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粘液の有用性
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ここは冷蔵庫ダンジョンの地下9層。
なんということでしょう。
天井から降り注ぐ冷たい印象を受けるダンジョンの青白い光を浴び、ヤギほどの大きさもある巨大カマドウマたちが『びょんびょん』と激しく床を跳ねまわっています。煉瓦状に組まれた青いダンジョンの壁には、軽自動車のボンネットほどの大きさもあるカメムシが、『ギチギチ』と異様な音を立て蠢いています。
そこはまさに地底に生まれた地獄、名状しがたき悪夢のような光景が眼前には広がっておりました。
しかしそんなSAN値のガリガリと削れそうな光景にも、怯むわけにはいかない。なぜならオレは、誇り高き【蟲王】の称号を持つ者だから。
「あ~ゴホン!カマドウマの諸君!そしてカメムシくんたちもこんにちは!オレは蟲王ッ!だからおとなしく言うことをあッ…ちょっ!おまえら一気に集まるんじゃない!まて痛ッ…!おいコラ、バール齧るなってばッ!」
【蟲王】の称号を持つオレが大事な話をしようとしているというのに、巨大カマドウマも巨大カメムシもまったく聞く耳を持たず容赦なく襲いかかってきた。なんだよ、ふざけるなと言いたい。蟲王】の効果があるのってゴキブリだけじゃないか。
「クソッ…もう怒った!溢れ出ろ粘液、粘液大噴出!!」
巨大カマドウマと巨大カメムシという、なんとも酷いモンスターに囲まれ襲いかかられたオレ。しかし慌てずに全身からモッタリと重くベタつきを伴った粘液を湧出させる。
それは、スキル【粘液】の効果。
スキル【粘液】は魔力を操作してやることで、粘液に様々な特徴を持たせることが出来るのだ。それによってさらさらヌルヌルのローションのような粘液を生み出すことも出来れば、焼く前のパン生地みたいにボリューミーかつベッタベタで重みもある粘液も生み出すことができるのだ。
『ムクムクムクゥ~…ギチギチッ!…ジタバタ…!』
ガチガチと大きな顎を噛み鳴らしオレに噛みつこうとしていた巨大カマドウマと巨大カメムシ。
だが生み出されたモッタリ粘液に阻まれ、それに噛みつくもベタベタに身体の自由を奪われながら押し返されていく。
「まったく…人の話を聞かないからそういう事になるんだ!」
そしてトリモチに捕まった昆虫などは、言うまでもなくもはやモノの数ではない。釣った魚を締めるくらいの感覚で、容赦なく頭部にエクスカリバールを叩きこむ。
しかしなぜ、自分だけがモッタリ粘液に包まれていても自由に動けるのか。
それは魔力を操作し、自身の周りの粘液だけはその粘性を下げているから。それ故に外はモッチモチの、内はトゥルントゥルンの特製小龍包状態なのだ。
とはいえ粘液には包まれているので行動範囲は限られてしまう。ゆえにエクスカリバールの届かない距離にいるモンスターには攻撃が出来ない。
しかし…。
「フフフ…この特製小龍包は、いや違った。特製粘液領域は伊達じゃないのだッ!(しゅびゅびゅ~!)」
自身を包む粘液の塊から、触手状の粘液が伸びて巨大カマドウマと巨大カメムシたちを絡め取ると、雁字搦めに締め付けやがてはその全身を粘液で包み込んでいく。
「「「(ぎゅちぃ!…ジタバタ…モガモガ…ッ!)」」」
ドロドロと溢れ出た粘液が、やがてモンスターの全てを包み込む。
(フフフ…この粘液を『たかが粘液』などと侮るなかれ。人間だって喉に餅を詰まらせれば死んでしまうのだからな。それはたとえモンスターといえども同じこと。昆虫という生物の形式を取っている以上、その生命を維持するのには呼吸が必要不可欠なのではないのか…?)
…。
『……ぼふっ…ぼふっ!…ぼふんっ!』
読み通りに窒息死した巨大カマドウマと巨大カメムシたちが、粘液の中で息絶え煙となって消える。
派手さは一切なく、非常に地味、かつスローリィなバトル。だが攻撃を全く受けず、一方的にモンスターたちを蹂躙できるとう点は非常に大きい。
(うむむ…【塩】のスキルもただ美味しい塩が手に入るだけではなく、使い方次第でかなり攻撃にも使えると解った。しかしそんな塩以上に、スキル【粘液】は攻防一体のスキルとして有用だな…)
粘液を魔力で操りロープや触手のように動かせば、それはもう手足が伸びたのと同じ。【強酸】が強力過ぎるが故に使いどころの限定されるのに比べ、その点【塩】も【粘液】もかなり使い勝手が良い。
とすると【強酸】はここイチバンの必殺技として温存しておき、通常は【塩】や【粘液】をメインに戦う戦闘スタイルを構築していく方向で考えたほうが良いのではないだろうか。
…。
「ぎゅちぃ!…モガ…モガ…ッ!」
「ギチギチッ!…モガモガ…ッ!」
粘液にトリモチの如く捕縛された巨大カマドウマと巨大カメムシたち。自由を奪われ、正しく手も足も出ない状態になっている。
そして半透明の粘液なので、その姿をつぶさに観察するのには非常に適しているとも言える。
「さて、ではまずは巨大カマドウマの方から調べていくか…」
恒例のアナライズタイムである。敵を知り己を知れば、ワンハンドレッドウォー・ノープロブレムなのだ。
巨大カマドウマ。サイズはヤギ並み。色は黒ないし焦げ茶のツートン。長い触角と肢が特徴。カマドウマらしく翅のないキリギリスとコオロギの合いの子みたいな容姿である。ま、モンスターなので顎は凶悪に化け物じみているが。
攻撃は強靭な後足で跳躍したジャンピングタックル。そのまま獲物を押し倒して嚙り付くという、至ってシンプルな攻撃手法を得意とするようだ。まぁ巨大で見た目が気持ち悪いという点を除けば、さして手強いという印象は受けなかった。
次に巨大カメムシ。サイズは軽自動車のボンネット並み。但し全身を硬い外骨格に覆われているので、軽自動車のボンネットよりは硬くて頑丈そう。色は木の葉のような鮮やかな緑色だが、デカいしギチギチ言っているので全然可愛気はない。
そしてなによりも臭い。ヘコキムシやヘッピリムシなんて呼ばれるように、巨大カメムシも通常のカメムシと変わらずに臭い匂いを分泌している。
防毒マスクを装着した蟲王スーツですら鼻をつく悪臭を感じるので、素の状態で匂いを嗅いでいたら戦闘不能に陥っていてもおかしくは無かったろう。
「うむむ…いずれにしても戦っていて楽しい相手ではないな…」
拘束し観察していたモンスターに止めを刺し周囲に目を向けると、その他の粘液に捕えられたモンスターたちも酸欠により徐々にその数を減らしていく。
「はぁ…、しかし。なんだってまぁ、うちの冷蔵庫ダンジョンにはこんなにも不快害虫みたいなモンスターばかりが目白押しなんだ。もしかしてアレか…深層意識を読み取って人間の嫌がるようなモンスターをダンジョンがチョイスしているのか…?」
そんな展開を、オレは悪夢システムと呼んでいる。
いや、ホラー映画なんかによくあるのよ。人間が怖いと思っている存在にモンスターが姿を変え襲いかかってくるという展開が。有名なトコだと〇ルム街の悪夢とか、〇ーストバスターズの〇シュマロマンとかね。
昔のホラー映画は今みたいなCGじゃなくてパペット使ったりアレコレ工夫して特撮してるから、そういうの観るのが愉しくてホラーは割と観てる方だと思う。
(ふ~む、でもそれでいくと饅頭怖いの要領で、うまく誘導もできないものか…?)
「オホンオホン…!あ~、あ~。…あぁ怖かったぁ!うわぁ~!虫、怖いなぁ!でも美少女じゃなくて良かったよ!もしカワイイ美少女に襲われでもしたら、オレ腰抜かしてオシッコ漏らしちゃってたかも知れないなぁ~!(ちらちら)」
うん…何も起きない。まぁそうだよな、でもちょっとだけ期待したんだけど。
「はぁ…仕方ない。面倒だけど地下4層で【粘液】宝珠集めでもするかな…」
スキル【粘液】は非常に使い勝手のいい優良なスキルだというのが解ってきた。ならばこれをレベルアップしておかない手はない。
ダンジョン地下9層…、そこは巨大カマドウマと巨大カメムシという日陰の草むらにいるみたいな虫型モンスターの跋扈する地獄だった。
それにも飽き、やれやれとダンジョン地下4層に移動した。だがそれでもやっぱり巨大ナメクジも日陰の草むらにいるようなモンスターで、なんともいえない思いでオレは再びモンスターと戦い始めるのだった。
なんということでしょう。
天井から降り注ぐ冷たい印象を受けるダンジョンの青白い光を浴び、ヤギほどの大きさもある巨大カマドウマたちが『びょんびょん』と激しく床を跳ねまわっています。煉瓦状に組まれた青いダンジョンの壁には、軽自動車のボンネットほどの大きさもあるカメムシが、『ギチギチ』と異様な音を立て蠢いています。
そこはまさに地底に生まれた地獄、名状しがたき悪夢のような光景が眼前には広がっておりました。
しかしそんなSAN値のガリガリと削れそうな光景にも、怯むわけにはいかない。なぜならオレは、誇り高き【蟲王】の称号を持つ者だから。
「あ~ゴホン!カマドウマの諸君!そしてカメムシくんたちもこんにちは!オレは蟲王ッ!だからおとなしく言うことをあッ…ちょっ!おまえら一気に集まるんじゃない!まて痛ッ…!おいコラ、バール齧るなってばッ!」
【蟲王】の称号を持つオレが大事な話をしようとしているというのに、巨大カマドウマも巨大カメムシもまったく聞く耳を持たず容赦なく襲いかかってきた。なんだよ、ふざけるなと言いたい。蟲王】の効果があるのってゴキブリだけじゃないか。
「クソッ…もう怒った!溢れ出ろ粘液、粘液大噴出!!」
巨大カマドウマと巨大カメムシという、なんとも酷いモンスターに囲まれ襲いかかられたオレ。しかし慌てずに全身からモッタリと重くベタつきを伴った粘液を湧出させる。
それは、スキル【粘液】の効果。
スキル【粘液】は魔力を操作してやることで、粘液に様々な特徴を持たせることが出来るのだ。それによってさらさらヌルヌルのローションのような粘液を生み出すことも出来れば、焼く前のパン生地みたいにボリューミーかつベッタベタで重みもある粘液も生み出すことができるのだ。
『ムクムクムクゥ~…ギチギチッ!…ジタバタ…!』
ガチガチと大きな顎を噛み鳴らしオレに噛みつこうとしていた巨大カマドウマと巨大カメムシ。
だが生み出されたモッタリ粘液に阻まれ、それに噛みつくもベタベタに身体の自由を奪われながら押し返されていく。
「まったく…人の話を聞かないからそういう事になるんだ!」
そしてトリモチに捕まった昆虫などは、言うまでもなくもはやモノの数ではない。釣った魚を締めるくらいの感覚で、容赦なく頭部にエクスカリバールを叩きこむ。
しかしなぜ、自分だけがモッタリ粘液に包まれていても自由に動けるのか。
それは魔力を操作し、自身の周りの粘液だけはその粘性を下げているから。それ故に外はモッチモチの、内はトゥルントゥルンの特製小龍包状態なのだ。
とはいえ粘液には包まれているので行動範囲は限られてしまう。ゆえにエクスカリバールの届かない距離にいるモンスターには攻撃が出来ない。
しかし…。
「フフフ…この特製小龍包は、いや違った。特製粘液領域は伊達じゃないのだッ!(しゅびゅびゅ~!)」
自身を包む粘液の塊から、触手状の粘液が伸びて巨大カマドウマと巨大カメムシたちを絡め取ると、雁字搦めに締め付けやがてはその全身を粘液で包み込んでいく。
「「「(ぎゅちぃ!…ジタバタ…モガモガ…ッ!)」」」
ドロドロと溢れ出た粘液が、やがてモンスターの全てを包み込む。
(フフフ…この粘液を『たかが粘液』などと侮るなかれ。人間だって喉に餅を詰まらせれば死んでしまうのだからな。それはたとえモンスターといえども同じこと。昆虫という生物の形式を取っている以上、その生命を維持するのには呼吸が必要不可欠なのではないのか…?)
…。
『……ぼふっ…ぼふっ!…ぼふんっ!』
読み通りに窒息死した巨大カマドウマと巨大カメムシたちが、粘液の中で息絶え煙となって消える。
派手さは一切なく、非常に地味、かつスローリィなバトル。だが攻撃を全く受けず、一方的にモンスターたちを蹂躙できるとう点は非常に大きい。
(うむむ…【塩】のスキルもただ美味しい塩が手に入るだけではなく、使い方次第でかなり攻撃にも使えると解った。しかしそんな塩以上に、スキル【粘液】は攻防一体のスキルとして有用だな…)
粘液を魔力で操りロープや触手のように動かせば、それはもう手足が伸びたのと同じ。【強酸】が強力過ぎるが故に使いどころの限定されるのに比べ、その点【塩】も【粘液】もかなり使い勝手が良い。
とすると【強酸】はここイチバンの必殺技として温存しておき、通常は【塩】や【粘液】をメインに戦う戦闘スタイルを構築していく方向で考えたほうが良いのではないだろうか。
…。
「ぎゅちぃ!…モガ…モガ…ッ!」
「ギチギチッ!…モガモガ…ッ!」
粘液にトリモチの如く捕縛された巨大カマドウマと巨大カメムシたち。自由を奪われ、正しく手も足も出ない状態になっている。
そして半透明の粘液なので、その姿をつぶさに観察するのには非常に適しているとも言える。
「さて、ではまずは巨大カマドウマの方から調べていくか…」
恒例のアナライズタイムである。敵を知り己を知れば、ワンハンドレッドウォー・ノープロブレムなのだ。
巨大カマドウマ。サイズはヤギ並み。色は黒ないし焦げ茶のツートン。長い触角と肢が特徴。カマドウマらしく翅のないキリギリスとコオロギの合いの子みたいな容姿である。ま、モンスターなので顎は凶悪に化け物じみているが。
攻撃は強靭な後足で跳躍したジャンピングタックル。そのまま獲物を押し倒して嚙り付くという、至ってシンプルな攻撃手法を得意とするようだ。まぁ巨大で見た目が気持ち悪いという点を除けば、さして手強いという印象は受けなかった。
次に巨大カメムシ。サイズは軽自動車のボンネット並み。但し全身を硬い外骨格に覆われているので、軽自動車のボンネットよりは硬くて頑丈そう。色は木の葉のような鮮やかな緑色だが、デカいしギチギチ言っているので全然可愛気はない。
そしてなによりも臭い。ヘコキムシやヘッピリムシなんて呼ばれるように、巨大カメムシも通常のカメムシと変わらずに臭い匂いを分泌している。
防毒マスクを装着した蟲王スーツですら鼻をつく悪臭を感じるので、素の状態で匂いを嗅いでいたら戦闘不能に陥っていてもおかしくは無かったろう。
「うむむ…いずれにしても戦っていて楽しい相手ではないな…」
拘束し観察していたモンスターに止めを刺し周囲に目を向けると、その他の粘液に捕えられたモンスターたちも酸欠により徐々にその数を減らしていく。
「はぁ…、しかし。なんだってまぁ、うちの冷蔵庫ダンジョンにはこんなにも不快害虫みたいなモンスターばかりが目白押しなんだ。もしかしてアレか…深層意識を読み取って人間の嫌がるようなモンスターをダンジョンがチョイスしているのか…?」
そんな展開を、オレは悪夢システムと呼んでいる。
いや、ホラー映画なんかによくあるのよ。人間が怖いと思っている存在にモンスターが姿を変え襲いかかってくるという展開が。有名なトコだと〇ルム街の悪夢とか、〇ーストバスターズの〇シュマロマンとかね。
昔のホラー映画は今みたいなCGじゃなくてパペット使ったりアレコレ工夫して特撮してるから、そういうの観るのが愉しくてホラーは割と観てる方だと思う。
(ふ~む、でもそれでいくと饅頭怖いの要領で、うまく誘導もできないものか…?)
「オホンオホン…!あ~、あ~。…あぁ怖かったぁ!うわぁ~!虫、怖いなぁ!でも美少女じゃなくて良かったよ!もしカワイイ美少女に襲われでもしたら、オレ腰抜かしてオシッコ漏らしちゃってたかも知れないなぁ~!(ちらちら)」
うん…何も起きない。まぁそうだよな、でもちょっとだけ期待したんだけど。
「はぁ…仕方ない。面倒だけど地下4層で【粘液】宝珠集めでもするかな…」
スキル【粘液】は非常に使い勝手のいい優良なスキルだというのが解ってきた。ならばこれをレベルアップしておかない手はない。
ダンジョン地下9層…、そこは巨大カマドウマと巨大カメムシという日陰の草むらにいるみたいな虫型モンスターの跋扈する地獄だった。
それにも飽き、やれやれとダンジョン地下4層に移動した。だがそれでもやっぱり巨大ナメクジも日陰の草むらにいるようなモンスターで、なんともいえない思いでオレは再びモンスターと戦い始めるのだった。
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