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【02】 紅月の魔性
*009* 欲望と負けず嫌い (☆)
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気付けば、両手は、一つに纏めて、絢斗の手で押さえ付けられている。
細身の身体で押え付けているとは思えない力でガッチリと抑えられていた。
小袖は、突然の刺激に対応しきれずに身体を捩る。
執拗に胸の突起を弄ぶ絢斗の舌の動きに翻弄されていた。
セレナが快感に流されそうになった時、絢斗は胸の突起に歯を立てた。
「んぁ…っ!!」
噛まれた事に驚き、身体が大きく跳ねる。
「ここが…お前の好いところか…?」
淫猥な空気に流されていない絢斗は、まるで、セレナの身体を検分しているかのようにも見える。
「ちょっ……!!」
絢斗の一挙手一投足の全てに逐一反応してしまう。
セレナは自分の身体なのに、何故、こんなにも敏感に反応を示してしまうのか、理解出来なかった。
「ここが、段々と尖ってきているぞ。はしたない奴だな…。」
絢斗に低い声で囁かれると、どうにも身体が反応してしまう。
「もぅ…早く……。」
絢斗の身体で両膝を寄せられない苦しさに、思わず、下腹部を絢斗に押し付けてしまう。
我慢の限界に近付いているセレナの様子を見て、笑いはするものの、ただそれだけだった。
「若いな…。そういうのも悪くは無いが、そろそろ、長い時間を掛けて楽しむ先にある快楽というものを知るのも悪く無い…。」
絢斗が言う言葉をセレナは理解出来なかった。
そもそも、セレナは現時点で二十八歳であり、勿論、オバサンだとは全く思ってもいないが、小娘を連想させるような年齢でも無いと自負している。
「もう…若く無いけど…!!」
「充分に若いよ…。私に比べればね…。」
然程、セレナと年齢の違いが無いように感じている絢斗が言う言葉に違和感が拭えない。
三十代半ばに見えている彼は、実はもっと歳を重ねているのだろうか?
考え事をしていたセレナの耳元に、低い声が流し込まれた。
「存分に楽しませてやる。覚悟しておけ…。」
夜の闇に溶け込みそうな低い声が、身体の奥へと滲み込んでくる。
声が胎内で一体化する感覚に身体がブルブルと震えた。
「覚悟するのは、そちらの方よ!!」
上から言われると、直ぐに反発したくなるのはセレナの悪いクセだ。
しかし、この悪いクセ…今まで、誰もした事が無いので、絢斗が作ったクセという事になるのだろうか?
「もしも、私が満足出来ない場合には、どのように責任を取ってくださって?」
そんな責任を絢斗に押し付けるのは、甚だ可笑しな話なのだが、セレナは全く気付かずにそう言い放っていた。
「私を誘った事を後悔するくらいに楽しませてやる。」
そう言うと、自身たっぷりな表情でセレナに笑い掛けたのだった。
細身の身体で押え付けているとは思えない力でガッチリと抑えられていた。
小袖は、突然の刺激に対応しきれずに身体を捩る。
執拗に胸の突起を弄ぶ絢斗の舌の動きに翻弄されていた。
セレナが快感に流されそうになった時、絢斗は胸の突起に歯を立てた。
「んぁ…っ!!」
噛まれた事に驚き、身体が大きく跳ねる。
「ここが…お前の好いところか…?」
淫猥な空気に流されていない絢斗は、まるで、セレナの身体を検分しているかのようにも見える。
「ちょっ……!!」
絢斗の一挙手一投足の全てに逐一反応してしまう。
セレナは自分の身体なのに、何故、こんなにも敏感に反応を示してしまうのか、理解出来なかった。
「ここが、段々と尖ってきているぞ。はしたない奴だな…。」
絢斗に低い声で囁かれると、どうにも身体が反応してしまう。
「もぅ…早く……。」
絢斗の身体で両膝を寄せられない苦しさに、思わず、下腹部を絢斗に押し付けてしまう。
我慢の限界に近付いているセレナの様子を見て、笑いはするものの、ただそれだけだった。
「若いな…。そういうのも悪くは無いが、そろそろ、長い時間を掛けて楽しむ先にある快楽というものを知るのも悪く無い…。」
絢斗が言う言葉をセレナは理解出来なかった。
そもそも、セレナは現時点で二十八歳であり、勿論、オバサンだとは全く思ってもいないが、小娘を連想させるような年齢でも無いと自負している。
「もう…若く無いけど…!!」
「充分に若いよ…。私に比べればね…。」
然程、セレナと年齢の違いが無いように感じている絢斗が言う言葉に違和感が拭えない。
三十代半ばに見えている彼は、実はもっと歳を重ねているのだろうか?
考え事をしていたセレナの耳元に、低い声が流し込まれた。
「存分に楽しませてやる。覚悟しておけ…。」
夜の闇に溶け込みそうな低い声が、身体の奥へと滲み込んでくる。
声が胎内で一体化する感覚に身体がブルブルと震えた。
「覚悟するのは、そちらの方よ!!」
上から言われると、直ぐに反発したくなるのはセレナの悪いクセだ。
しかし、この悪いクセ…今まで、誰もした事が無いので、絢斗が作ったクセという事になるのだろうか?
「もしも、私が満足出来ない場合には、どのように責任を取ってくださって?」
そんな責任を絢斗に押し付けるのは、甚だ可笑しな話なのだが、セレナは全く気付かずにそう言い放っていた。
「私を誘った事を後悔するくらいに楽しませてやる。」
そう言うと、自身たっぷりな表情でセレナに笑い掛けたのだった。
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