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アフター オブ ダンジョンスタンピード
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厚手のカーテン越しに空の白んできた気配を感じ取り、閉じていた目を開いて窓へと視線を向ける。
(朝が来たか…)
オレは、独り糧品宅のリビングで夜を明かした。
瑠羽は昨晩同じベッドで寝ようと誘ってくれた。だが、そうもいかない。今は非常事態で、何が起きるか解らないのだから。
オレが恐れ、警戒したのは、時間の経過と共にダンジョンから次々と、より深い階層からモンスターが溢れ出て来てしまう事。
そうなればマンションの高い部屋だからといって、安心はできない。
巨大ナメクジであれば外壁を伝ってここまで這い上ってくるであろうし、巨大蛾であればここまで一気に襲いかかって来れる。そういった恐ろしいモンスターの存在を知っていただけに、油断せず寝ずの番をしていたという訳だ。
立ち上がりカーテンの隙間から外を覗くと、白んできた空に遠く黒い煙が幾筋も登っているのが視える。まだどこかで火の手のあがっている場所があるようだ。だが、この近辺から人の悲鳴や物の破壊されるような音が聞こえてこない事には、少しだけ気持ちを楽に感じる。
それは、愛する者達にさし迫った危険はないということを意味するから。
「(がちゃ)あ、おはようございますコーチ。あ…サンドラさん。あ、えと…芽衣さん!」
自室から出てきた寝起きの瑠羽が、軽く混乱している。
糧品宅でもオレは江月鳴人ではなくその双子の妹、江月芽衣と名乗ることにしたからだ。いや、瑠羽のお父さんお母さん相手にニックネーム的なサンドラだと、アレだからさ。急遽芽衣という名をでっちあげたのよ。
「おはよう瑠羽。よく眠れた?」
「はい。今、顔を洗ってきます…」
寝起きの顔を見られるのが恥ずかしかったのか、瑠羽はステテと洗面所へと向かう。瀬来さんと仁菜さんは精神的負荷が重かったのか、まだ寝ている様だ。
(ふむ、明け方はだいぶ寒くなるな…)
瑠羽ママは寒かったら石油ストーブを使っていいと言ってくれたが、人の家で暖房をつけっぱなしにするのも気が引けて、使わないでいた。
「ふふふ…。だが、オレにはコレがある…(がさごそ)」
空間庫から取り出したのは、蟲王スーツのメンテナンスをする為に外しておいたファイヤーワンド。コレに先端の赤い宝石がじんわりとピカるぐらいに魔力を流してやると、炎は出ずに暖房として使えるのだ。
(おお、温いぬくい…♪)
発動までのタイムラグの所為で戦闘に使うには不安があるものの、調理器具や暖房器具として割り切ればファイヤーワンドは非常に便利なアイテムだった。
マッチ売りの少女がマッチで暖を取る様に、マッチョなアマゾネスニューハーフがファイヤーワンドで暖をとる図。うん、ぜんぜん絵にならんな…。と、そこに瑠羽がちょこんと隣に座って通信端末を弄り出した。ネットのニュースで現状を調べているようだ。
そう、糧品宅にはテレビがない。そういうお父さんの方針らしい。でもラジオはお母さんが良く聞いているらしく、昨晩もラジオから情報を得ようとつけていた。が、『危険なので戸締りをして決して家から出ないでください』と延々繰り返しているだけだった。
「あ…ッ!」
「ん、どうした瑠羽?」
「あの…総理大臣が、しんじゃったって…」
「ファッ!?」
なんですと!?
ラジオを点け、オレも自身の通信端末で情報を漁ってみる。すると…、どうやら総理大臣が死んでしまったというのは間違いないということが解った。
昨日、丁度モンスタースタンピードが発生した時刻。首相官邸の庭を散歩していたという総理大臣。すると突然庭の池から現れたモンスターに引き摺りこまれ、そのまま溺死してしまったというではないか。
そのせいでスタンピードに対応する為の自衛隊の出動は遅れに遅れ、モンスタースタンピードが発生したのが午前11頃だったのに対し、なんと自衛隊が災害出動の名目で各基地より出発できたのは夜7時を回ってからだったという記事を目にして、軽い眩暈を覚えた。
今の…、いや、もう前のというべきか。
前総理大臣は総理になる前となった後で、コロコロと意見を変える総理だった。それどころか質問される度に、コロコロと意見の変わるかなりアレな総理だった。
その為、国民からも諸外国からも非常にウケが良くなかった訳だが、まだまだ総理になったばかりで、実績もまだ所信表明演説をしただけといったような状態。
だというのにこの非常事態に、その総理大臣が真っ先に死んでしまうとは!
(おお、そうりよ。しんでしまうとはなさけない…)
かつて日本の総理大臣には漢字も碌に読めなかったりカップ麺の価格すら満足に知らないアレな総理大臣もいた。が、まさかこの非常時にこんなにもセンセーショナルな大ポカぶちかます総理大臣が出てくるとは、夢にも思わなかった。
「コー…芽衣さん…、この先どうなるんですか?」
「うぅむ、どうなるかはともかく…総理が死んだとなると、今の内閣は間違いなく総辞職だ…」
内閣総理大臣が、死亡又は失格(議員の議席を失う)などの理由によって欠けたときは、内閣は総辞職しなければならない(憲法第70条)。となっている。
………。
朝10時。
内閣総理大臣の死。それが昨晩オレ達が深夜になってまで都内を移動していたにもかかわらず、一度も自衛隊の姿を見ることのなかった理由だった。
一向に出動の命令の下りないことに、自衛官たちもさぞジリジリと焦れた事だろう。
で、一夜明け。ようやく千葉の松戸や習志野の駐屯地からも都内へと部隊が送り込まれ、モンスターの駆除と人命救助が行われているといった報道がなされていた。
そして瑠羽のお父さんも昨晩転んで頭を打っているので、念の為病院へと瑠羽ママが予約の電話をかけてみるものの、今も回線がパンク状態で朝から一度も繋がらないでいた。
「どうしましょう、あなた?」
「うん、しばらく動かずに安静にしていよう。動かなければそう悪くなることも無いだろう」
うん、瑠羽のお父さん。裁判官というだけあって酷い怪我をしていても冷静だ。こちらはひとまず状態が安定してそうなので、オレは瑠羽の部屋からまだ起きてこない仁菜さんの様子を見に行った。
「おはよう、仁菜さん。だいじょうぶ…?」
「………ッ!」
冷静でいつも余裕の笑みをみせるあの仁菜さんが、今は布団を頭から被って震えている。その脇では椅子に座った瀬来さんが、そんな仁菜さんを心配そうに見守っている。
「仁菜さんにはまだ話したことがなかったけど。オレも昔…、株やFXで失敗したことがあるんだ。だから一瞬で資産が飛んだ痛みも、少しは解るつもりだ。それに株なんて大暴落しても、2.3年もすればケロッと忘れたように値が戻ったりするもんだよ。だからそんなに落ち込まないで―」
「(ロスカットやもんッ!ウチもう…ロスカットやもん…ッ!うぅぅぅぅ…ッ!!!)」
おうふ…。仁菜さん、相当レバレッジをかけた取引をしていたらしい。
瀬来さんに顔を向けると、もうお手上げとばかりに困った顔を左右に振る。うむむ…。だが、もしこんな状態でモンスターに襲われたらと考えると、このまま放っておくわけにはいかない。
よし…そうだな、ならばここは荒療治、非常の断でいくべきか。
オレはバサリと勢いよくベッドの布団をめくると、グズグズに泣き濡れて歪んだ仁菜さんの顔を両手で包み込み、その唇にキスをした。
「んぅぅ、うぅッ!」
嫌がって振りほどこうとする仁菜さんの動きを封じ、またも『ゼロ距離ときめき熱視線ビーム』を放つ。
(ゆけっ!ときめき熱視線ビィームッ!!)
オレの持つスキル【魅惑】の効果で、仁菜さんが市場の大暴落で受けた精神ダメージを、無理くりプラス方向にシフトさせるのだ。
「静…、よく聞いて。静はだいじょうぶ。静はひとりじゃないよ…。ここには瑠羽もいるし、瀬来さんもいる。なによりオレがいて、静を嫌なモノからぜったいに守るから…!」
「(うるっ)ほ、ほんまに…?(ぐずっ)」
「ああ、本当だ。静はオレよりも若くて、オレが同じ歳だった時よりも、ずっと賢い。だから、今この大暴落を経験できたことは、むしろ幸運だったんだ。今、この経験から学ぶことで、静が将来に得るだろう、もっとたくさんの資産を失わずに済んだんだからね」
「せ、せやの…?」
「ああ、だから何も心配いらないよ」
「コォチ…、あぁコォチ…、ウチ…」
「今はもう悲しまないで、ゆっくりおやすみ…」
「(うとうと…すやぁ)」
スキル【魅惑】の効果を最大限発動させながら慰めると、ようやく仁菜さんは穏やかに眠りについた。
で、うまくいったようで良々と満足して振り返ると、瀬来さんから「ちょっと今なにしたの!?」という、驚きまんまるお目眼かつ不審の眼差しを向けられていることに気が付いた。
そしてオレが一歩踏み出すと、ビクッと身を強張らせて後退った…。
いや、失敬な。そんな心配しなくても、瀬来さんにときめき熱視線ビームを使った事なんて一度もないでしょが。
(朝が来たか…)
オレは、独り糧品宅のリビングで夜を明かした。
瑠羽は昨晩同じベッドで寝ようと誘ってくれた。だが、そうもいかない。今は非常事態で、何が起きるか解らないのだから。
オレが恐れ、警戒したのは、時間の経過と共にダンジョンから次々と、より深い階層からモンスターが溢れ出て来てしまう事。
そうなればマンションの高い部屋だからといって、安心はできない。
巨大ナメクジであれば外壁を伝ってここまで這い上ってくるであろうし、巨大蛾であればここまで一気に襲いかかって来れる。そういった恐ろしいモンスターの存在を知っていただけに、油断せず寝ずの番をしていたという訳だ。
立ち上がりカーテンの隙間から外を覗くと、白んできた空に遠く黒い煙が幾筋も登っているのが視える。まだどこかで火の手のあがっている場所があるようだ。だが、この近辺から人の悲鳴や物の破壊されるような音が聞こえてこない事には、少しだけ気持ちを楽に感じる。
それは、愛する者達にさし迫った危険はないということを意味するから。
「(がちゃ)あ、おはようございますコーチ。あ…サンドラさん。あ、えと…芽衣さん!」
自室から出てきた寝起きの瑠羽が、軽く混乱している。
糧品宅でもオレは江月鳴人ではなくその双子の妹、江月芽衣と名乗ることにしたからだ。いや、瑠羽のお父さんお母さん相手にニックネーム的なサンドラだと、アレだからさ。急遽芽衣という名をでっちあげたのよ。
「おはよう瑠羽。よく眠れた?」
「はい。今、顔を洗ってきます…」
寝起きの顔を見られるのが恥ずかしかったのか、瑠羽はステテと洗面所へと向かう。瀬来さんと仁菜さんは精神的負荷が重かったのか、まだ寝ている様だ。
(ふむ、明け方はだいぶ寒くなるな…)
瑠羽ママは寒かったら石油ストーブを使っていいと言ってくれたが、人の家で暖房をつけっぱなしにするのも気が引けて、使わないでいた。
「ふふふ…。だが、オレにはコレがある…(がさごそ)」
空間庫から取り出したのは、蟲王スーツのメンテナンスをする為に外しておいたファイヤーワンド。コレに先端の赤い宝石がじんわりとピカるぐらいに魔力を流してやると、炎は出ずに暖房として使えるのだ。
(おお、温いぬくい…♪)
発動までのタイムラグの所為で戦闘に使うには不安があるものの、調理器具や暖房器具として割り切ればファイヤーワンドは非常に便利なアイテムだった。
マッチ売りの少女がマッチで暖を取る様に、マッチョなアマゾネスニューハーフがファイヤーワンドで暖をとる図。うん、ぜんぜん絵にならんな…。と、そこに瑠羽がちょこんと隣に座って通信端末を弄り出した。ネットのニュースで現状を調べているようだ。
そう、糧品宅にはテレビがない。そういうお父さんの方針らしい。でもラジオはお母さんが良く聞いているらしく、昨晩もラジオから情報を得ようとつけていた。が、『危険なので戸締りをして決して家から出ないでください』と延々繰り返しているだけだった。
「あ…ッ!」
「ん、どうした瑠羽?」
「あの…総理大臣が、しんじゃったって…」
「ファッ!?」
なんですと!?
ラジオを点け、オレも自身の通信端末で情報を漁ってみる。すると…、どうやら総理大臣が死んでしまったというのは間違いないということが解った。
昨日、丁度モンスタースタンピードが発生した時刻。首相官邸の庭を散歩していたという総理大臣。すると突然庭の池から現れたモンスターに引き摺りこまれ、そのまま溺死してしまったというではないか。
そのせいでスタンピードに対応する為の自衛隊の出動は遅れに遅れ、モンスタースタンピードが発生したのが午前11頃だったのに対し、なんと自衛隊が災害出動の名目で各基地より出発できたのは夜7時を回ってからだったという記事を目にして、軽い眩暈を覚えた。
今の…、いや、もう前のというべきか。
前総理大臣は総理になる前となった後で、コロコロと意見を変える総理だった。それどころか質問される度に、コロコロと意見の変わるかなりアレな総理だった。
その為、国民からも諸外国からも非常にウケが良くなかった訳だが、まだまだ総理になったばかりで、実績もまだ所信表明演説をしただけといったような状態。
だというのにこの非常事態に、その総理大臣が真っ先に死んでしまうとは!
(おお、そうりよ。しんでしまうとはなさけない…)
かつて日本の総理大臣には漢字も碌に読めなかったりカップ麺の価格すら満足に知らないアレな総理大臣もいた。が、まさかこの非常時にこんなにもセンセーショナルな大ポカぶちかます総理大臣が出てくるとは、夢にも思わなかった。
「コー…芽衣さん…、この先どうなるんですか?」
「うぅむ、どうなるかはともかく…総理が死んだとなると、今の内閣は間違いなく総辞職だ…」
内閣総理大臣が、死亡又は失格(議員の議席を失う)などの理由によって欠けたときは、内閣は総辞職しなければならない(憲法第70条)。となっている。
………。
朝10時。
内閣総理大臣の死。それが昨晩オレ達が深夜になってまで都内を移動していたにもかかわらず、一度も自衛隊の姿を見ることのなかった理由だった。
一向に出動の命令の下りないことに、自衛官たちもさぞジリジリと焦れた事だろう。
で、一夜明け。ようやく千葉の松戸や習志野の駐屯地からも都内へと部隊が送り込まれ、モンスターの駆除と人命救助が行われているといった報道がなされていた。
そして瑠羽のお父さんも昨晩転んで頭を打っているので、念の為病院へと瑠羽ママが予約の電話をかけてみるものの、今も回線がパンク状態で朝から一度も繋がらないでいた。
「どうしましょう、あなた?」
「うん、しばらく動かずに安静にしていよう。動かなければそう悪くなることも無いだろう」
うん、瑠羽のお父さん。裁判官というだけあって酷い怪我をしていても冷静だ。こちらはひとまず状態が安定してそうなので、オレは瑠羽の部屋からまだ起きてこない仁菜さんの様子を見に行った。
「おはよう、仁菜さん。だいじょうぶ…?」
「………ッ!」
冷静でいつも余裕の笑みをみせるあの仁菜さんが、今は布団を頭から被って震えている。その脇では椅子に座った瀬来さんが、そんな仁菜さんを心配そうに見守っている。
「仁菜さんにはまだ話したことがなかったけど。オレも昔…、株やFXで失敗したことがあるんだ。だから一瞬で資産が飛んだ痛みも、少しは解るつもりだ。それに株なんて大暴落しても、2.3年もすればケロッと忘れたように値が戻ったりするもんだよ。だからそんなに落ち込まないで―」
「(ロスカットやもんッ!ウチもう…ロスカットやもん…ッ!うぅぅぅぅ…ッ!!!)」
おうふ…。仁菜さん、相当レバレッジをかけた取引をしていたらしい。
瀬来さんに顔を向けると、もうお手上げとばかりに困った顔を左右に振る。うむむ…。だが、もしこんな状態でモンスターに襲われたらと考えると、このまま放っておくわけにはいかない。
よし…そうだな、ならばここは荒療治、非常の断でいくべきか。
オレはバサリと勢いよくベッドの布団をめくると、グズグズに泣き濡れて歪んだ仁菜さんの顔を両手で包み込み、その唇にキスをした。
「んぅぅ、うぅッ!」
嫌がって振りほどこうとする仁菜さんの動きを封じ、またも『ゼロ距離ときめき熱視線ビーム』を放つ。
(ゆけっ!ときめき熱視線ビィームッ!!)
オレの持つスキル【魅惑】の効果で、仁菜さんが市場の大暴落で受けた精神ダメージを、無理くりプラス方向にシフトさせるのだ。
「静…、よく聞いて。静はだいじょうぶ。静はひとりじゃないよ…。ここには瑠羽もいるし、瀬来さんもいる。なによりオレがいて、静を嫌なモノからぜったいに守るから…!」
「(うるっ)ほ、ほんまに…?(ぐずっ)」
「ああ、本当だ。静はオレよりも若くて、オレが同じ歳だった時よりも、ずっと賢い。だから、今この大暴落を経験できたことは、むしろ幸運だったんだ。今、この経験から学ぶことで、静が将来に得るだろう、もっとたくさんの資産を失わずに済んだんだからね」
「せ、せやの…?」
「ああ、だから何も心配いらないよ」
「コォチ…、あぁコォチ…、ウチ…」
「今はもう悲しまないで、ゆっくりおやすみ…」
「(うとうと…すやぁ)」
スキル【魅惑】の効果を最大限発動させながら慰めると、ようやく仁菜さんは穏やかに眠りについた。
で、うまくいったようで良々と満足して振り返ると、瀬来さんから「ちょっと今なにしたの!?」という、驚きまんまるお目眼かつ不審の眼差しを向けられていることに気が付いた。
そしてオレが一歩踏み出すと、ビクッと身を強張らせて後退った…。
いや、失敬な。そんな心配しなくても、瀬来さんにときめき熱視線ビームを使った事なんて一度もないでしょが。
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