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9巻
9-2
しおりを挟む「どうしたの? そんなに熱い目で見られたら困るわ」
「いや……君の目的は何なのかな、と思ってさ」
「目的?」
「僕なんかに近づいて、君に何の得があるのかな……って」
カインの言葉を聞き、リースは口元に人差し指を当てて迷うような様子を見せる。
「仲良くなりたい……っていうのじゃダメなのかしら?」
「仲良く?」
聞き返すカインにリースは「そうよ」と返す。
「さっきも言ったけど……貴方、ナリカ様のところに行ったら活躍しそうだわ。そんな人と仲良くなりたいって思うのは……普通のことじゃない?」
「……そうだね」
「ええ、そうよ。ふふっ、だから……仲良くしましょ?」
そう言って手を差し出すリースに、カインはただ肩を竦めただけだった。
「ごめん、人見知りでさ。もうちょっと仲良くなってからでいいかな?」
「あら、意外なこと言うのね」
リースは目を丸くすると、仕方なさそうに手を引っ込める。
「貴方と仲良くしたいっていうのは本当よ? 覚えておいてね」
「うん、覚えておくよ」
そう言って再び何処かへ駆けていくリースを見送り、カインは照明魔法を手の一振りで消した。
「……」
「ん? どうした」
黙って座り込んだままのカインの背後から、ガサリという音とともにアインが戻ってきた。
アインはカインを訝しげに見下ろすと、その背中に軽い蹴りを入れる。
「おい、何かあったのか? お前の取り得は無駄に明るいことだろうが」
「え? あ、うん……アイン、おかえり」
振り返って答えるカインをアインは嫌そうに見て、恐る恐るといった様子で声をかける。
「……お前、本気でどうした? 気持ち悪いぞ」
「ん? いや、ちょっと……ね」
曖昧に呟くカインに、アインは怪訝そうな表情をした。
その背中に再び軽い蹴りを入れ、アインはカインの隣にどっかりと腰を下ろす。
「誤魔化すな。何があったかハッキリ言え」
「いや、何て言うかさ」
「何だ。結論だけ言えよ」
長い話は聞かん、と言うアインにカインは後頭部を掻きながら答える。
「今回の件、ひょっとすると……色々とスムーズにいくかも、と思ってさ」
「どういう意味だ?」
「……たぶんだけど。このままタイミングを待ってれば、ナリカ王女とも直接会えると思う。そのほうがいいのかな?」
それを聞いて、アインは考える。
カインが突拍子もないことを言うのはよくあることだ。そして大抵の場合、それが当たる。
「……頼まれた範囲は超えるが、ナリカ王女と対面できるならば当然マゼンダと会うことも……いや、やはり待て。カイン……お前、何を考えてる?」
問うアインに、カインは小さく、しかし力強い声で答える。
「会わなきゃいけない気がするんだ。それで……全部、はっきりすると思う」
「はっきりする……? 何が分かると言うんだ」
カインは真剣な表情で、アインにだけ聞こえるような小さな声で告げる。
「この内乱の……セリス王女の本当の敵が、誰なのかだよ」
カインの瞳が見つめるのは、燃える焚き火とその周りで踊る人々。
瞳に映り込む焚き火が、アインには、カインの決意の炎のように見えた。
3
副都カシナートは、今では第一王女ナリカが「仮首都カシナート」と呼ぶ街である。
エルアークほどではないが美しい街並みを誇る街に着いた一行に向けて、先頭を歩いていた騎士達が振り返る。
「よく今までついてきてくれた……カシナートに到着だ!」
彼等の目の前にあるのは堅牢な街壁と、立派な門。
エルアークのあちこちが壊れた風景に慣れていた人々は、一斉に歓声を上げる。
今にも走り出しそうな彼等を手を振って止めると、先導していた騎士は門の上の見張り台に立つ騎士へと声をかける。
「避難民を連れてきた! 開門願う!」
「了解した! ようこそ、希望の都へ!」
見張り台の騎士の合図とともに開かれた門の先に見えたのは、内乱が始まる前のエルアークのような美しい街並み。
辺りには、歓喜の声が響き渡った。
「僕達は、何かあったら戦えってことなんだろうねえ」
「だろうな」
正門付近の建物の窓から顔を出し、ぼうっと街並みを見下ろすカイン。
一行がカシナートに到着してから、すでに一週間。
今のところ、第一王女どころかマゼンダにも会えるチャンスがない。
カイン達は一般の冒険者として来たのだから当然といえば当然なのだが、セリスに協力しているメイドナイトのレイナの予想では、向こうから接触してくるはずとのことだった。
とはいえ、いつまでもこうして待っているわけにもいかない。
そろそろ何らかの手段で接触するべきかとアインは考えていたのだが……
「あ、やっぱり暇してる」
「ん……」
外から声が聞こえてきて、カインは視線をそちらへと向けた。
そこには、薄い笑みを浮かべて手を振る白い少女――リースの姿。
「ねえねえカイン、鍵開けて?」
アインがカインの頭を手でどけながら外を見ると、玄関前にリースと名乗る少女がいた。カシナートに着いて以来、毎日のようにカインに会いに来ている。
「またお前か。暇なのか?」
「あら、アイン。違うわよ、私だって忙しいもの……今日はちゃんと用事があって来たのよ?」
リースの挑戦的な笑みに、アインは冷笑で返す。
「ふん、どうだかな。ちゃんと、の意味を調べ直したほうがいいんじゃないか?」
「別にいいじゃないか、アイン。入れてあげれば」
「あらカイン、話が分かるわね!」
カインは嬉しそうに笑うと、窓際から離れた。
「おい、カイン」
「何?」
階下へ向かおうとするカインに、アインは囁く。
「……お前、目的を忘れてはいないだろうな」
「勿論。忘れちゃいないよ」
「なら、いい。私は出かけて……」
言いかけたアインの腕を、カインが掴む。
アインは掴まれた手を慣れた動きで払うと、カインを軽く睨んだ。
「待って、アインもいたほうがいいと思う」
「……またか。どうして私を同席させたがる」
ここ数日の間、リースが来る時に、カインは必ずアインを同席させていた。
その理由をカインは語らないので、アインには分からないのだが……
「ん……何となく、そのほうがいいかなって」
「わけが分からんぞ」
曖昧なカインの台詞に顔をしかめながらも、アインは渋々従うことにする。
こういう時のカインの勘……といってよいのかは分からないが、ともかくよく当たる。ならば、カインの言う通りにしておこうと考えたのだ。
カインの後について階下へ下り、ドアの鍵を開ける。
すると、その瞬間を待ち詫びていたかのように勢いよく扉が開かれ、リースが飛び込んできた。
「遅いじゃない、カイン。待ちくたびれたわ!」
「おっと」
抱きつこうとしたリースの額をカインが手で押さえると、リースは不満そうに頬を膨らませる。
「あら、ひどいわ。挨拶を拒否するなんて!」
「ハハ。で、何の用事?」
「笑って誤魔化すのは悪い癖だと思うけど……まあ、いいわ」
リースはカインからぱっと離れ、その横を通り抜けて家に入っていった。
「お邪魔するわ……あら、相変わらず何もない家ね」
「おい、勝手に入るな」
「いたの、アイン。お客様のお越しよ、お茶くらい出しなさいな?」
勝手に椅子に座ったリースに舌打ちすると、アインはテーブルを挟んだ向かい側にドカッと音を立てて腰を下ろす。
「勝手に来た客に出す茶はない。何の用だ」
「……いっつも貴女とカインは一緒にいるわよねえ」
「何の用だと聞いている」
口元に指を当てて首を傾げるリースに、アインは机を指でトントンと叩いて苛立ちを表現する。
「恋人じゃないって話だけど、どんな関係なのかしら。冒険者だったかしら? 長く旅を一緒にしてると似て非なる関係になるらしいわ?」
「用はないんだな?」
「あー、アイン。落ち着いて」
扉を閉めたカインが苦笑しながら二人のところへやってくると、アインとリースは、同時に自分の隣の椅子をトンと叩いた。
カインは、何の迷いもなくアインの隣の椅子を引いて座る。
それを見たアインは満足そうに頷き、一方のリースは頬を膨らませた。
「えーと……で、リース。何の用事なの?」
「カインが冷たいんだけど、どうしたらいいのかしら」
「そ、そんなこと言われてもなあ」
困ったように頬を掻くカインを睨みながら、リースはテーブルにだらんと体を投げ出す。
「もうー。カインのためにいい話を持ってきてあげたのに」
「いい話?」
「うん。私がお城で働いてるのは知ってるでしょ?」
「あ、うん。そう言ってたね」
カインが答えると、リースはテーブルの上でごろごろしながら話を続ける。
「で、カインもお城に行きたいなーって言ってたじゃない」
「うん」
「行けるチャンス、あるわよ?」
カインとアインが同時に反応した。
それを見て、リースがクスクスと笑う。
「あ、いい反応。面白いわー」
「おい、そんなことより今の話は……」
「つーん」
リースに顔を背けられ思わず立ち上がろうとするアインを、カインが制する。
「えっと、チャンスって?」
「騎士団員募集。避難民の中で腕の立つ人を採用するんだって」
現在、第一王女ナリカに従っているキャナル王国の騎士団は、近衛騎士団、光盾騎士団、そして騎士団長を含む一部ではあるが、光杖騎士団である。
この中で募集するとなれば、人数の少ない光杖騎士団と考えるのが妥当だ。
しかし、それで遠征を命じられでもしたら、ますますナリカやマゼンダに会うのは難しくなる。武勲を立てて成り上がり、謁見の機会をじっくり狙っている場合ではないのだ。
「騎士団かあ……どの騎士団なの?」
「全部。近衛騎士団も含め、合格者の適性に鑑みて……ってことらしいわ?」
「随分な話だな。傭兵や兵士としてならともかく、騎士として避難民を雇おうとするとは」
アインの言葉に、カインも頷く。
カインの出身国である聖アルトリス王国でもそうだが、「騎士」とは特別な身分である。
国の直属である騎士は、有事に己の判断で兵士や傭兵、自警団などの戦える者を徴用して指揮し、事態にあたる権限を有している。
一方、兵士には指揮権がない。また、国が雇っている場合もあるが、基本的には騎士団が雇用するものである。騎士の部下として地方都市に配備されたり、下働きのようなことをするために現地採用されたりするのだ。傭兵もこれと似たようなものだが、兵士と違い「戦闘専門」で、給料が報酬制であることが大きな差である。
避難民を雇うのであれば、権限の狭い兵士や傭兵とするのが普通である。
しかし、リースは「騎士団員募集」だと言った。しかも、王族に近い「近衛騎士団をも含む」と。
「何故、そんなことが?」
「さあ、私は知らないわ? でも、どうでもいいことじゃない。そうでしょう?」
くすくすと笑うリースに、アインは考え込む。
うまく近衛騎士団に潜り込むことができれば、マゼンダに一気に近づける。
いや、もしかすると……その募集会場とやらに姿を現すかもしれない。
ならば、とりあえず受けてみるべきだろうか。
そう考えているアインの横で、カインが口を開く。
「そっか。じゃあ、応募しないとね」
あっさりと言うカインに、アインもリースも少し驚いたような顔をした。
「カイン……?」
「あら、意外ね。ちょっと考えるとか言うと思ってたわ?」
カインは二人に笑いかけると、机をトンと叩いてみせる。
「考えるまでもないよ。こういうのはいつだって突然だし、決断に必要な時間は一瞬だ。そういうものだろ?」
「面白い考えね。そういうの、好きよ?」
リースはそう言って笑うと、懐から一枚の紙を取り出してテーブルに置いた。
新規騎士団員選考会。
そう書かれた紙を見つめるカインの瞳には……真剣な輝きが宿っていた。
4
副都カシナートの中心部に存在するエルレイム城は、本来であれば王弟などの王位継承順位が長子家に次ぐ王族家が住む城である。
現在は住むべき王族が存在しないため、派遣された代官が管理していたのだが……そこに第一王女ナリカの軍がやってきて、占拠してしまった。
その玉座に座るのは、一人の女。黄金の髪をきつめにカールさせた彼女は美しく、しかし一目見て後ろに下がりたくなるほどの威圧感を放っている。
女の名は、ナリカ。キャナル王国の第一王女にして、このカシナートに駐留する軍の指揮官だ。
いつも不機嫌そうなナリカは、今日は珍しく機嫌がよかった。
しかしその正面では、宮廷魔法使いのマゼンダが苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「……ナリカ様。この紙は何ですか?」
街中に貼ってあった「騎士団員募集」の触れ書きを剥がしたものを、マゼンダはナリカへと突きつける。
あちこち飛び回っていたマゼンダが帰ってきたのは、今朝のこと。
すでに広く伝えられた「騎士団員募集」の触れは、今さら取り消すわけにはいかない。
怒気すら込めたマゼンダの問いに、玉座のナリカは手の中の黄金の杖を弄びながら笑う。
「見ての通り、騎士団員募集の触れ書きよ」
「何故、そんなものを?」
「説明する必要があるのかしら」
ナリカとマゼンダは睨み合い……やがて、ナリカが仕方ないという風に肩を竦める。
「戦争をやっている以上、騎士は消耗品よ。あの出来損ないとの決戦に備えて、優秀な人材を確保する義務が私にはあるわ」
「ただの戦争ならともかく、内乱だということにご理解は? 間諜が交ざっていたらどうするのです」
「ありえないわ」
マゼンダに、ナリカは呆れたように手をひらひらとさせる。
「いいかしら、マゼンダ。私は誰?」
「キャナル王国第一王女、ナリカ様です」
「そうよ。私は継承権一位、ナリカ……正統なるこの国の後継者よ。お父様も、私の正統性を保証してくれていることは貴女も知っているでしょう?」
「……ええ、よく知っています」
無表情になったマゼンダに、ナリカは自分の手の平を黄金杖でパシパシと叩きながら自信に満ちた顔をする。
「そうよ、誰もが知っているのよ。私が……この私こそが正統であることをね。それに従わない愚か者なんて、いるわけないじゃない」
そのあまりにも愚かしい言葉を聞きながらも、マゼンダは無表情を貫き通す。
ナリカの掲げる正統性に従わない奴が大勢いるから、内乱が発生しているのだ。何故自分に従ったのが「全ての騎士団」ではなかったのか、ナリカは考えたことすらないのだろう。
このカシナートに集めたのは「ナリカを崇める者」あるいは「セリスに反発する者」であるが、それを装う者がいないという保証は何処にもない。
平時ならともかく、この内乱という状況において、権威や正統性など己の正義を主張する道具の一つでしかないというのに。
「……ええ、その通りでございますね」
しかし、マゼンダは同意して頭を下げてみせた。
すると、ナリカは満足したようにフンと鼻を鳴らす。
「分かればいいのよ。マゼンダ、アンタは所詮魔法使いなんだから。政治のことなんか疎くても仕方ないわよ」
「恥じ入るばかりでございます……ところでナリカ様、この触れ書きには武闘大会とありますが……?」
「そうよ。弱い奴を雇っても仕方ないでしょう?」
「なるほど、なるほど。では、この書類審査というのは……?」
「騎士には教養も必要よ。馬鹿なんかいらないの」
左様でございますか、と言ってマゼンダは頷く。
単なる思いつきではなく、一応考えてはいるらしい。
「じゃあマゼンダ、運営は任せたわよ」
「は?」
「仕事をあげようって言ってるのよ。このくらいなら、できるでしょ?」
「……御意」
マゼンダは礼をして、玉座の間から出ていく。
扉を閉めて廊下を進み、自室に入ると、マゼンダはプッと噴き出した。
「やれやれ……困った方だ。愚かなのは知っていましたが、まさかあそこまでとは。私がいなかったら、どうするつもりだったのやら」
「よろしいのですか。ご命令さえいただければ、すぐにでも……」
「ダメです」
背後に現れた男に、マゼンダは振り返らぬまま答える。
「ナリカ様には、あのままでいてもらわねば困ります」
「しかし……」
「セリス様が現時点で使えない以上、ナリカ様の替えはいないのです」
「そ、それこそご命令いただければすぐにでも!」
コン、とマゼンダが杖で床を叩いた音に、男はビクリとして黙り込む。
「貴方があのレイナに勝てるというなら送り込んでもよいのですがね。セリス様をさらってくるのでは意味がないということから説明しなければいけませんか?」
「え、あ……」
「馬鹿は黙っていなさい。計画の内にいる馬鹿はともかく、それ以外の馬鹿はイラつくんですよ」
口を噤んだ男へと、マゼンダは振り返る。
その視界に映ったのは、光杖騎士団長の地位にある男の姿だ。
顔を真っ青にしながら片膝をついて敬礼する男を、マゼンダは冷たい瞳で見下ろす。
「いいですか、よく聞きなさい。ナリカ様が思いついた騎士団員募集とやらですが……適当にこちらの手駒を交ぜなさい」
「はっ!? そ、それはどのようにして……」
「チッ、無能が……そうですね、消えても問題なさそうな屑……冒険者あたりなら適任だと思いますよ?」
マゼンダの言葉を受け、男は立ち上がって敬礼する。
「承知いたしました。二、三人ほど用意しておきます」
「そうしてください……ああ、目的は分かっていますよね?」
「はい。こちらの思想をより浸透させるためでございますね!?」
「……もういいです。あとで指示しますから、とにかく用意なさい」
「ハッ」
部屋から出ていく男を溜息交じりで見送り、マゼンダは髪をかきあげる。
参加者を全滅させ、間諜が入り込むのを防ぐためだというのが何故分からないのか。冒険者というのも、選考会終了後に口封じに始末しても問題ないからだ。
まったくままならない。馬鹿は普通に使えないし、かといって頭の回る奴は余計なことを考える。中間くらいの奴が一番いいのだが、そういう者は中々いない。少なくとも、ナリカの陣営にいないことは誰よりもマゼンダが知っている。
「すでに末期。私が何もせずとも、いずれ崩れ落ちる砂の城だったのやもしれませんね」
くつくつと、暗い笑みを浮かべてマゼンダは思う。
崩れ落ちる砂の城に毒の川を流し、針の大地を敷いた。
傷つき疑心に惑う人々が晒す醜態の、何と甘美なことか。
もう一押し。あと一押しで全てが絶望に塗れ崩れ落ちるというのに、余計な茶々があちこちから入る。
伝説のメイドナイト、レイナ。これ一人でも厄介だったのに、魔王ヴェルムドールの率いるザダーク王国が手を出してきた。おかげで、計画はある程度の修正を迫られている。
しかし、大局的に見れば問題はない。
いや、むしろ……より面白い方向へと転がっているようにすら思える。
「ふふ、ふふふ。楽しみですね」
誰もいない部屋の中でマゼンダは、一人嗤う。
邪悪に歪んだその笑みを見る者は、此処には……いない。
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