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サバゲフィールドの植物ダンジョン3
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血吸人参、それはマンドラゴラに似ていてなんとも紛らわしいモンスターだった。まぁマンドラゴラなんて実物は一度も視たことがないから、雰囲気だけの話だけど。
でも根の部分が人の形をしている植物系モンスターなんて、マンドラゴラ以外にはまず考えられない。なのでオレがブラッディーキャロットをマンドラゴラと見誤ってしまったのも、無理からぬことであろう。
で、そんなブラッディーキャロットだが、サイズは小さくよくスーパーで見かける人参よりは大きいものの、大根よりは小さいといった程度。赤黒い人参ボディには捻じくれた根が手足のように生えていて、それで攻撃を行うようだ。
そして非常にすばしっこく、獲物に手足のような根を突き立てると、そこから養分を吸い取るという吸血攻撃までしてくるらしい。しかも性格は狂暴で、人の姿をみつけると戦力差も気にせず襲いかかってくる。
素早い動きで接敵し、体格差を逆手に取ったインファイトで吸血。これにより軍事には詳しくてもガチンコのどつき合いには打たれ弱かったサバゲーマー達を、圧倒したのだ。
小さいながら、なかなかどうして手強いモンスターといえるだろう。
「ピュギィイーッ!(バッ!)」
「(ドガッ)痛ッ…、やったなこのぉ!」
しかし打たれ弱さではサバゲーマー達とそう大差ない瀬来さんがブラッディーキャロットの攻撃を受けても、軽くよろけて「痛ッ」のひとことで済んでるのは偏にスーツのおかげ。
なにせ彼女の着ているスーツは特別性。
地下10層のボス級モンスター、蠅女王の外殻なのだから。外殻の厚みはキングゴキより薄くても強度は充分。手持ちの防具の中では最高の防御力を誇っている女王スーツだ。なので地下3層程度にいるモンスターの攻撃で貫ける訳もない。
そんな訳でトライデントのサバゲーマー達を見送り植物ダンジョンの地下3層に残ったオレ達は、硬い甲殻スーツに全身を包んだダンジョンセイバーズでございます。
ま、先ほどからオレは後方で指導を行うコーチ役に徹しているがね。
「ピュギィイーッ!」
「ヨッ…!ハッ!わッ?…きゃああ!」
「瀬来さん、動きをよく視て!武器はコンパクトに振ることッ!!」
「え~ッ!わ、解ってるけどぉ~ッ!!」
すばしっこい動きの血吸人参(ブラッディーキャロット)に翻弄され、瀬来さんはついつい攻撃が大振りになってしまう。しかも敵にばかり注意がいって、瑠羽たちの姿が視えていない。
うむむ、危なっかしいな。瑠羽の背が低くなかったら、もう少しでバールが頭に直撃してたぞ。
「万智、一旦任せぇ!バール…シールド!」
「(ドガッ!)ピュギッィ~ッ!!」
あ…、何気に仁菜さんがブラッディーキャロットへの対応策を早くも考案した。
飛びかかってくるブラッディーキャロットに対し、釘抜きの部分を握ってエクスカリバールを回転させたのだ。すると槍を振り回して矢を落とすかのように体重の軽いブラッディーキャロットは容易く弾き返され、エクスカリバールによってその身はだいぶ削り取られている。
モンスターに飛びかかってこられるのは恐ろしい事。だが、飛んでしまえばその後の軌道は読みやすい。流石は仁菜さん、冷静によく視ている。
「…えいっ!」
『ごしゃ!…ぼふんっ!』
そして地に落ちて起き上がろうともがいているブラッディーキャロットには、真面目な瑠羽が教えた通りの綺麗な振りおろしでカツオくんバットを叩きこみ止めを刺した。
「ナイスや瑠羽ちゃん!」
「えへへ…」
うんうん、まぁだいぶ形になってきたんじゃないかな。
瀬来さんは、言うなれば『攻撃力の低いアタッカー』。でも殲滅力は低いが、派手な動きで敵のヘイトを買うのは得意といった感じか。仁菜さんは『冷静なるディフェンダー』。敵の動きを常によく視ており、攻撃に合わせてのカウンターでダメージを与えることを得意としている。流石は合理的な思考の持ち主だと言えよう。
そして何気に、モンスターへのトドメを決める事の一番多いのがまさかの瑠羽。
瑠羽は引っ込み思案で決して自分から前には出ようとしない。が、敵の動きも仲間の動きも実によく視ているので、その都度理想的な行動を選択している。
瀬来さんがミスってバランスを崩せば空かさずフォローに入るし、仁菜さんも瀬来さんも攻撃を終え動けない瞬間には、サッと前に出てきてカツオくんバットを振り下ろす。うん、実に見事な遊撃っぷりだ。
敵からしたら、まさに死角から襲い来るトドメの一撃。そんな瑠羽には『小走りフィニッシャー』の通り名を送ろうではないか。
ただまぁ、まだ少し瀬来さんが危なっかしいが、修正すれば徐々に良くなっていくだろう。
……。
「ハァ…ハァ…。あ~疲れた。ねぇ師匠~、もうそろそろ終わりにしようよぉ~」
小一時間ほど地下3層でみっちりと戦闘させると、やはりというかなんというか無駄な動きの一番多い瀬来さんが真っ先に音を上げた。
「せやねぇ…、ウチもそろそろ辛いわぁ」
「そうか、ではこれで切り上げよう。上の階層に撤収だ」
「やったぁ、ようやく帰れるぅ~!」
「良かったね、万智ちゃん」
帰れると知り安堵の息を吐く三人。吸血人参との戦闘。初めて三人が終始連携して戦ったのだから、彼女らにはいい経験になったようだ。
スライムでは連携して戦うほどでもないし、ゴブリンはオレが無力化して叩かせていた。今日は養殖物から天然物への、輝かしい成長の第一歩を飾ったという訳だ。
…。
と、皆で談笑混じりに来た道を戻っていると、不意に首筋から背中にかけてピリッとした嫌な感覚が走った。
(ムッ、この感覚は…ッ!)
そこでハッと歩みを止め、息を殺して周囲の気配を探る。
「え、どうしたの師匠?」
先頭で歩みを止めたオレに、未だ事態に気付いていない瀬来さんが問いかけてくる。いかんな、コレは不味い。
「しっ!静かに…!」
どこだ…?この感覚…並みのモンスターでは感じることのないプレッシャー。これはまず間違いなく、ボス級モンスターの気配だ…。
「いた!アイツか…ッ!」
行く手の洞窟の先…、ジッと目を凝らして息を殺していると、青白いダンジョン光を背に受けた5体のモンスターが姿を見せた。
「なんやの…、アレもまた人参ちゃうん??」
「でも今までのと、色も大きさも違うよ」
距離にして約50メートル。それでも伝わってくる強者の気配。クソ…、まさか地下3層でボス級モンスターが出るなんて…!
「全員下がって!アレはオレが相手をするッ」
「え、でもみんなで攻撃したほうが―」
「ダメだ!後退…ッ!」
『『『ダッ…!』』』
(しまった!)
一瞬背後の瀬来さんへと気を取られた隙に、5体のモンスターが動き出してしまった。
それは5体のブラッディーキャロット。4体の青くて小振りなのは取り巻きで、真紅で他より一回り大きいのが、きっとボスなのだろう。
『『『スタタタッ…!』』』
5体のブラッディーキャロットは地を這うような低姿勢でジグザクに駆け、飛び道具を避けるようにして一気に距離を詰めてくる。むむむ、それはまさに戦い慣れしている動き。
(クッ…ならば【俊敏】!【足捌】!【格闘】…!)
それに対しこちらもインファイトを想定し、即座に使えるスキルを発動。だが…。
(3、2、1…今ッ!)
『『『バッ…!』』』
「粘液壁(ミューカスウォール)ッ!」
ボス級モンスターのブラッディーキャロットらがこちらに飛びかかろうと地を蹴った瞬間、タイミングを計って粘液壁を生み出す。
『じゅびららららぁ…!』
「「「…ッ!!」」」
『…ツパパパーンッ!!』
地面から音を立てながら上へと延びていく分厚い粘液の壁。
そこに宙にあって方向転換の利かないブラッディーキャロットどもが、真面に突っ込んで激しい衝突音を立てる。
「「「ギ…ギュチィ…ィ…!」」」
そして80cmにもなろうかという分厚い粘液の壁に埋まり、身動き一つもできない5体のブラッディーキャロットたち。
その粘液は、頑固でしつこい油汚れの如くベッタリとして重い。『どんな攻撃も貫かせまい!』と、魔力をドカンと詰め込んだのだ。コイツならきっと、キングゴキの突進をも食い止められることだろう。
「ス、スゴイ…!こ、これが粘液の力なの!?」
そんな極厚粘液壁の登場に、驚愕の瀬来さん。
ふふふ、どうだ凄かろう?ああ、でも粘液壁が間に合ってよかった。間に合わなければ、またボスとの遭遇戦でガチンコする羽目になってたわ…。
でも根の部分が人の形をしている植物系モンスターなんて、マンドラゴラ以外にはまず考えられない。なのでオレがブラッディーキャロットをマンドラゴラと見誤ってしまったのも、無理からぬことであろう。
で、そんなブラッディーキャロットだが、サイズは小さくよくスーパーで見かける人参よりは大きいものの、大根よりは小さいといった程度。赤黒い人参ボディには捻じくれた根が手足のように生えていて、それで攻撃を行うようだ。
そして非常にすばしっこく、獲物に手足のような根を突き立てると、そこから養分を吸い取るという吸血攻撃までしてくるらしい。しかも性格は狂暴で、人の姿をみつけると戦力差も気にせず襲いかかってくる。
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小さいながら、なかなかどうして手強いモンスターといえるだろう。
「ピュギィイーッ!(バッ!)」
「(ドガッ)痛ッ…、やったなこのぉ!」
しかし打たれ弱さではサバゲーマー達とそう大差ない瀬来さんがブラッディーキャロットの攻撃を受けても、軽くよろけて「痛ッ」のひとことで済んでるのは偏にスーツのおかげ。
なにせ彼女の着ているスーツは特別性。
地下10層のボス級モンスター、蠅女王の外殻なのだから。外殻の厚みはキングゴキより薄くても強度は充分。手持ちの防具の中では最高の防御力を誇っている女王スーツだ。なので地下3層程度にいるモンスターの攻撃で貫ける訳もない。
そんな訳でトライデントのサバゲーマー達を見送り植物ダンジョンの地下3層に残ったオレ達は、硬い甲殻スーツに全身を包んだダンジョンセイバーズでございます。
ま、先ほどからオレは後方で指導を行うコーチ役に徹しているがね。
「ピュギィイーッ!」
「ヨッ…!ハッ!わッ?…きゃああ!」
「瀬来さん、動きをよく視て!武器はコンパクトに振ることッ!!」
「え~ッ!わ、解ってるけどぉ~ッ!!」
すばしっこい動きの血吸人参(ブラッディーキャロット)に翻弄され、瀬来さんはついつい攻撃が大振りになってしまう。しかも敵にばかり注意がいって、瑠羽たちの姿が視えていない。
うむむ、危なっかしいな。瑠羽の背が低くなかったら、もう少しでバールが頭に直撃してたぞ。
「万智、一旦任せぇ!バール…シールド!」
「(ドガッ!)ピュギッィ~ッ!!」
あ…、何気に仁菜さんがブラッディーキャロットへの対応策を早くも考案した。
飛びかかってくるブラッディーキャロットに対し、釘抜きの部分を握ってエクスカリバールを回転させたのだ。すると槍を振り回して矢を落とすかのように体重の軽いブラッディーキャロットは容易く弾き返され、エクスカリバールによってその身はだいぶ削り取られている。
モンスターに飛びかかってこられるのは恐ろしい事。だが、飛んでしまえばその後の軌道は読みやすい。流石は仁菜さん、冷静によく視ている。
「…えいっ!」
『ごしゃ!…ぼふんっ!』
そして地に落ちて起き上がろうともがいているブラッディーキャロットには、真面目な瑠羽が教えた通りの綺麗な振りおろしでカツオくんバットを叩きこみ止めを刺した。
「ナイスや瑠羽ちゃん!」
「えへへ…」
うんうん、まぁだいぶ形になってきたんじゃないかな。
瀬来さんは、言うなれば『攻撃力の低いアタッカー』。でも殲滅力は低いが、派手な動きで敵のヘイトを買うのは得意といった感じか。仁菜さんは『冷静なるディフェンダー』。敵の動きを常によく視ており、攻撃に合わせてのカウンターでダメージを与えることを得意としている。流石は合理的な思考の持ち主だと言えよう。
そして何気に、モンスターへのトドメを決める事の一番多いのがまさかの瑠羽。
瑠羽は引っ込み思案で決して自分から前には出ようとしない。が、敵の動きも仲間の動きも実によく視ているので、その都度理想的な行動を選択している。
瀬来さんがミスってバランスを崩せば空かさずフォローに入るし、仁菜さんも瀬来さんも攻撃を終え動けない瞬間には、サッと前に出てきてカツオくんバットを振り下ろす。うん、実に見事な遊撃っぷりだ。
敵からしたら、まさに死角から襲い来るトドメの一撃。そんな瑠羽には『小走りフィニッシャー』の通り名を送ろうではないか。
ただまぁ、まだ少し瀬来さんが危なっかしいが、修正すれば徐々に良くなっていくだろう。
……。
「ハァ…ハァ…。あ~疲れた。ねぇ師匠~、もうそろそろ終わりにしようよぉ~」
小一時間ほど地下3層でみっちりと戦闘させると、やはりというかなんというか無駄な動きの一番多い瀬来さんが真っ先に音を上げた。
「せやねぇ…、ウチもそろそろ辛いわぁ」
「そうか、ではこれで切り上げよう。上の階層に撤収だ」
「やったぁ、ようやく帰れるぅ~!」
「良かったね、万智ちゃん」
帰れると知り安堵の息を吐く三人。吸血人参との戦闘。初めて三人が終始連携して戦ったのだから、彼女らにはいい経験になったようだ。
スライムでは連携して戦うほどでもないし、ゴブリンはオレが無力化して叩かせていた。今日は養殖物から天然物への、輝かしい成長の第一歩を飾ったという訳だ。
…。
と、皆で談笑混じりに来た道を戻っていると、不意に首筋から背中にかけてピリッとした嫌な感覚が走った。
(ムッ、この感覚は…ッ!)
そこでハッと歩みを止め、息を殺して周囲の気配を探る。
「え、どうしたの師匠?」
先頭で歩みを止めたオレに、未だ事態に気付いていない瀬来さんが問いかけてくる。いかんな、コレは不味い。
「しっ!静かに…!」
どこだ…?この感覚…並みのモンスターでは感じることのないプレッシャー。これはまず間違いなく、ボス級モンスターの気配だ…。
「いた!アイツか…ッ!」
行く手の洞窟の先…、ジッと目を凝らして息を殺していると、青白いダンジョン光を背に受けた5体のモンスターが姿を見せた。
「なんやの…、アレもまた人参ちゃうん??」
「でも今までのと、色も大きさも違うよ」
距離にして約50メートル。それでも伝わってくる強者の気配。クソ…、まさか地下3層でボス級モンスターが出るなんて…!
「全員下がって!アレはオレが相手をするッ」
「え、でもみんなで攻撃したほうが―」
「ダメだ!後退…ッ!」
『『『ダッ…!』』』
(しまった!)
一瞬背後の瀬来さんへと気を取られた隙に、5体のモンスターが動き出してしまった。
それは5体のブラッディーキャロット。4体の青くて小振りなのは取り巻きで、真紅で他より一回り大きいのが、きっとボスなのだろう。
『『『スタタタッ…!』』』
5体のブラッディーキャロットは地を這うような低姿勢でジグザクに駆け、飛び道具を避けるようにして一気に距離を詰めてくる。むむむ、それはまさに戦い慣れしている動き。
(クッ…ならば【俊敏】!【足捌】!【格闘】…!)
それに対しこちらもインファイトを想定し、即座に使えるスキルを発動。だが…。
(3、2、1…今ッ!)
『『『バッ…!』』』
「粘液壁(ミューカスウォール)ッ!」
ボス級モンスターのブラッディーキャロットらがこちらに飛びかかろうと地を蹴った瞬間、タイミングを計って粘液壁を生み出す。
『じゅびららららぁ…!』
「「「…ッ!!」」」
『…ツパパパーンッ!!』
地面から音を立てながら上へと延びていく分厚い粘液の壁。
そこに宙にあって方向転換の利かないブラッディーキャロットどもが、真面に突っ込んで激しい衝突音を立てる。
「「「ギ…ギュチィ…ィ…!」」」
そして80cmにもなろうかという分厚い粘液の壁に埋まり、身動き一つもできない5体のブラッディーキャロットたち。
その粘液は、頑固でしつこい油汚れの如くベッタリとして重い。『どんな攻撃も貫かせまい!』と、魔力をドカンと詰め込んだのだ。コイツならきっと、キングゴキの突進をも食い止められることだろう。
「ス、スゴイ…!こ、これが粘液の力なの!?」
そんな極厚粘液壁の登場に、驚愕の瀬来さん。
ふふふ、どうだ凄かろう?ああ、でも粘液壁が間に合ってよかった。間に合わなければ、またボスとの遭遇戦でガチンコする羽目になってたわ…。
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