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後日談たち やり残したネタとか消化していきます
157.番外編 神の失態
しおりを挟む「おい、なにしとんじゃ変態」
冷たい冷え切った声が背後から聞こえてきて、俺は固まった。
恐る恐る振り返れば、そこには可愛くて可愛くて仕方がない愛しの我が息子――にそっくりな容姿をした天使がいた。
「え、いや、あの、ほら、地上の様子をですね、神として観察しているわけでありますよ……ね?」
「わしにヒダセイリの方の森の調整させに行っといて、テメエはニヤニヤ気持ち悪ぃ顔で下界の人間観察と称した覗き行為か。そんな悠長な暇があるなら自分で行け、この無能」
ちょうどニヤニヤとリビングに置いてあるテレビ型の魔道具から地上の様子を見ているときを見られたものだから、変態と罵られることは甘んじて受け入れよう。
確かに先ほどの自分を第三者視点で見ると、ニヤニヤと頬を緩め目を細めよだれを垂らしながらテレビに映った映像を見つめ続けるおっさん……という非常に気持ち悪い状態だったとわかる。完全に不審者だ。
通報も辞さない。
しかし、ちょっと神に対する態度としてはひどすぎるんじゃなかろうか。
いや、別に偉ぶりたいわけではないけど。
対等な関係であったとしても、この罵倒はひどいと思う。
だって、ちゃんと説明したし。神が直接地上に降臨しまくるにはまだこの世界は若すぎて影響が大きくなるから無理だって。
俺がどう頑張ったってそれは変わらないから、やっと遠隔地において天使を使役できるレベルになった今、よほどの事件が起きなければ気軽に地上には行けないって。
だからって、無能はないじゃないか。
た、確かに世界創造のとき、あまりの無気力に適当だった感は否めない。そのせいで、ちょっとこの世界の成長の効率が悪いことも否めない。
でもそれはほんの微々たるものだし、それにそれは、突然地球から何もない真っ黒い空間に引き込まれたうえ、やっと生まれたばかりの愛しの息子と引き離されたとあっては仕方ないだろう。仕方ないに決まっている。
しかし、地球での因果律を覗いたらその息子の将来――トラックに轢かれて死亡するという運命を知ってからは必死で世界を育てたのだ。介入してその運命をぶち壊すために、お父さん超がんばったもん。いいじゃないか。
俺は若干心の中で開き直りながら、帰ってきた天使を見た。
その容姿はやっぱり超ぷりてぃー。
俺の地球での血の繋がった息子――翔、この世界ではウィル、にそっくりな容姿にアバターを設定しておいたのである。
天使の遠隔地での使役ができるようになってもう何千年か経ったが、この世界でのウィルの容姿を決めたときからずっとそれだ。とても可愛い。
変態だと罵られようとも、この容姿は可愛いのだからかえるつもりはない。ふへへ。
だがしかし。
中身は別人である。何しろ地上の生物に神の力は受け入れきれないので、器となる肉体にのみ、神の力である世界の調整能力をつけて、それを地上で動かす為に、地上の魂に協力してもらっているのだ。
正確にいえば、『天使』は生物ではなく、器、入れ物といった『物』である。なので、俺的にはこの器をウィルの容姿に設定したのは美少女フィギアをつくった感覚に近い。だから、別に身代わりとかそんなんじゃないと言い訳しておく。
で、それに魂を宿らせておくのが、俺のような雑魚神にとっての『天使の使役』に当たるのである。
だが、所詮俺も雑魚なので魂によって相性もあり、その関係で、ずっとベリル家の血筋に頼ってきた。
……うん、若気の至りというか、古い創造期あたりに俺の血を飲ませてしまった子がいてね……魂に若干俺のモノが混じっているのだよ。
雑魚神といえども世界からしてみれば神ではあるので、ちょっと影響が強すぎて顔とか俺にそっくりなのばっかりだし、どう見てもチートってのが現れまくっちゃう血統になってしまったのだけど。
あれはちょっとやらかしちゃったよなぁ……。
というわけで、今ウィルそっくりの容姿の器に入ってもらっている中身はというと、元ベリル家当主で現在還暦をとっくに迎えている老人である。
可愛くない。全然可愛くない。
「大体、ちっせー調整能力だけ身体に授けておいて、ぽいと魔の森に単身放り投げておくなんざひでぇ真似する馬鹿神のどこが無能じゃねえっていうんだ? アアン?」
しかしガラが悪い。
本当にこれで中身貴族なのか? 公爵なのか?
この爺さん、一人称『わし』とか爺さんっぽいのに口の悪さといい、ガンのつけ方といい、貴族の爺さんっぽさゼロなんだけど。
「で、でも俺にはこれが精一杯で……!」
「向こうに行ってからレベルアップしなきゃいけないとか、馬鹿じゃねえの、それくらいできんだろ」
「え、うそ……ま、まじだ……」
爺さん天使の言葉に慌てて記録を確認してみると、本当だった。
俺はなんという馬鹿。
天使の身体のレベルがなぜかリセットされていた。
「ごめんワイアット君……俺のミスだ……」
「ふっざけんじゃねえよ! おかげで八年もかかっちまったじゃねえか! ったくテメェはホントぼけなすじゃな!」
今回の任務はやけに時間かかるなとか思っていたらそんなことが……。
まったく気が付きませんでした……。
何しろ、一度地上に降りてしまえば天使から神に連絡を取ることはできない。
なので、天使を送り出したら神が気にして観察しておくのが普通。
で俺は何をしていたかというと勿論ウィルの成長観察以外にないんだけど……八年もかけさせてしまうなんて……ん……?
……はちねん? ……八年……!?
俺は一気に顔を青ざめさせた。
ちょっとこれはやばい。レベル一で魔の森に放り込んで八年間放っておいた以上にやばい。
ガタガタと歯を打ち合わせて、ちらりとワイアット君を見やる。
ワイアット君が悪態をつきながら、こちらに向かって歩んでくる。リモコンは……リモコンは向こうのテーブルの上じゃねえかクソォ!
俺は咄嗟にテレビに飛びついて身体で画面を隠した。
「ア? 何やっとるんじゃ?」
思わずやってしまったがこれ返って怪しい行動なんじゃ……。
はっと気が付いたときには遅かった。
「テメ……本気で引くぞ……わし見てニヤニヤしておったのか……!?」
当然俺の身体でテレビの画面を隠しきれるわけがない。
42インチが憎い。
って、そうじゃない、いま本当のことを知られるのもまずいけど、その誤解もまずい。
俺は真実を知らせるか、それとも誤解を受け入れるか非常に迷った。
一瞬にして脳内を葛藤が駆け巡る。それぞれの主張が激しい口論を繰り広げた。しかし、結局天使開放したらワイアット君地上に戻ってベリル家に帰るんだからバレるんじゃね……? と気が付くのと、ワイアット君がぴくりと反応したのは同時であった。
「いや、違う、わしじゃねえ……」
その言葉に、絶望が襲う。
バレタ。
オワタ。
両手をあげた絵文字が頭のなかに浮かび上がった。
「これは――――わしの孫じゃろ? おい、糞神」
ワイアット君の後ろに、般若が見えた。
「すみません! すみません! 完全に忘れてました単純にワイアット君の存在を!」
本当に申し訳ないと思っている。ついうっかりですまされる問題ではない。
何かお詫びをできればいいのだが、ワイアット君という男はほとんどのことは自力で出来てしまうやはりベリル家のものなので、俺には特に目立ってできることがないである。神なのに。
だから、素直に謝罪するしかなかった。
なんという罪を犯したのだろう。あの愛らしくも美しく、ついでに麗しくカッコイイウィルに――――それ以前に生まれてくる孫に会わせない真似をさせてしまうなんて!
俺は最大の謝罪の姿勢である、ジャンピング土下座を実行した。
「……」
床に擦り付けた頭を無言で踏みつけられた。心が痛い。
でも、本気で反省しているので抵抗しない。これで、少しでも気が紛れてくれるというのなら頭のひとつやふたつ差し出そうじゃないか。
それほどに俺の罪は深い。
「ごめんなさい……」
俺の謝罪の言葉がむなしく部屋に響いた。
そこでワイアット君が何故ここまでずっと黙っているのかわかった。いつも怒ると恐ろしいまでのマシンガン罵倒がはじまるので、がち切れすると黙るタイプかと思っていたら、その視線の先が解って、その無言もそのためかと納得した。
ワイアット君は真剣にテレビ画面を見つめていた。
少し瞳が緩んでいるのが、感じられる。
踏みつけられていた頭が解放された。
ふと顔を上げれば、何かを悟ったような目をしたワイアット君がその可愛らしいアバターでにこりと美しく微笑んだ。
「糞神、この落とし前、つけてくれるんじゃろうな?」
「もちろんであります!」
俺はシュバッと敬礼した。
しかし、この爺さん、本当に貴族? ヤのつく職業の間違いじゃないの?
「じゃ、わしはもう天使辞めるのぅ」
「え」
「いいじゃろ?」
「え……ちょっとそれは待ってほしいかななんて……」
「当たり前じゃろ?」
「あの、えっと……天使さんがいないと俺の仕事がやばいかなって……」
「なんとかしろ、糞神」
「え、はい……」
ワイアット君から放たれるあまりの重圧に、つい返事をしてしまった。
なんとか、……なるのかなぁ……。
溢れそうになる溜息を何とか呑み込んで俺は頭を抱えた。しかし、何とか……うーん。
俺の魂を切り取って、地球時代だった頃だけのデータだけであれば、ちょっとは……あーそれで遠隔操作……うん。
かなりつらいが、何とか、しよう。
小さく頷いて、データ化して保存してあるワイアット君の肉体をこちらに喚び戻した。
そして、天使の器に収めていたワイアット君の魂を彼本来の肉体に還す。
「顕在化させるのは、東の魔の森あたりでいいかな?」
「構わん」
「えっと、ワイアット君、ご協力ありがとうございました……こんなことになっちゃったけど、その、本当にありがとう」
「ちっ……まぁ、楽しかったぞ」
最後まで険しい顔でいたワイアット君がぼそりと呟いた。
その小さな声を聞きながら、彼を地上に送る。
あまりに『らしい』呟きに知らず頬が持ち上がる。
どうやら意外と楽しんでもらえていたらしい。
無事に東の魔の森に出現したワイアット君の様子をしばし観察しながら、天使の代わりを用意しはじめる。
もう神になってから何年経ったかわからないけど、これでも神のなかでは新米も新米だ。
とてもつらい仕事になるが、まあなんとかせねばなるまい。
今となっては『世界』も我が子なのだから。
その後、祖父であるワイアット君が、歴代の天使と違って普通に寿命を残して帰還したところで、真実を知った孫であるウィルがブチ切れして神界に転移してくる何て事件が起こるのだが、これはまあ些細なことだろう。
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