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プラスアルファ7.8
ギリザリス地下神殿2
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近づいてくるビスティアやゴブリン達。
その表情には一つとして正気を伺えるものはなく、視線がグリグリと彷徨い続ける様が、その狂気ぶりを加速させている。
ある者はふらふらと壁にぶつかり、ある者は意味なく止まったかと思うと、後ろからやってくる別の者に押されて仕方ないかのように歩き出す。
錆びた剣。
折れた槍。
朽ちかけた革鎧。
装備一つとっても、まともな要素が何一つ無い。
「……生き残り……というわけではないな。現実的に考えれば、ここに入り込んだ後に何らかの要因で狂ったというところだが……」
それでも、まだ違和感がある。
そう……たとえば、死に様だ。
あの普通の魔族では有り得ない死に様は、一体なんだというのか?
アルヴァを彷彿とさせながらしかし、その姿はゴブリンやビスティアそのものだ。
「ギギギ……ギア!」
ゆっくりと歩いてくるうちの一体が、ようやくサンクリードを見つけたというかのように叫ぶ。
グリグリと動いていた視線はサンクリードに固定され、何処かへと向いていた他の者達の視線も一斉にサンクリードへと向く。
「シャアアア……」
「ゲアアアアゥ」
響く、声とすら呼べない唸り声。
それを聞いて、サンクリードは嘆息する。
まるで野生の獣そのものだ。
ゴブリン以下の知性では、それこそ魔族に分類されるのが恥なレベルだろう。
「エァオアアアアアアア!」
「火撃」
手に持った剣をそのままに、噛み付こうと跳んでくるゴブリンが、火に包まれて燃え上がる。
苦悶の声すらあげないままにゴブリンは火の中に消え……やはり、死体は残らない。
「キアアアアア!」
「イアアェアア!」
槍を持っていた犬のビスティアと、斧を持っていたゴブリンが我先にサンクリードへと襲い掛かってくる。
しかし、槍を鈍器のように振りかぶり片刃の斧を槍のように突き出してくるのでは、牽制にもなりはしない。
それでいて殺意は旺盛なのだから、実に始末が悪いとしか言いようが無い。
斜め上へと斬り上げる斬撃が犬のビスティアを槍ごと斬り裂き、斧のゴブリンが光撃で消滅する。
すでに制御を放棄した照明の魔法はふらふらと天井付近を彷徨っており、何人かがその照明魔法を狙ってピョンピョンと飛び跳ねている。
「……風よ」
サンクリードの声に応えるかのように、剣……硬剣ライザノークに嵌った宝石が緑色に輝き風の魔法剣が発動する。
「そういえば、本格的な試し斬りはまだだったな……。丁度いい、試させてもらうとしようか」
ライザノークに集う、激しい風の魔力。
それに反応したゴブリンやビスティア達は再びサンクリードに視線を戻すと、一斉にサンクリードへと向かって走り出す。
その鋭い爪を、牙を、武器を。
我先に突き出そうとして……しかし、そのどれもが届かない。
届くはずも無い。
その爪は易々と斬り裂かれ。
その牙は上半身ごと宙を舞い。
武器を振るう前に両断されて。
殺されれば黒い粒子となって消えていく彼等では、その死体をもって足止めするということすら出来ない。
ならば、その結末は知れたものだ。
「……なんだ、もう終わりか?」
つまらなそうにサンクリードが呟く頃には、彼以外に動くモノは何一つとして残らない。
ライザノークに込められた風の魔力を霧散させ、鞘へとおさめる。
「これでは試し斬りしたとは言えんな……その辺の木を切るのと何も変わらん」
そう言って溜息をつくと、サンクリードは再び手の中に照明を生み出す。
もう、付近からは何の音もしない。
恐らくはこの近くのアレは殲滅し尽したのだろうが……曲がりなりにも、ここは中規模ダンジョンだ。
この先に進めば、同類が居ないとも限らない。
となれば、今後の計画の事も考えれば完全に探索して殲滅し尽すのが正しい……のだが。
「……少しばかり、面倒だな」
そんな身も蓋も無いことをサンクリードは呟く。
自分に襲い掛かってくるような珍しい相手ではあるが、蓋を開けてみれば以前シュタイア大陸で戦ったゴブリンにも劣る雑魚だ。
身体能力だけでいえばこちらのほうが上だが、それを台無しにするほど頭が悪い。
というよりも悪すぎる。
こんな弱いもの虐めに近いことをやっているだけでやる気が失せそうなのだが、それに加えて面倒なのが照明魔法だ。
発動させるだけなら簡単な照明魔法だが、制御するとなると意外に気を使う。
少なくとも戦闘中は制御を手放さなければ維持できないし、障害物の多いダンジョン内ではザダーク王国の街中のように適当に浮遊させておけばいいというものでもない。
となると、戦闘の度に照明魔法をかけなおす必要が出てくる。
それは実に非効率的だ。
ならば、どうするか。
一番いいのは、外に待機している兵士の一人を連れてきて照明魔法要員にすることだ。
平兵士とはいえ、精鋭ばかりであると自負する西方軍だ。
連れていても問題はないのだろうが……。
「いや、やはりダメだな」
問題はないだろう。
しかし、「だろう」という予想になってしまう。
連れてくるならば、自分と同レベル以上の者でなければ意味が無い。
しかし、四方将をこんな場所に引っ張ってくる程の難易度のある事かといえば疑問が残る。
……だが。
それは殺し尽くすことに限った場合だ。
あのゴブリン達が何者かは不明だが、一体どのようなモノなのか解明する必要があるのではないだろうか?
しかし自慢ではないが、サンクリードはそういう事は得意ではない。
他の四方将とて同じだろう。
ラクターもファイネルも、手加減が得意なようには思えない。
アルテジオならばとも思うが、アレはアレで中々にクレイジーな戦い方をすることを知っている。
斬殺はともかく、捕らえるのには向いていないだろう。
「俺がやるしかない……か?」
呟き、サンクリードは歩みを進める。
すると、道の先にキラリと光る二つの何かがあるのが分かる。
「ギエ、グェ、ギエアアアアア!」
それは、どうやらゴブリンのように見えた。
ように……という表現をしているのは、その姿が明らかに異様であるからだ。
四つん這いで器用に走り、牙だけが異様に発達したその姿。
ゴブリンの進化系というには、あまりにも歪に過ぎる。
「……さて、どうしたものか」
「ギオエガアアアア!」
凄まじい勢いで走ってくるソレを牽制しようと、ひとまずサンクリードはゴブリンの顔面を蹴り飛ばす。
「ゲヒャアアッ!」
蹴り飛ばされたゴブリンは首を変な方向に曲げながら壁に叩きつけられ、そのまま黒い粒子のようなものになって消えていく。
「……むう」
困った、とサンクリードは呟く。
弱い……というのも、また違うのだろう。
恐らくではあるが、異常に打たれ弱いのだ。
これほどまでに死にやすいのでは、捕らえるどころではない。
かといって、攻撃力が低いわけではなさそうなのが悩ましい。
理想を言うならば自分が気をかけなくてもいい程に強く、それでいて相手を殺さずに捕らえるような術に長けている者がいればいいのだが……残念ながら、心当たりはない。
「……となると、分かりそうな奴に直接見せるという手段か」
奇声をあげながら走ってくる猪のビスティアを袈裟斬りにして、サンクリードは歩く。
理想をいえば、ヴェルムドールだろう。
魔族を統べる魔王たる彼を連れてくるのが一番早い。
次にあげられるのはロクナだろう。
彼女ならば、この奇妙な生き物についても何か知っているかもしれない。
他にいるとすれば……イクスラースだろうか。
暗黒大陸の外の知識にも明るい彼女であれば、あるいは。
「……よし」
頷くと、サンクリードは踵を返す。
行くにしてもまずは入り口を警備する兵士に伝え、しっかりと閉鎖しておかねばならないだろう。
そう考え、サンクリードは入り口に向けて戻っていく。
************************************************
ちなみに此処でサンクリードが入り口を警備している西方軍兵士を連れて行くことを選んだ場合ですが。
「余裕の一撃で倒せるが、万が一奇襲で先手を打たれた場合にはそれなりの怪我の恐れアリ」といったところだったりします。
その表情には一つとして正気を伺えるものはなく、視線がグリグリと彷徨い続ける様が、その狂気ぶりを加速させている。
ある者はふらふらと壁にぶつかり、ある者は意味なく止まったかと思うと、後ろからやってくる別の者に押されて仕方ないかのように歩き出す。
錆びた剣。
折れた槍。
朽ちかけた革鎧。
装備一つとっても、まともな要素が何一つ無い。
「……生き残り……というわけではないな。現実的に考えれば、ここに入り込んだ後に何らかの要因で狂ったというところだが……」
それでも、まだ違和感がある。
そう……たとえば、死に様だ。
あの普通の魔族では有り得ない死に様は、一体なんだというのか?
アルヴァを彷彿とさせながらしかし、その姿はゴブリンやビスティアそのものだ。
「ギギギ……ギア!」
ゆっくりと歩いてくるうちの一体が、ようやくサンクリードを見つけたというかのように叫ぶ。
グリグリと動いていた視線はサンクリードに固定され、何処かへと向いていた他の者達の視線も一斉にサンクリードへと向く。
「シャアアア……」
「ゲアアアアゥ」
響く、声とすら呼べない唸り声。
それを聞いて、サンクリードは嘆息する。
まるで野生の獣そのものだ。
ゴブリン以下の知性では、それこそ魔族に分類されるのが恥なレベルだろう。
「エァオアアアアアアア!」
「火撃」
手に持った剣をそのままに、噛み付こうと跳んでくるゴブリンが、火に包まれて燃え上がる。
苦悶の声すらあげないままにゴブリンは火の中に消え……やはり、死体は残らない。
「キアアアアア!」
「イアアェアア!」
槍を持っていた犬のビスティアと、斧を持っていたゴブリンが我先にサンクリードへと襲い掛かってくる。
しかし、槍を鈍器のように振りかぶり片刃の斧を槍のように突き出してくるのでは、牽制にもなりはしない。
それでいて殺意は旺盛なのだから、実に始末が悪いとしか言いようが無い。
斜め上へと斬り上げる斬撃が犬のビスティアを槍ごと斬り裂き、斧のゴブリンが光撃で消滅する。
すでに制御を放棄した照明の魔法はふらふらと天井付近を彷徨っており、何人かがその照明魔法を狙ってピョンピョンと飛び跳ねている。
「……風よ」
サンクリードの声に応えるかのように、剣……硬剣ライザノークに嵌った宝石が緑色に輝き風の魔法剣が発動する。
「そういえば、本格的な試し斬りはまだだったな……。丁度いい、試させてもらうとしようか」
ライザノークに集う、激しい風の魔力。
それに反応したゴブリンやビスティア達は再びサンクリードに視線を戻すと、一斉にサンクリードへと向かって走り出す。
その鋭い爪を、牙を、武器を。
我先に突き出そうとして……しかし、そのどれもが届かない。
届くはずも無い。
その爪は易々と斬り裂かれ。
その牙は上半身ごと宙を舞い。
武器を振るう前に両断されて。
殺されれば黒い粒子となって消えていく彼等では、その死体をもって足止めするということすら出来ない。
ならば、その結末は知れたものだ。
「……なんだ、もう終わりか?」
つまらなそうにサンクリードが呟く頃には、彼以外に動くモノは何一つとして残らない。
ライザノークに込められた風の魔力を霧散させ、鞘へとおさめる。
「これでは試し斬りしたとは言えんな……その辺の木を切るのと何も変わらん」
そう言って溜息をつくと、サンクリードは再び手の中に照明を生み出す。
もう、付近からは何の音もしない。
恐らくはこの近くのアレは殲滅し尽したのだろうが……曲がりなりにも、ここは中規模ダンジョンだ。
この先に進めば、同類が居ないとも限らない。
となれば、今後の計画の事も考えれば完全に探索して殲滅し尽すのが正しい……のだが。
「……少しばかり、面倒だな」
そんな身も蓋も無いことをサンクリードは呟く。
自分に襲い掛かってくるような珍しい相手ではあるが、蓋を開けてみれば以前シュタイア大陸で戦ったゴブリンにも劣る雑魚だ。
身体能力だけでいえばこちらのほうが上だが、それを台無しにするほど頭が悪い。
というよりも悪すぎる。
こんな弱いもの虐めに近いことをやっているだけでやる気が失せそうなのだが、それに加えて面倒なのが照明魔法だ。
発動させるだけなら簡単な照明魔法だが、制御するとなると意外に気を使う。
少なくとも戦闘中は制御を手放さなければ維持できないし、障害物の多いダンジョン内ではザダーク王国の街中のように適当に浮遊させておけばいいというものでもない。
となると、戦闘の度に照明魔法をかけなおす必要が出てくる。
それは実に非効率的だ。
ならば、どうするか。
一番いいのは、外に待機している兵士の一人を連れてきて照明魔法要員にすることだ。
平兵士とはいえ、精鋭ばかりであると自負する西方軍だ。
連れていても問題はないのだろうが……。
「いや、やはりダメだな」
問題はないだろう。
しかし、「だろう」という予想になってしまう。
連れてくるならば、自分と同レベル以上の者でなければ意味が無い。
しかし、四方将をこんな場所に引っ張ってくる程の難易度のある事かといえば疑問が残る。
……だが。
それは殺し尽くすことに限った場合だ。
あのゴブリン達が何者かは不明だが、一体どのようなモノなのか解明する必要があるのではないだろうか?
しかし自慢ではないが、サンクリードはそういう事は得意ではない。
他の四方将とて同じだろう。
ラクターもファイネルも、手加減が得意なようには思えない。
アルテジオならばとも思うが、アレはアレで中々にクレイジーな戦い方をすることを知っている。
斬殺はともかく、捕らえるのには向いていないだろう。
「俺がやるしかない……か?」
呟き、サンクリードは歩みを進める。
すると、道の先にキラリと光る二つの何かがあるのが分かる。
「ギエ、グェ、ギエアアアアア!」
それは、どうやらゴブリンのように見えた。
ように……という表現をしているのは、その姿が明らかに異様であるからだ。
四つん這いで器用に走り、牙だけが異様に発達したその姿。
ゴブリンの進化系というには、あまりにも歪に過ぎる。
「……さて、どうしたものか」
「ギオエガアアアア!」
凄まじい勢いで走ってくるソレを牽制しようと、ひとまずサンクリードはゴブリンの顔面を蹴り飛ばす。
「ゲヒャアアッ!」
蹴り飛ばされたゴブリンは首を変な方向に曲げながら壁に叩きつけられ、そのまま黒い粒子のようなものになって消えていく。
「……むう」
困った、とサンクリードは呟く。
弱い……というのも、また違うのだろう。
恐らくではあるが、異常に打たれ弱いのだ。
これほどまでに死にやすいのでは、捕らえるどころではない。
かといって、攻撃力が低いわけではなさそうなのが悩ましい。
理想を言うならば自分が気をかけなくてもいい程に強く、それでいて相手を殺さずに捕らえるような術に長けている者がいればいいのだが……残念ながら、心当たりはない。
「……となると、分かりそうな奴に直接見せるという手段か」
奇声をあげながら走ってくる猪のビスティアを袈裟斬りにして、サンクリードは歩く。
理想をいえば、ヴェルムドールだろう。
魔族を統べる魔王たる彼を連れてくるのが一番早い。
次にあげられるのはロクナだろう。
彼女ならば、この奇妙な生き物についても何か知っているかもしれない。
他にいるとすれば……イクスラースだろうか。
暗黒大陸の外の知識にも明るい彼女であれば、あるいは。
「……よし」
頷くと、サンクリードは踵を返す。
行くにしてもまずは入り口を警備する兵士に伝え、しっかりと閉鎖しておかねばならないだろう。
そう考え、サンクリードは入り口に向けて戻っていく。
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ちなみに此処でサンクリードが入り口を警備している西方軍兵士を連れて行くことを選んだ場合ですが。
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