるので、できるだけ急いで食べる。
「何見てきたか分かんないけど、あんまり思い詰めないでよね。そんなんじゃみんな心配するよ。相談くらい乗るからさ」
「……ありがと」
「あ、食べ終わったらまずここの近くの庶民向けのあの有名服屋のフラワーズによって、それから…」
急に優しくなったと思ったら、このあとの買い物に来てくれるよう私をおだてるためか。くぅ、まんまと引っかかった。まあ、たまには付き合ってあげるのもいいか。
私はすっかり時間が経ち冷めてしまったコーヒーを口に運んだ。
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