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プラスアルファ7.8
ギリザリス地下神殿
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一度計画が始動してしまえば、あとは早いものだ。
人員の選定から予算編成まで、猛スピードで実施されていく。
この辺りは魔王ヴェルムドールと四方将を意思決定の最上位に置くザダーク王国ならではと言えるだろう。
一度上で意思決定がされれば速やかにそれが伝わっていくし、不満を持つ者も居ないからだ。
更に今回の場合は幸いにもニノの協力により、最初の候補となる中規模ダンジョン三箇所の位置も分かっている。
その部分の調査に一番時間がかかると予測されていただけに、大分コストの削減にも繋がっている。
選定された三つのダンジョンはいずれも同程度の中規模ダンジョン。
ギリザリス地下神殿。
ドウム地下宮殿。
ミーズ迷宮。
どれもご大層な名前ではあるが、大規模ダンジョンになりきれない程度のものだ。
このうち、まず最初にギリザリス地下神殿の調査が決まっていた。
「……ふむ」
ギリザリス地下神殿。
その入り口を眺め、その男は短く頷く。
神殿という名前に相応しく、小さな神殿のような形の建物がその場には立っていた。
入り口の両脇に鎮座する怪物像はゴーレムでもなんでもなく、ただのこけおどしのようだ。
これがこういったものを初めて見る人類であれば警戒の一つもするのだろうが、よくゴーディを見ている男にとっては「涙ぐましい努力だな」程度にしか思いようがない。
その怪物像が守るのは重厚な石の扉であり、よく分からない意匠の装飾が施されている。
よく分からない……というのは、原型をあまり留めていないからだ。
ほぼ間違いなくニノの手によるものと思われる斬撃でこじ開けられた跡も生々しい石の扉の先には、地下へと降りる階段が存在している。
ちなみに、この男の名前はサンクリード。
ザダーク王国の西方軍を預かる西方将であり、魔族の勇者でもある最重要人物の一人だ。
そんな彼がこの場所にいるのは、決して面白そうだとかいう個人的な理由ではなく、西方軍のトップとして実際の現場を確かめる必要性を強く感じているのと……あとは、何となくの勘である。
ちなみに、そんな「視察」の日程が予想よりずっと早かったということで、残念ながらヴェルムドールは今回は魔王城での仕事に忙殺されている。
代わりに「次は絶対行くからな。日程調整しに来いよ」という伝言がわざわざ届いていたりするが、それはさておき。
「サンクリード様、お気をつけて」
「ああ」
サンクリードが内部を探索する間、入り口を警備する兵士達に頷きサンクリードは階段を下りていく。
石造りの階段には思ったよりも損傷はなく、崩れそうな心配も無い。
損傷があるとすればむしろ、ニノが暴れた内部だろう。
階段を下りきると、真っ暗な空間がサンクリードを出迎える。
かつては照明で明るく照らされていたであろう地下神殿も、主を失った今では明かりを灯す者も居ない。
これが地上であれば多少の明かりも差し込んだのだろうが……これもまた、地下ならではといえるだろうか。
「……空しいものだな」
呟き、サンクリードは照明魔法を起動する。
サンクリードの手の中に生まれた光の玉は周辺を明るく照らし、それを掲げるようにしながらサンクリードは歩き始める。
コツン、コツン、と。
誰も居ない通路を進みながら、サンクリードは周囲を確認する。
地下神殿……などと名前こそついているが、何かの神を崇めているわけではないだろう。
むしろ、このダンジョンの主であったギリザリスが神気取りであったのかもしれない。
白く……しかし薄汚れた石壁を見ながら、サンクリードはそんな事を考える。
「……ん」
進む先の壁に扉を見つけ、サンクリードは足を止める。
入り口の扉同様に斬り裂かれているのかと思えば、こちらは蹴り破られているらしく、扉が変な風にプラプラと揺れているのがわかる。
随分と乱暴な開け方をしたものだ……とサンクリードは小さく笑って。
次の瞬間、部屋の中に掲げていた照明魔法を投げ込む。
投げ込まれた照明魔法は込められていた魔力を一気に炸裂させ、強烈な閃光を放つ。
その眩さに耐え切れなかったのか、部屋の中から奇声と共に飛び出してきたモノをサンクリードは縦一文字に斬り裂く。
それは斬り裂かれた瞬間に黒い霧となって霧散し、そのまま闇の中へと消えていく。
「今のは……」
一瞬だが、ゴブリンか何かのように見えた。
斬り裂いた手応えも確かにあったのだが……死体が地面に落ちた音はしなかった。
再度手の中に照明を生み出すと、サンクリードは今の何かが飛び出してきた部屋の中へと入る。
「待機場所、といったところか」
朽ちた木製の椅子に机、転がった酒瓶に樽……かつてはハンモックか何かであっただろうものもある。
転がる錆びた剣や、乾いた血の跡がここで起こった事を連想させる。
攻め込んできたニノに一方的に斬り刻まれたというところだろうが……。
「……おかしい、な」
辺りを確認しながら、サンクリードはポツリと呟く。
何処にも死体が無い。
これ程の惨劇の跡を残しながら、死体が一つもないなどということがありえるだろうか?
西方軍の何処かの部隊が片付けたという報告は受けていない。
しかし、何処かの誰かが何らかの事情で埋葬したと考えることも出来る。
だとすれば……先程の何かは、一体なんだというのか?
「お前なら……答えを知っているか?」
「ヴルルルル……ガ、ギアアオオオ……」
目を限界まで見開き、口から涎をダラダラとたらす熊のビスティア。
何処から現れたものか、熊のビスティアは意味不明な言葉を漏らしながら部屋の中へと入ってくる。
ダラリと下げた手の爪は不自然に伸び、そして照明の魔法に照らされギラリと輝いている。
「一応聞くぞ。抵抗しなければ殺さんが……どうする?」
「ゲアエオアアアアアアアアア!」
バン、と。
弾けるような音を立てて、身体を投げ出すように熊のビスティアは跳ぶ。
「イイイェアアアアア!」
「そうか、残念だ」
爪を振りかぶりサンクリードを斬り裂こうとして。
その爪を腕ごと斬り飛ばされ、無様に床に転がっていく。
それを無表情に見下ろすと、サンクリードは斬り飛ばした腕を見る。
長く硬質化していると思われる爪は、ちょっとした金属程度の硬度はあるだろう。
少なくともサンクリードの知っている限りでは、そんな進化の仕方をしたビスティアはいない。
「ギイエアアア……ア?」
自分から視線を外しているサンクリードに喰らい付こうとした熊のビスティアは、自分の視点が妙に高い事に気付き戸惑う。
明らかに自分の身長を越えた高さ。
しかし、それも当然だろう。
その首はすでに斬り飛ばされて、宙を舞っているのだから。
やがてその首も身体も、腕も黒い粒子となって消えていき……サンクリードは、小さくふむと頷く。
「殺すと消えるか。まるでアルヴァのような奴だな」
とすると、先程のゴブリンのようなものも同類だな……とサンクリードは呟く。
そして同時に、嫌な可能性をも思いつく。
「まさかとは思うが……このダンジョン内が、この連中で埋め尽くされているんじゃあるまいな」
サンクリードの声に応えるかのように、どこかでガタンという音が響く。
それを聞いたサンクリードは眉間をおさえ……ふう、と小さな溜息をつく。
「なるほど。俺が来たのは結果的には正解だったということか」
何か硬い物を引き摺りながら歩いてくる音を耳にして、サンクリードは剣を握りなおす。
そのまま部屋を出て、こちらに向かってくるゴブリンらしきものを見据えると……サンクリードは問答無用で光撃を放つ。
ただそれだけでゴブリンらしきものは黒い粒子になって消え、ゴブリンらしきものの引き摺っていた錆びた剣が床にガランと落ちる。
「頭は悪そうだが……問題は、数だな」
今倒したので打ち止めならば楽なのだが、どうにもそうはいかないようだ。
「オオオ……」
「ウオルルルルウゥ……」
視線の向かう先すら定かではないビスティアやゴブリン達が、戦闘音を聞きつけたのか曲がり角からゆっくりとやってくるのが見える。
それを見据え、サンクリードは走る。
地下という場所上、あまり派手な魔法は使えない。
今後のことも考えれば、出来るだけ地下神殿に影響を与えない戦い方がいい。
「一体何がどうなってこうなったかは知らんが……覚悟は、出来ているな?」
そう呟き、サンクリードは向かってくるビスティア達の中へと突っ込んでいく。
撤退する気など、微塵も無い。
ここでこれ等を放置すること。
それこそが何よりも一番危険な選択肢であるように感じられたからだ。
人員の選定から予算編成まで、猛スピードで実施されていく。
この辺りは魔王ヴェルムドールと四方将を意思決定の最上位に置くザダーク王国ならではと言えるだろう。
一度上で意思決定がされれば速やかにそれが伝わっていくし、不満を持つ者も居ないからだ。
更に今回の場合は幸いにもニノの協力により、最初の候補となる中規模ダンジョン三箇所の位置も分かっている。
その部分の調査に一番時間がかかると予測されていただけに、大分コストの削減にも繋がっている。
選定された三つのダンジョンはいずれも同程度の中規模ダンジョン。
ギリザリス地下神殿。
ドウム地下宮殿。
ミーズ迷宮。
どれもご大層な名前ではあるが、大規模ダンジョンになりきれない程度のものだ。
このうち、まず最初にギリザリス地下神殿の調査が決まっていた。
「……ふむ」
ギリザリス地下神殿。
その入り口を眺め、その男は短く頷く。
神殿という名前に相応しく、小さな神殿のような形の建物がその場には立っていた。
入り口の両脇に鎮座する怪物像はゴーレムでもなんでもなく、ただのこけおどしのようだ。
これがこういったものを初めて見る人類であれば警戒の一つもするのだろうが、よくゴーディを見ている男にとっては「涙ぐましい努力だな」程度にしか思いようがない。
その怪物像が守るのは重厚な石の扉であり、よく分からない意匠の装飾が施されている。
よく分からない……というのは、原型をあまり留めていないからだ。
ほぼ間違いなくニノの手によるものと思われる斬撃でこじ開けられた跡も生々しい石の扉の先には、地下へと降りる階段が存在している。
ちなみに、この男の名前はサンクリード。
ザダーク王国の西方軍を預かる西方将であり、魔族の勇者でもある最重要人物の一人だ。
そんな彼がこの場所にいるのは、決して面白そうだとかいう個人的な理由ではなく、西方軍のトップとして実際の現場を確かめる必要性を強く感じているのと……あとは、何となくの勘である。
ちなみに、そんな「視察」の日程が予想よりずっと早かったということで、残念ながらヴェルムドールは今回は魔王城での仕事に忙殺されている。
代わりに「次は絶対行くからな。日程調整しに来いよ」という伝言がわざわざ届いていたりするが、それはさておき。
「サンクリード様、お気をつけて」
「ああ」
サンクリードが内部を探索する間、入り口を警備する兵士達に頷きサンクリードは階段を下りていく。
石造りの階段には思ったよりも損傷はなく、崩れそうな心配も無い。
損傷があるとすればむしろ、ニノが暴れた内部だろう。
階段を下りきると、真っ暗な空間がサンクリードを出迎える。
かつては照明で明るく照らされていたであろう地下神殿も、主を失った今では明かりを灯す者も居ない。
これが地上であれば多少の明かりも差し込んだのだろうが……これもまた、地下ならではといえるだろうか。
「……空しいものだな」
呟き、サンクリードは照明魔法を起動する。
サンクリードの手の中に生まれた光の玉は周辺を明るく照らし、それを掲げるようにしながらサンクリードは歩き始める。
コツン、コツン、と。
誰も居ない通路を進みながら、サンクリードは周囲を確認する。
地下神殿……などと名前こそついているが、何かの神を崇めているわけではないだろう。
むしろ、このダンジョンの主であったギリザリスが神気取りであったのかもしれない。
白く……しかし薄汚れた石壁を見ながら、サンクリードはそんな事を考える。
「……ん」
進む先の壁に扉を見つけ、サンクリードは足を止める。
入り口の扉同様に斬り裂かれているのかと思えば、こちらは蹴り破られているらしく、扉が変な風にプラプラと揺れているのがわかる。
随分と乱暴な開け方をしたものだ……とサンクリードは小さく笑って。
次の瞬間、部屋の中に掲げていた照明魔法を投げ込む。
投げ込まれた照明魔法は込められていた魔力を一気に炸裂させ、強烈な閃光を放つ。
その眩さに耐え切れなかったのか、部屋の中から奇声と共に飛び出してきたモノをサンクリードは縦一文字に斬り裂く。
それは斬り裂かれた瞬間に黒い霧となって霧散し、そのまま闇の中へと消えていく。
「今のは……」
一瞬だが、ゴブリンか何かのように見えた。
斬り裂いた手応えも確かにあったのだが……死体が地面に落ちた音はしなかった。
再度手の中に照明を生み出すと、サンクリードは今の何かが飛び出してきた部屋の中へと入る。
「待機場所、といったところか」
朽ちた木製の椅子に机、転がった酒瓶に樽……かつてはハンモックか何かであっただろうものもある。
転がる錆びた剣や、乾いた血の跡がここで起こった事を連想させる。
攻め込んできたニノに一方的に斬り刻まれたというところだろうが……。
「……おかしい、な」
辺りを確認しながら、サンクリードはポツリと呟く。
何処にも死体が無い。
これ程の惨劇の跡を残しながら、死体が一つもないなどということがありえるだろうか?
西方軍の何処かの部隊が片付けたという報告は受けていない。
しかし、何処かの誰かが何らかの事情で埋葬したと考えることも出来る。
だとすれば……先程の何かは、一体なんだというのか?
「お前なら……答えを知っているか?」
「ヴルルルル……ガ、ギアアオオオ……」
目を限界まで見開き、口から涎をダラダラとたらす熊のビスティア。
何処から現れたものか、熊のビスティアは意味不明な言葉を漏らしながら部屋の中へと入ってくる。
ダラリと下げた手の爪は不自然に伸び、そして照明の魔法に照らされギラリと輝いている。
「一応聞くぞ。抵抗しなければ殺さんが……どうする?」
「ゲアエオアアアアアアアアア!」
バン、と。
弾けるような音を立てて、身体を投げ出すように熊のビスティアは跳ぶ。
「イイイェアアアアア!」
「そうか、残念だ」
爪を振りかぶりサンクリードを斬り裂こうとして。
その爪を腕ごと斬り飛ばされ、無様に床に転がっていく。
それを無表情に見下ろすと、サンクリードは斬り飛ばした腕を見る。
長く硬質化していると思われる爪は、ちょっとした金属程度の硬度はあるだろう。
少なくともサンクリードの知っている限りでは、そんな進化の仕方をしたビスティアはいない。
「ギイエアアア……ア?」
自分から視線を外しているサンクリードに喰らい付こうとした熊のビスティアは、自分の視点が妙に高い事に気付き戸惑う。
明らかに自分の身長を越えた高さ。
しかし、それも当然だろう。
その首はすでに斬り飛ばされて、宙を舞っているのだから。
やがてその首も身体も、腕も黒い粒子となって消えていき……サンクリードは、小さくふむと頷く。
「殺すと消えるか。まるでアルヴァのような奴だな」
とすると、先程のゴブリンのようなものも同類だな……とサンクリードは呟く。
そして同時に、嫌な可能性をも思いつく。
「まさかとは思うが……このダンジョン内が、この連中で埋め尽くされているんじゃあるまいな」
サンクリードの声に応えるかのように、どこかでガタンという音が響く。
それを聞いたサンクリードは眉間をおさえ……ふう、と小さな溜息をつく。
「なるほど。俺が来たのは結果的には正解だったということか」
何か硬い物を引き摺りながら歩いてくる音を耳にして、サンクリードは剣を握りなおす。
そのまま部屋を出て、こちらに向かってくるゴブリンらしきものを見据えると……サンクリードは問答無用で光撃を放つ。
ただそれだけでゴブリンらしきものは黒い粒子になって消え、ゴブリンらしきものの引き摺っていた錆びた剣が床にガランと落ちる。
「頭は悪そうだが……問題は、数だな」
今倒したので打ち止めならば楽なのだが、どうにもそうはいかないようだ。
「オオオ……」
「ウオルルルルウゥ……」
視線の向かう先すら定かではないビスティアやゴブリン達が、戦闘音を聞きつけたのか曲がり角からゆっくりとやってくるのが見える。
それを見据え、サンクリードは走る。
地下という場所上、あまり派手な魔法は使えない。
今後のことも考えれば、出来るだけ地下神殿に影響を与えない戦い方がいい。
「一体何がどうなってこうなったかは知らんが……覚悟は、出来ているな?」
そう呟き、サンクリードは向かってくるビスティア達の中へと突っ込んでいく。
撤退する気など、微塵も無い。
ここでこれ等を放置すること。
それこそが何よりも一番危険な選択肢であるように感じられたからだ。
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